夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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冬の乾燥でウイルス感染リスクが増す仕組み、77歳の私は学び、多々教示させられて・・。

2021-11-20 16:32:59 | 喜寿の頃からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 冬の乾燥で ウイルス感染リスクが増す仕組み 空気中を漂う時間が増加 』、
と題された見出しを見たりした。

(写真/PIXTA)

乾燥でウイルス感染リスクが上昇(写真/PIXTA)

写真2枚

 

 

国際医療福祉大学病院内科学予防医学センター教授の一石英一郎さんが指摘する。

「気温が下がる冬場は、湿度も低くなって乾燥します。
新型コロナやインフルエンザの感染をもたらす『ウイルス』は基本的に、
低温になると、生存期間が長くなります。

また、ウイルスを含んだ飛沫は、湿度が下がって、
空気が乾燥すると水分を失い、小さくて軽い粒子になるため、
ウイルスが飛散する距離が延びるとともに空気中を漂う時間も増大して、
結果的に感染リスクが増します」



医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広さんが続ける。

「これまで新型コロナは、飛沫感染がメインとされましたが、
最近の研究では、さらに粒子が小さいエアロゾル(浮遊する微粒子)が空中を数時間も漂い、
それによって空気感染する可能性が指摘されます。

冬になって空気が乾燥すると、エアロゾルの水分が蒸発して
これまでよりも舞いやすくなり、空気感染する確率がさらに高くなると考えられます」

特に厄介なのが、自宅やオフィス内の乾燥だ。
暖房は使う器具によって、室内を乾燥させるものと、乾燥させないものがある。

石油ストーブやガスファンヒーターは、暖かい空気と同時に水蒸気も排出している。
そのため空気が暖かくなっても、空気中に新しい水分を補充しているので、
乾燥しないという仕組みだ。

「部屋を暖めるエアコンは、空気を乾燥させます。
なぜなら、空気が暖められれば、空気中の水分が増えずに温度だけが上がるため、
飽和できる水分の上限だけが上がり、湿度が必然的に下がります。

床暖房も同じ考えで、エアコンまではいきませんが、使えば湿度は下がります。


感染リスクを下げるために、窓を開けて換気しても、室温が下がったら風邪をひくし、
再び室温を上げようとエアコンを強めたら、また乾燥する。
そうしたいたちごっこが起きる可能性が高いです」(一石さん)

冬場は換気と暖房の両立が難しいが、
室内が乾燥すると、新型コロナやインフルエンザ以外のリスクも増加する。

「人体の表面は、皮膚と粘膜で守られています。
ところが冬は、目、鼻、のどなど本来は粘膜で守られている部位が乾燥して、傷つきやすくなる。

すると“バリア機能”を失った粘膜から、細菌やウイルスが侵入して、
鼻やのどなどの器官に炎症を起こしたり、ドライアイや風邪を発症しやすくなります」(上さん)



エアコンが部屋をより乾燥させる

エアコンが部屋をより乾燥させる

写真2枚

 

 

☆冬場は1日900mlの水分が失われる

女性の大敵「肌トラブル」も招く。

空気が乾燥すると、皮膚の表面にある角質層の水分が不足して、
皮膚にひび割れや皮むけが発生する。

それが悪化すると強いかゆみや赤み、
水ぶくれなどの湿疹を併発して「乾燥性皮膚炎」などの皮膚疾患を発症する恐れがある。

乾燥には、命にかかわる大病の危険も潜んでいる。

「ヒトは皮膚や粘膜から蒸発する水分や、呼吸の際に呼気に含まれる水分などで、
日常生活において自然に体内から水分が失われています(不感蒸泄)。

特に乾燥する冬場は、失われる水分量が増え、1日900mlの水分が失われるとされており、
汗をかかないからと油断して、水分補給を怠るケースが多く、
そのため気づかないうちにどんどん脱水症状が進行します。

もともと寒くて血圧が上がりやすい時期に、そうした“かくれ脱水”が進行すると、
脳血管に負担がかかって、脳出血や脳梗塞といった脳卒中を発症する恐れがあります」(一石さん)

乾燥すると、よくないことばかり。
冬場の体調管理は、乾燥対策も必須だ
・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 

 
 
今回、冬の乾燥でウイルス感染リスクが増す仕組み 空気中を漂う時間が増加、
記事を読みながら、多々教示されたりした・・。

乾燥し血圧が上がりやすい寒い時期に伴う、
“かくれ脱水”に関しては、過ぎし2019年11月に
『日本経済新聞』の夕刊で、
学んだりしてきた・・。

《・・
最も重要な対策は、定期的な水分補給だ。

喉が渇いていなくても、時間ごとに水を飲む。
入浴前後も忘れないようにしたい。

「朝、起きたときは、誰もが軽い脱水状態」のため、
夜寝る前と起床時には、水分を取ることが望ましい。

ただコーヒーや緑茶などカフェインを多く含む飲料は利尿作用があり、
かえって水分を失う恐れがある。

スポーツドリンクも糖分が多いため、日常的に飲むには不向きだ。
介護の現場では「白湯のほか麦茶やほうじ茶を勧めることが多い」。

一度に多量の水を飲むのも逆効果だ。
少量ずつこまめに取った方が、水分を保持しやすいからだ。
「体内の水分量調節を担う腎臓は、多くの水が入ってくると、尿を作り排せつを促す」。


喉の渇きを訴えられない人には、皮膚がかさついていたり、口が粘ついていたりする際、水分の摂取を勧めるとよい。

冬の脱水は、夏に比べて自覚しにくいうえ、脱水になるのは夏という思い込みによる油断もある。
まずは冬にも、脱水リスクがあることを認識し、普段と体調が異なる際は「脱水かも」と疑い、
冷静に対処することが高齢者の命を守ることにつながる。・・ 》



平素の私は、何かと煎茶が好きで、お寿司屋さんから頂いた大きな湯呑茶碗のふたつに煎茶を淹れて、
そして大きめのマグカップにインスタント・コーヒーを淹れて、お盆にのせて、
居間に運び、 日中は幾たびかお替りして、こよなく愛飲しているひとりである。

このように私は、幼年期より何かと煎茶を愛飲してきたが、 過ぎし年に医学博士の平柳要さんが、
ネット上で 「緑茶に含まれるカテキンには、血管を拡張し、血流をよくする作用があります。
研究報告によると、緑茶を日1~3杯飲む人は、
飲まない人に比べて、 心筋梗塞や脳卒中のリスクが明らかに低い」 と学び、
微笑みながら飲んだりしてきた・・。

何よりも、風邪は高齢者の天敵だよなぁ・・と思いながら、一日幾たびも愛飲している。

こうした私は、冬の脱水に関しては、大丈夫だよねぇ・・と微笑んだりしている。

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