GWもアッと言う間に終盤を迎え、読者の皆さんもブラッシュアップ
できたことと思います。
久しぶりに相場に目を向けると、米経済の底堅さ/米雇用統計の
良好さを確認し6月利上げ濃厚、北朝鮮の地政学的リスク過度な
警戒感後退、仏大統領選挙親EU派のマクロン前経済相優勢等、
為替も円安に傾いており、GW明け東京株式市場の動きに期待も
出てきます。
そこで、日刊ゲンダイの記事をアップします。
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ゴールデンウイーク(GW)明けに投資のビッグチャンスがやってくる!
トランプ大統領のハネムーン期間(就任から100日)が終わり、5月は
停滞ムードに包まれるという見方も流れるが、決してそんなことはない。
「イケイケ相場が出現しますよ。セル・イン・メイ(株は5月に売れ)という
相場格言は“5月は波乱が多いので株を売って市場から距離を置け”と
いう意味ではありません。
“5月はほぼ株高だから保有株を売って利益を確定させろ”という意味。
今年は5月以降、株は上昇していくという読みが主流。だから今年は、
バイ・イン・メイ(5月は買い)です」(市場関係者)
https://news.nifty.com/article/economy/business/12136-389435/
米ゴールドマン・サックス証券は4月中旬リポートで、10月に日経平均
1万9400円まで上昇すると予想した。
「もっと強気でいいと思います。GW明けから、企業の17年3月期決算
発表が本格化し、今期(18年3月期)予想も出てきます。為替相場にも
よりますが、現状では2ケタ増益が続出するといわれるので、日経平均
5月下旬ごろ2万円にタッチする可能性があります。」(IMSアセット
マネジメント代表の清水秀和氏)
フランス大統領選(第1回投票)後に出た野村証券のリポートは心強い。
今月7日の決選投票で、親EU派のマクロン前経済相が勝ち、「6月の米
FOMC(連邦公開市場委員会)で利上げを後押しする堅調さが確認。」
されると、6月末に1ドル=114~115円の円安になるというのだ。
4月に公表された日銀短観(3月調査)によると、大企業製造業の想定
為替レートは108円42銭(17年度)。この水準よりグッと円安になれば、
為替差益が発生し、輸出企業を中心に企業業績は絶好調となる。勿論
株高要因だ。
1ドル=115円が実現すると、株価はどこまで上昇するか。「為替水準と
PER(株価収益率)からみた日経平均想定」(大和証券、4月13日)が
参考になる。何と、17年12月末に2万1100円(PER15倍=現在の
水準に近い)だ。PER16倍だと、2万2500円になるという。
「NYダウPERは17倍台です。日経平均が同水準になっても不思議は
ない」(証券アナリスト)
1ドル=115円、PER17倍だと、日経平均はナント、2万3900円迄
駆け上がる。現状より4000~5000円高い水準だ。
GW明けこそ、安値で買える最後のチャンスかもしれない。
どんな銘柄に投資すべきか。これが最も難しい。
「生活インフラ関連が狙い目。海外投資家は、日本企業の技術力に再
注目しています。さまざまな化粧品に使われる原料を扱うテイカや積水
化成品などです。
歯科製品で世界シェア首位級ナカニシ、手術用縫合針大手のマニーも
株高期待が持てます」(清水秀和氏)
パンや菓子の食用油脂を扱うADEKA、ウォシュレットで知られるTOTO、
製氷機で世界シェア30%を誇るホシザキ等も生活インフラ関連の一角。
(表①参照)。
「17年度に過去最高益更新を見込む銘柄」(大和証券)も見逃せない。
17年度、18年度に連続で最高益を更新しそうな企業をピックアップして
いる。
「こうした銘柄は今後、間違いなく海外の機関投資家が大量購入してき
ます。先回りして買っておきたい」(市場関係者)
日清食品HDや旭化成、東京エレクトロン、住友電気工業など知名度の
高い銘柄も多い(表②参照)。
ビッグチャンスをものにして、GWの散財を取り戻す。うまくすれば夏休み
資金も稼げるかも。
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5月第2週 相場展望と予定は、明日 書き込みします。
それでは、また。