国民の金融資産を「貯蓄から投資へ」振り向けるよう促す仕組みとして
2014年1月に導入されたNISA(少額投資非課税制度)が、来年1月
で丸3年を迎える。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161130-00050021-yom-bus_all
口座数は順調に増えてるが、実際に使われてるのは半分以下に留まる。
政府は17年税制改正で長期に少しずつ投資できる「積み立てNISA」
を新設し、投資を促したい考えです。
NISAの口座開設数は今年6月末時点で1030万口座に上り、3月末
に比べて18万口座増えた。株式等の買い付け総額は8兆3762億円に
達し、3月末に比べて6249億円増えた。
これらの数字を見れば、NISAは順調に普及しているようにみえる。
ただ、その内訳を見ると、幅広く浸透しているとは言い難い。昨年1年間
非課税枠の上限に迫る80万円~100万円を投資した人は約3割に上る
一方、5割以上は全く投資をしなかった。
これは、NISAに投資できるゆとりある中流層以上の人が30%位で、
多くの国民は、その余裕がないと、推察できる。来年度の税制改正で
長期に少しずつ投資できる「積み立てNISA」は、月々3000円の
投資をする場合、例えば、非課税期間を長期にするなどすると、投資
のすそ野が広がるように思えます。
さて、日経平均は反落し、87円安18426円の大引けでした。
(出来高 概算28.3億株の大商いでした。)
NY市場がダウが底堅い終了も、円相場が円安一服するなか、利益確定
流れが先行しました。米雇用統計やイタリアの国民投票を控えて、週末
手仕舞う中、一時200円近い下げも、大引けにかけ18400円台を回復
して終了しました。
日経平均の反落も、下ヒゲを残す格好で5日線を上回って取引を終了。
ボリンジャーバンドでは、+1σと+2σとのレンジ内での推移であり、
+1σをサポートとした格好です。
週明け、米雇用統計やイタリア国民投票のアク抜けすると、リバウンド
相場になりそうです。
注目のNY市場、堅調な米雇用統計の発表を受けFRBによる追加利上げ
が改めて意識され、小反落スタート。終了時、底堅い結果となるかポイント。
来週の日経平均、リバウンド相場に期待しましょう。
ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!