「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

相場格言6(ま行~わ行編)

2009-08-01 20:59:37 | ハッとする相場格言

       
相場格言集をピックアップしました。そのPart 6(ま行~わ行編)です。

「株は安く買って、高く売る。」に限ります。そうした投資のヒントが掴めたら
と思います。

迷ったり/悩んだり/困った時に、「道しるべ」として、お役立て下さい。


7.ま行

【見切り千両】

引かされた株、つまり値下がりしている銘柄は、中々処分する気持ちになれない
ものです。そのうち戻るだろうと引き延ばしていると損が膨らみますます。ましてや
信用取引で買っている場合はなおさらです。見通しがよくないと思ったら思い切って
処分しなさい、それは千両に匹敵する程の値打ちがある、決断の大切さを表した
言葉です。

【見ざる、言わざる、聞かざる】

相場師、本間宗久の相場極意「三猿金銭録」の中心的格言。日光東照宮の有名な
「見ざる、言わざる、聞かざる」の3匹の猿で表した世渡りの術は、株式投資にも
大いに役立つというもの。株式投資には情報収集は大切ですが、集めることだけに
熱を上げて、あっち行ってペチャクチャ、こっちに来てもペチャクチャしていては、
何が重要な情報であるかが分からなくなります。

また、他人の意見ばかり聞いていては、人気につられITバブル時にIT株の天井を
掴んでしまいます。人生も株式投資も、最後の所は、自己の確立が大切と言えます。

【銘柄発掘は証券会社にやらせろ】

変動の激しい社会で、有望銘柄を研究し選び出すことは個人にとって難しい事です。
ましてや、直接、企業を訪問して調査することは無理です。
そこで、優秀なアナリストを抱え、日々、企業調査を行っている証券会社を有効に
活用しなさいという教えです。

数社の証券会社に口座を開いて、調査資料を送ってもらうのがいいでしょう。そう
すれば、只でアナリストを使っているのと同じ効果があります。ただし、その際、
資料をもらっているからといって、絶対に証券会社のいいなりにならないことが大切
で、売買のタイミングは、チャートを使って自分で行うことです。趣味で株投資する
人は別として、本当に株で儲けたい人は「アナリストは私のためにある」という位の
割り切った気持ちが必要です。

【「もう」はまだなり、「まだ」はもうなり】

相場は、自分の予測した通りや思った通りにはなかなかいかないもという教えです。
大きく上げてきた相場や、反対に大きく下げてきた相場などで、「ここまで上がれば
もういいだろう」「ここまで下がればもういいだろう」と思うものですが、そのように
思うのはその人だけではなく、多くの人も思っている場合が多いため、その水準から
上がったり下がったりすことが多々あります。

逆に、まだ上がるだろうとか、まだ下がるだろうと思った時、そこが相場の天井圏で
あったり底値圏だったりします。「もう」いいだろう、「まだ」だろうと思った時、特に
自信を持ってそう思ったときが一番危険ですから、深呼吸をしてもう一度冷静に
相場を見つめることが大切です。

8.や行

【休むも相場】

株式投資は、景気の動向を見極め、買う時は買い、売る時は売るというスタンスが
基本で、景気の見通しが分からない時、休むのも大事な投資態度です。短期売買が
中心のネット取引きで、大勢観は無関係のように思われがちですが、時には休んで
深呼吸して相場の方向性を掴むことが大切です。

【安物買いの銭失い】

最近は100円ショップでも、結構、内容のいい商品があるため、安いからダメとは
いえなくなりましたが、すぐに壊れてしまうとか、やはり、安いものには安い理由が
あります。ましてや、額面価格を割り込んでいるような銘柄は、ほんとんどの場合、
無配で経営の不安があります。こうした銘柄は、投資金額が少なくて、しかも、上昇
した場合には「率」が大きいため、相場が膠着状態にある時など、つい手を出したく
なりますが、よほどの相場熟練者以外は、手を出さないほうがよいという教え。

【山高ければ谷深し】

急騰した銘柄ほど下げも大きいという意味です。人気が中心となって、業績以上に
株価が上がるため、いったん人気がはげてしまうと、PERなどでの下値のメドが
たたないため、大きな下げになります。

【幽霊と仕手は正体の分からないのがいい】

枯れススキの揺れや、柳の枝のざわめきに幽霊が出たかと怯えるは、今も昔も同じ
ではないでしょうか。街灯が整備されたとはいえ、夜更けに公園を横切っての帰宅で
風に舞い上がった新聞などに肝を冷やされるものです。

しかし、正体が分かってしまえば怖さは半減です。突如、人気化した仕手株も誰れが
買っているか分からないと、憶測が憶測を呼んでいっそう思惑人気が高まります。

ところが、仕手筋の正体がはっきりしてきますと、資金量などが予測されるように
なって、次第に思惑人気が剥げていきます。情報公開の時代で、株式市場に幽霊は
住みにくくなっていますが、人がいるかぎり思惑はつきもので、それが、相場をおも
しろくしているといえるでしょう。

9.ら行

【利食い千人力】

利食ってしまえば、仮に株が下がろうと誰からも、、とやかく言われないことから、
相場の見通しに迷ったらいったん利食いなさいという教え。特に、追加担保問題の
絡む信用取引では、格言どおり千人の味方にも匹敵するくらいの価値があります。

【冷水3斗で底が入る】

相場の悪い時というのは季節なら冬です。そこへさらに冷たい水を1斗樽で3杯も
ぶっかけるのですから、震え上がるどころか凍え死んでしまうほどのことです。

景気・企業業績が好調な中での悪材料なら、一過性の下げで終わりますが、景気が
悪いなかでの下げは、冷水を3斗もかけられるような厳しい下げがないと、本当の
底は入らないという教えです。

10.わ行

【分からぬときは休め】

買うべし、売るべし、休むべしという格言もあります。相場は買うだけではだめで、
利食いや投げなどの売りも適切にできないと儲かりませんし、同時に休むことも、
大切であるという教えです。

特に、相場環境が不透明で分らない時は無理をしないで休みなさいと説いてます。
下手な考え休むに似たり、という言葉に近いものです。
なかでも、相場の保合い局面は判断が難しいので、どちらか方向感がはっきりする
まで休むのがいいと教えています。

【割高に売りなし、割安に買いなし】

時流に乗る人気銘柄は、PER(株価収益率)などが平均を上回って高くなりカラ
売りしたくなります。反対に、PERが平均以下の銘柄は、割安にみえて買いたく
なります。

いずれ割高は修正され、割安株も、見直される時はきますが、単純に割高、割安と
判断して行動しては、思わぬ損が出るという軽率な投資態度を戒めた言葉。

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