北朝鮮が事前通告なしに日本上空を通過するミサイルを発射し、金融市場には
リスクオフムードが広がった。円高が進み日本株は下落。米国や北朝鮮がすぐ
に直接的な軍事行動に出るとはみられていないものの、対話路線が遠のく中で、
国際社会が経済制裁を強化する一方、北朝鮮はミサイル発射を止めない「泥沼
シナリオ」が警戒されている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00000062-reut-bus_all
「ミサイルが日本に落ちるかもしれない」──。
日本政府の全国瞬時警報システム「Jアラート」が発令され、テレビに「国民
保護に関する情報」が大写しされる中、29日早朝の金融市場に緊張が走った。
109円台前半だったドル/円は108.33円まで急落。1万9400円台だった
シカゴ日経平均先物9月限も、一時1万9045円まで下落した。
外為市場では、米系ヘッジファンドやアルゴリズムトレードがドル売り/円買い
の主体との見方が多い。
北朝鮮のミサイルが発射される毎に、ドル売り/円買いが起こり、少したつと
元にもどり、株価も戻るとすれば、目に見える被害が出ない限り、売られて戻る
これまでのパターンを繰り返すことになります。よって、「泥沼シナリオ」を逆手
にとって、常態化した株価下落時、押し目買いをするのも、投資法になるかも
しれません。
さて、日経平均は続落して、87円安の19362円大引けでした。
(出来高 概算13.8億株の商いでした。)
週末のNY市場、底堅い終了となるも、今朝の北朝鮮ミサイル発射を受け、
ドル売り/円買いが起こり、幅広い銘柄で売り先行スタート。
その後、冷静さを取り戻すと、下げ幅を縮小して19300円台中盤で終了。
日経平均は続落して、自律反発して良い水準。ボリンジャーバンドー2σ~
ー1σレンジ辺りと、引き続き踏ん張り所です。
注目のNY市場、北朝鮮のミサイル発射を受けた地政学リスクの再燃から
続落スタートも、どこまで戻すかポイント。
明日の日経平均、織込み済なら、自律反発してOKですが、先物注目です。
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