夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

暑い日々を迎えた時は・・♪    《初出2007.5.9.》

2008-05-12 23:11:51 | 時事【社会】
東京の郊外は、昨日は26度となり、
本日も移動性高気圧の影響で、28度までの暑さとなり、
今年一番の暑さとなった、と報じられ、
私は急激な暑さに戸惑っているひとりである。

10時過ぎに家内と駅前に出かけ、家内は歯科医院の治療、
私は待機する立場であったので、コーヒー・ショップの『ドトール』に於いて、
アイス・コーヒーを飲みながら、
塩野七生・著の『ローマから日本が見える』(集英社)を読み込む。

冷気を感じ、煙草を喫いながら読んでいると、
私は著作者の『ローマ人の物語』(新潮文庫)を第15巻まで読み続けているので、
女史の熱く真摯な思いに導かれて、
古代のローマの人々を思い返してした・・。

帰路、家内と遊歩道を歩いたが、炎天下の陽射しは強く、
大きな樹木の下を通ると、川風を受けると、
『XXちゃん・・5度前後は・・涼しく感じるよね・・』
と私は汗をハンカチでぬぐいながら、家内に云ったりした。

私はクーラーの冷気で読書も良いが、
外の暑い外気に触れるときは、
木陰と風が最強の応援団と感じているのである。


私は先程まで、風が吹き込んでくる和室で簡易ベットに横たわりながら、
本を読んだり、うとうとと寝付いたりしていた・・。

主庭に下り立ち、もみじの樹木の下で、微風を受けながら、
煙草を喫いながら、デビット・リーン監督の作品を思い浮かべたりした。

私は映画が好きなので、ときおり居間でビデオ、DVDで鑑賞しているが、
『アラビアのロレンス』の灼熱の砂漠シーンよりは、
暑さを感じた時は『ドクトル・ジバコ』の酷寒の帝都、ロシアの大地の方が素直に心を寄せることが出来るかしら、
と微苦笑したりしている。

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