「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

相場格言5(な行~は行編)

2009-08-02 20:48:50 | ハッとする相場格言

       
相場格言集をピックアップしました。そのPart 5(な行~は行編)です。

「株は安く買って、高く売る。」に限ります。そうした投資のヒントが掴めたら
と思います。

迷ったり/悩んだり/困った時に、「道しるべ」として、お役立て下さい。


5.な行

【女房を質に入れても株を買え】

昔の人は、ずいぶんと激しいことを言っていたものです。「女房は…」ではなく、
「女房を…」と言っているところが大事なところです。「女房は」と表現したのでは、
株の売買をするときは、いつも女房を質に入れている印象ですが、「女房を」と表現
していることで、大切な奥さんを担保に差し出して、お金を借りてでも、株を買う絶好
の時である、という昔の相場師の強い気持ちが伝わります。

実際に奥さんを質に入れるということではなく、数年に一度というような買い場は
必ずあるので、その時は、中途半端な気持ちではなく、思い切って買いなさい、と
言う教えです。

【二番底は黙って買え】

チャートで大変重要視される形から格言として使われています。下げてきた株価が
最初の安値をつけることを一番底といいます。そのあと反発して再び下げ、最初の
安値近辺まで下げる場合、そこが本当の安値になることが多いことから、二番底と
いって買いの急所として教えています。

日足、週足、月足のいずれにも使えますが、個人投資家には週足が適しています。
また、一番底から二番底の間が、週足で13本程度が理想的で、底入れ後の戻りも
相当大きくなっているケースが目立ちます。

【野中の一本杉】

伐採された山林に、一本だけ残された杉は遠くからでも目立ち、人々に勇気を与え
ます。暴落相場で、多くの銘柄が下げている中で1銘柄だけ逆行高している銘柄は、
まさに野中の一本杉のように注目され、次の主役銘柄になります。

【野も山もみな弱気ならあほうになって買いの種をまけ】

周囲が弱気一色となると、相当に度胸がある相場巧者でも買いがたいものです。
そんな時は「おれはあほうだ。あほうよりひどいものはない」 と言う位の開き直った
気持ちで買うと、好結果につながるという勇気づけの言葉です。

6.は行

【バリュー株、翻訳すればただの出遅れ株】

横文字に弱い日本人を皮肉った言葉。相場で必ず、テーマ性があって業績の良い
銘柄が先に買われます。しかし、いつまでも同じ銘柄が人気を持続する、わけでは
ありませんから、同業種、類似銘柄へ比較感から資金が向かいます。

こうした動きは、以前から出遅れ株買いとして展開されてきました。その出遅れ株を
バリュー株と呼び換えると、立派な存在に変わり、大相場に発展する錯覚に陥入る
から不思議です。
所詮、出遅れですから上値限界があり、個人投資家は、こうした横文字に気を
つけましょう。

【半値戻しは全値戻しにつながる】

大きく下げた相場が戻りに転じた時に先行きを占う相場判断の見方・教えのひとつ。

下げ幅に対し、半分程度戻る場合を「半値戻し」と呼び、材料がなくて単純に戻る
自立反発(下げ幅の3分の1程度の戻り)と区別して使います。つまり、半分も戻る
ことは、材料等が前向きに評価されているためであり、 【強くなければ半値戻しは
しない】
と言い換えることもできるでしょう。

全般相場が明るくなれば、前の高値迄、つまり全値戻しが期待できると言う訳です。
通常は週足か日足チャートで使う場合がほとんど。良く見る「強弱ライン」チャートも
この考えに近いものです。

【半値八掛け二割引きで底が入る】

記録的な大相場を出した銘柄が下げに転じた時、下値メドとして目安にする教え。

仮に、5000円で天井をつけた銘柄が下げに転じ4000円を割り、さらに、3000円
を割って下値のメドがつけ難くなった時に、この計算式で1600円程度を目安にして
おけば、ほぼ間違いないということです。

大体、高値から3分の1ということになります。大阪道修町の薬の街では、薬九層倍
といわれ、薬は原価の9倍くらいで売られ、原価はただ同然だったことから、薬を値
切って買う時に使われたことから引用されたようです。もっとも、経営不安を内包して
いるような下げのケースでは、会社が消えてなくなる恐れがありますから、こうした
格言は使えませんので安易な買いは禁物です。

【人の行く裏に道あり花の山】

多くの人が行かない、裏道に意外な花見の場所がある、という有名な格言。
人はとかく、人気に左右されやすいため、高値圏で買い、安値圏で処分売りして
しまうことが多いものです。人気が一方的と思われる時には、ちょっと冷静になる
ことです。

【人も我もで相場は天底をつける】

日頃、熱心に景気や相場勉強される人ほど、相場見通しに対する信念は強い物が
あります。しかし、最後は、人間の信念をも覆すほど、相場は非情で厳しいもので
ある、という格言です。

例えば、天井を打って下げ始めた相場が景気、企業業績から、このあたりで下げ
止まると自信を持っていた水準を切ってきますと、周囲は弱気に充ち溢れ、次第に
自分が間違っているのではないかと疑心暗鬼に陥り、遂に、最後には自らも弱気に
なってしまいます。
そのような時が、底というわけです。株価の天井はこの反対の状況です。
「サイコロジカル」チャートがこうした投資家心理をよく表しているものです。

【2日新甫(しんぽ)は荒れる】

月初の立合が2日、月曜日から始まる月は荒れるという相場ジンクス。特に月初は
高く月末にかけて安くなるケースが多いようだ。立合日数が、通常の月より2日程度
多くなり月末に処分売りが出やすくなることも一因。

【下手なナンピン大怪我のもと】

ナンピンは「難平」と表記します。難とは難儀(なんぎ)な事、つまり、株式投資では、
値下がりなどによる損失のことです。この損失をできるだけ平らにしよう、と言う
投資方法が、ナンピンです。

例えば、1000円で1000株買った株が800円に下がった所で、 さらに1000株
買い増しすると、平均の買いコストは900円になり、買い単価を下げることができ
ます。資金に余力のある投資家の有力な投資方法です。しかし、右上がり相場では
大きな効果があっても、2000年から01年にかけてのような、右下がり相場では、
底だと思ってナンピンしても、さらに下がって、損が大きくなります。
相場が基調的に上向きか、下向きかを見極めてナンピンする事が大事であるという
格言です。

【棒上げは棒下げにつながる】

たとえば、わずか週足2本で500円高を演じたような銘柄、つまり棒上げ銘柄は、
高値で値段を維持することが困難で、短期間のうちに、往って来いとなるケ-スが
多いので、短期急騰銘柄への新規買いは気をつけるべしとの言葉です。

ジリジリと下値を切り上げている銘柄は、買い方がまだ株を仕込んでいる状態です
から、よほどの悪材料が出ないと暴落しません。ジリ高から棒上げとなった時は、
買い方が、売り逃げるために買い煽ることがほとんどです。
買い方が売り逃げた後は買う人がいませんので棒下げとなってしまいます。

【暴落相場の赤札銘柄は買い】

全般安相場に逆行高している銘柄には直ちに乗れ、ともいいます。かつて証券会社
の店内1階の株価ボードは、アルバイト学生が短波のラジオを耳にしてチョークで
値段を記入し、際立って高い銘柄は赤いチョークで書いていました。多くの銘柄が
下げている相場で、赤く記入された銘柄は目につきますから、理由は分からないが
「とにかく買ってみよう」ということで人気となります。後になって、カラ売りが増えて
仕手筋が介入したとか、新製品がある、といった何らかの材料が出るものです。

今の証券会社の株価ボードでは限られた銘柄数しかありませんし、特に仕手つぽい
銘柄はボードに載りませんので、店頭で、逆行高銘柄をみつけるのは難しいため、
パソコン活用が有効となります。

【仏の顔、閻魔の顔も3、4度】

やさしい仏さまの顔もいつも見ていると、最初ほどのありがたみが薄れ、反対に怖い
閻魔さんの顔も恐くなくなってきます。株式相場で仏さまとは好材料で、閻魔さんは
悪材料でも、いい材料も悪い材料でも、何回もハヤシ立てると影響が薄くなるので、
いつまでもその材料を同じように評価してはいけない、という教えです。

そのメドは一般的に「仏の顔も2度、3度」といわれますが、相場の場合は3回から
4回を目安にしておけばいいということです。

仮に、業績が悪くなる材料があった場合でも、マーケットを代表するような代表的な
銘柄が3、4銘柄決算悪を発表すればひとまず出尽くしとなります。また、さらに悪く
なる場合でも、減額修正が3、4回出れば、織り込んでしまいます。

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