夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

通信簿の想いで・・♪    《初出2006.7.20.》

2008-05-02 23:36:10 | 幼年・少年時代の想いで
私の幼年期の頃の夏休みは、確か7月21日から8月の月末までであった。

20日の日は一学期の終業式があり、
通信簿が担任の先生から手渡された。

長兄、次兄、妹の2人は、優等生であり、『5』と『4』が多く、『3』はわずかだった。

私は『3』と『2』が多く、『4』は2つばかりだった。

終業式を終えた帰り道、廻り道をしながら帰った。
祖父、父は、小学3年の夏は既に他界していたので、
母と未婚の叔母に通信簿を見せたが、次兄の通信簿を盗み見していた。

いじけた劣等生で心も屈折していたので、期待されない独りであった。

小学、中学生を過ぎて、私が本格的な勉強の面白さを感じたは、
高校になってからである。

後年、私がレコード会社に勤め、コンピューターの専任担当者となった時、
兄と妹が驚いていた。
母は笑っていた・・。



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