新所沢地区のボランティアグループ「ふくじゅそう」
といえば、所沢のボランティアの草分け的存在である。
新所沢の街がひらかれたのは昭和33,4年ごろ。
その頃の街とともに所沢に来、街とともに年月を重ね、
民生委員さんなどをされた方々が主体になって、
「ふくじゅそう」は発足。
今年の総会は第32回を数える。
しかし、活動拠点であった老人集会施設「ふくじゅそう」は
この3月末をもって閉鎖になってしまった。
総会では、それによる苦労と工夫が盛り込まれた予算案が提出された。
まだ「ボランティア」という言葉が人口に膾炙しなかった頃から活動してきた「ふくじゅそう。」
自分にとっては母親のような世代の方々の「ふくじゅそう。」
市議会になったばかりの頃は行政を批判する追及型の団体が世間を圧倒していた。
そんな中、温かな笑顔を絶やさず黙々と福祉活動に勤しんでいらした姿は
今も脳裏に焼きついて離れない。
総会に出席して、思うことは
なんとか活動拠点がならないものか?!
ということであった。
なんとかならないものか・・・。
(建物に張ってあった張り紙)
5月6日はあいにくの雨模様。
航空公園 彩翔亭では 西武文理高校生によるお茶のお点前
が披露された。
女子学生というと、集団になってふくれているような、
御しがたいというか、
そんなイメージが浮かんでくるのだが、
高校生にもなると「変身」するのかもしれない。
それとも、この子達だけはそのような時期がなかったか?
とにかくしっかり凛としていて、真っ直ぐで一所懸命で、
そして初心(ウブ)な恥じらいを彼女たちは持っていた。
立礼と広間の薄茶席にお邪魔した我々であったが、
真っ直ぐな気品をいただいて
家路についたのであった。