散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2003.07.20 カレッタ汐留

2006-08-03 21:20:48 | 散歩
新橋の汐留側が様変わりしている、とは気づいていた。しかし、特に用はなく、遠くから見るばかりだった。
この日、カレッタ汐留にある焼酎専門店に用があって出かけた。ずいぶんきれいな街が出現していた。バブルがはじけた後、世の中たいへんというのが嘘みたいだった。

一方、その途中で見た、新橋駅近く線路下のレストラン。これはこれで味があり、きれい。そうである以上に、私にはこの方が疲れを感じなくて良い。東京にも、こういう雰囲気の一角が残っているのは、とても良いことだと思った。

その昔、現在新橋ビルがあるあたりは、小さな飲み屋が軒を接してひしめく街だった。今に比べれば、雑然としていたのは間違いない。しかし、十分楽しい街だった。
それらを思うにつけ、たいへんな金を使った結果としての。現在に至るこれらの街の変容が、本当のところ何を以って進歩というのか、一方それで失ったものは無かったのかと、つい考えてしまう。






camera: EOS 1N
lens: Canon EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
film: FUJI RDPⅢ

2004.05.16 日 La Marsa 我家周囲の風景

2006-08-03 10:57:37 | 回想・チュニジア日記
最初の写真は、我家の近くの三叉路。
右手の道の突き当りがマルサ駅前ロータリー。ロータリーの向こう側は「海岸通り」になる。

ロータリーのあたりに見える大きめの建物がZephyl。新しい感覚を狙ったと思えるショッピングモールだが、客足はさほど多いとも思えない。しかし、それでも、チョコレートやケーキを売る店はなかなか評判が良いようで繁盛していた。

左手の道の右側に、焼物などを売る店が見える。我家では、これを「みやげ物屋」と呼んだ。しかし、観光客相手の店というわけでもない。みやげ物屋で売るような品が多く置かれているというのが実態。同じような店が二軒並んでいる。
たいしてお客も多くはないが、店番のおじさんやお兄さんは日陰に腰を据えて、のんびり商売をしている。
この「みやげ物屋」から道を隔てた向かいが我家の裏口であったが、この写真では見えない。

二番目の写真の変わった住宅は、上の写真の右側の道からもう一本隣の、同じくロータリーに向かう道沿いにある。曲線を基調にしたデザインがユニークだ。白い塗装が青い空によく映える。




camera: FinePix F700

2004.05.16 日 La Marsa 「生涯現役」の車

2006-08-03 10:53:50 | 回想・チュニジア日記
チュニジアで使われている車の間の「格差」は大きい。最新・ピカピカの欧州車も良く見かける一方、ぽんこつ・ヨタヨタも多い。
写真は、マルシェ(市営市場)の脇で見た後者の代表。

車が「生涯現役」で使われるのは良い事だ。
なら人間は、というと・・・・・・考えてしまう。
しかし私は、といえば、おかげさまで今、「退役」の身を楽しんでいる。


camera: FinePix F700

2004.05.16 日 La Marsa 「秘密の花園」

2006-08-03 10:46:51 | 回想・チュニジア日記
我家は「Residence」の一角をなしていた。
このResidence内の小路や「花園」では、草木や花が専門の庭師によりなかなか良く手入れされていた。
写真は、その「花園」の一角である。
五月になり、日差しもかなり強烈になっている。木陰にポピーが鮮やかに見える。

家内はこの花園を「秘密の花園」と呼び、よく足を運んでいた。


camera: FinePix F700