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第29回毎日カップ中学校体力つくりコンテスト 南陵中3年生が日本で2位に
その報告をいただきました。
この大会は、新3年生の春に行われる体力テストの結果、とそこに至る指導などを
数値の結果と現場調査を経て総合的に審査される大会。
南陵中は日頃より体育の授業の工夫している。
すなわち、
目当てを意識した統一した指導方法、科学的知識の習得、保護者、地域との連携などで目標を持って
取り組んでいる。
そして、その成果が体力テストの結果に表れている、
と評価されたのである。
例えば、南陵中3年男子の体力テストの結果を国や県平均と比較すると…
|
握力 |
上体起し |
長座体前屈 |
反復横跳び |
持久走 |
50m |
立ち幅跳び |
ハンドボール投げ |
国 |
35,70 |
30,78 |
47,90 |
55.64 |
6,01 |
7,50 |
214,56 |
24,76 |
埼玉県 |
35,19 |
32,92 |
50,57 |
55,37 |
6,05 |
7,47 |
214,08 |
24,52 |
南陵3年男子 |
37,47 |
39,31 |
63,84 |
61,64 |
5,37 |
7,28 |
225,03 |
25,20 |
ちなみに、南陵中3年生男子は中1の時、4種目が県平均以下。(反復横跳び、50m走、立ち幅跳び、ハンドボール投げ)また、50m走と立ち幅跳びは全国平均も下回っていたという。
授業の目当てをしっかり示し、ポイントなどを黒板や学習カードを用いて、視覚化、意識化させ、総括させる。
また、授業開始時に必ず600mタイムトライアルを実施し、互いが応援しあうようにしていることなどによって、
ここまで成果は表れるものなのだろう。
体育委員長の萩原君も、
600mタイムトライアルの、また、体育祭での全学年で行う創作ダンス「よっちょれ」
を通しての、学年間の学びあい励ましあいを熱く報告してくれた。
指導者は 体育教諭の藤森先生ほか山本先生、小林先生、大澤先生。
この日は、斎藤校長先生と共に来訪され、熱く、報告をいただいた。
なお、本日は体育編であったが、南陵中はそのほかにも合唱などで全国レベルの活躍をしていることも
明記しておかねばならないだろう。
地道な取り組みと教師集団のチームワークが子供たちを伸ばしていく、まさに好例である。
南陵中の生徒たちの躍進とともに、市内の子どもたちのたくましい成長を願わずにはいられない。
左から 山口学校教育部長(学生当時箱根駅伝第一区走者) 斎藤校長先生 体育委員長の萩原君 私 藤森先生 山本先生 内藤教育長