今日、不正会計問題を機に業績不振が明らかになった東芝は、２０１６年度
（１７年３月期）の連結売上高を４兆９０００億円などとする、事業計画を発表
しました。
家電や医療事業の縮小・撤退と人員削減などのリストラ策を進め、売上高は、
１４年度の６兆６５５８億円から１兆７０００億円以上縮小します。
経営資源を半導体やエネルギー事業に注力。１６年度営業黒字１２００億円、
最終（当期）黒字４００億円を目指します。 【岡大介】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160318-00000099-mai-bus_all.view-000
「新生東芝の確実な一歩を刻みたい」。室町社長は東京都内での記者会見で、
経営再建に向けた意気込みを語った。
東芝は、健康・医療部門の主要子会社をキヤノンに売却して、洗濯機などの
「白物家電」を中国企業に売却する方針を既に公表済み。新たに、配置転換
も含めて約１３８００人の人員削減（２月発表の計画から２９８０人増）を行う他、
１７年４月に予定していた大学卒の新規採用を事務系・技術系共に中止します。
不採算部門の整理と人件費などの削減によって財務体質の強化を図る考えで、
１６年度の売上高（家電事業を除く）は、５兆円を割り込む見通しです。
一方、４００億円最終利益を確保、３期ぶり黒字転換を目指す他、１８年度
暫定的な目標として売上高５兆５０００億円、営業利益２７００億円、最終
利益１０００億円を掲げ、収益の底上げを図る考えを示しました。
すべてのステークホルダーの信用、信頼を回復すべく、社会に貢献する事業を
推進して、１日ずつ積み上げて行く地道なプロセスが必要です。
今後の東芝に注目しています。
さて、日経平均は４日続落し、２１１円安の１６７２４円の大引けでした。
（出来高 概算２２．９億株の商いでした。）
今朝方のＮＹ市場が連日の続伸となり、日経平均の追い風と思いきや、為替が
円高進行して、日経平均は、小幅下落のスタート。為替の円高シフトを見た、
先物主導の売りが断続的に出て、一時１６６００円辺りまで下落しましたが、
少し戻して１６７００円台の終了でした。
為替がドル／円で一時１１０円台に突入するなど、行き過ぎたドル安を演出
したイエレンＦＲＢ議長のハト派的な金融政策にまいった格好。
日経平均の４日続落でしたが、なんとか２５日線上に踏み止まった状況。
３連休後に、１７０００円台への戻りをためすキーは為替。
米の経済状況を見ても、昨年末に比較してドル安になる要因は、ないと思う
のだが、不思議である。連休明けに、１１２円から１１３円台へ戻る正常化と
なればと思います。
注目のＮＹ市場、原油先物が４０ドル台に乗せており、続伸の展開。今日も
続伸しそうな展開です。
連休明けの日経平均、為替の正常化の動きにあわせ、反発となる展開に期待。
ブロガー／読者の皆さん、良い３連休前を！！
応援の協力を お願いします。☆
