夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

英語も苦手な老ボーイの私でも、Spring has come!、と呟(つぶや)くように・・。

2016-03-17 16:20:04 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の71歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

今朝、私は家内と共に朝食を頂ただいている時、たまたまテレビで天気情報を視聴していた・・。
朝の6時は5度、昼下がりは18度前後、夕暮れの6時は14度前後、
4月中旬のような陽気に恵まれる日中となります、と報じていた。

やがて9時過ぎに、家内は、新聞に添付されているスーパーのチラシを見たりし、
そして赤のサインペンで丸印を付けたりした。

まもなくして、この赤丸が我が家の本日の必須の購入品とし、
あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めてくるのが、我が家の鉄則となっている。

この後、家内からスーパーのチラシを私は手渡し、
『本日は・・これだけお願い・・』
と家内は私に言ったりした。

私は定年退職後、多々の理由で年金生活を始めて、
平素の買物は私が専任となり、家内から依頼された品を求めて、
独りでスーパー、専門店に行く買物メール老ボーイとなっている。

たまたま本日は、チラシを見ると、最寄のスーパーで買い求める品数も少なかった。
            

私は長ズボン、冬用のスポーツシャツにフリースを羽織り、紳士バツクを斜め掛けにして、
颯爽と出かけた。

雲ひとつない青空が拡がる中、もとより寒さも感じることなく、
まもなく春分の日を迎えるので、寒さ暑さ彼岸まで、古人から伝えを思い浮かべて微笑んだりした。

やがてスーパーで責務を終えて、のんびりと小公園に立ち寄ったりした。
そして少し熱さを感じて、私はフリースを脱ぎ、スポーツシャツの姿で歩いたが、
ときおり吹く微風も心地よかった。

陽射しは燦々となる中、のんびりと歩き廻り、私はこれ以上の倖(しあわ)せはないなぁ・・、
と思い深めたりした・・。

やがて帰宅し、少し汗ばみ、洗面所で顔を洗ったりした。

やがて家内とコーヒーを飲んだりしている時、
『xxちゃんさぁ・・さわやかな陽気で、Spring has come!、だょ』
と英語も苦手な私でも、家内に呟(つぶや)くように言ったりした・・。
            

私は中小業の外資系に長らく勤めたが、英語も苦手となっている。
本国の情報部門の最高責任者が来日して、会議の後、
私は上司と共に、食事処で接待した時、困苦したりした。

やむなく英語を思いだすように単語を並べる程度しか言えない私は、手振りを交えて、
表情だけは豊かに応対した苦い体験があったりした。

今回、たまたまSpring has come!、と呟(つぶや)くことができたのは、
中学一年生で生まれて初めて英語の授業を受けて、春が来た、という表現が
余りにも鮮烈で、いまだに心の片隅に残ったりしていた・・。

そして常に英語で表現できたら、つたない我が人生でも、大きく変貌していたよなぁ、
と私は微苦笑したりした。

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