NHKのBS2では、黒澤 明・監督の没後10年に際し、
遺(のこ)された名作の数々を放映している。
http://www.nhk.or.jp/kurosawa/
今宵は、8時から11時半過ぎまで、
『七人の侍』が放映されるので、若い方で観ていなかった人に、
ぜひともご覧になったら、と深く思っている。
この映画は、映画専門誌の『キネマ旬報』に於いて、
映画100年を総括する特別企画として、
臨時増刊『世界映画オールタイム ベストテン』に於いて、
邦画・洋画を問わない映画史を通じて、
ベストテンを発表した誌であった。
第一位が『七人の侍』であり、『市民ケーン』、『2001年宇宙の旅』、
『東京物語』、『天上桟敷の人々』・・と名作が選出されている。
この後、同誌が創刊80周年記念号として、
『映画人が選んだオールタイムベスト100』(日本映画篇)に於いても、
第一位が『七人の侍』で、『浮雲』、『飢餓海峡』、『東京物語』、『幕末太陽傳』・・選出されている。
『七人の侍』が映画館で上映されたのは、
昭和29年であり、私が小学3年生だった頃である。
私は映画好きな少年で、独りで映画館に行って、
東映の時代劇の『笛吹童子』、『紅孔雀』などを観たりしていた。
そして、学校の行事として、同級生全員で、
映画館で『二十四の瞳』を観たりしていた時代であった・・。
この頃の私は、この『七人の侍』は無知であった。
後年、東京オリンピックの開催する前頃に、
初めて『七人の侍』を映画館で観た後、しばらく座席から立てないほど、
感動した後、感銘を深めた作品であった。
その後、ビデオ・テープで作品が発売された後、
購入し、少なくとも百回以上は自宅の居間で鑑賞している。
映画の作品としては、どなたがご覧になっても優れた映画と思われるが、
私が何よりも驚き、ため息をしたのは、
あの昭和29年当時、あれだけ制作された力量、
斬新な脚本、演出に驚嘆したのであった。
私の若き頃、映画青年の真似事をした体験もあるが、
この『七人の侍』をご覧になっていない方、
決して時間の無駄にならないひととき、と私は確信している。
遺(のこ)された名作の数々を放映している。
http://www.nhk.or.jp/kurosawa/
今宵は、8時から11時半過ぎまで、
『七人の侍』が放映されるので、若い方で観ていなかった人に、
ぜひともご覧になったら、と深く思っている。
この映画は、映画専門誌の『キネマ旬報』に於いて、
映画100年を総括する特別企画として、
臨時増刊『世界映画オールタイム ベストテン』に於いて、
邦画・洋画を問わない映画史を通じて、
ベストテンを発表した誌であった。
第一位が『七人の侍』であり、『市民ケーン』、『2001年宇宙の旅』、
『東京物語』、『天上桟敷の人々』・・と名作が選出されている。
この後、同誌が創刊80周年記念号として、
『映画人が選んだオールタイムベスト100』(日本映画篇)に於いても、
第一位が『七人の侍』で、『浮雲』、『飢餓海峡』、『東京物語』、『幕末太陽傳』・・選出されている。
『七人の侍』が映画館で上映されたのは、
昭和29年であり、私が小学3年生だった頃である。
私は映画好きな少年で、独りで映画館に行って、
東映の時代劇の『笛吹童子』、『紅孔雀』などを観たりしていた。
そして、学校の行事として、同級生全員で、
映画館で『二十四の瞳』を観たりしていた時代であった・・。
この頃の私は、この『七人の侍』は無知であった。
後年、東京オリンピックの開催する前頃に、
初めて『七人の侍』を映画館で観た後、しばらく座席から立てないほど、
感動した後、感銘を深めた作品であった。
その後、ビデオ・テープで作品が発売された後、
購入し、少なくとも百回以上は自宅の居間で鑑賞している。
映画の作品としては、どなたがご覧になっても優れた映画と思われるが、
私が何よりも驚き、ため息をしたのは、
あの昭和29年当時、あれだけ制作された力量、
斬新な脚本、演出に驚嘆したのであった。
私の若き頃、映画青年の真似事をした体験もあるが、
この『七人の侍』をご覧になっていない方、
決して時間の無駄にならないひととき、と私は確信している。