足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

アジア株は日本を上回る成果

2017-09-12 09:22:20 | 投資戦略
NY株は続伸した。北朝鮮のミサイルなどの挑発もなく、株式相場は先週末の好調な地合いを引き継いだ。米国で猛威をふるっていたハリケーンの被害は予想より少ないことも安心感を呼んだ。
NY相場は銀行、医薬品、バイオ、保険、コンピュータ、通信、石油、半導体と全面高。安いのは金鉱株だけ。
昨年11月の新政権以来、トランプ大統領の強引な政策に引きずられてきたが、いままでのところ株式相場には悪材料にはならず、彼の政権運用が効果をあげる景気回復を買う。
NYダウ平均は2万2000ドル台を回復した。米国だけでなく欧州景気も好調、中国も成長の鈍化どころか元気が出てきた感じでわが道をいく。
市場が気にするのは相場の上昇スピードだけで、テクニカル面での過熱だ。

北朝鮮の挑発に目を奪われている間、海外の新興諸国の株価は好調。
昨日の本欄ではアジア、アフリカ、ラテン・アメリカも新興諸国に投資を得意とするファンドのARISAIIG PARTNERSの近況を本欄で紹介したが、ほかにお勧めしたいアジア諸国への投資専門ファンドがある。
「Tree Line」である。ことしは1~8月のパフォーマンスが+34.99%と絶好調。MSCIアジア指数+21.07%を大きく上回る。このファンドはアジア株に特化したヘッジファンドだが、組み入れのビッグ3はインド、日本、中国である。他に韓国、インドネシアにも投資しているが多くない。特に最近のパフォーマンスが好調である。われわれの新興市場投資の2本柱である。

アジアを含めた多様化には格好の運用対象である。ポートフォリオには、組み入れをお勧めしたい。



2 コメント

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レポートについて (Unknown)
2017-09-12 23:00:03
解説はいつも後追いばかりで何も参考になんない。
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Unknown (師子乃)
2017-10-11 23:24:47
アジアの成長がどのように世界を動かしていくか見ものですね!
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