散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2006.08.12 有楽町,銀座

2006-08-15 11:00:41 | 散歩
午後、丸の内東京會舘で開かれたセミナーに出席した。
終了後、有楽町から銀座四丁目まで散歩。
夕方、雨上がりのようだった。見慣れた光景ではあったが、光のコントラストがきれいなのに惹かれるままシャッターを押した。
使ったレンズはAuto mamiya/sekor 55mm/f1.4。久しぶり、恐らく五年程ぶりの「起用」だ。
このレンズ、どとらかというと「眠い」写真となると思っていたが、案に相違し、メリハリのあるなかなか感じの良い写真にしてくれたと思っている。




camera: Fujica ST705W
lens: Auto mamiya/sekor 55mm/f1.4
film: FUJI Superia 100

2004.06.26 土 La Marsa,フランス大使公邸

2006-08-15 10:25:00 | 回想・チュニジア日記
Marsa海岸沿いにあるフランス大使公邸が一般に開放された。初めてのことだという。
ここは、かつてチュニジアを支配した王様(ベイ)の館の跡である。
しかし、開放といっても庭だけ。「野外彫刻展」という趣向であった。

さすがに広く立派な庭園で、日本大使公邸とは大違い。
まあ、フランスはかつてチュニジアを植民地支配した国であり、そんなものかとも思った。一方では、フランスが、上手に「しこり」を残さぬまま植民地支配を手放したとも思った。
これも、最近の日本における韓国や中国との「ごたごた」とは大違いである。

フランスの強い影響力は、現在でもチュニジア社会全般で残っているように感じられる。チュニジア人の対フランス感情も、少なくとも表面上は悪くは無いように見える。しかし、そこには屈折した感情が潜む事も、折に触れ感じられることもあった。なかなか、難しいところもあるのだと思う。










camera: FinePix F700

2006.08.01 台東区根岸四丁目近くの風景

2006-08-14 15:50:22 | 散歩
「根岸」という地名自身、私にはなにやらレトロで懐かしげな響きがある。これまで読んだ時代小説からの「すりこみ」があるのかもしれない。
写真はそのいくつかの光景。
ネガで撮った写真が、根岸の「渋さ」をうまいこと表現してくれていると思うのだが・・・・。






camera: Fujica ST705W
lens: Auto mamiya/sekor 55mm/f1.4
film: FUJI Superia 100

2004.06.25 金 La Marsa,海岸通り,夕涼みの光景

2006-08-14 11:44:13 | 回想・チュニジア日記
写真は、夕方、七時半頃、海岸通りで憩う人々の風景。

写真すぐ右方向は、すぐ砂浜から海に接している。

このアットホームな、穏やかな雰囲気が好きで、我家も、夕食後よくこの人波に加わったものだ。

下は、おまけに、このとき見かけた赤ちゃん。




camera: FinePix F700

2004.06.20 日 La Marsaの風景

2006-08-13 19:24:03 | 回想・チュニジア日記
海岸近くのショッピングモール、セフィールのトイレの窓から見た景色がなかなか良い。以下はその写真・・。

最初の写真は地中海が見える風景。海岸沿いは高級住宅地となっている。

二番目は、Marsa駅。ホームが見える。電車も止まっているが写真ではわかりにくい。
ここは、終点で、文字通り"ターミナル"である。




camera: FinePix F700

2004.06.13 日 La Marsa,夕暮れのモスク前広場

2006-08-12 09:52:11 | 回想・チュニジア日記
もう夏。
日曜日の夕方、大勢の人がこの一帯にそぞろ歩きに集まる。
夫婦で、子供連れで、友達同士で。
おしゃべり、アイスクリーム、ポテトチップ、揚げパンなどが、ゆったりして楽しげな一時を盛り上げる。


(モスクを背に海岸方向を向いて撮った写真。向かいの建物の向こうは地中海。)


camera: FinePix F700

2000.08.26 府中 宮西町の「蔵屋敷」

2006-08-11 15:07:08 | 散歩
「蔵屋敷」というより、ずばり「蔵」と言ったほうがよいのかもしれない。しかし、「屋敷」をつけたくなるような、貫禄ある作り。
六年前、この写真を撮った時には気にも留めなかったが、この蔵、現在喫茶店として使われているらしい事に今気づいた。小さいガラス窓に「コーヒー」と書いてある。近いうちまた立ち寄ってみようと思う。

この蔵がある東京都府中市宮西町一帯には、まだ歴史を感じさせる建物が良く残っている。「御神酒」が買える酒屋もある。「御神酒」は、同じく府中の大国魂神社に納めているという。さっぱりして、癖の無い味で、好きな酒の一つだ。それで、これを求めに時々府中に行く。


2004.06.06 日 La Marsa ベイの邸宅跡

2006-08-11 10:01:48 | 回想・チュニジア日記
再度、La Marsaのベイ(昔の王様)の邸宅跡だ。正面窓辺と玄関の写真。
くたびれているとは言え、たいへん手が込んだ作りになっていることが良くわかる。「腐っても鯛」の風格さえある。

窓辺に鳥かごが置かれているのも面白い。今、アパートみたいになっていて、誰かが住んでいるという事だ。物好きなヨーロッパ人が好んで住むという話も聞いた。
しかし、普通の日本人なら敬遠した方が良い。
チュニジアでは、普通の住宅でも日本人が住むにはちょっとした慣れ、悪く言えば諦めが必要。一見体裁の良い家であっても、水周り、ドアの開け閉め、鍵のかかり具合、防音性などの点で何かしらのトラブルがあるのが普通らしい。「問題ないことが当たり前」ではないのだ。まして、こんな古い家・・・・、何があるか想像を絶する。

もっとも、全般的に言えば、世界中で、日本人ほど厳しく「問題ないことが当たり前」と考える民族は、そうそうお目にかかれないのではないか、とも思う。




camera: Fine Pix F700

2000.08.26 府中 右ターンをきめる原チャ

2006-08-10 09:41:08 | 散歩
路地のような道につながる五叉路を写真に撮ろうとシャッターを押すタイミングで、右折する原チャがファインダーに飛び込んできた。
なかなか決まったライディング!
顔つきも真剣。

府中は都心にはそう遠くないとは言え、やはりまだのんびりした雰囲気がある。まして、その名の通り古い街。特に、この写真の一帯はその「古さ」を感じさせる。
そんな雰囲気を写真におさめようと思ったのだが、この原チャが画面に思わぬ活を入れてくれた。