夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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コロナ禍で『お菓子を買わなくなった』、高齢者の私は実態を学び、驚嘆して・・。

2021-04-17 12:56:17 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 コロナ禍で菓子市場縮小
      「お菓子を買わなくなった」消費者の声  』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。


こうした中で、私は定年後の年金生活を始めた当初より、
我が家の平素の買い物専任者となり、家内から依頼された品を求めて、
スーパー、専門店に殆ど毎日行っている買い物メール老ボーイとなってきた・・。




しかしながら昨年の新春より新コロナウィルスの烈風に伴い、
感染が怖くて、3日に一度に集約にしている。

こうした中、マスクの苦手な私は、外出する時は、
やむなく生まれて初めてマスクをしてきた・・。


そして新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
おひとりおひとりが、「相手と身体的距離を確保すること」、
「マスクの着用」、「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった、
国民の責務と思いながら、独りぼっちで出来る限り人影の少ない道を選定して歩いたりしている。

ご近所の御方とは、マスク越しに2メートル以上離れて、短めに歓談する程度となったりした。

或いは少し遠方は、路線バスを利用していたが、
「三密(密集、密接、密閉)」が怖くて、歩き続けて、
やがて膝(ひざ)に痛みを感じて、やむなく整形外科に通院したりした。

そして都心に買い物、懇親会などは自粛したり、都立の公園などの閉鎖もあり、
歩く範囲が限られて、以前より歩く距離は短くなったりしてきた。

もとより私たち夫婦の共通趣味の国内旅行も断念したりし、
いずれにしても年金生活16年で、我が家としては初めての出来事となったりした。



このような自粛生活をしている中、せめて好きなスィーツ、お菓子ぐらい食べようと、
私は家内からの依頼された品を求めて、コンビニ、スーパーに行ったり、
或いは私が食べたくなったおせんべい、板チョコなど、スーパーで購入して、
我が家でお互いにのんびりと愛食しているので、嗜好品は増加している。




こうした我が家の実情であるが、《・・コロナ禍で菓子市場縮小・・》って、
どのようなことなの、と思いながら記事を精読してしまった。

この記事は、関連の【 マネーポストWEB 】に於いて、
4月16日に配信され、無断であるが、転載させて頂く。

《・・ コロナ禍で多くの業界が打撃を受けたが、菓子業界も例外ではない。
人々がお菓子を買わなくっているようだ。

全日本菓子協会が3月31日に発表した、
2020年「菓子の生産数量・生産金額・小売金額(推定)」によれば、
生産数量、生産金額、小売金額のいずれも6%減少。

統計を開始した1960年以来で、最大の下げ幅を記録したという。



菓子業界にも、巣ごもり需要はあったとはいえ、
それ以上にコロナ禍でのインバウンド需要の減少や、
外出自粛に伴う消費行動変化の影響が大きかったようだ。

コロナ禍で「お菓子を買わなくなった」消費者の趣向の変化に迫った。


IT企業に勤める20代の女性会社員・Aさんは、
在宅勤務になってから、お菓子を食べる機会が激減した。
一人暮らしで、家にお菓子は、もともと常備していない。

「コロナ前は、職場のおやつとしてとか、帰宅までの“つなぎ”として、
チョコやおせんべい、ポテトチップス、グミなんかをこまめに買っていましたが、
在宅勤務になると、家ではそんなにお菓子を食べたいと思わないし、
 コンビニに行かなくなったこともあって、
小さいサイズのお菓子を、ちょこちょこと買わなくなりました」(Aさん)



40代の主婦・Bさんは、小学生5年生と3年生の2人の子どもがいる。
昨年の休校中、お菓子を買い込んだこともあったが、
手作りにシフトしていったと明かす。

「うちでは、お菓子は“非日常”のもの。
どこかに出かける時に、車で食べる用とか、
ご褒美、誰かが家に来る時などに買うものです。

コロナ流行後は、まず出かけない。
誰かが家に来ることもないし、行くこともない。
帰省や旅行も中止したので、お土産としてのお菓子も去年は買っていません。

ただ、休校になった時は、それこそが“非日常”だったので、
子供の息抜きとして、お菓子を買ってあげたこともあります。

ただ、とにかく時間を持て余していたので、
一緒に手作りするようになりました。

もちろんお店で売られているもののように作ることはできませんが、
 別の楽しさやおいしさがあって、食育にはよかったかなと思います」(Bさん)



メーカーで働く30代の男性会社員・Cさんが、
在宅勤務になって買わなくなったお菓子は、
勤務時間中に食べていたガムのほか、訪問先への手土産だ。

「オフィスにいるとガムが必須なのに、
在宅だといくらでも気分転換ができるからか、全く食べないというか、
そもそも家でガムを食べたことがないのに気が付きました。

またコロナ前なら、取引先へのちょっとした差し入れとして、
手土産を買うことがありましたが、
在宅勤務になると、対面で会う機会がほぼゼロ。

先方としても、『出社しても全員いるわけではない』という状態なので、
お菓子をもらっても困るでしょう」(Cさん)



菓子市場は、過去「最大」の落ち込みとはいえ、
6%減少で済んだのは、根強い需要があるという見方もできる。
新しい生活様式のなかで、菓子業界の正念場はこれからかもしれない。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、年コロナ禍で「お菓子を買わなくなった」実態として、
《・・巣ごもり需要はあったとはいえ、
それ以上にコロナ禍でのインバウンド需要の減少や、
外出自粛に伴う消費行動変化の影響が大きかった・・》、

と私は学んだりした。

そして平素、お菓子を買い求めてきた御方の3つの例を学び、
世の中の実態を多々教示されたした。



しかしながら年金生活の夫婦だけの実態は不明であるが、
昨年の2月より、新コロナウィルスの烈風で、幾たびも自粛生活をさせられる中、
せめて好きなスィーツ、お菓子ぐらい食べようと、御家庭が多いのではないか、
と高齢者の私は微苦笑をしたりしている。
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