夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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真摯に、ときには楽しく投稿

『小満(しょうまん)』の時節を迎えて・・♪   《初出2007.5.21.》

2008-05-13 12:51:39 | 時事【社会】
東京の郊外は、雲ひとつない快晴の朝を迎えている。
朝方の6時に12度近く、日中は23度前後の心身心地よい1日を迎える。

私は5時過ぎに起きだして、朝の陽射しをまばゆく感じたりして、
思わず陽に向かい、感謝の意味で両手を合わせてしまった。


私が愛用している『日本文化いろは事典』のサイトに寄れば、

小満とは秋に蒔(ま)いた麦などの穂がつく頃で、
ほっと一安心(少し満足)するという意味です。
田畑を耕して生活の糧(かて)を稼いでいた時代には、
農作物の収穫の有無は、人の生死にかかわる問題でした。
そのため、麦などに穂がつくと『今のところは順調だ、よかった』と満足したことから、
小満と言う名前が付いたようです。
このように24節気のひとつ時節の『小満』は明示されていた。

先程、NHKの天気予報の時、
陽気がよくなり、草木が繁って天地に満ち始める頃という意味です、
と報じられていた。

いずれにしても、陽射しを受けながら、雨と土に育てられ、
農作物はもとより樹木、草花がめざましく成長する、
と私は現代風に心を寄せる時節である。

先程、庭先に下り立ち、樹木の青葉が日増しに深める色合いを眺めながら、
煙草を喫ったりしていた。
稲穂に近い小判草の群生は揺れ、半夏生(ハンゲショウ)、秋海棠(シュウカイドウ)は日増しに成長し、
どくだみ(ドクダミ)の白い花、雪ノ下(ユキノシタ)の穂が白い花になり、
この時節を教示してくれる。

私は暑い夏の季節は苦手なので、
この時節は、こよなく愛(いと)おしい日々である。


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