11月15日朝早く、柳瀬地区民生委員さん主催の
竹炭教室を見学。
安藤さん、田中さん中心に柳瀬地区のみならず、
他地区の方も見に来られていた。
子ども達は東所沢小、柳瀬小の子ども達と保護者、
なかなか本格的な活動である。
ドラム缶を埋め、一斗缶を継ぎ、
枯れ枝をくべて、いぶる。
向こうの煙突からは竹酢液がとれる。
竹炭は翌日できあがり。
始めた田中さんは有機農業に勤しむ人。
土をいじり野菜を育てることで子どもたちが穏やかになる、
とも指摘されていた。
また、農業を軽く見る日本の国の方向を憂い、
自給率向上を思い、
こういわれたのが印象的だった。
「日本人みんなが少しずつ畑を持って自分で食べる分を
自分で耕作したらよいのだ。」
なんと、同じことを
日本の農業を思い、有機農業に勤しんでいる
別の人(大野和興さん)からも聴いた。
「大規模化して安くするしか脳のない日本農政ですが、
国の安全保障としても農業がしっかり根付き、
自給率が高まり、また、農業が生き生きするには
どうしたらよいのでしょうか?」
と質問したとき、のことである。
農に勤しむと、ついにはそこに行き着くのか!
その偶然に驚き、
自分は遠い空をみつめた。