先程、ときおり愛読している【プレジデントオンライン】を見ている中、
『 最悪の場合は死に至る・・
「水はたくさん飲んだほうがいい」という健康情報を信じてはいけない 』、
と題された見出しを見たりした。
『 最悪の場合は死に至る・・
「水はたくさん飲んだほうがいい」という健康情報を信じてはいけない 』、
と題された見出しを見たりした。
こうした中、私は体力の衰えを実感しているので、健康寿命を維持したく、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街などを、
歩いたりしている・・。
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街などを、
歩いたりしている・・。
そして脱水症が怖くて、コンビニなどでペットボトルの緑茶を買い求めて、
休憩の時にベンチに腰掛けて、水分補給をしている。
特に熱い時節は、脱水症で倒れて、
気が付いたら救急車で病院に搬送などした場合、
年金生活の自在の身でありながら、恥ずかしいことである。
或いは、公園などで数時間ぐらい遊学している時は、
公園内の売店で、ポットボトルを買い求めて、水分補給をしている。
このように過ごしている私、《・・過剰な水分摂取は、命の危険・・》、
真摯に学びたく、記事を読んでしまった。
この記事は、科学ジャーナリストの生田哲さんの著作、
『「健康神話」を科学的に検証する』(草思社)の一部を再編集された記事で、
【プレジデントオンライン】に2月23日に配信されていた。
無断であるが、この記事の一部を転載させて頂く。
《・・
☆過剰な水分摂取は命の危険がある
【神話】 いくら飲んでも体に悪影響はない
人は食べなくても、数カ月間生きられるが、
水がな2~3~3日で死ぬ。水は大切だ。
だから、水をどんどん飲もう。
厚労省も「健康のため水を飲もう」と推進運動をくり広げている。
健康にいい水だから、いくら飲んでも体に影響はないのか?
【科学的検証】
ウソである。
1日にコップ8杯の水を飲んでも、体に害はない。
だが、体のシグナルが示す以上の水を飲むほうがいいと信じて実践すると、
危険に遭遇するので、注意すべきである。
過剰な水分摂取が危険なのは、
これによって血液中のナトリウム濃度が極端に低下するからである。
通常、血中ナトリウム濃度は136~143mEq/Lの範囲内にあるが、
135未満に低下することを「低ナトリウム血症」と呼んでいる。
実際のところ、血中ナトリウム濃度が130以上あれば、
これといった症状はないが、
これ以下になると、軽い虚脱感や疲労感に襲われる。
そして120以下になると、頭痛、精神錯乱、悪心、食欲低下に襲われる。
そのまま放置すると、命が危ない。
要するに、水を大量に飲むと、
命が危険なまでに血液中のナトリウムレベルが低下することがある。
水を飲み過ぎるのは、激しいスポーツの後や大量の飲酒の後が多い。
水分の過剰摂取による健康被害で記録されているのは、
陸上選手の場合である。
スポーツ競技中に水を過剰に摂取したことによって死亡した陸上選手は、
最近の10年間で、記録されているだけで、少なくとも15人に達する。
なぜ、水を飲み過ぎたのか?
☆マラソン中に大量に水を飲んで救急搬送
ロンドン・トライアスロンのスポーツ医であるコルトニー・キップスさんは、
こう推測する。
理由のひとつは、私たちがノドの渇きをあまり信頼していないこと、
もうひとつは、私たちが、脱水を防ぐ思いがあまりに強いため、
体が求める以上に水を飲む必要があると考えている、と。
キップスさんは、こう続ける。
「病院の看護師や医師は、重い病気にかかっていたり、
水分を数日間も摂れなかったりといった深刻に脱水した患者に遭遇します。
しかし、こういったケースは、
人々がマラソン中に心配する脱水とはまったく異なるものなのです」。
マラソン競技中に大量に水を飲んで、
「低ナトリウム血症」になった例を紹介しよう。
ジョハンナ・パケンハムさん(当時53歳)は、
最高気温を記録した2018年、ロンドンマラソンに出場した。
しかし、彼女は大会のことをほとんど覚えていない。
なぜならば、彼女は、マラソン中に5L近い水を飲んだ結果、
水分過剰のために「低ナトリウム血症」を起こし、倒れたからである。
その日のうちに彼女は、ヘリコプターで病院に搬送された。
彼女は、こういう。
「私の友人と夫は、私が脱水していると思い、
大きなコップで水をくれました。
でも私は激しい発作に襲われ、心臓が止まってしまいました。
ヘリコプターで運ばれた日曜日の夕方から翌週の火曜日まで、
何も覚えていないのです」。
その後も彼女はマラソン大会に出場を続けたが、
彼女の友人もマラソン用のポスターも
「たくさん水を飲みましょう」と主張するばかりだった。
彼女は、「これほど単純なことが、
死につながることをみんなに知ってほしい」と訴えている。‥ 》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は過ぎし年に、脱水症に関して学んだりしてきた。
《・・脱水症とは、体内の水分が不足した状態に陥る病気のことです。
ヒトの体は、全体重の60~70%、
乳幼児では80%が水分で占められています。
これらの水分は、 “体液”と呼ばれますが、
全体液の3分の2は細胞の中に存在し、
残りの3分の1は血液や間質液(組織において細胞を浸す液体)として、
細胞の外に存在しています。
脱水症は、その原因によって細胞外、細胞内どちらかの水分が失われるのかが異なります。
ヒトの体は、全体重の60~70%、
乳幼児では80%が水分で占められています。
これらの水分は、 “体液”と呼ばれますが、
全体液の3分の2は細胞の中に存在し、
残りの3分の1は血液や間質液(組織において細胞を浸す液体)として、
細胞の外に存在しています。
脱水症は、その原因によって細胞外、細胞内どちらかの水分が失われるのかが異なります。
また、脱水症は、水分摂取不足や水分が
過剰に体外へ排出される状態であることによって引き起こされます。
全体重の2%の水分を失うと、
喉の渇きなどを自覚するようになるとされていますが、
症状の現れ方は脱水の程度によって異なります。
特に小児や高齢者は発熱や下痢・嘔吐など、
ささいなきっかけで脱水症に陥ることがあり、
場合によっては命に関わることもあるので注意が必要です。・・ 》
過剰に体外へ排出される状態であることによって引き起こされます。
全体重の2%の水分を失うと、
喉の渇きなどを自覚するようになるとされていますが、
症状の現れ方は脱水の程度によって異なります。
特に小児や高齢者は発熱や下痢・嘔吐など、
ささいなきっかけで脱水症に陥ることがあり、
場合によっては命に関わることもあるので注意が必要です。・・ 》
このように私は、脱水症に関して学び、のどが渇く成る前に、
水分補給をしてきた。
今回の記事は、少し極端なケースだよなぁ・・と私は微苦笑している。