夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

私はキリスト教には関心はないが・・♪  《初出2007.7.26.》

2008-05-17 10:50:16 | 読書、小説・随筆
朝の6時半過ぎに、目覚め、
冷たい煎茶を飲みながら、新聞を読みはじめた。

陽射しが庭に射し込んで、静寂なひとときである。

家内は昨日から、実家に行き、家内の母の独り暮らしの手伝いをしている。
家内の父が亡くなって、3年目となっているが、
何かと庭の手入れ、部屋の衣変えなどで家内の母は意欲が欠いたので、
家内が毎月4泊5日前後で通っている。

私は新聞を読んでいたが、興味のあった記事は少なく、
少し心が動かされたのは、雑誌の広告であった。

月刊誌の『芸術新潮』であり、特集記事に記事に興味があった時だけ、
ここ30数年購入したりしている。

今月は、『ローマ ~中世の美を歩く五日間~』であったが、
何より興味が惹(ひ)かれたのは、『ローマ人の物語』のその後へ、
と明記されていたので、広告を読んだりした。

キリスト教美術は古代ローマの廃墟に芽生え、世界へと広がった。
きらめくモザイクの黄金の靄(もや)にみたされた聖堂から聖堂へ、心洗われる旅ガイド。

このように記載されていたが、私はキリスト教の宗教には関心はないので、
購入をやめることにした。

今、手元にある塩野七生『ローマ人の物語』~スベシャル・ガイドブック~(新潮社)を精読すればよい、
と思ったりしている。


ただ、ヨーロッパの音楽、文学などを深く知るには、
キリスト教が生活に根ざしていたので、
キリスト教を避けることは出来ないのは事実である。

このようなことを考え、庭の草花の花を眺め、煙草を喫ったりした。

私はヨーロッパ文明には、断片的に興味があるが、
日本の美に触れるのが、何よりの私の日常の心の最良の薬と思ったりした。

朝の陽射しにつつまれて、こうしたとりとめのないことも思ったりしている。

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