足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

米連銀は利下げ打ち止めに入る

2019-10-30 17:28:49 | 投資戦略
米連銀が利下げに踏み切る。
金融緩和政策にはいってから3回目で、先行きは一服の姿勢をとるが、来年末までには複数回の利下げを断行すると見る向きも多い。
失業率が極めて低い段階での行動である。景気の動向の先行きは警戒的で今回の利下げで打ち止めになるとみる向きは少ない。来年末までに金利水準は複数回の利下げが行われ低金利時代にはいる。現在の株価水準は高値近辺にあるだけに相場の動向をみれば利下げは異例である。投資家の間では「連銀の動向は読み難くなってきた」という声が聞かれる。
金利の先物相場では、これまで利下げを催促してきたが、今回の利下げは景気展開に合わせて行われるだけに、金融政策は休養の時期にはいる。
連銀は「当面は手元の政策は出尽くした」という確信を持ち、しばらくは様子見の態度をとる。
市場の目先の関心事は企業業績の展開に集中する。
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今週は材料が豊富・・・NY株

2019-10-28 17:36:24 | 投資戦略
今週のウォール街では相場を動かす材料が豊富である。まず第3四半期(7~9月)のS&P500銘柄のうち第3四半期145社が発表予定。大手企業ではアルファベット、アドバンスド・マイクロ,デバイシス、フェイスブック、スターバックス、アップル、リフト、シェブロン、エクソン・モービルなど米国を代表する企業群である。
最近の市場の柱になってきたハイテク株の業績が大きな関心の的である。
それに10月の雇用統計、第3四半期GDP,FOMCの会合、第3四半期の企業業績とマクロとミクロの両指数などが混在するが、企業業績はおおむね事前の予想の範囲内。ただ企業別では増額修正を期待する向きが増えてきており、先行きの相場に影響を与える材料になりそうである。
火曜日にはFOMCが始まる。0.25%の利下げが決定的で相場にはすでに織り込んでいる。投資家が関心を持つのは連銀の景気の現状分析で、それによってあと2回の利下げを期待する向きがふえてくるだろう。
関心は米中間の貿易戦争について関心が依然と高く、これからの話し合いの進展の成り行きが相場の大きな関心である。
今週、S&P500の145社が決算発表をするが先行きの経営者のナマの景気判断を重要視する。
個別企業ではアルファベット、アドバンスド・マイクロデバイシス、GE,フェイスブック、スターバックス、アップル、リフト、シェブロン、エクソン・モバイルと国際企業が肩を並べる。
当面は個別企業の物色が焦点だが、投資家の眼は第4四半期の業績に集まる。年内の相場動向をみる上での大きな材料の柱である。
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超強気のマーク・モビアス

2019-10-26 15:33:05 | 投資戦略
エマージング市場での運用の第一人者マーク・モビアスは「トランプ大統領の経済政策が効を奏して2020年の再選の確実性が高まり、リセッションを避けられる。特に金利の緩和で企業の資金調達が容易になり、金利の下落は続く。特に米中の通商問題での協調が世界経済の先行きを明るくし、ヨーロッパ経済の鈍化を問題視する向きもあるが先行きを懸念する必要は全くない。メリルリンチが世界の運用者175名を対象にした直近の調べでは来年のセッションの可能性は極端に低下した。
投資の世界ではマーク・モビアスを“VERY EAGLE-EYED”(目に見えない世の中の変化をとらえる)と評価する向きが多い。
モビアスはトランプ大統領の洞察力を高く評価、来年の大統領選での再選を目指し行動を起こし始めたことを高く評価する。その行動力の手段にはさまざまなテコが秘められていることを、これまでから見抜いてきた。
政策ではたくみにテコの原理を駆使し、米国に眠っていた潜在能力を掘り起こすことに成功した。
モビアスはだれよりも早く株式相場がトランプの政策と愛想がよいことを察知しトランプ相場の上昇に乗ってきた。
モビアスは向こう4年の相場観も強気だ。

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年率50%超の成果が出始める・・・ヘッジファンド

2019-10-23 08:00:37 | 投資戦略
ヘッジファンドのビル・アックマン(ヘッジファンドのパーシング・スクエア)が蘇り、模範的なヘッジファンドとして人気を集めはじめた。
パフォーマンスは急ビッチで回復し年初来50%近い回復で再びその存在観を誇示し始めた。クローズド型のファンドを組成し運用資産は50億ドルに再び接近した。
昨年までは成果の不振で悩んだが、本年は年初来+50%近い上昇を記録し、昨年までの不振を完全に取り戻した。
「ここにヘッジファンドあり」と再び業界の寵児に帰り咲いた。

彼は本年53歳で油の乗り切った年代で、かつてのソロスのように年間で50%以上の好調なパフォーマンスを誇示し始めた。
アックマンの帰り咲きの桜は全盛期の運用資産1兆円を目指して疾走しはじめた。

医薬品関連株ショートの失敗で大きな傷跡を残したが、ここへきて往年の運用資産への回復の道を疾走しはじめた。
最近のパフォーマンスの急回復はレストラン関連などへの集中投資が見事に成功した。ファンドは会社型投信型で組成されているが、現在の時価は純資産を大きく下回る。

ロンドン取引所に上場されており、小口投資でも投資できる妙味がある。いまは絶好の買いタイミングにあり注目したい。

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米中問題の暗雲が晴れるか

2019-10-22 14:01:42 | 投資戦略
東京市場は天皇の即位礼で休場。
しかしアジアの株式市場は活況で上昇した。米トランプ大統領が米中会談の進展をみて「中国との関係は順調に進んでいる」と語り株式相場は前向きに動いた。両国に関係あるサプライチエーンが大きく動くという期待観が強まった。
米中会談をリードした中国の代表が「11月中旬にチリで開催されるアジア-パシフィック・サミットで米中の首脳が協定の合意にサイン予定」と語り、両国の関係が急回転をはじめることを確認した。
「11月中旬には第一段階の協定が結ばれる。これまでは具体的な合意の内容がなかったが、今回は第一段階として明確に内容が明示され、両国間を結ぶ橋の内容が明示される。橋の距離は長くはない」というのが両国の見方である。

今回の合意をみてハンセン指数、上海総合指数が動き、シンセン指数、インドネシア、韓国、台湾、インドネシア、シンガポール、オーストラリアの株価が軒並み上昇した。特に輸出関連株の人気が目立った。
昨年来、中国とその周辺株の人気が米中間の軋轢で伸び悩んでいたが、先行き障害物が消えた。
東京市場の前に立ちはだかってきた暗雲が消え始めた
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