夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

私が買い求めた雑誌のあれこれ・・♪   《初出2007.4.11》

2008-05-11 21:12:35 | 読書、小説・随筆
私は昭和19年に東京の郊外の農家で生を受けた。

祖父、叔母、両親、兄2人などの7人の家族であり、
小作人の方達の協力を受けて、ある程度手広く田畑を耕していた。
そして多忙期の折などは、農業大学の実習生なども受け入れていた。

このような家庭環境であったが、
雑誌に関しては、農協の発刊する『家の光』しか記憶がなかった。


私が小学4年生を過ぎた頃、
都会から引越しされた同級生のサラリーマンの家に遊びに行った時、
居間にある書物を見て、余り多くあるので驚いた思い出があった。

この頃の私は、月刊誌の漫画の『少年画報』などを下校の時、
本屋で買い求め、読みながらとぼとぼ帰宅したりした。


私が読書に目覚めたのは、高校生になってからである。
人並みに文学の文庫本、単行本を買い求めたりしていたが、
雑誌は時事が好きであったので、週刊誌の『朝日ジャーナル』を買い求め、
海の彼方のケネディなどの政治家に心酔していた。


大学生活の時は、映画専門雑誌の『キネマ旬報』に熱中し愛読して、
これが原因で大学を中退し、映画青年の真似事の期間を過ごしたりしていた。

その後、文学に移り、純文学の月刊誌『文学界』、『新潮』、『群像』を読み、
総合雑誌の『文藝春秋』を不定期に購読していた。


25歳になった時、私は遅ればせながら企業に中途入社をして、
社会人のひとりとなった。
この時から社会人に相応しく、総合雑誌の『世界』、『中央公論』、『文藝春秋』を毎月読んで、
務めた会社は音楽界であり、何も素養のない分野であったので、
音楽専門誌の『レコード芸術』に必死に読んだりしていた。

この頃は私は独身青年であったので、
娯楽週刊誌の『平凡パンチ』まで読んでいたので、
一時は『世界』から『平凡パンチ』まで雑誌を読んでいるのは、
日本広しといえども私ぐらい、と自惚(うぬぼ)れしてもいた時期であった。


50歳半ばの時は、教養娯楽雑誌の『サライ』、
パソコン初心者向けの『暮らしとパソコン』などを読み、
ビジネス雑誌の『日経ビジネス』、
音楽専門誌の『オリコン』なども買い求めたりしていた。

そして定年退職の3年前頃は、
大人の生き方誌と称された『ほんとうの時代』を精読し、
私なりの退職後の生活を明確に思考していた。

定年退職後の3年生となった今、
定期に購読しているのは月刊誌の『文藝春秋』であり、
25歳からの総合雑誌として持続しているので、
程ほどに気楽に読めるので毎月逢える私の友かしら、と思ったりしている。
そして、ときおり買い求めるのは『サライ』である。

尚、私が本屋に寄り、買い求めるのは、
圧倒的に小説、随筆、歴史書、現代史などの単行本、文庫本であり、
これは高校生から変らないでいる。




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