夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

のちの想いに・・♪    《初出2007.7.17.》

2008-05-15 17:13:42 | 定年後の思い
私はあるサイトに加入したのは、定年退職後のまもない日であった。

私は日常の心情などを綴るのが好きであったので、
たまたま『goo簡単ホームページ』のサイトで綴っている。


青年の折は、厚い日記帳に綴ったり、大型ノートの時もあったりして、
その後の中年時代にはワープロに書く込んだ長い歳月もあったりしていた。


10年前頃から、パソコン・ソフトの日記形態に綴ったりしていたが、
退職の2年前頃には、ハード・ディスクが故障し、
日記が消えうせてしまった。
この時は、うかつにもバック・アッブしていなかったので、
時々にハード・コーピーをしていたのであるが、
七割がたは失われた。

私は日々の思いを綴ったりしていたので、
突然に消えてしまった日々の心の軌跡には、
熱き思いで交際している女性から突然の私の前から消え去った、
と同じような思いである。


このサイトのシステム構成は、gooの管理、運営元で保存されているが、
保証はされていない規約になっているので、
1年に1回ぐらいは私のパソコンのハード・ディスクにファイル名を付けて、
保存したりしている。

そして、3ヶ月毎にハード・コーピーをしている。
ほぼ毎日、数通投稿しているので、
毎月A4サイズの用紙で70ページ前後となって折、
プリンターの印字中、既に印字済みの用紙を見ながら、
あの時はこんなことを思っていたのかしら、
と読み返したりしている。

そして保管用にした茶箱に入れている。
そして今は、茶箱も5箱となり、本箱の一角に積み上げられている。


私が数年過ぎた時に読み返す、或いは心身が弱った時、
私なりの『のちの想いに』なれば良いと思っているのである。

家内は私がこのサイトで綴っている内容は、一切知らないでいる。
家内はパソコンに興味はなく、
旅行関係のホームページを私が『お気に入り』に登録したのを
何んとか検索できる程度であるので、
このサイトに綴っている内容は知らないでいる・・。


家内とは日頃から私の多弁な性格せいか、語り合うことは多いが、
その時、その日の心情は百パーセントは伝わらないことは確かである。
私は家内の日頃の気持ちを解かるつもりであるが、
すべて理解しているか、と問われれば、
ある程度はね・・、と思っている程度である。

私が多分、先に天上の片隅にたたずんた後、
残された家内が私の本、ビデオ、CD、DVDなどの趣向を整理していた際、
たまたま茶箱を開けて、初めて私達の夫婦の歩んだ私の心情などを、
違った角度から読んで頂ければと秘かに思ったりしているのである。


小雨の降り続いた昼下りりひととき、
私の綴ったつたない随筆をプリントしていたら、
3ヶ月分であるが、250ページ前後となり、
私は微苦笑したりしている。





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