日経平均は、5日続落と弱含みが続く中、明るい材料もあるようです。
個人投資家が、買いに動き出したとの統計データリリースです。
6月第2週(9日~13日)の投資主体別売買動向で、個人の買い越し金額が
4387億円と大幅に膨らんだようである。この買い越し金額は、1年3ヶ月ぶり
の水準のようです。
個人投資家が、大幅に買い越すのは、株価の暴落時からの反発期待であるが、
6月第2週は、500円程度の下落で暴落に当りません。
また、今年3月に、米国でのベア・スターンズ等 金融不安から株価が急落した
経緯でも、個人の大幅買い越しは表面化していなかった。
この時は、先行きの下落懸念を想定していたため、動けなかったのである。
この時期に買い越しに動いたのは、今年3月を底値と確信したことや、ここ
数週間の材料株人気でしょう。
電気自動車、代替エネルギーの太陽電池/原子力、農業/環境関連と動意づき
ベテラン個人投資家が ついに、動き出したと推測しているようです。
さらに、個人投資家の大幅買い越しが2週連続となれば、市場回帰にはずみが
つきそうで、明日発表される第3週の数字が、注目されますね。
出典→ http://nvc.nikkeibp.co.jp/column/kabu/20080623_001261.html
さて、今日の日経平均は、NY市場の小幅続落やFOMCや米経済指標の発表
待ちで、大きく下落したものの、大引けに戻し19円安の13829円でした。
(出来高概算 19.8億株でした。)
日経平均のプラス引けとは なりませんが、リバウンド基調で13800円台を
キープした事は 評価できます。一目均衡表の雲上限も上回って終えてるので、
下ヒゲをつけて、底堅さを示した感じに受け取れます。
明朝にかけ、米市場は FOMC声明文を受けアク抜けからの 自立反発となれば
日本市場にも、上昇に はずみがつきますが、どうでしょうか。
相場アノマリ-*で、08年6月月末にかけて上昇となるか、答えは来週でます。
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* 6月末にかけ、なぜか「西暦偶数年は、大幅上昇(月末にかけて5営業日)」
98年 △775円
00年 △447円
02年 △267円
04年 △278円
06年 △381円 出典:日本証券新聞6/25
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