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早いもので、今年も2カ月が過ぎようとしています。1/M以降の株式
相場はジリ高基調を継続しており、来週からの3月相場にはずみがつく
格好です。
そこで、土曜の晩、ストらジストはどう見ているのか、記事をアップします。
日経ネットのマーケットコラムがネタ元です。
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今日もまた「15年ぶり高値更新」の1日となった。26日の日経平均株価の終値は
前日比200円59銭(1.08%)高の1万8785円79銭。2000年4月20日以来の
高値だ。
19日に初めて「15年ぶり」の文字が躍って以来、場中の高値も含めると6日連続
で高値を遡る旅が続いている。
こうなると市場でささやかれ出したのが「今春にも日経平均は2万円台に到達する」
とのシナリオだ。
大和住銀投信投資顧問の門司経済調査部部長もその1人。3月末に2万円超えが
あると見る。国内景気指標が良好な事に加え、海外投資家を中心に成長戦略加速
期待が強まり、日本株買いの勢いが増すと考える。3月末に企業の14年度決算が
締まり、5月にかけて、決算発表を行うタイミングで 「業績の上方修正が相次いで
2万円に到達する」(国内証券)との声が、増え始めている。
そんな見方のサポート材料としてこの日使われた感があるのが、GS証券リポート。
日本株の市場見通しを上方修正し、「今後半年で2万600円、年末に2万1700円」
という新たな目標水準を明らかにした。数字自体は昨日から市場で取り沙汰されて
はいたが、この日の正式発表を経て改めて注目された。
昼休み中の立会外取引で機関投資家が複数銘柄をまとめて取引する「バスケット
取引」で1000億円を超える大口約定があったことも、外国人投資家の買い意欲を
裏付ける、と材料視された。
三菱UFJフィナンシャル・グループ、日産自動車、JFE、サントリー食品インター
ナショナル……この日昨年来高値を更新した銘柄の顔ぶれからも主力株物色意欲
がうかがえる。国内でスマートフォンや自動車部品向け新工場を8年ぶりに建設する」
と伝わったTDKが2%上げるなど、東証1部の昨年来高値銘柄は200を超えた。
ゴールドマンは、上方修正の理由の1つとして「実質所得の増加が消費を促す」と
説明するが、第一生命経済研究所の永浜エコノミストも今春闘の賃上げ状況を固唾
をのんで見守っている1人だ。「3月に入ると賃上げの動きが相次いで表面化する。
そうなると国内の消費回復期待が高まり、日本株は一段の上昇余地がある」と読む。
永浜氏は、実は年初に、原油安や欧州不安などを理由に日経平均の上値は限定的
と予想していた。それがここへ来て「2万円は視野に入った」と見方を修正しました。
下がれば日銀や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の買い出動が予想
されることもあり、「日本株全体への買い安心感が増している」(外国投信)という。
とはいえ、市場が総強気に傾いた時ほどその反動が大きくなるのも歴史が教える
ところ。「買い材料を好感したというより、明確な売り材料がないので上がっている」
(マネックス証券の金山アナリスト)のが今の相場とも言える。ひとたび売り材料が
出た時に過度に反応するリスクシナリオにも目配りが必要だろう。
その意味で米国の利上げタイミングが最大の焦点であることに変わりはない。
24日の米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の議会証言で早期の利上げ
観測は後退したものの、BNPパリバ証券の丸山日本株チーフストラテジストは
今でも「米国の景気回復を示す統計次第では利上げ時期が早まり、株式相場は、
調整する可能性がある」と警戒を緩めない。一旦落ち着いた原油安の動向も含め
「2万円超え」がささやかれ始めた今こそ、過度の楽観は禁物だ。
(出典;日経ネット マーケット15/02/26)
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ジリ高基調が継続とすれば、日経平均の上昇に対して出遅れている中・小型株の
見直し買いは、あるように思う。
3月は、押した場面でそういう銘柄を拾うのも、1つの戦術かもしれません。
「3月第1週 相場展望と予定」は、明日書き込みします。
それでは、また。
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