「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

金融政策は「トランプ相場」と神経戦!?

2016-12-28 23:58:07 | マ-ケット

           
日銀が今年初めて景気判断引き上げに踏み切った。米大統領選でドナルド
トランプ氏が勝利したのをきっかけに、急速な円安株高が進む等経済環境
が一変したことが大きい。
従来のような追加緩和を求める声は減るとみられるが、長期金利の上昇を
いかに抑えるかが新たな課題になった。金融政策は「トランプ相場」との
神経戦になる。(飯田耕司)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161221-00000066-san-bus_all

日銀の黒田総裁は、決定会合後の記者会見で、「長期金利を0%程度に
誘導する目標を維持する」と強調した。

物価上昇率2%の目標達成までに「距離がある」(黒田総裁)と判断して
いるためで、トランプ相場で上がる米国金利に引っ張られる形でプラス圏
に浮上する長期金利の上昇に歯止めをかけたい考え。

国債買い入れ額増額や、指定した利回りで国債を無制限に買い入れると
いった手法を駆使して対抗する。黒田総裁は、米金利上昇に応じて「操作
目標を引き上げることは考えていない」とも説明した。

一方で、「日銀が長期金利を0%に維持するのは至難の業だ」(証券エコ
ノミスト)との見方が強まっている。

20日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債の終値利回りが
前日より0.010%低い0.065%だった。しかしFRBが来年3回の利上げ
を示唆しており、長期金利の上昇圧力が今後も強まる可能性が高い。

日銀は、急激な変動を回避するために指定した利回りで国債を無制限に買
い入れる「指し値オペ」を11月17日に実施。今月14日には国債買い入れ
額を増額して金利上昇を牽制するなど、金融市場との攻防を続けてるが、
一層激しくなることも想定される。

一方で日銀は、今年に入り、マイナス金利政策の導入やETFの買い入れ額
の増額などの新たな金融政策を講じる事で、家計や企業の物価上昇期待を
上げようとしてきたが、現状維持の政策で物価安定目標2%への期待が高ま
るとの見方は少ない。

アベノミクスを牽引してきた日銀が、経済政策の“脇役”に追いやられる可能性
も出てきた。


果たして来年、日銀の黒田総裁は、長期金利を0%程度に誘導する目標を
維持できるの注目しましょうか。

さて、日経平均は小反落し、1円安の19401円の大引けでした。
(出来高 概算13.1億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場の小幅上昇も、為替が反応がなく、117円中頃と円安
一服した薄商いの中、売り先行の展開になりました。それでも下値を売り
込む流れより、押し目を拾う動きで、後場に持ち直してプラスに浮上する
場面もあったが、引けにマイナスで取引終了。

日経平均は反落しても、下げ渋りを見せて、値上がり数が7割を占める
底堅さが意識される相場展開。ボリンジャーバンドは上昇する+1σレンジ
推移で、+2σは切り上がり、19850辺りとなっている。円安傾斜となると、
上値余地を追えるレベル。

注目のNY市場、小幅高でもみ合いスタート。終了時も底堅さ示しそう。

明日の日経平均、主力株を避けた小反発を想定してますが、果たして・・。

 
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