年末/年始のNY市場は、経済指標結果が、予想通り悪い結果で
あっても、オバマ次期政権への期待から、NY株式市場は 底堅い
展開からダウ9000ドル台回復となった。
為替市場は、ポジション調整の動きが相次ぎ、波乱の展開。
ただ、円ドルで見れば、週明け92円台となり、東京株式市場に
追い風になりそうです。
大納会以降、米国株が3日続伸しており、大発会の日経平均は、
CME9365円となっており、為替が92円台の円安水準を維持
すれば、500円程度上昇する展開も、視野に入りそうである。
但し、急上昇に対する警戒感と週末SQを控えることから、大発会
半日取引で 9200円台程度の引けなら、スタートとしてOKでしょう。
1.NY株式市場(12/30~1/2)
NY株式 09/1/2 12/31 12/30
ダウ平均 9034.69(+258.30 +2.94%) 8776.39 8668.39
S&P500 931.80(+ 28.55 +3.16%) 903.25 890.64
ナスダック 1632.21(+ 55.18 +3.50%) 1577.03 1550.70
CME日経平均 9365(大証比:+615 +6.96%)9140 9070
出来高(億株) 出来高 出来高
NYSE 10.46 13.13 9.54
ナスダック 14.79 16.09 14.61
年初のNY株式市場は上昇。ダウ平均は、終値で11/5以来となる
9000ドル台を回復。
朝方発表された12月のISM製造業景気指数は、28年ぶり低水準
まで悪化。製造業の景況感悪化を嫌気して、ダウ平均は一時下落した
物のオバマ新政権への政策期待で切り返し、大幅高で取引を終えた。
市場では、新政権が大規模な景気刺激策を実施するとの見方が強い。
ダウ採用銘柄では、JPモルガンを除く29銘柄が上昇。政策期待が
先行して幅広い銘柄で買いが膨らんだ。自動車大手GMは14%高と、
ダウ採用銘柄で上昇率トップ。
米政府から40億ドルのつなぎ融資を得たことで資金繰り不安が緩和した。
商品相場の上昇でアルコア、シェブロンなど資源株も高い。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=27010
2.NY原油先物(WTI)、金先物(COMEX) (12/30~1/2)
09/1/2 12/31 12/30
NY原油先物2月限(WTI)
1バレル= 46.34(+1.74 +3.90%) 44.60 39.03
NY金先物2月限 (COMEX)
1オンス= 879.50(-4.80 -0.54%) 884.30 870.00
年初のNY原油先物相場は上昇。2月限は終値で、昨年12月12日以来となる
46ドル台を回復。政策期待で米国株が買われ、原油買いを促した。
イスラエルが、パレスチナ自治区ガザへの空爆を継続するなど、中東情勢の
緊迫化も原油相場を下支えした。
金先物は下落。ドル高で利益確定売りが優勢だった。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=27001
3.米経済指標結果(12/30~1/2)
★ISM製造業景気指数(12月) 1/2
結果 32.4
予想 35.4 前回 36.2
以下、12月のISM製造業景気指数・詳細
新規受注 22.7(27.9)
生産 25.5(31.5)
雇用 29.9(34.2)
入荷水準 44.9(48.4)
在庫 38.8(39.1)
仕入価格 18.0(25.5)
カッコ内数値は前回11月分
★MBA住宅ローン申請指数(12月27日までの週) 12/31
結果 0.0%
予想 N/A 前回 48.0%
★新規失業保険申請件数(12月27日までの週) 12/31
結果 492千人
予想 575千人 前回 586千人
★コンファレンスボード消費者信頼感指数(12月) 12/31
結果 38.0
予想 45.5 前回 44.7(44.9から修正)
★S&Pケースシラー住宅価格・総合(10月) 12/30
結果 -18.04%
予想 -17.90% 前回 -17.39%(-17.40%から修正)(前年比)
★シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(12月) 12/30
結果 34.1
予想 33.0 前回 33.8
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