ガッツ藤本(藤本正人)のきょうのつぶやき

活動日記ほど堅くなく、日々の思いをつぶやきます

高野秀行の本 から 誘(いざな)われ

2016-08-13 15:46:36 | 本・映画など


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オリンピックと高校野球で 目が疲れておられる方も 多数いると 想像します。

それにしても リオオリンピック メダルラッシュですねぇ。 すごすぎます。 

所沢市に関係ある選手も大活躍です。 

このまま、パラリンピックもメダルラッシュで行けたらなぁ、と願っているところです。

さて、少し休みを頂いて本を読んでいます。

大好きな高野秀行の本。

このところで







と3冊読んでみました。

やっぱりいいですねぇ。そして、私もその土地で出会う人々 との交わりが旅の醍醐味だと思っています。

高野秀行もその土地の人々と交わり、酒を飲み、助けられて 辺境の旅を続けます。

そこに出てくる人々は、変わっているけどとても善き人 でもあります。

私たちも日本に来ている外国人に対して 変わっていても 善き人 でありたいものですね。

私も今までに 旅に出て、いろいろな善き人々に会いました。 助けてもらいました。

あの人はどうしているのだろう? そう思うこともしばしばです。

そこで、 お世話になったあの人は今? という感じで写真を載せてみることにしました。

悪しからず。

初めての海外旅行 それは、中国。 1990年、平成2年8月9日から23日。 

それまで、海外旅行なんて贅沢はしない、と豪語していた自分でしたが、28歳、就職6年目にしてついに海外へ。

天安門事件の翌年、もうすぐ姉妹都市を結ぶ常州市に教育表敬訪問をするという大義があったからなのかもしれません。

8月9日上海→10日常州→13日鄭州 少林寺→14日洛陽・龍門石窟→17日 西安・大雁塔・青龍寺・兵馬俑→20日北京・故宮・天安門・万里長城・定陵→23日帰宅

と旅しました。

しかし、ひとり旅は油断できないし体力を使うし、おまけに、途中で風邪はひくし、駅員もデパートガールも食堂の店員も全くやる気ないし、(個人商店は違った)中国女性は威張っていてすぐ怒鳴りつけてくるし・・・・・・つらいつらい旅でありました。

最後に飛行機に乗る時に、隣り合わせた日本人に「帰りたくないですか?」と聞いたら、「一刻も早く脱出したい!」の答え。

そうでしょう、そうでしょう! と意気投合したのでありました。そして、成田に着くと、「ああやっと日本に帰った!」と心の内で叫んだのでした。   

でも、そんな辛い旅ではありますが、マラソンと同じで辛いほど後からまた行きたくなる

それに とっても親切で、とっても善き人々とも 会うことができたのですから。

そこで、以下、お世話になった人々 今も元気でいて欲しい!


   1990,8、11 江蘇省常州市の教育関係者 左から 王さん 陳さん 兪さん 中等師範学校ほか案内してくださった。

自由恋愛(結婚に関係なく自由に付き合えること)について、とか、電脳玩具(コンピュータゲーム)について とか、 中国が恐れ西洋文明からの侵略を懸念し、日本がすでに毒されてしまっている事項について、無理して開放しない方が良い、と力説したのを思い出します。



 1990 8,13  少林寺にて声をかけられ同行 画家の 魏建民さん 人懐っこい人。どこでも値切る。店の人にいつも言い返されてしまう。


   1990,8、14 上は硬座列車で仲良くなった先生方  
           
 下は 洛陽駅で知り合って 一緒に泊まった 立命館大4年の三枝(みえだ)誠さん 漫研に入っていてポリシーくんという名の主人公の漫画を執筆中という。 上七軒近くに下宿中。 しんみりと話ができた。


   1990、8、17~19まで
そして、なんといってもこの旅で一番お世話になった呂 増偉 さん(左)。 右は同学の XING亜卓 さん。ともに西北工業大学の19歳。 
呂くんには言い尽くせぬほどお世話になった。西安をすべて案内してもらったり、金がないと言ったら宿のおばさんと口論してまで交渉して、
一緒に泊まって2人で15元(7,5元/人)に値切ってくれたり。 熱が出たときはスイカを寮から持ってきてくれたり・・・。
彼は今、どうしているのだろう。故郷は西安よりもっと北のほうだっと言っていたが・・・。飛行機関係の技術を学んでいると言っていた記憶がある。
今なら45歳か?

高野秀行の本の話から 漂泊の思いやまず 昔お世話になった方々今いづこ と 勝手に進めてしまいましたが、お許しください。

また、時間があるときに、旅の続き をしてみたいと思っています。






 


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