私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
こうした中で、ここ数日、夕方の4時45分過ぎに、
我が家の近くの高台にある拡声器より、市民に対してのメッセージがされている・・。

《・・市長の長友貴樹です。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
こうした中で、ここ数日、夕方の4時45分過ぎに、
我が家の近くの高台にある拡声器より、市民に対してのメッセージがされている・・。

《・・市長の長友貴樹です。
すべての市民の方が、大きな関心をお持ちの新型コロナウイルスに対するワクチン接種について
お知らせします。
はじめに、これまでの高齢者に対するワクチン接種に関して、
予約受付等に混乱が生じたことを心からお詫び申し上げます。
そのうえで、現時点で国から6月中に
調布市内の65歳以上の全高齢者分のワクチンが提供されることが確定し、
国が目標とする7月末までには、すべての高齢者に対して、
2回のワクチン接種が終了する準備が整ったことをご報告します。・・》
少しボケた私には、このように聴こえ、
市長みずから市民に直接メッセージを発することは稀だし、
何はともあれ、 私たち市民の65歳以上のワクチン接種について、
7月末までに接種が完了の公報は、安堵したりした・・。

しかしながら、《・・国が目標とする7月末までには、すべての高齢者に対して、
2回のワクチン接種が終了する準備が整った・・》、
と教えられても、肝心な首相がうつろな言動が多く、
果たして大丈夫かしら、と無力な私でも、思い馳せたりした・・。
お知らせします。
はじめに、これまでの高齢者に対するワクチン接種に関して、
予約受付等に混乱が生じたことを心からお詫び申し上げます。
そのうえで、現時点で国から6月中に
調布市内の65歳以上の全高齢者分のワクチンが提供されることが確定し、
国が目標とする7月末までには、すべての高齢者に対して、
2回のワクチン接種が終了する準備が整ったことをご報告します。・・》
少しボケた私には、このように聴こえ、
市長みずから市民に直接メッセージを発することは稀だし、
何はともあれ、 私たち市民の65歳以上のワクチン接種について、
7月末までに接種が完了の公報は、安堵したりした・・。

しかしながら、《・・国が目標とする7月末までには、すべての高齢者に対して、
2回のワクチン接種が終了する準備が整った・・》、
と教えられても、肝心な首相がうつろな言動が多く、
果たして大丈夫かしら、と無力な私でも、思い馳せたりした・・。
本日の朝食後、ぼんやりと配達された読売新聞の朝刊を見たりしていると、
『 接種「7月完了」一点突破
首相「何言われても、突き進む」』、
と大きく見出しされていた。
『 接種「7月完了」一点突破
首相「何言われても、突き進む」』、
と大きく見出しされていた。
私は失礼ながら首相は、ためらう言動が多く、成果が乏しく、
私なりに感じているので、どうしてなのよ、と思いながら記事を読んだりした。
私は読売新聞を愛読して、50数年になり、
このよしみに甘えて、記事の前半の部分を転載させて頂く。

《・・ 政府の新型コロナウイルス対策は、ワクチン接種の成否がカギを握る。
コロナワクチンを巡る政治の舞台裏を検証する。(敬称略)
菅首相「6月に1億回分のワクチンが来るのが分かってるんだ。
思い切ってやるぞ」
4月23日朝、首相官邸の執務室。
首相の菅義偉は、急きょ呼び出したワクチン担当の行政・規制改革相、河野太郎にこう声をかけ、
接種完了の目標を「7月末」と宣言する考えを伝えた。
首相の菅義偉は、急きょ呼び出したワクチン担当の行政・規制改革相、河野太郎にこう声をかけ、
接種完了の目標を「7月末」と宣言する考えを伝えた。
新型コロナウイルスのワクチンに関して、
65歳以上の高齢者(約3600万人)に2回接種する必要量(7200万回)を大幅に上回る量を、
6月末までに自治体に届けるめどが立ったことを、
菅首相は把握していたからだ。
それまで多くの自治体は、
接種終了時期を「8月末」などと見込んでいた。

65歳以上の高齢者(約3600万人)に2回接種する必要量(7200万回)を大幅に上回る量を、
6月末までに自治体に届けるめどが立ったことを、
菅首相は把握していたからだ。
それまで多くの自治体は、
接種終了時期を「8月末」などと見込んでいた。

自治体に任せた接種日程に国が口を出せば、
混乱すると考えたワクチン担当の河野行革相。
「それは言わないでください」と何度も菅首相をいさめたが、
「6月末」完了すら検討した菅首相は譲らない。
河野行革相は、渋い表情で見つめるだけだった。
混乱すると考えたワクチン担当の河野行革相。
「それは言わないでください」と何度も菅首相をいさめたが、
「6月末」完了すら検討した菅首相は譲らない。
河野行革相は、渋い表情で見つめるだけだった。
その夜、菅首相は緊急事態宣言の3回目の発令に追い込まれた。
菅首相は記者会見で発令を謝罪する一方、
高齢者の接種完了時期を「7月末まで」と表明した。

菅首相は記者会見で発令を謝罪する一方、
高齢者の接種完了時期を「7月末まで」と表明した。

あえて退路を断った菅首相の胸には、こんな思いが去来していた。
今年1月に新規感染者が1日6万人に上った英国は、
都市封鎖(ロックダウン)でも収束せず、
ワクチン接種が進んだ今、日常生活を取り戻しつつある。
日本は今一番きついが、我慢の時。
接種が本格化する6月に必ず雰囲気が変わる・・・。
「何を言われようが、ワクチンだけで突き進む」
今年1月に新規感染者が1日6万人に上った英国は、
都市封鎖(ロックダウン)でも収束せず、
ワクチン接種が進んだ今、日常生活を取り戻しつつある。
日本は今一番きついが、我慢の時。
接種が本格化する6月に必ず雰囲気が変わる・・・。
「何を言われようが、ワクチンだけで突き進む」

★河野行革相の反対退け「1日100万回」打ち出す
さらに菅は、自衛隊を動員した大規模接種会場の開設に続き、
5月7日、ワクチン接種の「1日100万回」目標を打ち出した。
接種が加速化する5月24日から7月末まで約70日。
100万回は、この間に高齢者の2回接種(計7200万回)を終えるのに
必要な回数を逆算した「首相発案の数字」(周辺)だった。
100万回は、この間に高齢者の2回接種(計7200万回)を終えるのに
必要な回数を逆算した「首相発案の数字」(周辺)だった。
これにも河野行革相は抵抗した。
具体的な裏付けもなく掲げて、達成できなければ、非難を浴びるのは確実だった。
具体的な裏付けもなく掲げて、達成できなければ、非難を浴びるのは確実だった。
「1日70万回でもいいのではないですか」
発表直前、数字を知った河野行革相は、菅首相と直接向き合い翻意を迫った。
季節性インフルエンザワクチンの1日平均接種実績の60万回に、
10万回上積みした数字が限度だと食い下がったが、
「オレがやると言えば、みんな動く」
と強く信じる菅首相は納得しなかった。

季節性インフルエンザワクチンの1日平均接種実績の60万回に、
10万回上積みした数字が限度だと食い下がったが、
「オレがやると言えば、みんな動く」
と強く信じる菅首相は納得しなかった。

菅首相は、同じ神奈川県選出の河野太郎行革相を、
「将来の総裁候補」と目をかけてきた。
2009年の自民党総裁選では、河野太郎の推薦人集めにも奔走した。
突破力や発信力を評価し、ワクチン担当に河野太郎を起用したのも菅首相だった。
そんな「弟分」の河野太郎の反対も退け、
菅首相はワクチン接種加速に向け突き進んだ。
「将来の総裁候補」と目をかけてきた。
2009年の自民党総裁選では、河野太郎の推薦人集めにも奔走した。
突破力や発信力を評価し、ワクチン担当に河野太郎を起用したのも菅首相だった。
そんな「弟分」の河野太郎の反対も退け、
菅首相はワクチン接種加速に向け突き進んだ。
菅首相は、周囲とぶつかり時に暴走する河野太郎も認め、起用してきた。
だが、ワクチンを巡っては、菅首相が周囲の制止を振り切り突っ走る。
ある閣僚は、こう解説する。
だが、ワクチンを巡っては、菅首相が周囲の制止を振り切り突っ走る。
ある閣僚は、こう解説する。
「普段は暴走する河野太郎をみんなで止めるのに、
今回は、その河野太郎が菅首相を止めようとしている」・・《略》・・》
今回は、その河野太郎が菅首相を止めようとしている」・・《略》・・》
この後の記事は、《・・「型破り」自衛隊動員・・、首相 接種加速に自身・・》、
詳細状況が記載されていたが、省略する。
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

詳細状況が記載されていたが、省略する。
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

今回、菅首相としては稀な周囲の制止振り切り突っ走る言動に、
無力な私でも、微苦笑を重ねたりした。
やはり東京オリンピックの開催、そして国選、やがて総裁選などの大障害があり、
失態すれば、菅政権は総辞職に追い込まれる可能性がある。
もとより新ウィルスの沈静化の前提として、
殆どの国民にワクチン接種の終了が必要だから、
なりふりかまう余裕がなく、このような菅首相が稀な言動をするのかしら、
と私は微苦笑をしたりしている。
無力な私でも、微苦笑を重ねたりした。
やはり東京オリンピックの開催、そして国選、やがて総裁選などの大障害があり、
失態すれば、菅政権は総辞職に追い込まれる可能性がある。
もとより新ウィルスの沈静化の前提として、
殆どの国民にワクチン接種の終了が必要だから、
なりふりかまう余裕がなく、このような菅首相が稀な言動をするのかしら、
と私は微苦笑をしたりしている。