夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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70歳から人生を楽しく過ごせる理由、75歳の私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2019-03-21 16:13:07 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイDIGITAL 】を見ていたら、
『 枯れるには全然早い・・・70歳から人生を楽しく過ごせる理由 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の75歳の身であるが、
私は70代からも人生を享受しているが、
好奇心が強く、《・・70歳から人生を楽しく過ごせる理由・・》に惹かれて、
記事を精読してしまった・・。

この記事は、公式サイトの【 日刊ゲンダイDIGITAL 】に2019年3月19日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・枯れるには全然早い・・・70歳から人生を楽しく過ごせる理由

            

〈黄金時代は人生後半に始まる〉・・・作家の五木寛之氏(本紙で「流されゆく日々」連載中)は、
最新刊「白秋期 地図のない明日への旅立ち~」(日本経済新聞出版社)の中で、こう強調している。

白秋期とは、50代から70代半ばの時期。
なるほど、70歳で枯れるには早い。
いや、“70代が最も面白い”という人々もいる。

その理由は――。

クラブツーリズムの「ゆったり旅70」が好調な売れ行きを見せている。

「文字通り、70歳以上限定のツアーです。
海外では1都市に3連泊するなど行程をゆっくりとっている点が特長。
訪問地や、食事内容、宿にもこだわっています。

国内では離島ステイ、海外では1カ国滞在が人気。
需要は着実に伸びています」(同社広報担当者)


気になるお値段は、宮古島4日間で8万9900円~、ベトナム5日間は17万9000円~ほか。


一方、一昨年の日本人のクルーズ人口は31・5万人、
訪日クルーズ客は252・9万人(国土交通省調べ)で、いずれも過去最高を記録した。

日本の港にやって来るクルーズ船の寄港回数も、年間2764回で過去最高だったという。


5、6年ほど前から大型客船の寄港が徐々に増え、
「クルーズのコースの一部をツアーで買えるようになった」(旅行関係者)ことが人気の一因だそうだ。
海側など部屋にこだわらなければ、7日間で15万円ちょっとでクルーズ旅が楽しめる。

「主役はリタイア世代ですよ。60代半ば以上の世代の客が多い。
船内ライフをエンジョイしてますよ」(イラストレーター・種村国夫氏)


70代は洋上でも元気がいい。なぜか?
 
            

一番の理由は、経済的豊かさだろう。

「世代的に見れば、60歳または65歳で定年ですからリタイア組ですが、
現役世代と比較すると、住宅ローンが終わって、住居費がかからない。

子供の教育費もしかり、バカ高かった生命保険も医療費程度でいい。
いわゆる固定費が激減します。

収入がほぼ年金だけとはいえ、退職金も残っているはずだし、この負担減は大きい。
加えて70代は、身の丈なりの暮らし方が身に付いているからこそ、
パッとお金を使うことができるのだと思います」(ファイナンシャルプランナーの横山光昭氏)


60歳時点では、“これから先の老後”が心配だが、
70歳を過ぎるとある意味、先が見えてふんぎりがつくのかもしれない。

別項でも70代後半の人口は急激に減少している。
人生の終点は近づいているのだ。

「相談者の中には、財産をキレイに使って終わりたいという70代が何人もいました。
子供に迷惑をかけない範囲で、生きているうちに自分のカネで人生を楽しみたいと」(横山光昭氏)
下手に財産を残すのは“争続”のもとになるということか。

もうひとつ、時間的ゆとりがあることも大きい。

            

医師でジャーナリストの富家孝氏が言う。

「医者の世界は、75歳までは普通に働きます。
集中力を必要とする外科医も、内科系に変われば長続きする。

しかも、昨今は老人保健施設などで、医者が必要なため引き合いは多い。
仕事があれば収入があるわけだし、体がキツいときは診療を週4日程度にする。
若いころのようにシャカリキになって働くことはないんです。

自由時間が増えるからゴルフに行くとか趣味の時間も取りやすい。
楽しみながら仕事ができるのは、60代半ばからじゃないですか」


そうか、週3、4日働くのは大賛成。
小遣い稼ぎができる上、時間的なメリハリがついて健康にもいい。
70歳すぎを黄金期にできるかどうかは、アナタ次第だ。

            

今年、満70歳を迎えるのは、1949(昭和24)年生まれ。
1940年から1949年までが70歳代にあたり、人口的には、けっこうなボリュームゾーンだ。

総務省統計局が発表した人口推計(2017年10月1日現在)によると、日本の総人口は、約1億2670万6000人。
その時点での70代は――、


 ・70歳…201・8万人
 ・71歳…125・1万人
 ・72歳…133・2万人
 ・73歳…160・7万人
 ・74歳…154・1万人
 ・75歳…156・4万人
 ・76歳…149・9万人
 ・77歳…133・9万人
 ・78歳…114・3万人
 ・79歳…119・2万人

合計1448.6万人で総人口の11.4%にあたる。
東京都民は約1385.8万人だから、それよりも多い。

世代別では、将来を担う20歳代が、約1251.8万人(約9.9%)だから、この世代の多さが浮き彫りになる。


70歳になると「古希」を祝う。
ご存じの通り、唐代の詩人・杜甫の詩、「人生七十古来稀なり」が由来。
70歳まで生きることはめったにない――というくだりだ。


論語では、「七十にして矩をこえず」という。
大辞林には、“人間70歳ともなれば、心の欲するままに行動しても、道理を外れることはない”とある。


大人になったのだから、欲望のままに生きても人の道を外れることはないといったところか。
好きなように生きていいのだ。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした

            

私は記事を読み終わった後、そうですよねぇ・・70代こそが人生が深まる時期で、
心から享受できる時期ですよねぇ・・と私は微笑みを重ねたりした。

そして特に瞬時に共感できたことは《・・60歳時点では、“これから先の老後”が心配だが、
70歳を過ぎるとある意味、先が見えてふんぎりがつくのかもしれない。
・・》一節である。

こうした私の根拠は、私は数多くこのサイトで綴っているが、
ひとつだけ添付する。

2018年2月20日に於いて、
団塊世代の諸兄諸姉、70代の仲間入りが多くなり、73歳の私は微笑みを重ねて・・。
と題して投稿している。

お読み下さり、ご笑話願えれば幸いです。


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