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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『The Last Song』 を心の中で唄えば・・♪ 《初出2008.5.12.》

2008-06-13 09:12:06 | 音 楽
私は曇り空の中、少し遠回りして買物に出かけた。

人影も少ない遊歩道を歩いたりした。

私は立ち止まり、煙草に火を点(つ)けた時、
突然に私の心にひとつの歌が流れた・・。


♪傷つくだけ 傷ついて 解ったはずの答えを
 どうしてまだ 問いかける

【『The Last Song』   作詞・YOSHIKI】


私はどうしてこの歌が思いだされたのか、
自身で驚いたりしていた。

この歌は、ロック・グループのX JAPANの最後の頃の名曲であるが、
どうしてなの・・、と私は思い返したりしていた。

私はこの半月に於いて、このブログ・サイトの
【年金青年のたわむれ記~かりそめ草紙~】に
今まで4つのサイトに書き散らかした3000通前後の
投稿文を整理、統合をしたりしている。

定年退職後まもない時から綴っているが、
私の幼年期から年金生活の今日までの半生記のような内容でもある。


私は昭和19年に東京郊外で農家の子として生を受け、
小学2年の時、父に病死され、
大学を中退し、映画・文学青年の真似事をしたりした。

25歳の時に企業に何とか中途入社し、
35年音楽関係の会社に勤め、定年退職した。

私は中学時代の頃からは、表面は明るく振舞っていたが、
心の中で血みどれに自己格闘し、
ときおり確固たる根拠なく自信をもたげて独断・偏見の言動もあり、
ときには卑屈になったりして、屈折した半生でもあった。

このような心の軌跡があるので、
サラリーマンの家で生を受け、それなりの文化に育(はぐく)まれて、
大学を卒業し、大企業で勤めたエリートの人々とは、
最も遠い存在と思ったりしているのである。

このような心情を思い返してか、


♪終らない雨 抱きしめた 夜が朝を向かえる
 心はまだ濡れたまま
 傷つくだけ 傷ついて 解かったはずの答えを
 どうしてまだ 問いかけている

【『The Last Song』   作詞・YOSHIKI】


このような心の中で唄っているのである。



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今宵は、『熱き心に』を唄いながら・・♪  《初出2008.5.8.》

2008-06-13 08:44:15 | 音 楽
私は朝から、相変わらず、この15日ばかり夢中になっているブログのサイト
【年金青年のたわむれ記~かりそめ草紙~】に
今まで4つのサイトに書き散らかした投稿文を整理、統合している。

今朝から56通ぐらい投稿をしてきたが、
少して疲れを感じると、ときおり庭のテラスに下り立ち、
樹木の若葉を眺めながら、鼻歌などを小声で唄ったりしている。


♪北国の旅の空
 流れる雲 はるか
 時に 人恋しく


【 『熱き心に』 作詞・阿久 悠 】


そして居間にあるパソコンに向かいながら、
現役時代にあんなこともあったね、
と呟(つぶや)いたりしていた。


そして、夕食後のひととき今、私はパソコンに向かいながら、


♪くちびるに ふれもせず
 別れた女(ひと) いずこ
 胸は 焦(こ)がれまま

 熱き心に 時よもどれ
 なつかしい想い つれてもどれよ

【 『熱き心に』 作詞・阿久 悠 】

と心の中で唄い、現役時代の40代のある時期に、
私なりに清純な付き合いをしたひとり女性との交際の日々を思い出したりしている。


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ときには、ミーシャの名曲を唄いながら・・♪  《初出2008.5.7.》

2008-06-13 08:39:39 | 音 楽
私は朝から、ここ2週間ばかり夢中になっているこのブログ・サイトの
【年金青年のたわむれ記~かりそめ草紙~】に
今まで4つのサイトに書き散らかした投稿文を整理、統合している。

今朝から20通ぐらい投稿をしてきたが、
あと何通本日投稿できるかしら、
と考えたりしている。

そして疲れを感じると、ときおり庭のテラスに下り立ち、
樹木の若葉を眺めながら、鼻歌などを小声で唄ったりしている。


♪すれ違う時の中で あなたにめぐり逢えた
 不思議ね願った奇跡が こんなにも側にあるなんて

【 『Everything』 作詞・MISIA 】


そして居間にあるパソコンに向かいながら、


♪You‘re eveything You‘re eveything
 あなたと離れてる場所でも

【 『Everything』 作詞・MISIA 】

と小声でやはり唄っている。


私は自身に呆(あき)れながら、
どうして今日の鼻歌はMISIA(ミーシャ)なの、
と齢を重ねた63歳の私は、独りで微苦笑したりしている。

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皿洗いの時、『X JAPAN』が最適・・!? 《初出2008.4.27.》

2008-06-12 10:26:39 | 音 楽
家内が留守なので、昼食後のひととき、
私は台所に立った。

台所のひとつの戸を開け、そして前掛けをして、腕まくりをした後、
皿洗いなどをしたのであった・・。

CDラジカセを持ち込んで、一枚のCDをセットした・・。

少し山積みとなった皿、丼ぶり、小鉢などを水を盛大に出しながら
スポンジでこすり洗ったのである。

心の中は、さぁ~いくぞ・・という心境である。


♪紅に染まったこの俺を慰める奴はもういない

【 『紅』 作詞・YOSHIKI 】


この後、台所の洗剤で皿などをこすった後は、
水洗いを盛大にしたのであるが、


♪もう二度と届かないこの思い
 閉ざされた愛に向かい
 叫びつづける

【 『紅』 作詞・YOSHIKI 】


この歌は私は小声であるが、
ボーカルのTOSHIに負けじと唄い続けた・・。

この名曲は、ロックバンドのX JAPANであり、
この歌は1時、高校野球の応援歌で、
演奏されたりしていた・・。

私は水洗いをしながら、この歌を『一曲繰り返し』セットし、
唄い続けたのであるが、
不思議ながら合致するのである。

余りバラードであると、聴き込んでしまうので、
程々のハード・ロックが合うと、
小綺麗になった台所で、独り微苦笑したのである。

この後、台所の戸を開けていたので、
煙草を喫いはじめていたら、
玄関のチャイムが、
『コッキラ・・コ~ン!・・』鳴り出し、
私は玄関が見える窓から、そぉ~と見たら、
30前後の綺麗なご婦人と幼児が立っていた。

私は自治会の役員のお方が、
共同募金の収集でお見えになったのだ、
と解かったが、前掛けと腕まくりの60代の小父さんとしては、
少しあわてたのである。

そして、私は『はぁ~い』
と大声で云いながら、
前掛けを取り、応対したのであった・・。

私は15分ほど早かったら、
見せられる格好でなく、X JAPANと共に、
小声で唄っていたのであるから、
今であってよかったよ、と呟(つぶや)いたのである。

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ときには、深夜『X JAPAN』を視聴して・・♪  《初出2008.4.24.》

2008-06-12 09:55:54 | 音 楽
家内は独り住まいとなっている家内の母の宅に泊りがけで、
大掃除、衣変え等で28日まで行っている。
私は日常は自在に生活しているが、
更に身勝手な生活時間を過ごしている・・。

昨夜、12時過ぎに『X JAPAN』の曲が聴きたくなり、
X JAPANのCD、ビデオ・テープ、DVDの20作品保有している中で、
ひとつのビデオ・テープを選定したのである。

NHKのBSで、1998年1月30日に放映した
『X JAPANの軌跡 感動のドームライブ』である。

深夜、居間で日本酒を呑みながら、
大音響で2時間ばかり視聴したのである。

このグールプの数多い中で、
それぞれのメンバーのインタビューもあるので、
私が保有している中で、最も好感している作品である。

このようなふしだらな時間帯を過ごしたので、
7時過ぎに目覚め、ぼんやりとしている・・。

本日は、これから雨の一日が予測されるが、
私は相変わらずこのサイトの『年金青年のたわむれ記』の投稿に
専念する予定である。

尚、深夜に視聴したビデオ・テープは、
放映後、3ケ月ぐらい帰宅後、毎晩熱中して聴き、
今まで少なくとも150回前後視聴している私自身の宝物の
ひとつである。

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昼寝から目覚め、名曲を聴き・・♪  《初出2008.4.20.》

2008-06-12 09:11:18 | 音 楽
東京郊外の調布市に住む私は、
曇り空で、ときおり風が吹く午前を過ごした・・。

家内は独り住まいの家内の実家に今朝から出かけている。

私はこのサイトの『年金青年のたわむれ記』を整理して、
7つばかり投稿した後、洗濯物を取り込んだ。

その後、昼寝をし、4時過ぎに目覚めたら、
晴れ間となっている・・。

私は顔を洗い、煎茶、コーヒーを淹れた後、
ぼんやりと音楽を聴いている・・。

ドミニク・ミラーのギターに寄る『アルビーノのアダージョ』、
アシュケナージが弾いている『ショパンの夜想曲』などである。

このような曲を聴きながら、
夕陽を受けている主庭の樹木を眺めている。

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今朝の鼻歌は、『花』となり・・♪  《初出2008.4.12.》

2008-06-09 15:54:39 | 音 楽
東京郊外は、花曇りの朝を迎えている・・。

朝刊を読んだ後、少しぼんやりとしている。
NHKのニュースのトップ情景が、
東京の隅田川が両岸にビルと高層マンションに囲まれた情景が
写し出されていた・・。


♪春のうららの隅田川、
 のぼりくだりの船人が

【 『花』 作詞・武島羽衣 】


私はテレビの放映されている情景は数秒であったが、
年金生活の少しボケた私は小声で唄いだしたのである・・。


♪櫂(かひ)のしづくも 花と散る
 ながめを 何にたとふべき

【 『花』 作詞・武島羽衣 】


家内はコーヒーを飲みながら、テレビを観ているが、
『カァーン・・』
と笑いながら、云った。

私が鼻歌を唄ったりする時、
家内は照れ性なので、NHKの『しろうとのど自慢』の採点の鐘音を真似て、
いつものことである・・。


私達は家内の母と3人で、
昨年の猛暑の中、浅草から隅田川を観光船で船下りをした・・。

『蓮の花』を鑑賞するために、北関東の館林市の郊外にある城沼で、
3泊4日で訪ねたのである。

城沼の岸辺に建っている公共宿泊に滞在し、
夜明け時、朝、昼、夕方を私は蓮の花を眺めたり、
城沼を遊覧船に乗ったりし、私は絶賛した・・。

しかし、3日も観た上、猛暑であったので、
最終日は早めに帰京したのである。
東武電鉄の特急で浅草駅に到着した後、
朝方、家内と打ち合わせ通り、
私達3人は隅田川を船下りをしたのである。

私は緑豊かな調布市で長年住んでいるせいか、
下町は苦手であるが、久々の情景を眺めたのである・・。

私はビル、そして近年からは高層マンションなどを眺めながら、
フジテレビのある付近まで船下りをしたが、
私は情緒をなくした情景に失望したのである。

家内達は無邪気に楽しんでいたが、
どうしてセンスのない建物ばかり建てたのであろうか、
と秘かに調布の里っ子と称している私は嘆いたのである。


♪げに一刻も千金の
 ながめを何にたとふべき

【 『花』 作詞・武島羽衣 】


と私は心の中で唄いながら、
東京オリンピック前の隅田川の光景を想いだしたりしている・・。



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今朝、思わず『ハナミズキ』の鼻歌を唄い・・♪ 《初出2008.3.3.》

2008-06-08 07:58:12 | 音 楽
東京の郊外は、この時節に相応しく、早春の陽射しが射しこんでいる。

先程、庭に下り立ち、白梅、紅梅の満開の花に見惚れたり、
日本水仙の花に微笑んだりしている。

このような情景を見つめたりしていると、


♪薄紅色の可愛い君のね
 果てしない夢がちゃんと 終りますように
 君と好きな人が 百年続きますように

【 『ハナミズキ』 作詞・一 青窈 】


このような歌を唄いだしたのであるが、
どうしてこの歌が私の心から発露されたのだろうか、
と煙草を取り出しながら、思ったりした。


この『ハナミズキ』を最初聴いた頃は、好感する曲程度しか感じていなかったが、
昨年の5月にハナミズキを観た時、
突然、この曲が心に沁みたのである。

私は齢を重ねた63歳の身であるが、
季節の移ろいの情景、女性のしぐさ、言葉に何より魅了させられている。

このような堕落した私であるが、
残された歳月に心に残った情景、思いが齢を重ねるたびに、
いとおしさが深まっている。


この時節、早春の陽射しにつつまれて、
白梅、紅梅、そして日本水仙を見つめたりしていると、
この光景が何時までも、と叶(かな)わぬ夢を見たりしているのである。


♪君と好きな人が 百年続きますように

【 『ハナミズキ』 作詞・一 青窈 】


私は庭を眺めながら綴っているのであるが、
先程、この名曲の『ハナミズキ』を作詞と唄われた青窈さんの字を調べたりした。

窈はヨウと読めるが、意味合いは、
女性のしとやかで美しいようす、
と明示されていたので、『桃の節句』に相応しいかしら、
と私は微苦笑をしている。



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ときには、『徳永英明』を聴いて・・♪  《初出2008.3.1.》

2008-06-07 10:23:39 | 音 楽
私は夕寝から目覚めて、煎茶を淹れていた時、
居間のテレビから『ハナミズキ』の歌声が聴こえた・・。

家内が居間でテレビを視聴していたのだが、
『徳永英明じゃ・・ないの・・』
と私は家内に言った。

『いい歌を唄う人ね・・』
と家内は私に言った。

私は微苦笑しながら、良い歌い手の方だよ、
と言いながら、私は遠い昔が甦ってきた・・。


1986年の頃、『レイニーブルー』がラジオから流れた時、
個性ある歌声のある歌手だなぁ、と印象が残り、
その後の『壊れかけのRadio』は私は良く聴いたりしていた。

その後、私は他のジャンルを熱愛してしまい、
三年前頃、女性歌手が唄った名曲を徳永英明がカバー曲として唄い、
少し驚いたが、バラードに好感したりしていた。
その後、ときおり歌の番組を視聴したりすると、
徳永英明が出演され、彼の唄声に微笑んでいたりしていた。


私は居間で、『いい日旅立ち』、『雪の華』を視聴した後、
最後に彼自身の名曲『壊れかけのRadio』の後、
私はNHKの『徳永英明~あなたに贈るぼくの歌~』
という30分番組だったと知った。


♪思春期に少年から 大人に変わる
 道を探していた 汚れもないままに

【『壊れかけのRadio』 作詞・徳永英明 】


と私は番組が終わった後、唄いだした。
彼のように透明感あるシルキー・ヴォイスのようには唄えないけれど、
私なりに齢を重ねた63歳の身であるが、心を込めて精一杯唄ったのである。


♪飾られた行きばのない 押し寄せる人並みに
 本当の幸せを教えてよ 壊れかけのRadio

【『壊れかけのRadio』 作詞・徳永英明 】


私は唄いながら、彼自身が闘病生活を過ごされた後、
見事に復調し、確固たる存在感となったいる様子に祝福をしたりした。

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今朝は、『知床旅情』の鼻歌を唄い・・♪   《初出2008.2.29.》

2008-06-06 23:06:16 | 音 楽
私は朝の陽射しが射しこみはじめた7時に、
庭に下り立つと、


♪知床の岬に はまなすの咲くころ
 思い出しておくれ 俺たちのことを

【 『知床旅情』 作詞・森繁久弥 】


と唄いだしたのである。

私達夫婦は、私の退職の翌年の5月下旬の時、
知床のウトロで岬で日の出を迎える早朝クリージングに乗船した。
薄暗い早朝、風は冷たく、連山の彼方に月がぽっかりと観られ、
私は心を揺さぶられ、感動をした。

そして岬に観光船は達したが、西方の海であったので、
わずかな陽射しが海上を染めはじめた・・。

この4年前頃には、勤続記念の休暇を利用して、
網走の外れの海岸線に近いホテルに2泊し、
流氷を待ち焦がれたが、流氷は遥か彼方に遠ざかり、
私達夫婦は、斜里、そしてウトロまで流氷を追い求め、訪れた。

結果として、ウトロの手前の小高い峠で一望でき、
ウトロの周辺を数時間、厳粛な面持ちで散策した。

このような知床の想いでが甦(よみがえ)ったのか、
或いは東京の郊外でも寒い二月が終り、ほっとしたのか、


♪飲んで騒いで 丘にのぼれば
 遥か国後に 白夜が明ける

【 『知床旅情』 作詞・森繁久弥 】


と唄ったりしている。


東京の郊外は、雲ひとつない青空となり、日中は櫻の咲く頃の陽気に恵まれる。

2月はわずかであったが雪があり、その後は白梅は満開となり、
私としては、心を充たされる日々であった。

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私が旅先で唄った歌は・・♪   《初出2008.2.11.》

2008-06-05 15:49:08 | 音 楽
私達夫婦は、独り住まいとなった家内の母を誘い、
ときたま温泉滞在、周遊観光などの旅行をしている。

一昨年の10月中旬には北海道に行って観たいわ、
と家内の母の要望があり、7泊8日で道央、道東を周遊した。

旅先で家内達の観たい処とは相違するので、
少なからず60過ぎの男の子である私は、独りであちらこちら散策をしたりする。

道東の知床、阿寒湖の遊歩道を歩いたが、人気(ひとけ)がないので、
私は小声で唄ったりしていた・・。


♪イヨマンテ
 燃えろ ひと夜を
 ああ 我が胸に

【『イヨマンテの夜』 作詞・菊田一夫 】


私は熊避(くまよ)けに熊祭りの歌を唄ったのである。
幸い熊は遭わなく、鈴より効果があると思いながらも、
少し大きめで唄ったりした。

エドリスには逢え、こうした情景に微笑んだりしていた。


昨年の10月下旬より8泊9日で沖縄本島に訪れた時、
私は人気(ひとけ)の少ないプライベート・ビーチで微かな海風を受けながら、
唄ったりしていた。


♪人にやさしくされた時 自分の小ささを知りました
 あなた疑う心恥じて 信じましょう心から
 流れゆく日々その中で 変わりゆく物多すぎて
 揺るがないものただ一つ あなたへの思いは変わらない

【 『あなたに』 作詞・Kiyosaku Uezu】


沖縄列島出身のグループのひとつであるモンゴル800が、
1時期流行った『あなたに』であった。

この歌は、名護に近いリゾートホテルで滞在した折、
市の近い処で沖縄料理専門店で昼食を頂いた時、
店内から流れてきた歌で、私は魅了させられたのである。

旅に来る前には、『花』でも口ずさむと思ったりしていたが、
偶然に聴き、魅了された歌を唄ったのである。

そして、ホテルのベランダでも8回ぐらいは唄ったりした。


明日より、箱根の姥子に7泊8日で温泉滞在をするが、
独りで散策する時は、どの歌にしょうかと迷っているのである。


♪箱根の山は 天下の険
 函谷関(かんこくかん)も物ならず

【『箱根八里』 作詞・鳥居まこと 】


観光開発で利便性となった箱根一帯は、この歌も相応しくなく、果たして・・、
と思案しているのである。


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その後の私は、五輪真弓の唄声と共に・・♪  《初出2008.2.10.》

2008-06-05 15:42:44 | 音 楽
私は偶然に五輪真弓の『少女』をラジオで聴いた後、
レコードのアルバムの発売日に待ち焦がれ、
『五輪真弓/少女』を買い求めたのは昭和47年(1972年)の10月の下旬であった。

この頃の私は、個室にレコード・プレイヤー、プリメイン・アンプ、そしてスピーカと、
この当時の普通の音楽ファンの機器構成で聴いていた。
しかし、この頃の機器は、私の基本給の月収より数倍高く、
私はローンで返済していた。

そして、私は帰宅後、このアルバムに夢中になり、殆ど毎日聴いていたし、
次兄にも賞賛をしたりしていた。

翌年の7月に『風のない世界』が発売されて、
特にこの中の一曲『煙草のけむり』にはこの人の才能が満ち溢れている、
と友人らにも絶賛していた。

確か数年後であったと記憶しているが、
虎ノ門ホールで五輪真弓のコンサートがあり、
この頃に交際していた女性と観たのである。

この女性はある音楽大学を卒業したばかりで、先生に師事しながら、
ピアニストを熱望する人であり、
私はピアノを専攻する人に気後れしながらも、
ピアノを弾きながら自分の作詞・作曲され歌を唄う五輪真弓のコンサートに、
誘い出したのである。

この女性とは、コンサートの終了後に食事をしていた時、
虎の門ホールの音響、そして五輪真弓に関して才能のある人ね、
と私は聴いて、デビュー以来才能を認めていた方に同意されたので、
私の心は小躍りのような状態であった。

この人とは、渋谷、新宿で度々待ち合わせ、夕食を共にした後、自宅に送り、
この方の母親に可愛がって頂だき、親愛の情をしぐさを見せてくれたりした。

私の住んでいる所にも来て貰ったり、
私の実家にも連れて行ったりしていた。

このような時、有数なソプラノ歌手のコンサートが東京文化会館の小ホールで開催され、
伴奏としてのピアノを弾く担当に選ばれ、
私は当然として、このコンサートを観たのである。
ただ私が今までの人生で体験したことのない、特有な雰囲気につつまれていた。

私は結婚したい、と申し込んだ夜、
『貴方が思っている・・サラリーマンの良い奥さんには・・なれないわ・・』
と言った。

確かに毎日10時間前後はピアノ弾いているので、
サラリーマンの普通の生活ペースは無理であるので、
私は承知の上だ、とも言葉を重ねたりした。

数ヵ月後、貴方に負担をかけたくないの、
と私は言われ、
私は失恋をしたのである。

私は五輪真弓に関しては、スターとなった今、
何となく遠ざかり、シャンソンなどに夢中になり、深めていった・・。


私は数年後、妹の嫁ぎ先の親から、ひとりの女性を紹介され、
この人と結婚した。

私が家を建て始めて、ローンの負担が重苦しく感じ、
数年続いた折、私は懐かしい歌声を聴いたのである。


♪枯葉散る 夕暮れは
 来る日の寒さを もの語り
 雨に壊れた ベンチには
 愛をささやく 歌もない

【『恋人よ』 作詞・五輪真弓 】


私は思わず、真弓ちゃんだ、と心の中で叫んだのである。
そして、相変わらず、才能を発露させ、確固たるスターの五輪真弓さんに、
しばらくぶりだったけれど、凄い詞を書いたよね、
と心の中で祝杯したりしていた。


♪恋人よ そばにいて
 こごえる私の そばにいてよ
 そしてひとこと この別れ話が
 冗談だよと 笑ってほしい


私はピアノニストに熱望した人は、今はどうしているかは知らないが、
私にとっては若き日の貴重な苦い想いのひとつである。



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五輪真弓の『少女』を聴いた頃の想いで・・♪  《初出2008.2.10.》

2008-06-05 15:40:02 | 音 楽
私は大学を中退し、映画・文学青年の真似事を4年ばかり過ごし、
コンピュータの専門学校で一年学んだ後、
遅ればせながら昭和45年(1970年)の春に、
ある大手企業に中途入社ができた・・。

その後、この企業の音楽事業本部の中のひとつが、
レコード専門会社として独立した。

私はこの中小のレコード会社のコンピュータ専任者として配属され、
音楽に関しては、文学、映画の次の程度に関心がある程度であった。

昭和47年の初秋、私は日曜日で自宅でラジオを聴きながら、
身のまわりの整理をしていた。


♪あたたかい陽のあたる
 真冬の縁側に
 少女はひとりで
 ぼんやりと座ってた

【 『少女』 作詞・五輪真弓 】


私は思わず手を止めて、ソファに座り、
煙草に火を点(つ)けた・・。


♪つもった白い雪が
 だんだん とけてゆくのを
 悲しそうに 見ていたの
 夢が大きな音を
 たてて 崩れてしまったの


私は専門外の音楽好きなの身であったが、
感性の鋭い人と直感し、初めて作詞・作曲し唄っている人が、
五輪真弓と知ったのである。

翌朝、会社で、たまたま私が朝礼の当番であった。

本社の営業本部、同じフロアーの営業所の数多くいる社員の前で、
私は前に立ちながら、一通り業務関係を言った後、
『・・CBSソニーさんから、凄い感性のある人でデビューします。
10月に発売されますが、五輪真弓という若い女性が・・
「少女」という曲で・・感性と感覚が際立って・・』
と私は他社のアーティスであったが、半分得意げで言った。

たまたま営業の本部長の所に、邦楽の制作本部長が打ち合わせて来ていたのを、
後で知った。

この後、一時間後に、私は制作本部長とエレベータの中で、
偶然ふたりとなった。
『・・お前さんねぇ・・よく言うょ・・』
と微苦笑された。

私は中小のレコード会社で、コンピュータ専任者の身であったが、
怖いもの知らずの27歳の時であった・・。


このようなことを庭の雪どけを見ながら、ふと想いだしていたのである。




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夕暮れの時、ときおり唄う歌は『異国の丘』・・♪  《初出2008.2.1.》

2008-06-05 14:16:48 | 音 楽
私は年金生活の4年生の身であるが、
夕暮れの時、ときおり口ずさむ歌がある。


♪今日も暮れゆく 異国の丘に
 友よ辛かろ 切なかろ

【『異国の丘』 作詞・増田幸治 補詞・佐伯孝夫 】


私は中小業の民間会社を35年間勤め定年退職をした身であるが、
退職の10年前頃から業界全体が縮小し、それぞれの会社が再構築がよぎなくされ、
リストラなども行われた。

組織の見直しによる人事配置転換の人事異動、出向、
そして早期退職優遇制度による退職、
このような形で同じ時代の空気を共にした上司、同僚、後輩などと別離があり、
中には業界から去った人も数多くあった。

私自身も55歳で出向となり、出向先で定年退職を迎えたのである。

この間、本社に残った人達と年に数回、親睦会で交流したりしていたが、
早期退職などで、少しづつ欠けていった・・。
この中には、何とか定年退職もされて、
地方で生活を営まれ、過ごしている人も多い。

こうして昨今は、お互いに葉書の挨拶程度となり、
あの人はあの人なりに過ごされている、
と安堵したりしている。


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早春の陽気に誘われ、『早春賦』を唄い・・♪ 《初出2008.1.30.》

2008-06-05 13:53:35 | 音 楽
東京の郊外は、昨夜のひととき小雨が降ったが、
今朝は雲ひとつなく青空となっている。

庭先に下り立つと、何となく暖かく感じるのである。


♪春は名のみの 風の寒さや
 谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど

【 『早春賦(そうしゅんふ)』 作詞・吉丸一昌 】


私は陽射しの射しこむ庭を眺めながら、口ずさんでいた・・。

風もなく、梅の枝、莟(つぼみ)は朝の陽射しを受けたりし、
地面も黒土も清々しい、私の心を高揚させてくれる。

日中のひととき、3月のような陽気と予測されているので、
私は街中、旧街道、遊歩道などを散策し、早春の樹木、花を眺めたりしょう、
と思い立ったりしている。


♪春と聞かねば 知らでありしを
 聞けば急かるる 胸の思(おもい)を

【 『早春賦(そうしゅんふ)』 作詞・吉丸一昌 】


私は鼻歌を唄いながら、居間に戻った。


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