ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

東海道 草津の宿から大津の宿

2010-08-13 10:32:29 | 旅行
8月2日、今日は大津まで、おそらく昼頃には到着するだろう。普通ならここまできたら一気に京都まで行ってゴールとするところだが、私にとっての最終ゴールは大阪の自分が卒業した小学校のあたり(国道1号線のそば)と決めているので、今回は大津までで引き返すことにした。次回を最終回としようと思っている。
東海道と中山道の分岐点。京都から来るとここまでは共通だがここから分かれる。
大津の宿の建物。大津の宿は観光地になっており本陣なども入れるのだが朝早いのでまだ空いていなかった。
稲荷神社。この辺りは神社が多い感じがする。
若松神社。立派な神社できれいに整備されている。
若松神社の本殿。屋根は古いままだが周りは修復されている。実はこの神社は旧東海道からは大分外れていることが跡で分かった。
瀬田大橋。向こうのほうがJRの鉄橋。その向こうが琵琶湖である。実はパソコンが壊れたので道沿いの案内図を頼りに歩いていたのだが、この橋は国道1号線にかかっているもので、旧道は瀬田の唐橋を通るのだが、旧道が曲がっているところを気付かずに一号線まで出てしまった。殆どのところである程度広い橋を渡るときには旧道と新道が合流するのでこんなものかと思っていたが、瀬田の唐橋は保存されていた。石山の街に入ってからそれを知った。
なお、この川は淀川の源流で琵琶湖から、唯一水の流れ出る川である。
石山駅前の芭蕉の像。瀬田大橋を渡ればすぐ大津のようなイメージがあったのだが、石山、膳所、大津とまだ結構ある。膳所の駅近くの喫茶店で休憩した。
義仲寺。木曽義仲が建てたと言われる。ここまでくれば大津はもうすぐである。歩きはこれで4日目だが次第に疲れやすくなってきている。一晩寝ただけでは疲れが取れないのは年のせいだろうか。
それでも昼前に大津駅に着く。ここから京都に出て新幹線で帰った。いよいよゴールが近くなってきた。体調と天気が良ければ、9月の最初の休みを最後の東海道にしようと思っている。

東海道、水口宿から草津宿

2010-08-13 09:56:03 | 旅行
パソコンの修理が終わって戻ってきた。
メモリチップが壊れていて交換したとのことだったが、幸いなことにハードディスクは壊れておらず、データはそのまま残っている。これを機会にバックアップを心がけようと思う。
さて、パソコンが壊れて掲載できなかった、東海道の写真を載せよう。まず8月1日、水口の宿から草津の宿までである。
朝7時半、ホテルを出て水口城跡に行く。城跡と言うが天守閣などは無く、石垣とお堀の一部が残っているだけ。
水口の宿を出たあたり。この辺りはコメどころで田園風景が広がっている。
横田の渡し。昔は渡し船があったらしいが今は渡しも無く橋もないので国道の橋に回る。
橋の向こうは三雲町。今日も日差しは強く暑い。日陰を通ろうとするのだが、道は基本的に北西に向かっており、午前中は背中から太陽を受ける。昼間は日が高く影があまりできず、午後は正面から日差しを受ける。なかなかつらいものがある。
三雲城へ向かう道。感じの良い道で、疎水になっている。しかし城までは2Kmもあるので行くのはやめた。
石部の宿跡の無料休憩所。石部の宿はあまり昔の建物は残っていないがこういうところは用意してある。
ここから草津まではあまり面白みのない道のり。
草津の30分くらい手前で足湯の看板を見つけて入って休憩する。午後2時過ぎ。六角形の入れ物が湯船で温泉ではなく沸かし湯が出てくる。ここで20分くらい休憩していたら日差しが曇って雨が降りそうになってきた。草津まで急いで歩く。宿は駅の近くのホテル21.変わった名前だが一泊5700円で朝食なし。ただし部屋は普通のビジネスホテルよりも広く応接セットが置いてある。インターネット無料だがパソコンが壊れていて使えず。

辛坊治郎(しんぼう・じろう)氏、読売テレビを退社

2010-08-12 08:46:54 | 社会
読売テレビの解説員、辛坊治郎氏が9月末で退社すると報じられている。

このブログにも書いたことがあるが、民放のテレビ局の解説員としては異色の自分でものを考えて意見を持ったうえで報道する人である。土曜日朝8時からの日テレの報道番組なども質が高いと思っている。

彼が退社するというのは有名になった女子アナがフリーになるのとは質が違うと思う。何らかの意味で読売テレビでのやりにくさがあったからだろうと思う。こうして民放は意見を持つ人を外に出して意見を持たない風評に流される人を残す。今の放送業界の体質を表していると思う。

辛坊治郎氏が冷遇されていたかというとそんなことは無い。読売テレビという関西のテレビ局の職員でありながら全国ネットワークに時事問題の司会者として取り立てられていた。テレビ局としてはかなり引き立てていたほうだろう。それにもかかわらず退社するというのはテレビ局の中にいる息苦しさを感じたからではないかと想像している。若いと思っていたが彼も54歳、操作気が長いわけではない。自らがテレビ局を変えられそうにないと分かったときに、自由に発言できるシンクタンクの道を選んだのは理解できる感じがする。

その一方でテレビ局の体質が変わらないというのもまた事実である。現在電波割り当てで揉めている、モバイル用放送などでニュース専門チャンネルなどができてマスコミに新風を吹き込むことを望みたいものである。こういうことはドコモ陣営には期待薄で、KDDI陣営のほうに期待できると思っている。

不気味な円高

2010-08-11 08:22:36 | 経済
円高がじりじりと進んでいる。少し前なら大問題として騒ぎ立てたのだろうが、今の民主党政権は経済問題に関心がないのか、円高容認なのか知らないが騒ぎ立てていない。

円高は輸出企業の国際競争力を弱め体力を衰えさせる。その分日本企業の国際競争力は上がるのだが、余剰資金を持っていないので買うことができない。借金をして買い物をすることには日本人は臆病な面が強く、円高になってもその恩恵を得ることができない。国際的メーカの体力がじわじわと下がっていくだけである。

衰えたとはいえ日本にはまだ世界トップシェアというものがたくさんある。その多くは中小企業である。中小企業の部品でそこだけしか作れないようなものがたくさんある。アメリカならばそんな中小企業は出資金がどんどん集まり大企業化していって、大企業でも元気のない会社は無くなっていく。しかし、日本では中小企業は優秀でも中小企業のままで「知る人ぞ知る」企業ではあるのだが社会に対する影響力は弱いままである。逆に官僚化した大企業は、効率が悪くても何とか生き延びることができ、定年近い私と同世代の人は「このまま逃げきろう」という雰囲気になる。

円高はそんな中で頑張っている中小企業の体力をどんどん蝕んでいる。

日本の世論に円高に関する議論が無いわけではない。しかし私にも危機する議論は「円高は是か非か」「円高を止めるために金融緩和すべきといった目先の議論ばかりのような気がする。私が問題だと思うのは「なぜ円高になるか」といった議論をほとんど見かけないことである」

正直言って私にもなぜ円高になるのかは分からない。円高ということは円を買う人がドルやユーロを買い人よりも多い(人数ではなく金額として)、から起こることである。日本国内で取引をしている人は関係ないので国債取引をしている人がそういう行動に出ているのだろう。ではドルを円に換えて何をしようとしているのだろうか?

日本国内に投資対象がたくさんある状態なら理解できる。これは活力のある国の通貨が高くなるという普通の現象である。しかし、今の本はとてもそのような状態とは言い難い。他に考えられるのはドルやユーロに暴落のリスクがあるために、アメリカやヨーロッパの金持ちが分散投資をしているという見方である。これはありそうに思う。それならばそれほど長くは続かず、年内くらいには元に戻るだろう。もう一つは政府の発行する国債が円を吸い上げるために市場で円が不足するという見方である。私はこれが意外に大きいのではないかと思っている。

いずれにせよ、メディア、それも日経あたりはもっと円高を取り上げて議論の輪を広げてもらいたいものだと思っている。

携帯電話壊れる

2010-08-08 21:27:51 | 生活
パソコンが壊れて修理に出してまだ治ってきていないのに今度は携帯電話が壊れてしまった。
パソコンとケータイが続けて壊れるなんて8月は良くない事が起こる前兆だろうか?

ケータイは修理をするより買い替えるつもりでショップに行った。最初はスマートフォンのXperiaを買うつもりだったのだが、考えてみると私の良く使う機能はおサイフケータイとラジオである。これはどちらもXperiaには付いていない。それで迷ってしまった。

結局、従来型の端末を買うことにした。調べてみると、ラジオ付きの端末は非常に少ない。ドコモでは殆どなく、シャープのAUの機種が何種類かあるだけだった。さらにイヤホンの接続端子が充電端子と一緒になっておりイヤホンの接続部が広がって持ち歩いてラジオを聴くには不便そうである。

結局、シャープの太陽電池付きのAUの端末を買った。太陽電池は殆ど使わないだろうが、話のタネとにできるのと、ラジオ付きではこの機種のバランスが良さそうに感じたからである。厚みは薄く、画面は大きく、テレビ付きで機能はまずまずである。それにしても、FMラジオは随分と軽んじられているものだ。ラジオを聴く人自体が少ないのだろうか。移動中にはラジオは上手く聞こえないので皆ダウンロードした音楽を聴くのだろうか?

好きな音楽とはいえ、きまりきったものを聞くよりも、動きのあるラジオを聞く方が面白いと思うのだが、通勤電車の中などではラジオが上手く入らないとか、都市雑音の影響が大きいなどが理由ではないだろうか。私の得意の伝送方法を工夫することによって面白いことができるのではないかという気がする。今、モバイルテレビのライセンスが議論になっているのだが、ラジオも考えてもよいように思う。モバイルテレビのライセンスでラジオも許可して電車の中でも受けられるように伝送方法を工夫すれば面白う事がありそうに思う。

稔りの時期

2010-08-06 08:17:38 | 生活
まだ8月上旬、暑い夏のさなかであるが私はどことなく秋を感じる。立秋とはよく言ったものだと思う。

梨の実はすっかり大きくなって袋をかぶせてある。栗の実ももう十分に大きくなった。今年は大雨とそれに続く暑い夏があったので豊作だと思う。おそらくコメも豊作だろう。ところが世間では葉物野菜が不作で値段が上がっているという。こういう気候は植物にとって良いはずだがおかしいと思う。もし野菜に問題があるとしたら葉に傷があるとか言った見栄えの問題で生産量自体は多いのではないだろうか?
こういう点も私はマスコミを信じられなくなっている。

空の色にはなんとなく秋を感じる。もくもくとした入道雲がある夏空のようだが、どことなく哀愁を感じさせる色合いになってきた感じがするのである。先週歩いていたときは真夏の感じだった。日陰を探して歩いても道が北西に向かっているので午前中は背中から、昼間は上から、午後は正面から太陽が照りつけてじりじりした厚さの中を歩いていた。一週間でずいぶん変わった感じがする。

そういえば歩いていて不思議な感覚があった。長く歩いていると腕がむくんでくるのである。手のひらもむくんでこぶしを握れなくなる。そこを無理に力を入れて握りしめると腕全体が「どくんどくん」という感じで血が流れ始め、むくみが取れていく。腕には玉の汗が噴き出してくる。むくみの原因はリンパ液で筋肉を張って圧力をかけるとそのリンパ液が動き始めるような感じがしているのだが違うだろうか?
細菌が疲労感の原因はこのリンパ液の流れが悪くなることではないかと思っている。

歩いている間に体重は大分減ったのだが帰ってきたら瞬く間に元に戻ってしまった。やはり普段の摂食を心がけるしかないのかと思う。

アメリカでAndroid端末がiPhoneを超える

2010-08-05 11:10:52 | 経済
アメリカの4-6月のスマートフォンの売り上げでAndroid端末がiPhoneを超えたそうである。
RIMぼBlackberryも抜いてトップになったという説と、RIMがまだトップという説があるがいずれにせよAndroid端末の伸びは目覚ましい。

iPhone4が6月発売なのでこの時期はiPhoneの買い控えがあったのかもしれないが、それでも7-9月にiPhoneが再逆転することは無いだろう。RIMはこれから急激にシェアを下げていくだろうと思う。Android端末でどこのメーカが頑張っているかとみると、MorotolaとHTCのようである。日本で売れているSony-EricssonのXperiaやSamsungのGalaxyはどうなっているのだろうと思う。特にSamsungのGalaxyは私は売れると思ったのだがまだ発売されていないのだろうか?
発売されたらニュースになりそうなものだが、聞こえてこない。調べてみるとヨーロッパと韓国では発売されているがアメリカではまだのようである。オペレータとの交渉が難航しているのだろうか。

Galaxyはディスプレイが有機ELで見やすいのが特徴である。Androidの良さはこういう端末が次々と出てくる点で、後2年もするとAndroidが端末上位機種の実質的標準になるような気がする。

それに対抗するNokiaの動きが見えない。NokiaはAndroidを頑なに拒否して、Intelと組んでMeego OSなどを発表しているがうまくいくとは思えない。CEOの人材を探しているそうだがCEOを入れ替えてAndroid端末を開発することにするとしても1年くらいはかかるだろう。その間に存在感を失ってしまうのではないだろうか

三重県と滋賀県

2010-08-04 08:28:34 | 旅行
今回、三重県の亀山から鈴鹿越えをして滋賀県の甲賀市に入った。街を歩いていてなんとなく雰囲気が違うと感じた。

亀山はシャープの工場を除くと特に有名なものの無い小さな市である。駅も市役所もこじんまりしている。そのせいだろうか、旧東海道は整備されていて分かりやすい。道端には古い家並みの商店街が並び、雑貨や、八百屋などがある。そして感じたことは「亀山は物価が安い」である。昼食に入ったレストランは普通の一軒家の洋食レストランで、ワインなども置いてあるが、眼段が安い。私が食べたのはナポリタンだったが400円だった。サイゼリヤ並みの値段である。チェーン店でなく個別のレストランでこの価格はなかなか大変だろうと思った。

安いせいか店内は混んでいた。子連れのヤングミセスが多い。最初は小学校か何かの団体が入っているのかと思ったが個別に支払って出ていくしまたすぐに別の人が入ってくる。そしてお客さん同士が知り合いと見えてお互いに挨拶している。外から見ると旧東海道の景観を壊さないような木造の建物でしゃれたレストランとは思えないようなところなのだが案外地元では有名なのかもしれない。この店に限らず、亀山宿、関宿では人が親切なように感じた。

鈴鹿峠を越えて滋賀県側に入ると雰囲気は大分変わる。東海道自体も旧道はとぎれとぎれで、車のびゅんびゅん通る国道一号線と一緒になったり離れたりする。道標もわかれ道でついていないところがあったりしてうろうろした。そして何より感じたのが店での物の価格とか売り方が「せこい」感じがした。大げさな表示だが実態は大したことは無い、安そうに見えるが実は安くない、などである。マクドナルドに入っても、安い単品は価格表示せずに高めのセットばかりを売るように誘導しているのが見え見えである。なんとなく近江商人は好きになれないな、と感じた。

亀山に比べると平地で近江盆地は結構広く、農業には適しているように見える。甲賀市の水口町などは亀山と同じくらいの規模の町だと思う。しかし、街道沿いの店は殆どが閉まっていて活気がない。歩くうちに喫茶店を2点ほど見つけたがいずれも閉まっていた。土曜日の午後である。

道沿いにはやたらと共産党のポスターが目につく。「共産党が強いから街が貧しいのか」、などと思う。私が泊まった水口センチュリーホテルはシネマコンプレックスや、洋服の青山、ブックオフなどの新しい店が集まっているところでこの付近だけはにぎわっている。人が皆、古い店には見向きもせずに新しい安売り店に集まる、というデフレの典型的パタンのような気がする。

三重県と滋賀県、あるいは亀山市と甲賀市かもしれないが行政の違いが大きいような気がする。

パソコンクラッシュ

2010-08-02 17:03:54 | 生活
東海道は、草津でもう一泊して、大津まで行って帰ってきた。
昨日、パソコンが立ち上がらなくなってしまった。サポートセンターに電話するとメンテナンスとかでつながらない。

今日帰ってきてから電話したのだがやはり修理になるとのこと。バックアップをしたのはかなり前なので最近作ったデータが無くなってしまうかもしれない。

別のパソコンで作業をしようとすると、やはりネットベースがやりやすい。メールもGmailなら心配なく使える。これを機会にクラウド的使い方をもっと私も取り入れてみようかと思う。

東海道の写真はパソコンが治ってきてから改めてアップしようと思う。」鈴鹿越えの疲れが抜けきらなかったのか、草津までと大津までは結構つらかった。

それにしてもパソコンが壊れると仕事にも影響が出て大変である。前のパナソニック製はWindows Vistaで遅かったが安定していた。それでだんだんバックアップを取らなくなってきていたのだが、やはりメーカーによる経験の差があるのだろうか