散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2000.08.26 府中 宮西町の「蔵屋敷」

2006-08-11 15:07:08 | 散歩
「蔵屋敷」というより、ずばり「蔵」と言ったほうがよいのかもしれない。しかし、「屋敷」をつけたくなるような、貫禄ある作り。
六年前、この写真を撮った時には気にも留めなかったが、この蔵、現在喫茶店として使われているらしい事に今気づいた。小さいガラス窓に「コーヒー」と書いてある。近いうちまた立ち寄ってみようと思う。

この蔵がある東京都府中市宮西町一帯には、まだ歴史を感じさせる建物が良く残っている。「御神酒」が買える酒屋もある。「御神酒」は、同じく府中の大国魂神社に納めているという。さっぱりして、癖の無い味で、好きな酒の一つだ。それで、これを求めに時々府中に行く。


2004.06.06 日 La Marsa ベイの邸宅跡

2006-08-11 10:01:48 | 回想・チュニジア日記
再度、La Marsaのベイ(昔の王様)の邸宅跡だ。正面窓辺と玄関の写真。
くたびれているとは言え、たいへん手が込んだ作りになっていることが良くわかる。「腐っても鯛」の風格さえある。

窓辺に鳥かごが置かれているのも面白い。今、アパートみたいになっていて、誰かが住んでいるという事だ。物好きなヨーロッパ人が好んで住むという話も聞いた。
しかし、普通の日本人なら敬遠した方が良い。
チュニジアでは、普通の住宅でも日本人が住むにはちょっとした慣れ、悪く言えば諦めが必要。一見体裁の良い家であっても、水周り、ドアの開け閉め、鍵のかかり具合、防音性などの点で何かしらのトラブルがあるのが普通らしい。「問題ないことが当たり前」ではないのだ。まして、こんな古い家・・・・、何があるか想像を絶する。

もっとも、全般的に言えば、世界中で、日本人ほど厳しく「問題ないことが当たり前」と考える民族は、そうそうお目にかかれないのではないか、とも思う。




camera: Fine Pix F700