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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには、隠居した人のような・・♪   《初出2008.3.6.》

2008-06-08 20:04:05 | 定年後の思い
私は民間会社のサラリーマンを定年退職し、
年金生活の4年生の身である。

日常生活の多くは、殆ど毎日、買物と散策をして折、
その時節の樹木、草花を眺め、季節のうつろいを享受している。

そして読書を最優先の趣味とし、
ときおり庭の手入れ、家内と共通の趣味の国内旅行に行ったりしている。

このような生活を送っているが、
ときには買物、散策を取りやめたりすることもある。


今朝からの私の行動は、日の出前に起きだして、洗面した後、
居間にある書家の相田みつを氏の日めくり名言の本日分を呟(つぶ)いたりしていた。

この後は、新聞を取り込みながら、玄関庭に下り立ち、
樹木を眺めながら、煙草を喫ったりしていた。

そして、家内用のコーヒー、牛乳をそれぞれの指定されたマグカップを
寝室で眠っている家内の枕元に置いた後、
台所に引き返し、煎茶を淹れたりしている。

その後は、新聞の朝刊を煎茶を飲みながら読んだりしているが、
ときおり、政局の混迷を嘆きながら、
馬鹿なことを・・、と呟いたりしている。

私は無力な国民のひとりであるが、
ある高名な政界人は心の節度を忘れたのかしら、
と思ったりしている。

そして、雨戸を開け、朝の陽射しに向かい、思わず両手を合わしたりしている。

その後は、主庭に下り立ち、
陽射しを受けはじめた白梅、紅梅、そして日本水仙の花を眺めたりしている。

朝食後、このサイトに綴ったりし、
家内と満開の白梅、紅梅の話をしたり、
日本水仙を眺めながら、旅先であった想いで話(ばなし)をしたりしている。

昼下がり、定年退職後ホタル族になった私は、
早春の陽射しにつつまれた主庭に下り立ち、
煙草を喫いながら、あんな事もあったよね、
と過ぎ去った日々に思いを馳せたりしている。

昨夜は深夜まで読書をした為か、少し眠くなり、
佐野眞一・著の『阿片王 ~満州の夜と霧~』(新潮社)を寝室に持ち込んで、
1時間程読んだ後、眠りについた。

先程、昼寝から目覚め、煎茶を飲みながら、
主庭の柔らかな早春の夕陽を受けた白梅、紅梅を眺めている・・。


江戸時代に於いては、60歳になると公私ともに隠居したと云われて折、
現世の私も、ときには真似事したかのよう日中であり、
微苦笑しながら、ぼんやりと振り返っている・・。




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