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柏崎刈羽原発6・7号機の再稼働に向けた安全審査がこれから行われるとのことである。
難を示していた泉田知事も条件付きで、審査してもいいよ、と答えたのだそうである。
ため息が出た。
原発は、今の時点で1基も稼働していない。
多くの意見はあろうと思うが、
なぜそうまでして稼働しなければいけないのか、と単純に僕は思う。
大震災からの3回の夏、
ピーク時の電力需要も国民と産業の努力もあって、何とかやれる姿を見せることができたのではなかったか!?
それとも、やはりやめるコスト(の莫大さ)を考えると、やめられない、ということか。
今生きている人は、決めない=責任を取らない、で、後世に判断をあずける、という「判断」なのか?
多くの死者、行方不明者が出、29万人の避難者が未だにいる今の世代こそ、
(亡くなった世代、これから生まれてくる世代に対しての)
決断=責任を取らねばならないのではないか
それは、手をひくことを決定することなのではないか、
そう自分は思うのであります。
福島の人々、震災被災者を大切にするというのなら、
この問題、その方々にどう思うのか、意見を聞いてみてもよいのだと、
そう思うのでありました。
与党内でも意見が分かれていて、例えば小泉元総理は、勉強をした結果、原発に反対の意見を唱えているという記事を読みました。いずれにしても、色々な意見を聞いて、熟慮を重ねて、審議してほしいです。
皆が納得できる本当のことを知りたいものです。
自分で処理できないものは作らないということが、今回の事故で国民全員が理解できたはずです。
現状を見ていると、どうしても自分の立ちや場やお金がちらついて見えてしまいます。
侘しい時代です。