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五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

黄色いレコード袋

2025-08-21 00:00:00 | Weblog

1985年の夏、 僕はいそいそと秋葉原に買い物に出かけた。露天商のような電気
パーツ街の商店や家電大型店舗(石丸電気、ヤマギワ、第一家電、ラオックス、
オノデン、サトー無線、ロケットなど)を見てまわるのが楽しかった。
ひと通り各店舗の<冷やかし>にも飽きた後、レコード漁りに精進する。(笑)

SEYCHELLES / Vol.1(1978)
Danses Et Romances De L'Ancienne France (Kamtole Des Îles Seychelles)

石丸電気(レコード館)の輸入盤棚から、大人買いした中にあった1枚のレコード。
これは、僕が普段寄り付かない民族音楽コーナーにあったレコードと思われます。
どうしてこれを買ったのか、自分でも動機が分からない(思い出せない)。大人買い
の弊害?_レコード愛好家の皆さんにも、きっとこんな経験があると思いますが...。

話が少しそれるが当時、六本木WAVEというお洒落なレコード店にも民族音楽なんか
が結構揃っていたのを思い出しました。趣味じゃなかったので買わなかったけど。



話を戻して、石丸電気で買ったレコード!何者か分からなかったけど、お盆休みの
暇にあかして調べてみたら分かるのですねコレが。ネット時代のいまは便利だね。

フランス盤のレコードでocoraというフランスの民族音楽専門レーベルのもので、
1985年の再発盤であったこと。内容は、アフリカ大陸から1,300km離れたインド洋
に浮かぶセイシェル諸島(地上最後の楽園と呼ばれる国)の現地録音による古い
フランスのダンス音楽や甘美な民謡が中心。

南国の楽園にいる気分でレコードに針を落とせば、セイシェルの夕陽ではなく
あの暑い夏、石丸電気で買った大量のレコードの重みで、ビニール製の
黄色いレコード袋が指に食い込む痛みを思い出します。あちゃー!!


〖当時のレコード袋デザイン/イラスト:和田誠〗

お口直しに( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )  セイシェルの夕陽/松田聖子

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Come On, Let's Go

2025-08-11 00:00:00 | 音楽

チカーノ・ロックで暑さをぶっ飛せ!

リッチー・ヴァレンス Ritchie Valens(1959)
バディ・ホリー、ビッグ・ボッパーと共に1959年2月3日飛行機事故により17歳で死亡
したロックンロール・スター。これは彼のデビューアルバム。生前唯一のオリジナル
スタジオアルバムだ。(全米23位)

チカーノ・ロック(ラテン語メキシコ伝統音楽とロックンロールの融合)の先駆者で
ポップヒット曲となった"La Bamba"は伝記映画「ラ★ランバ」(1987)の公開で再び
脚光を浴びた。映画で使用されたのは、ロス・ロボスのカバーバージョン(全米1位)。

「ラ・バンバ」は、R・ヴァレンスの最高位ヒット曲”Donna”(1959年全米2位)のB面
だったことはチャート・ファンには愉快な事実。そして、ラモーンズにもカバーされた
燃えるようなオリジナルR&R曲”Come On, Let's Go”(1958年全米42位)もかっこいい。


これらのヒット曲など12曲を収録したアルバム。あっという間に聴き終えてしまう。
それもそのはずA面B面トータルで25分余りの長さなのだ。僕が持ってるLPレコードで
一番短いレコードじゃないかな。暑い夏はこのくらいしかジッとしていられない。

さあ、海へ山へ街へ飛び出そうぜ。Come On, Let's Go!!

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Hot Summer Day

2025-08-03 00:00:00 | 音楽

暑い夏の日だけど、こんなサイケなバンドの曲を聴けば素敵な日にもなる。
Hot Summer Day ”/ It's A Beautiful Day 
こんな風に書くと、このタイトルが曲名なのかバンド名なのか分からない。(笑)

It's A Bautiful Day (1969)same title
「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」は1960年代末に桑港からでたサイケデリック・
ロックバンド。まあ一般には、バンドの楽曲よりこのアルバムジャケットの方が有名だ。

White Bird"
デビュー・アルバムで、ラジオでもよくかかる代表曲(アルバムではA面1曲目収録)。
シングル曲となり、当時の桑港ローカルラジオ局では3位となった。
デヴィッドとリンダ・ラフレイム夫妻が書いたサイケで不思議な浮揚感のある曲だ。



長々とブログ記事を書いても暑苦しいので、今日はこのあたりでおしまいにしましょう。
最後にもう一曲、高原に吹く涼風のような曲でも聴きながら涼んでおくんなまし。
Girl with No Eyes

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Feelin' Summer

2025-07-27 00:00:00 | 音楽

日本の何処も彼処も猛烈な暑さ・高温が続いてます。40℃に迫る所もあるくらい。
みなさんのお住いは如何、大丈夫ですか?
体調が優れないならすぐに休んで、このブログでも読んで涼んで頂ければ幸いです。

Fillin' Summer / 太田 裕美 
現在闘病中で活動休止している太田裕美が1979年発表したアルバム、夏向きの曲が並ぶ。
清涼感あるハスキーで舌足らずの歌声を聴けば、少しは暑さを和らげてくれるかな。

 サマー・タイム・キラー   河口にて   待ちくたびれて

これまでのヒット・チャートを賑わす歌謡曲(松本隆/筒美京平らの楽曲)から離れ
太田裕美さんは心機一転、新たな一歩を踏み出した。結果的に1980年以降は、
方向性が定まらず、彼女の歌を聴く機会が無くなってきたのは残念に思いました。

    熱風         Shower Girl        星がたり

僕は、太田裕美さんのソロライブは体験したことないけど、フォークシンガーが複数
集まったライブにゲスト出演し、数曲歌っているステージを2回ほど観る機会は得ました。
どちらもほぼ定番のヒット曲を披露してくれました。観られてヨカッタな!
太田裕美さん、元気な姿でまたお会いできる日を楽しみにしています。

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ムンドリ新聞サンデー版

2025-07-17 00:00:00 | 音楽

家でとっている新聞のサンデー版にはクロスワードや数独・間違い探し・点つなぎなど
遊び・娯楽のコーナーがあり、暇つぶし・脳トレに丁度いい日曜の朝のお楽しみです。
これをステレオをかけながらMyレコードでやってみよう!まずは<間違い探し>から。

アンドリュー・ゴールド/自画像(1976)
Andrew Gold/What's Wrong with This Picture? 


ロサンゼルスのスタジオミュージシャンあがりのA・ゴールド、ソロアルバム2作目。
原題にあるとおりアルバムジャケットの写真には、どこかおかしい所があります。
”レコード聴きながら気楽に楽しんでね!”という趣旨のアルバムです。

Lonely Boy(1977年全米7位)
Learning the Game(バディ・ホリ-のカバーが個人的にウレシイ)

わかりましたか?_製作者によるとこの写真には32か所もあるそうです。
30cmLPレコードじゃないと全部の判別はむずかしいかな?

お次は<点つなぎ>で遊びましょう。レコードの演奏が終わるまでに完成させましょう。
ザ・フー/ロックンロール・ゲーム(1975)
The Who by Numbers


ザ・フーの過小評価されているアルバム。これまでのがむしゃらなサウンドが
少し影を潜めたのが原因なのかも?これも悪くないけどね。

Dreaming from the Waist(このアルバムの隠れ名曲)
Squeeze Box(1976年全米16位、全英10位)

外国人はレコード(アルバムジャケット)に平気で名前とか落書きするようですが、
僕はいまだにこの<点つなぎ>を完成していません。ヤッパリできない!!(笑)

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