「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

ピンチもチャンス!?(報道姿勢でマインドアップ)

2009-01-11 20:39:47 | ニュ-スからひと言

09年、年明けから10日程 経過しましたが、マスコミの不況報道に
辟易
しています。

企業業績の下方修正、企業倒産、雇用調整など ニュースも多く、
経済実態が、悪化しているのは真実でしょう。 しかし、負の面が
強調され過ぎると、消費マインドは、冷え込んで
しまいます。

コインの 表・裏があるように、景気低迷下でも、経済の正・負の両面
ありますから、正面も バランス良く取り上げてほしいもの。

そんな中、日刊ゲンダイニュースで、珍しく 「不況を逆手に」 と
題して取り上げていたのが、不況下でも頑張っている企業。
ゲンダイにしては、ポジテイブな記事で、

1)自転車
昨年来のガソリン高から、自動車から自転車に乗り換えた流れが
継続しているで、ガソリン価格が100円程度/ℓ になっても、健康
増進で、自転車利用組は増えているようです。

ブリジストンサイクルで、「 メタボ改善、ガソリン高などを背景に
昨年から伸びています。」 とコメント。

また、自転車メーカー老舗、宮田工業は、スポーツタイプの売れ
行きがよく、このタイプは前年比15~20%の伸びたとの事。

2)リサイクルショップ
また、日用品など中古を扱うリサイクルショップも盛況の様です。
中古厨房品などを扱う、テンポスバスターズは、閉鎖する店舗が
増え、ある買い取りセンターで 月に40件の買取りが、12月は
100件近くに上ったと言う。

3)内食向け商品嗜好
東急ハンズ銀座店(マロニエゲート内)で、弁当箱の売れ行きが
12月に前年比150%を記録。不況で、外食を控える人が増え、
弁当箱や携帯タイプの魔法瓶なども売れている様です。
                           <出典:日刊ゲンダイ09/1/7>

他にも、頑張っている企業は、散見されますね。

百貨店やスーパーも、前年比 減収減益が多い中、タスポ効果で
売り上げを伸ばしたコンビニ各社も健闘しています。また1例で、
独自商品開発で 顧客のハートを掴んだ、ユニクロを 展開する
ファーストリテーリングも、不況をバネにしています。

さらに、円高シフトで 外需依存型の企業には、マイナスですが、
海外から調達コスト削減した、家具/インテリア小売のニトリ
異彩を放っています。

輸出型企業でも、円高シフトで為替差損もあるが、原燃料費用の
抑制になるメリットもあります。(円高シフトのメリット)

「 悪貨は、良貨を駆逐する。」 如く、「バッドニュースが、グッド
ニュースを一掃する。」ような 不安心理を煽り、売上げを伸ばす
一部のマスコミの報道姿勢も問題でしょうか。

景気低迷の今こそ、バイアスの懸かりすぎた、経済の負の側面を
緩和する 「頑張る企業」 応援するリリースがあれば、消費マインド
アップの一助になる
ように思います。

注)上記フォト(産経新聞提供)
  関西各地の戎神社で9日に始まった「十日戎」。福を求めて
  訪れる参拝客に、笑顔一杯で境内で福笹を渡す 今宮「福娘」

 ☆ 各1クリック、応援の協力をお願いします。☆ 
   人気ブログランキングへ      
  
株・投資ランキング

 


 


09年 丑年相場は!?

2009-01-10 19:35:43 | 相場展望

  2009年は、1949年5月の戦後、東証再開から、ちょうど60年
  経過となる年に当ります。

 干支は 丑年で、ウシの名が示すブル相場になるか、過去の実績
 見てみました。
 
 残念ながら、過去の丑年相場の推移を見ると、パフォーマンスは、
 良くないようです。
 
 下表1の通り、過去5回の「丑年の日経平均年間騰落率」を平均すると、
 「▼11.4%」と十二支中の最悪になっているが、61年5.6%、85年
 13.6% と 上昇している丑年(2勝3敗)も ある。

 因みに、昨年の下落率▼42%は、1949年以来のワーストである。
 
  表1 - 干支別 日経平均騰落率と勝敗 -

  干支       西  暦       平均騰落率(%) 勝 敗

  子   60/72/84/96/08   23.8     3勝2敗
  丑   49/61/73/85/97 ▼11.4     2勝3敗
  寅   50/62/74/86/98    2.8     1勝4敗
  卯   51/63/75/87/99   23.1     4勝1敗
  辰   52/64/76/88/00   29.7     3勝2敗
  巳   53/65/77/89/01    4.7     3勝2敗
  午   54/66/78/90/02 ▼ 7.5     2勝3敗
  未   55/67/79/91/03    7.7     3勝2敗
  申   56/68/80/92/04   10.4     4勝1敗
  酉   57/69/81/93/05   15.0     4勝1敗
  戌   58/70/82/94/06    9.8     4勝1敗
  亥   59/71/83/95/07   16.2     4勝1敗 

 この5回平均がマイナスとなっているのは、他には、「午年」 の
 ▼7.5% のみ。
 
 兜町の格言に「辰巳天井、午尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)
  騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ねずみ)は繁栄、丑(うし)躓き、
  寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる。」
と言われたのは、周知の通り。
 
 一方、過去の丑年をたどって見ると、経済や国際情勢などで、大きな変動、
 変化が生じていることがわかる。 下表2参照。
 
  表2  - 丑年の出来事 -

  49年  為替で、円ドルレートが「1ドル=360円」に設定。
        中華人民共和国成立。
        東証再開。
  73年  変動相場制に移行。  
        第一次オイルショック
  85年   「プラザ合意」以降、急激な円高・ドル安進行。
        80年代バブル相場が本格化する前の「起点」。
  97年  アジア通貨危機が勃発。
        香港返還
         山一、拓銀、三洋証券など大手金融機関破綻ラッシュ。
 
 丑年相場は、「成績は思わしくなくとも、変化の兆しが強まる年」 とも見て
 とれるので、米国発アフリカ系(黒人)大統領、オバマ大統領誕生で変化、
 チェンジを予感
させている。

 また、もう ひとつ、西暦末尾 「9」 の年のパフォーマンスを見ておこう。
 
  表3 - 西暦末尾「9」の年、日経平均騰落率 -

  西  暦      騰  落 率(%)   勝 敗   勝 率(%)
  1949年      ▼37.6       -      -
  1959年        31.3       -      -
  1969年        37.6       -      -
  1979年         9.5       -      -
  1989年        29.0       -      -
  1999年        36.8      5勝1敗    83.3           
  2009年       ???      

 西暦末尾が「9で終わる年」の方は、過去6回の「日経平均は5勝1敗」、
  「平均騰落率17.8%高」は、末尾10数字中で2位
となっている。
 
 今年 09年が、干支「丑年」型 か、「末尾数字」型になるのか、どんな
 相場展開になるか、ゲンの良い「末尾数字」9になればと思いたい。
 
 いずれにせよ、為替動向や米経済状況、国際情勢など「変化」に注目。
 また、オバマ新大統領の手腕に期待しましょうか。
                        <参考 日本証券新聞09/1/1>
 
 ☆ 各1クリック、応援の協力をお願いします。☆ 
   人気ブログランキングへ      
  
株・投資ランキング     


補正予算案通過は週明け&米雇用統計!?

2009-01-09 18:20:40 | マ-ケット

都心や横浜では、雪になりませんでしたが、冷たい雨です。 でなく

冷たさを感じさせたのが、今日、内閣府が発表した、08/11月の
景気一致指数。2.8p低下の94.9となり、過去2番目の落ち込みに
なりました。
内閣府は、基調を先月と同様、「悪化を示している」としたようです。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090109AT3L0904H09012009.html

去年10月以降、急速な実態経済の悪化を反映した結果でしょうね。

そんな中、衆院議院で2兆円の定額給付金などを盛り込んだ08年度
第2次補正予算案と関連法案の採決は、来秋週明けに採決する予定の
ようです。

議論しても収束せず、先延ばしをすれば、旬な対策も陳腐なものに変わり、
効果が半減してしまいます。 企業経営と同様にスピードが要求
されます。

さて、日経平均ですが、小幅続落39円安の8836円の大引けでした。
(出来高 概算18.9億株と SQ日にしては薄商いでした。)

因みに、1月限の日経平均SQ(特別清算指数)は、8961円49銭で、
TOPIXのSQは、865.35pだったようです。

SQ通過のアク抜け前に、米雇用統計の警戒感から先物主導で売り仕掛けが
入ったようです
。8900円台での引けを期待しましたが、出来高から見て、
様子見が多かったのでしょう。

さて、注目の米雇用統計ですが、

非農業部門雇用者数は、60万人減、失業率7%台前半なら、NY市場が
織り込んでいると思っていますが、どうでしょうか。

週末のNY市場、底堅い展開から反発に転じれば、連休明けが待ち遠しい
大人のお年玉になります。

良い週末を!! 
 ☆ 各1クリック、応援の協力をお願いします。☆ 
   人気ブログランキングへ      
  
株・投資ランキング    


上昇分、半分帳消しも 調整の域ならフィット!?

2009-01-08 23:23:39 | マ-ケット

日経平均の8連騰は、流石に成りませんでした。

今日の大幅下落、年末年始の上昇分を半分取り崩す値幅の下落で、
これを調整として捉えることができれば、リバウンド相場継続にフィットします。

フィットと言えば、今日、発表された日本自販協連(日本自動車販売協会
連合会)によれば、08年度 年間新車販売ランキングで、N0.1車にホンダの
フィットが 選出されました。

トヨタ車が上位に並ぶ中で、見事です。

  ベスト5は、以下の通り。
  1位: フィット
  2位: カローラ
  3位: ヴィッツ
  4位: クラウン
  5位: プリウス  
                出典→ http://news.livedoor.com/article/detail/3967687/

ガソリン代が、今の水準近くで推移すれば、今年のドライブ旅行は増加する
かもしれません。(5月と9月に5連休もあり、余談だが 横浜開港150年祭も。)

さて、日経平均は、8日ぶりの大幅反落で362円安の8876円の大引け。
(出来高 概算21.1億株の商いでした。)

NY市場の大幅下落と為替の円高シフトで、調整内の下落に 先物主導の売り
仕掛けが入ったようです。(上値は重くも、下値は軽~い!)

NY市場、ADP雇用統計の悪化を織り込み、週末にかけてダウ下げ渋るか、
キーになりそうです。
明朝にかけ、小反発となれば、日本市場は、SQ通過のアク抜け期待も・・。

3連休前、「相場は、相場に聞け」でも、頑張ってもらいましょう! 

 ☆ 各1クリック、応援の協力をお願いします。☆ 
   人気ブログランキングへ      
  
株・投資ランキング


7日の七草、7連騰!!

2009-01-07 22:31:27 | マ-ケット

年明けから、もう1週間が過ぎ、正月七日となり、今日は、七草粥の日

皆さんは、春の七草、すべてわかりますか? 横浜ザルは、草名は言えても、
実態の草をイメージできるのは、4つ位です。

七草は  セリ、 ナズナ、 ゴギョウ(ハハコグサ)、 ハコベラ(ハコベ)
ホトケノザ、 スズナ(カブ)、 スズシロ(ダイコン)。 上記イメージ参照。

スズナ、スズシロは、実は、身近な野菜でしたね。七草粥を食べると、1年間
病気せず、健康でいられる御利益
があるとか!?

どれも、昔は薬草に使われていたようで、この風習は、もともと日本にあった
7種類の食材で作った粥を食べ、健康を願う風習と 中国から伝わった 「人日」
(じんじつ)の風習が ミックスしたようです。

正月、雑煮の食べ過ぎや飲み過ぎの方、その効果を試しては、いかがでしょうか。
横浜ザルは、スズナ(カブ)を多く食べて、カブを上げましょう(笑)

さて、7日の七草、7連騰と 「験が良い」 並び 777になりました。

結局 日経平均は、7日続伸し158円高の9239円の大引けでした。
(出来高 概算28億株と売買高2兆円超と2ヶ月ぶりの大商いでした。)

NY市場の堅調な展開で 為替が一時94円台になり、買い安心感を誘いました。
日経平均は、拡大するボリンジャーバンドに沿い、過熱感もあるが、リバウンド
継続しているようです。

明日は、週末SQや米雇用統計を控え、テクニカル的にも過熱感があり、一端
調整が入るかもしれません。

週末に下げるようなら、押し目を拾う戦術(資金分散)で行きます。
とは言え、底堅い展開が続けば、第3四半期の決算が出る頃迄、上昇トレンドで
月末、日経平均の1万円台が、視野に入るかも
しれません。

取りあえず、NY市場の底堅い展開が継続するか注目です。

 ☆ 各1クリック、応援の協力をお願いします。☆ 
   人気ブログランキングへ      
  
株・投資ランキング

 


日経平均7連騰にチャレンジ!?

2009-01-06 23:50:30 | マ-ケット

不景気になっても、一時期 流行った「軽薄短小」路線は、追求されるようです。

明後日からラスベガスで、CES(国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)が
開催されますが、日本ビクターが出展する液晶テレビは、画面の薄い部分で厚さ
7mm、重さ5kgと軽量で、そのうち家庭内でも、天井からテレビを吊るして見る
時代が来るかもしれません。(フォトの右側部分参照。)

家電各社は、凌ぎを削り、日本のハイテクメーカー技術力DNAは継続してます。

さて、日経平均は、小幅ながら6日続伸し、37円高の9080円の大引けでした。
(出来高 概算21.5億株とまずまずの取引。)

上昇幅が少ないのは、物足りないにしろ、戻り待ちの売りをこなして、大発会から
2連騰と、09年の株価上昇に期待も出てきます。(文末のアノマリ-参照。)

今朝方のNY市場の小反落も、為替の円安が下支えした格好です。上値は重い
ものの日経平均は、13週移動平均線を上回り、リバウンド継続です。

エネルギー、環境関連で動意づく銘柄が散見され、物色のすそ野が広がれば、
さらに、安心感になりそうです。

明日は、NY市場が小反発すれば、久しぶりの日経平均7連騰となりますが、
どうでしょうか。

------<幸先良い滑り出し 日経1/6朝刊「まちかど」より>------

株式相場は昨年末の大納会に続き、5日の大発会も高く終えた。1950年以降
大発会で日経平均株価が上昇した年の年間騰落は28勝(上昇)11敗(下落)。
勝率は72%で経験則から見ると、幸先の良い滑り出しになった。

目下、オバマ米時期政権の景気対策期待が相場の支えだが、日経平均の株価収益率は
17倍と過去2年の平均(16.9倍)を上回り、割安感は薄れてきた。

年初の3営業日で日経平均が勝ち越す(3日中、2日以上上昇)と年間勝率77%。
景気の先行き懸念が強いだけに、あと2日の騰落も気になるところだ。

 ☆ 各1クリック、応援の協力をお願いします。☆ 
   人気ブログランキングへ      
  
株・投資ランキング


大発会、日経平均9000円台回復

2009-01-05 23:58:25 | マ-ケット

多くの民間や官公庁の仕事初めの中、マーケットは、年末/正月休暇を
はさみ、5日続伸しての大発会で、まずまずのスタートでした。

不況進行中の株高は、気持ちをホッとさせます。

一方、世界に目を向けると、イスラエルによるパレスチナ ガザ地区への
爆撃と侵攻が、地政学的リスクを生じさせつつあり、懸念材料
です。

さて、今日の日経平均は、続伸の183円高の9043円の大引けでした。
(出来高 概算11.4億株と半日立会いとしてはOKでしょう。)

さすがに、CMEの9365円の上値は、テクニカル的に追えない状況。
それでも、11/B以来2ヶ月ぶり9000円台回復で、25日移動平均線を
上抜け、75日線や13週線を捉えようとしており、先高感があります。

NY市場が、明朝にかけて、少し反落しても、為替が93円台と円安に
シフトしており、下支えしそうです。

明日は、6日続伸のジリ高となるか注目しましょうか。

  ☆ 各1クリック、応援の協力をお願いします。☆ 
   人気ブログランキングへ      
  
株・投資ランキング


大発会の見通しは!?(年末/年初のNY市場状況から)

2009-01-04 21:15:34 | 相場展望

 年末/年始のNY市場は、経済指標結果が、予想通り悪い結果で
 あっても、オバマ次期政権への期待から、NY株式市場は 底堅い
 展開からダウ9000ドル台回復となった。

 為替市場は、ポジション調整の動きが相次ぎ、波乱の展開。
 ただ、円ドルで見れば、週明け92円台となり、東京株式市場に
 追い風になりそうです。

 大納会以降、米国株が3日続伸しており、大発会の日経平均は、
 CME9365円となっており、為替が92円台の円安水準を維持
 すれば、500円程度上昇する展開も
、視野に入りそうである。
 
 但し、急上昇に対する警戒感と週末SQを控えることから、大発会
 半日取引で 9200円台程度の引けなら、スタートとしてOKでしょう。

1.NY株式市場(12/30~1/2)

 NY株式        09/1/2            12/31  12/30
 ダウ平均   9034.69(+258.30 +2.94%)     8776.39    8668.39
 S&P500     931.80(+ 28.55 +3.16%)       903.25         890.64
 ナスダック   1632.21(+ 55.18 +3.50%)     1577.03       1550.70

  CME日経平均 9365(大証比:+615 +6.96%)9140         9070

             出来高(億株)                     出来高       出来高
                NYSE    10.46                  13.13           9.54
                ナスダック 14.79                   16.09         14.61

  年初のNY株式市場は上昇。ダウ平均は、終値で11/5以来となる
 9000ドル台を回復。
 朝方発表された12月のISM製造業景気指数は、28年ぶり低水準
 まで悪化。製造業の景況感悪化を嫌気して、ダウ平均は一時下落した
 物のオバマ新政権への政策期待で切り返し、大幅高で取引を終えた。
 市場では、新政権が大規模な景気刺激策を実施するとの見方が強い。

 ダウ採用銘柄では、JPモルガンを除く29銘柄が上昇。政策期待が
 先行して幅広い銘柄で買いが膨らんだ。自動車大手GMは14%高と、
 ダウ採用銘柄で上昇率トップ。
 米政府から40億ドルのつなぎ融資を得たことで資金繰り不安が緩和した。
 商品相場の上昇でアルコア、シェブロンなど資源株も高い。
 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=27010

2.NY原油先物(WTI)、金先物(COMEX) (12/30~1/2)

               09/1/2         12/31   12/30
  NY原油先物2月限(WTI)
 1バレル=       46.34(+1.74 +3.90%)  44.60          39.03
 NY金先物2月限 (COMEX)
 1オンス=       879.50(-4.80 -0.54%)  884.30        870.00

  年初のNY原油先物相場は上昇。2月限は終値で、昨年12月12日以来となる
 46ドル台を回復。政策期待で米国株が買われ、原油買いを促した。
 イスラエルが、パレスチナ自治区ガザへの空爆を継続するなど、中東情勢の
 緊迫化も原油相場を下支えした。
 
 金先物は下落。ドル高で利益確定売りが優勢だった。
 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=27001

3.米経済指標結果(12/30~1/2)

  ★ISM製造業景気指数(12月)                           1/2
    結果 32.4
    予想 35.4  前回 36.2

    以下、12月のISM製造業景気指数・詳細
    新規受注  22.7(27.9)
    生産      25.5(31.5)
    雇用      29.9(34.2)
    入荷水準  44.9(48.4)
    在庫      38.8(39.1)
    仕入価格  18.0(25.5)
               カッコ内数値は前回11月分

   ★MBA住宅ローン申請指数(12月27日までの週) 12/31
    結果 0.0%
    予想 N/A  前回 48.0%

   ★新規失業保険申請件数(12月27日までの週)  12/31
    結果 492千人
    予想 575千人 前回 586千人

   ★コンファレンスボード消費者信頼感指数(12月) 12/31
    結果 38.0
    予想 45.5  前回 44.7(44.9から修正)

   ★S&Pケースシラー住宅価格・総合(10月)    12/30 
    結果 -18.04%
    予想 -17.90%  前回 -17.39%(-17.40%から修正)(前年比)

   ★シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(12月)     12/30 
    結果 34.1
    予想 33.0   前回 33.8
  ☆ 各1クリック、応援の協力をお願いします。☆ 
   人気ブログランキングへ      
  
株・投資ランキング

 

 


09年日経平均予想と相場テーマ

2009-01-04 10:26:50 | 相場展望

 明日から大発会、幸先の良い上昇からのスタートになりそうです。
 そこで、年頭に当り、識者の展望をピックアップしました。

 横浜ザルの09年の日経平均予想は、7000円~12000円程度と
 見ています。

 下値根拠は、過去の安値が、東証1部の時価総額ベースでGDPの
 約半分程度となる日経平均から。因みに08年末で、279兆円程度。

 上値根拠は、08/6月戻り高値と08年/10月安値の値幅 約7500円
 程度の2/3戻し水準。

 相場テーマは、次世代エネルギ-/環境関連に注目しています。
 以下、識者の見解は、下記の通りになっています。

1.2009年の日経平均予想レンジ(関係者30人のヒアリング結果)
         (12月16日─22日にヒアリング実施、順不同)
──────────────────────────────────

                                    日経平均の予想レンジ

──────────────────────────────────

野村証券 岩澤誠一郎チーフストラテジスト             5500─11000

大和証券SMBC 高橋和宏グローバル・プロダクト企画部部長 7500─12000

日興コーディアル証券 大西史一シニアストラテジスト       7500―12000

大和総研 木野内栄治チーフテクニカルアナリスト         8000─11500


ドイツ証券 下出衛チーフエクイティストラテジスト          7500─11500

UBS証券 平川昇二チーフストラテジスト               7000―11000

三井住友銀行 宇野大介チーフストラテジスト            7000─  9500

りそな信託銀行 黒瀬浩一チーフ・ストラテジスト           6500─  9500

第一生命経済研究所 嶌峰義清主席エコノミスト          6500─ 9500

三菱UFJ証 吉越昭二シニア投資ストラテジスト           6500―10000

新光証券 瀬川剛エクイティストラテジスト               7500─11500

東海東京証券 倉持宏朗エクイティ部長                7000―10000

SMBCフレンド証券 中西文行投資情報部部長           5000―14000

水戸証券 松尾十作投資情報部長                   7000─11300

東洋証券 児玉克彦シニアストラテジスト               7000─ 9500

コスモ証券 中島肇エクイティ部次長                  7500―12000

いちよし証券 高橋正信チーフストラテジスト             8000─10000

エース証券 子幡健二専務                       8500─12000

丸三証券 水野善四郎専務                       7000─10000

みずほ投信投資顧問 岡本佳久執行役員              7000─11000

明治ドレスナー・アセットマネジメント 
          若林仁トレーディング部長               7000─10000

ユナイテッド投信投資顧問
          高塚孝一シニアファンドマネージャー        7000─14000

ファンドクリエーション投信投資顧問
          山田拓也シニアファンドマネージャー        6000─13000

リテラクレア証券 井原翼理事                     7000─11000

立花証券 平野憲一執行役員                     7500─11000

十字屋証券 岡本征良資金運用グループチームリーダー     6000─10000

楽天証券経済研究所 大島和隆チーフストラテジスト         8500─12000

岡地証券 森裕恭投資情報室長                    6000─  9000

明和証券 矢野正義シニアマーケットアナリスト            8500─12000

インベストラスト 福永博之代表取締役                 7000─11600

2.2009年の相場テーマ

 相場テーマの1位は、「環境関連」
 引き続き環境問題が深刻化する中、オバマ次期米政権の誕生で関連ビジネスが
 拡大するとの見方も出ている。

 2位には景気悪化を映して生活防衛関連3位には円高や商品市況下落に伴い
 円高・原料安メリット関連
が、それぞれランクインした。

 関係者から票を最も集めた「環境関連」だが、実は2008年の有望テーマと
 しても高く支持された経緯がある。日本で開催された北海道洞爺湖サミットに
 おいて、環境問題が主要議題になるとの期待感が大きかったのがその背景。

 イベントが絡んだテーマの場合、通常ならそのイベント終了後に人気が急低下
 するケースが多い。
 今回、環境の人気がさらに上がった理由として「景気の状況に関係なく議論
 される性質があり、ディフェンシブ性も備えている。また、相場が低迷する場面や
 回復期には材料株が物色されることが多いが、銘柄のすそ野が広い環境関連は
 そうしたニーズにマッチしそうだ」(東洋証券・シニアストラテジストの児玉克彦氏)
 といった点が挙げられている。

 また「原油価格が下落しても地球温暖化は世界的な問題。オバマ次期米大統領の
 政策にも合致している」(SMBCフレンド証券・投資情報部部長の中西文行氏)、
  「オバマ次期米大統領がブッシュ時代とは異なり環境に力点を置く政策を実施し
  そうなことから、環境関連が注目される可能性が高い」(エース証券・専務の子幡
 健二氏)などの声も出ていた。

 オバマ次期米大統領は、エネルギー長官にノーベル賞受賞者のスティーブン・
 チュー氏を指名するとともにホワイトハウスのエネルギー・環境政策を調整する
 新組織のトップにブラウナー元環境保護局(EPA)長官を指名。
 EPA長官にジャクソン・ニュージャージー州知事首席補佐官、ホワイトハウスの
 環境評議会議長にサトリー・ロサンゼルス市助役を指名した。チュー氏は、地球
 温暖化への人気的な影響を否定していた、ブッシュ政権に批判的な人物として
 知られている。

 こうした陣容で、米次期政権エネルギー・環境チームは、再生可能エネルギーの
 利用拡大と環境関連の雇用創出を図り、輸入原油への依存度低減を目指すと
 みられている。
 こうした米政界の急激な“環境変化”が、環境関連ビジネスにとって大きなプラスに
 なると期待されている。

 2位にランクインした「 生活防衛関連 」は、景況悪化を象徴した相場テーマとも
  言える。
 今回のヒアリング調査では、具体的な個別銘柄について問わなかったものの、
  03年に株価が底打ちする以前の景気悪化局面において物色された経緯がある
  ファーストリテイリングコンビニエンスストア株などが再び活躍するとの見方が出て
  いた。

 日本を含め世界各国で競うように景気拡大策を打ち出し、その効果が出た場合
  でも 「消費者が景気の先行きに自信を持てなければ、価格に対するシビアな意識
  はそのまま」
  (岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)という。消費者の生活防衛による「安物
 消費」の流れは当面は変わらず、これにマッチした銘柄が人気を集めるとの指摘
 がある。

 3位「円高・原油安メリット」関連は、売上見通しが厳しい中で原料コストの下落に
 よって、利益が底堅くなる銘柄群だ。市場で「これまで原料価格上昇で苦しんで
 値上げを実施した企業が多かったが、急速な原料価格の低下によって、一転して
 値下げを実施しても、それ以上に原料安のピッチが早く利益を確保できる銘柄が
 少なくない」(準大手証券情報担当者)という。

 そのほか売り込まれた銘柄の戻りを期待する「リバウンド関連」や、コスト削減に
 走る企業が多い中で「リストラ関連」などを挙げる関係者もいる。

 また、これまで上位にランクインしていた「輸出関連」や「M&A関連」は、円高や
 世界景気の低迷など、輸出環境の悪化が続くとの見方や、金融問題の影響で
 マネーが世界的に縮小している状況などを踏まえ、それぞれ支持する関係者が
 皆無だった。
                       (ロイター日本語ニュース 編集 田巻 一彦)
 ☆ 各1クリック、応援の協力をお願いします。☆ 
   人気ブログランキングへ      
  
株・投資ランキング


外国為替証拠金取引、FX会社に税務届出義務

2009-01-04 08:52:49 | 金融/証券税制、法改正等

1月から外国為替証拠金取引(FX)の税制上の手続きが変わり、個人
投資家にとっては、申告の手続きが軽減されます。

投資家に取引の詳細や利益などを示す「支払調書」について、すべての
FX会社に税務署への提出を義務付けるようです。投資家の申告漏れや
所得隠しを防ぐ狙い。

FXには東京金融取引所の取引所取引(くりっく365)と、FX会社と
顧客が相対で取引する「店頭取引」がある。

支払調書の提出はこれまで取引所取引だけに義務付け、FXの9割を
占める店頭取引にはなかった。くりっく365の場合、売買を取り扱った
FX会社が毎月分の支払調書を翌月末までに税務署に提出する。

個人投資家が自分で手続きをする必要はなくなります。                
                      <出典:日本経済新聞1/1朝刊>
 ☆ 各1クリック、応援の協力をお願いします。☆ 
   人気ブログランキングへ      
  
株・投資ランキング