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今日、午後 日銀の白川総裁は、衆議院財務金融委員会で、山本幸三委員
(自民)の質問に対して、日銀の金融政策は、「物価上昇率を引き上げる
という要素を内に秘めた能動的な政策だ」と説明しました。
「景気が良くなっていっても物価上昇率1%が見通せない時は、ゼロ金利
を続け、資産買い入れを行っていく事を約束するものだ」と明言しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120229-00000106-reut-bus_all
日銀は、2/14の金融政策決定会合で物価上昇率が前年比で1%に上がる
まで強力な金融緩和を進める「物価安定の目途」という事実上のインフレ
目標政策の採用を明確化しました。また、同時に 資産買入基金による長期
国債の買い入れ枠を10兆円増額する追加緩和に踏み切りました。
従来、日銀は、円高や株安など景気の下振れリスクが高まるときに追加緩和
してきました。それも後手後手の他力本願的に写る取り組みでした。
今日の答弁は、経済成長を金融政策から下支えする表明で、今後景気の下
振れリスクがなくても、物価を引き上げるために追加緩和すると言う表明を
した事になり、評価できます。
ようやく仕事をする気になってくれています。二の矢、三の矢の踏み込む施策
をしてくれることを望みます。
さて、日経平均は、小幅続伸の0.7円高の9723円の大引けでした。
(出来高 SQ日ではないけど、30億株と商い活発です。エルピーダの取引
が大きいです。)
NY市場のダウが、4年ぶり13000ドル台乗せが、日経平均の追い風も、
高値警戒感から大引け前30分で上昇分を失う運びとなりました。
日経平均は、一時9800円台を回復する場面も、終値で前日終値辺りの
値となりました。ローソク足は上ヒゲ陰線も、5日移動平均線(約9665円)を
上回る位置にあり、中期強気転換のサインかもしれません。
注目のNY市場、EUのエルトロ(LTRO)が約60兆円規模と判明し、
予想を若干上回る規模を好感、小幅上昇して始まっています。
バーナンキ議長のコメントに注目が集まりそうです。
明日の日経平均、続伸を想定しています。
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