ガッツ藤本(藤本正人)のきょうのつぶやき

活動日記ほど堅くなく、日々の思いをつぶやきます

なぜ助成対象を絞るのか!?

2013-05-09 12:03:36 | 市役所でのこと


にほんブログ村 ←クリックお願いいたします。

風疹に助成 の記事をフェイスブックに載せたら、素朴な疑問とご意見をいただいた。

なぜ助成する対象を絞るのか? 
市民皆を対象にしたらよいのに。
不公平ではないのか?! 


そうかっ!!

そりゃそうだっ! 普通そう思うなぁ。

ってことで、ご説明いたします。


以下、ふぇいすブックでいただいたご意見に対するお答えをそのまま添付

ご意見に感謝します。
風疹は、予防接種をしていない世代が10年間くらいあります。そして、問題なのは、急激に患者が増えていて、妊娠初期の場合子どもに影響が出る、という点です。
そして、流行は暑い時期まで、であり、冬になれば沈静化する、というものです。

風疹にかかっても本人は治りますが、胎児に影響が出る点が見過ごし切れない部分であります。

本来は公的機関は、注意喚起をする、
風邪をひかないのと同様、ご自身の責任で予防いただく(予防接種を受けるかどうか
・風疹にかからないよう手洗いなど励行する)のが筋だと思っていますが、
3000円の助成をすることで、
少しでも予防摂取しやすい環境を作ろう、という意図で、この助成を決断しました。

決断なんて大げさな、と感じるかもしれませんが、
助成するということは、税金で賄うということでして、
今回も、この助成をするために約1800万円の税金が使われます。

助成しなければ、ほかのこと、例えば、福祉なり文化振興なり、
教育や環境や街づくりなどに1800万円使えたところを、それをしない、
ということを意味します。

助成するかしないか、するなら対象をどのように絞るか、時期はいつまでにするか、
の判断がありました。

なぜ、貴重な税金を回して助成までするのか、
の答えは、

本人ではなく胎児に影響が出るから、
がポイントなので、そのように対象を絞らせていただきました。

kさん、Tさんのご意見をいただき、そうか、そういうことを説明したほうがいいんだな、
と気づかせていただきました。
ありがとうございました。」(以上転記)

風疹だけだと7000円くらい、麻疹と混合だと12000円くらいの予防接種代がかかるようです。
(医療機関によって異なります)
すでに妊娠中の女性は受けるべきでないこと、
注射したらしばらくは妊娠しないほうがよいこと、
市内で子どもが生まれる数は年間でほぼ3000人であること、
などを鑑みて
1800万円と見込んだのでした。 

皆様、ご理解くださいますようお願い申し上げます。


 (写真は 好天続きの航空公園)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする