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総会(ソウカイ)が続き、宴会(エンカイ)が追い討ちをかける。昼間は面会(メンカイ)が入り、もうすぐ議会(ギカイ)が始まる・・・。
大野松茂 元狭山市長(元代議士でもある)によれば、宴会・面会・議会のこれらを「三会の苦」 と呼び、当時の首長らは恐れていたとか。
そうした中で、報告の時間とれず、遅ればせながら本日やっと「市長のこんにちは訪問(ホルモンではない)」のご報告をいたします。
(こんにちはホルモンってコーナーなら結構得意かも…)
閑話休題
『ところざわ学生映画祭』は既報のとおり
でありますが、そのスタッフさんにご来訪頂き、その思い、苦労、そして夢などを伺いました。
『ところざわ学生映画祭』は昨年度スタートした。
平成26年10月、早稲田大学所沢キャンパス祭に株式会社Cープロジェクト代表の山下勝也さんが訪れて、当時3年生だった村松優翔(むらまつゆうと)さんと出会ったのがきっかけだった。いろいろあって半年後の平成27年5月には『第1回ところざわ学生映画祭』が実現する。ただ、半年後に行うためには、既にとってある映画の出品をするしかなく 第1回は今回も受賞した松尾豪さん(日大藝術学部)の作品に負うところも多かったという。
さて、今回は準備期間も長く40作品がエントリーしてきた。そこから選考で12作品に絞られて
『第2回ところざわ学生映画祭』は5月8日ワルツ所沢8階ホールでおこなわれた。
私もそのうちの4作品を見たのだったが、 学生映画とは言っても映画監督の卵たちの作品であり、カメラアングルもストーリーも普通の映画と遜色ないレベルであって、「侮(あなど)り難し」の表現を使わせていただいた。http://blog.goo.ne.jp/zenntatosannpei/e/9ff89ff9c22051a549f7c7a020437f45?fm=rss
さて、映画祭の後の5月30日、実行委員さん方に市役所においでいただき、お話をうかがった。
いらしてくださったのは、株式会社Cープロジェクト代表の山下勝也さん、 そして、同じく 井口さくらさん
そして、実行委員長を務めた早稲田大学人間科学部4年で村松優翔(むらまつゆうと)さん、
そして、実行委員の日大芸術学部1年 櫻木流佳(さくらぎるか)さん。
★ 山下勝也さんはFB所沢の世界でも有名だが、「とこなび」の経営者であり、映画祭の仕掛け人兼よき理解者(まとめやく)なのだと思う。
そこに甘えさせていただいて、『こんにちは訪問』 としては、学生さん中心に話を進めさせていただいた。
★ 櫻木流佳(さくらぎるか)さんは、日大芸術学部の映画学か監督科の1年生。
5歳から子役の経験もあり、映画にも出たことがあったという。
途中で役者は辞めて勉強に専念せねば、となったのだが、軽い気持ちで日芸の映画学科監督コースhttp://nuart-cinema.info/course-kantoku/をAO入試で受けたら受かってしまったのだそうだ。
周りの学生は皆、「目指して執念で入った強者」でありびっくりしたというが、今は驚きと感動の日々の中、自分も監督を目指したいという。
是枝裕和監督の作品が好きで、家族を描くところに興味があると語ってくれた。http://www.kore-eda.com/
日大芸術学部の映画学科監督コースでは、日々が映画監督になるための学びであり、演劇科やカメラ陣もそれぞれを目指す科から選ばれて?
(自然と集まって)チームができるという。
★ いっぽう、実行委員長の村松優翔さんは、早稲田の映画サークル『CINEMANIAX』に所属。
早稲田にはたくさんの映画サークルがあるが、所沢キャンパスに本拠地を置くのはこのサークルのみだという。
映画監督を目指すのかと聞くと、そうではなくてコンピュータを使ったグラフィック?などの関係に進みたいと語った。
(スミマセン! この方面自分が疎くってそう今は記憶していますが・・・定かではありません)
村松さんには第10回TOHOシネマズ学生映画祭のCM部門グランプリ受賞の実績があるとのことで、『第1回ところざわ学生映画祭』の実行委員長も彼が務めた。
落ち着いた口調の彼は、「自分は短期決戦で撮ってます。俳優も監督もカメラも、学生の休みがバラバラだから長期休暇の時しかできませんから。」
といっていた。メンバーは高田馬場キャンパスにもおり、なおさらなのだろう。
また、曰く
「監督やろうって人は個性が強いというか、わがままな人が多いですよ。
商業映画と違って監督は脚本も書き、編集も全部自分でやります。」
すると、櫻木さん「そうですね~。」
すると村松さん、「お金もない中、俳優もタダでやってくれます。それでもお金は必要で、監督はお金を多く出します。
そのために塾その他のバイトもしています。」
櫻木さん「すげえなあ、あたまいいんですね~。僕は市内のコンビニでバイトしてます。」
加えて「日芸は学校から少し制作費用が出るんですよ。」
もっともっと聞きたいことはたくさんあったが、ここで秘書室より「時間です」の冷たい遮(さえぎ)り。
次の予定がまだ2つ残っているのでありました。
若者と話すのはそれだけで気持ちが良い。
夢と希望をこちらも感じることができる。
参加いただいた4人の皆さんに感謝し、若き二人の未来を祈って、私は4人の皆さんを見送ったのでありました。
『ところざわ学生映画祭』は、100年続く映画祭を目指して進む、という。
ぜひ、さらに大きくなって全国に許(ゆ)りたる映画祭に育っていって欲しい。
文化とみどり を前面に押し出して魅力を深化させようとしている所沢市 も、その活動を支援したい!
話が弾んで時間が足りない!写真左から櫻木さん、村松さん 私 山下さん、井口さん
将来は何になりたいの? やっぱり映画監督?
実行委員さんの労をねぎらい 若者たちの将来を期待し、パチリ!