NY株は久しぶりに大幅安。
NYダウは167ドル安、S&P500は20ドル安、ナスダック指数は90ドル安。
NYダウ平均の100ドル以上の下落は先月中旬いらいのことである。
先頭を切って下落したのはバイオ、医薬品、コンピュータで、逆にゴールドマン・サックス、JPモルガンの金融株は上昇した。この現象をみるかぎり、相場の基調を覆すような決定的な悪材料の出現でなく、先月下旬からNYダウ平均は2万1000ドル台での堅調な相場展開をおこなってきたことへの反動安である。
NYダウ平均も構成銘柄は金融株を除き前面安。久しぶりのことである。
企業業績は堅調で米第1四半期の+1.4%増益と速報値+1.2%を上回っており、相場が本格的な調整局面にはいるとみる向きは少ない。
今回の相場のけん引役になった金融株が上昇したのは、投資家の先行きに対しての不安感を和らげた。
世界の株価をみてのいまひとつの注目点はユーロ高である。ユーロ圏の株価の再評価を考えたい。
NY株が調整局面にはいれば東京市場もテーマを材料にするより、個別物色の強い相場の展開になるだろう。
昨日の東京市場での売買代金の上位を任天堂、三菱UFJ,ソフトバンク、トヨタ自、東京エレクトロンなど好業績銘柄が占めた。テーマや業種で買うのでなく、個々の業績を買う動きが主流になってきた。この人気が一段と強まるだろう。
NYダウは167ドル安、S&P500は20ドル安、ナスダック指数は90ドル安。
NYダウ平均の100ドル以上の下落は先月中旬いらいのことである。
先頭を切って下落したのはバイオ、医薬品、コンピュータで、逆にゴールドマン・サックス、JPモルガンの金融株は上昇した。この現象をみるかぎり、相場の基調を覆すような決定的な悪材料の出現でなく、先月下旬からNYダウ平均は2万1000ドル台での堅調な相場展開をおこなってきたことへの反動安である。
NYダウ平均も構成銘柄は金融株を除き前面安。久しぶりのことである。
企業業績は堅調で米第1四半期の+1.4%増益と速報値+1.2%を上回っており、相場が本格的な調整局面にはいるとみる向きは少ない。
今回の相場のけん引役になった金融株が上昇したのは、投資家の先行きに対しての不安感を和らげた。
世界の株価をみてのいまひとつの注目点はユーロ高である。ユーロ圏の株価の再評価を考えたい。
NY株が調整局面にはいれば東京市場もテーマを材料にするより、個別物色の強い相場の展開になるだろう。
昨日の東京市場での売買代金の上位を任天堂、三菱UFJ,ソフトバンク、トヨタ自、東京エレクトロンなど好業績銘柄が占めた。テーマや業種で買うのでなく、個々の業績を買う動きが主流になってきた。この人気が一段と強まるだろう。