年末(12月30日)~年始(新年1月5日)まで休稿します。
新年も良いお年でありますよう、お祈りします。
12月30日
足立 眞一
年末(12月30日)~年始(新年1月5日)まで休稿します。
新年も良いお年でありますよう、お祈りします。
12月30日
足立 眞一
中国は新型コロナウイルス対策を根本的に緩和した。
経済.社会活動の正常化に踏み切り、入国時に隔離措置などを新年1月8日に撤廃すると発表した。海外渡航規制を大幅に緩めたため、渡航者の往来が多い近隣諸国へ、新型コロナが広がる懸念が出てきた。
中国への入国時に義務付けてきた隔離措置とPCR検査を撤廃した。入国48時間前に受けたPCR検査の結果が陰性なら入国を認める。
政府当局は悪化が続く中国経済の回復を第一の選択肢にした。
中国の国内では防疫措置の緩和で感染拡大の懸念が高まっている。
今月1~20日の累計感染者数は総人口の20%近い2億5000万人に上るという、政府の内部資料が出回っている。
米国務省のプライス報道官は記者会見で「ウイルス蔓延の時には変異し、世界に脅威を与える」と懸念、警戒を強調している。
足元の問題を放棄し、総合的に見た短期的な国益だけに目を当てる。
中国に関係する日本人は、自らの安全を守るために一段の警戒が必要がある。
世界保健機関(WHO)は21日に「中国では新型コロナウイルスの新たな感染が広がりをみせ、病院が満床になっている」と発表した。
政府は「集中治療室の利用は比較的に少ない」と、21日には発表し、「死者はゼロ」で「集中治療室の患者は比較的に少ない」と公表した。
実態の隠蔽を続けている。感染者の急増は続き、北京やその他の病院の患者は満床状況。政府の保険局ではコロナ対策では厳しい制限はゼロにしたと公表している。
しかし、現実の感染者数はむしろ急増を続け、特に体力の弱い高齢者の死亡者が増加している
政府の保険局では厳しい制限を果すが、発病の数は一向に減少しない。
公式発表では20日の死者が5人、19日は2人だけと公表。
現実は病院では万床が続き、治療で入院の数は減少するどころか、増加を続ける。これまでから中国の発表の内容には現状の隠蔽が続く。
満床がつづくかぎり、広大な国土と人口を抱える中国にはコロナの増加のストップは難しい。
WHOの対策を素直に受け付けない中国の行動は、コロナウイルスの拡大との戦いの大敵になっている。
相場の神様と称せられるウォーレン・バフェットの快進撃が続く。本年のファンドの成果はいままで20%の上昇。
S&P500はこれまでマイナスなったが、バフェットが運用するファンドは+20%と絶好調。バフェットは90歳を超える年齢になり、これまでのように第一線に立って運用するのでなく、運用のスタッフにはテッド・ウィシュラー、トッド・コームズというファンド・マネジャーをここ10年間にスカウトしてきた。
2人の運用者は自らのファンドを運用してきて、抜群の成果を続けてきたが、その力量に目をつけられた。
バフェットは、即刻に自らの運用してきた資金をゆだねた。
新しいファンドの成果は抜群でバフェットの成果に劣らない運用を続けている。
広大な米国の株式市場の周辺には、引き続き歴史に名を残す運用者が活躍している。
米国が生んだ歴史上の人物に祭り上げられるバフェットの後継者が、いつのまにか米国を代表する運用者の位置をしめている。
公表された、そのファンドの9ヵ月余の運用成果なかにはアップル(AAPL),バンク・オブ・アメリカ(GAC)などが目立つ。その間の成果は+20%とウォーレン・バフェットの名声には傷がつかない。銘柄の選択はだれがみても平凡だ。
米国の運用の世界は奥が深く、日本の運用の世界からみて、想像もつかない繁栄が続く。
相場の神様バフェットも満面の微笑みで席を譲った2人の運用者をみている。