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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

GW前半戦の歴史を検証! 日経平均は14000円台へ!?

2013-05-03 22:31:26 | 歴史に学ぶ

              
4/27に「GW前後の相場を歴史から学び、5月相場を斬る!?」
題して書き込みしました。

今晩はGW前の前半戦の結果を、過去の歴史に照らして、検証しつつ
雇用統計のリリースが出れば、5月相場を簡単に占うことにします。

4/27書き込みで、「5/3~5/5を含む連休」の前後を対象とし、
上がるにせよ、下がるにせよ、連休明け後の値動きが荒っぽさを増して
いる事がわかります。    (10年間で300円以上の騰落が10回)

   - 「5/3~5/5の大型連休」前後の日経平均推移 -

   西暦      直前3営業日      直後3営業日
   2003年   △299.31円     △124.36円
   2004年   ▼402.10円     ▼877.09円
   2005年   ▼ 33.72円     △157.35円
   2006年   △ 39.23円     ▼201.84円
   2007年   ▼ 34.25円     △353.20円
   2008年   △154.89円     ▼393.92円
   2009年   △251.03円     △474.61円
   2010年   ▼108.39円     ▼526.70円
   2011年   △445.51円     ▼185.44円
   2012年   ▼181.58円     ▼335.19円
   2013年   ▼190.09円     △ ??? 


さらに、連休明け後3日間(今年は5/7~9)の騰落と、5月の月足
陰陽線の方向が、10回中9回一致しています。(例外は、2008年)

今回、4/30~5/2の3日間の日経平均の騰落は、約190円の下落
となりました。

昨日、ECB理事会での金利引下げや米新規失業保険申請件数が改善
したことから、NYダウは再び高値更新のポジションとなり、ドル/円も
買戻しが強まり98円台となっています。

つまり、今宵の米雇用統計の結果で、上表の2007年のようなトレンド
となる可能性があります。

戦後の5月相場の日経平均(月足陰陽線)は、31勝33敗。月別での
負け越しは、5月を除けば9月のみであり、昨年までも3連敗中(月別で
唯一)ですが、GW後の3日間がプラスとなれば、5月の月足陰陽線は、
陽線となる可能性が高く、「10カ月連続」に伸ばす事ができれば、実に
40年ぶりということになります。

その4月米雇用統計がリリース。4月失業率は7.5%(予想 7.6%)
4月非農業部門雇用者数は、16.5万人(予想 14.0万人)と改善
確認されました。

これで、NY株式市場も堅調さ継続で、為替も円安にシフト。
GW明け後の日経平均は、14000円台へ。また「10カ月連続 陽線」
可能性が
高まりそうです。

それでは、また。

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日経平均の12週連続高、その後を探る!?

2013-02-09 23:41:47 | 歴史に学ぶ

          
日経平均の週間ベースの連騰記録は、12週連続で途切れたが、好業績
銘柄は、底堅く推移するなど銘柄選別の動きが強まっています。

テクニカルな指標(PER/PBR/EPSや信用/貸借倍率)を使って
銘柄選別できそうな相場環境になりつつあります。

そこで、今宵は、12週連続高が切れましたが、その後の相場展開を過去の
歴史を診て、探ることにします。ちょうど、良い記事がありました。

------------------------------------
週末になると、注目を集めてきた、この連勝記録。1/4の大発会当日、
3年ぶりにで「8週連続高」したのを皮切りに、24年ぶり「9週連続高」
26年ぶり「10週連続高」、42年ぶり「11週連続高」、54年ぶり「12週
連続高」と、遂に1958年~59年「岩戸景気」以来の大記録に発展して
きたのが、ここまでの経緯。

但し、当時は「17週連続高」しているため、仮にこれを塗り替えるのは
至難の業と言われていました。

勿論、連続上昇は日本株だけではない。例えば、アルゼンチンのメルバル
指数前週末まで「11週連続高」となっているが、54年前の日本株と同様、
エマージング市場だからこそ、成熟した日本株市場に生じた「未曾有の連騰」、
果して何を意味するのだろうか。

ちょうど、かつての連騰の年に生まれたベテラン証券マン、野村證券の佐藤
雅彦アナリストは、「この先、何事も起こらなければ『単なる偶然』で終って
しまうのだろうが、過去 半世紀以上なかった出来事が生じたという点に
何らかの意味を見出したい。

上昇の背景として、いろいろな鬱積がたまっていたわけだが、20年の経済
低迷を経て、『今度こそ、いい方向に向うのではないか』という期待感の高ま
りが、相場の背景にあるのではないか。実際、安倍政権が経済再生をきちん
とリードし、政府の掲げる成長戦略のお膳立てに、企業側が応えてくれれば、
過去の低迷に終止符を打ち、さらなる大幅な株価上昇につながる可能性を
秘めていると言えるだろう。」などとしている。

さて、54年前、18週ぶりで連騰が止まったのが、1959年4/11の
764.95円(▼前週末比0.77円)。この月こそ月足陰線で終ったものの、
その後、翌々年4月高値(1829円)まで、ほぼ一貫した右肩上がり相場を
形成した経緯がある。

そこまで大昔の話を現在の相場に当てはめるのは無理でも、過去30年間で
診ると「8週以上の連続上昇」は、今回で9回目となる。

         過去の日経平均「8週以上連続高」とその後の推移

   連続上昇期間   連続記録   反落週の終値  その後26週間
                                  高値迄の上昇率
  1986年1~3月     9週      15124円      △25.2%
  1986年5~7月    10週      17285円      △16.1%
  1986年10~12月    8週      18701円      △38.7%
  1987年2~4月    10週      23904円      △11.5%
  1988年10~12月    9週      29537円      △16.0%
  1995年11月~
  1996年 1月       8週      20287円      △11.7%
  2005年8~9月      8週      13228円      △32.8%
  2010年2~4月      8週      11204円      △ 0.6%
  2012年11月~
  2013年2月       12週      11153円         ?   

実は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券資料から抜粋したもので、連騰
終了後、大きな相場に発展しているケースが多い。

3回記録した1986年は、前年秋の「プラザ合意」を経て、本格的なバブル
相場に発展していく最初の年として記憶されている。

87年春は、NTT新規上場、急騰発進によって個人投資家の投資熱を一気に
高めた時期だ。

バブルが弾けてから初めての8週連続高は、96年1月にかけて記録。
阪神大震災後の連続利下げや大型補正による経済刺激効果が期待された
時期で96年の6/26に記録したバブル後高値22666円は、その後のIT
バブル相場でも抜け切れなかった。

そして、2005年の8月~9月は、当時の小泉首相の元、郵政解散・総選挙が
実施された時期。ここから雄大な上昇相場に発展していったのは、記憶に新しい
ところか。

唯一、3年前の10年2月~4月こそ、8週連続高後の相場が、ほぼ不発に終っ
たものの、表、参照の通り。過去8回の「連騰終了週終値」から「その後26週間
(約半年)の高値」までの上昇率は、平均19.1%に達する。

金融緩和や財政出動など積極的な政策支援を実施している現状は、過去の
連騰期と共通する部分もあり、過去のパターン(△19%)を当てはめれば、
「今夏までに日経平均13000円台乗せ」となっても不思議はないことに。

そのためにも、先の野村・佐藤氏指摘の通り、官民が呼応する形で経済再生の
動きをより確かなものにしていく必要がある、と言えるだろう。
                              (出典:日本証券新聞13/02/06)
------------------------------------

安倍政権の「3本の矢」で、今後は、成長戦略の道筋をどう付けていくのが、
問われるし、果敢なリーダーシップに期待したい。

それでは、また。 


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日経平均の12週連続上昇、歴史から学ぶ

2013-02-02 23:45:46 | 歴史に学ぶ

          
週末、春先と思うような季節感となった横浜です。「冬来たりなば、春遠からじ」
そんなフレーズが合うような節分になりそうです。

大胆な金融緩和などを柱とする、安倍政権の経済政策「アベノミクス」期待感を
背景に、日本株の上昇が続いています。昨日2/1の東京株式市場で日経平均は
4日続伸し、週間でみると12週連続で上昇。「岩戸景気」の昭和33年12月~
34年4月にかけての17週連続上昇以来で、54年ぶりの記録となりました。

緊急経済対策や日銀と共同文書など、矢継ぎ早の政策を打ち出し、国内外の
投資
意欲を刺激し、スピーデイと評価してよさそうです。

そこで、今夜は、過去の歴史から学ぶ上昇相場を検証します。

-------------------------------------
最近、日経平均の週足連続上昇記録が話題だ。前々週、10週連続となった
時点で「26年ぶり」、前週11週連続では「42年ぶり」として話題を集めたが、
今週も週末2/1に10926.65円を上回って引ければ、12週連続となり、
これは1958年~1959年(17週連続)以来、実に「54年ぶり」ということに
なり、実際なりました。

昨秋以来の劇的な相場好転以来、何かと過去の記録が持ち出される例が
増えてきたようです。「過去」と言っても、それほど昔の話ではないが、多くの
市場関係者が、現在の相場になぞらえて意識しているのは、小泉首相時代の
郵政解散総選挙年である「2005年相場」だろうか。

選挙結果を受け、「日本が変わる」と言った閉塞感打開のへの期待やそうした
ストーリーに載った外国人買いなど、確かに現状と重なる部分も少なくない。

もっとも、過去の値動きで「低迷局面から一転大相場へ」といったパターンなら
他にも例があり、必ずしも、比較対照を05年に限る必要はないだろう。

三菱UFJ MS証券は「歴史に学ぶ・・・強気相場のダイナミズム」と題する1/28付
レポートで、1999年、2003年、05年相場展開や物色動向を検証しています。

1999年は、金融危機からITバブル相場に至る年。
2003年も3つの過剰(雇用、設備、債務)や不良債権問題による暴落を経て、
りそなHDへの公的資金注入を機に、一気に反騰に転じた。

レポートによると、これらに共通するのは、それぞれの局面で、企業業績に改善
傾向が見られたこと。まず株価が先行して上昇した後、経常利益や純利益が大幅
増加しており、今回も「業績改善が確認されれば、日本株は大きく上昇へ」など
と結論付けられている。

円高修正を受けた来年度の収益動向が、これまで以上に注目されてくるところ。

長期チャート参照の通り、この3局面と比較する限り、現在の相場は、まだ「ほんの
初動」のようにも見えてくる。

因みに、1999年、2003年、05年のそれぞれの年間騰落率上位業種は
表の通り。

      過去の類似局面における年間上昇上位業種

    1999年     2003年     2005年

 1  情報・通信    鉄鋼      鉱業
 2  サービス     海運      不動産
 3  卸売        証券・商品   非鉄・金属
 4  証券・商品   保険       鉄鋼
 5  電気機器    非鉄金属    卸売
 6  小売        銀行       繊維製品
 7  精密機器    卸売       機械
 8  銀行        ガラス・土石  倉庫・運輸
 9  輸送用機器   繊維機器    小売
 10 その他金融   機械       証券・商品
                (業種別指数・33業種対象)

3つの年、すべてに名を連ねるのは「証券・商品先物」と「卸売業」。つまり、
証券株と商社株の活躍が期待されるということに。

05年が11位に留まった銀行株も、これに準じると見てよさそうだ。表にはないが、
逆にいずれの年にもワーストテンに名を連ねたのは、食料品や電気・ガスで、
医薬品もこれに準じる存在か。

相場急好転時のディフェンシブセクターはお役御免。もちろん、当たり前の結論で
あるが、改めて浮き彫りになった格好だ。  (出展:日本証券新聞13/01/31号)
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それでは、また・・・。


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辰年相場の歴史から学ぶ!?

2012-01-08 23:59:53 | 歴史に学ぶ

          
辰年の今年も、1週間余りが過ぎました。 相場は停滞していますが、
過去の辰年の歴史を振り返ります。

空想上の動物である辰は、「昇り竜」に通じます。将棋の駒に飛車、角が
あり、敵陣に進入するとそれぞれ「竜王」「竜馬」となり、絶大な力を得る
様になり、株式市場にとっても、縁起のいい年と見なされます。

また、「辰巳天井」、つまり2012年は、「翌年にかけ天井を付けに行く
株高の年」ということになります。

そこで、過去の辰年の歴史を紐解くと、60年前、壬辰(みずのえ・たつ)
である1952年の場合、日経平均は年間を通じて「△118.4%」と
歴代最高の上昇率を記録。

その翌年の巳年53年に2月高値をつけた後、「スターリン暴落」が生じ
再び高値をぬくのに3年以上を要する調整局面に移行している。また、
バブル期の爛熟期にも「辰巳天井」を形成。辰巳88年に「△39.9%」
巳年・89年に「△29.0%」となり、今もぬけない史上最高値 38915円を
つけています。

ついでに言うと、ITバブルの大天井を記録した2000年もまた辰年。
もちろん、これら天井形成の後には反動による急反落が待ち受けていたわけ
だが、52年、88年の展開が示す通り、爛熟期を迎えた相場ほど、上げ足
が軽くなるもの。

そもそも現在は、中長期波動上でも底値圏に位置しており、相場リズム的に
ここから辰巳天井を目指す「ミニバブル」的な展開に発展しても、さほど
違和感はないはず。

1949年東証再開後の干支別日経平均騰落状況で、辰年「△29.7%」
は断トツの好成績。2位の子年が「23.8%」。3位の卯年が10年相場の
不振がたたって、20%を割り込む結果になりました。

干支の「辰」は、方角なら東南東、時刻で午前8時。季節で言えば旧暦3月、
新暦で4月に相当し、陽気動いて百穀生じる農耕の月です。

中国の古典に寄れば、「辰」は「伸」に通じ、「物皆伸ビ、出ズル」の義。
一方で干支の「壬(みずのえ)」も「妊」に通じ、「陰極極マリテ、陽生ジ、
万物懐妊スル」の義、とか。

因みに干支の「壬」と言うのは、西暦で下1ケタに「2」の付く年に訪れる。
つまり戦後では、52年から02年まで6回生じたわけだが、実はこの壬相場
の平均騰落率も「△28.1%」と、やはり干支中でトップの成績を残して
いる。2位の己(つちのと)でも、「△17.9%」(但し1949年は、再開
日5/16との対比)。

つまり、12年壬申相場は、「壬」の平均上昇率が28.1%、「辰」の平均
上昇率29.0%と、いずれも大幅高の可能性を示唆しています。

日経平均がここから東日本大震災前日終値(10/3/10の10434円)
まで買われるとするなら、ここから「△24%」程度と、過去の動向と、概ね
合致してきます。信じる、信じないはともかく、「相場は気から」との発想に
立つなら、明るいムードにつながりやすいことは、確かかかもしれません。
                              (出典:日本証券新聞12/1/1)

それでは、また。

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昇る龍の辰年を迎え、復興・再生から飛躍へ!?

2012-01-01 18:31:27 | 歴史に学ぶ

              
ブロガー/読者の皆さん、新年あけましておめでとうございます。
激動の2011年から、飛躍の2012年のプロローグ
です。

穏やかな暖かい元旦となる中、14:30頃 大きな揺れを感じ、来る
辰年の挨拶としたら、地震でなく、3.11からの復旧・復興や経済の
活性化に、「辰の舞」を示してほしいもの。

さて、大晦日の晩は、紅白やボクシングと、マルチウインドウでテレビを
見ましたが、Sフェザー級の内山vsソリス戦は、質の高い試合で久々に
興奮
しました。内山これで5連続KO勝の快挙です!

この試合が、王座統一戦でしたが、両者のテクニックと駆け引きにしびれ
左フック一撃で失神させての11回TKO勝ちと、アッパレな勝利でした。

井岡も早いラウンドでTKO勝ちして、日本人選手のタイトルホルダーは
8人と頑張っています。

日本人がスポーツで活躍すると、元気をもらえるし、今年7月のロンドン
五輪も活躍する選手が輩出することを彷彿とさせます。

この流れが、経済や科学技術の分野にも波及し、年末に、昇龍に相応しい
「辰年」であったと振り返ることができる、グローリアスな年であるように
願っています。

相場格言に、「辰巳(たつみ)天井、午(うま)しり下がり、未(ひつじ)辛抱、
申酉(さるとり)騒ぐ。戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、
丑(うし)はつまずき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる」
という
ものがあり、歴史のアノマリーとしたら、飛躍の年とすべく、ブロガー、
読者の皆さんと共に、歩んで行きたいと思います。

今年も宜しくお願いします。


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日経平均、3/29配当権利落ち日を検証/予想!?

2010-03-28 00:05:41 | 歴史に学ぶ

        
 桜の開花宣言は出たものの、3月最終土曜日は、ここ数日 寒の戻りで、桜の
 蕾も眠ったままの状態。満開は、月変わりのエイプリルフール頃でしょうか。

 特別なのは、山下公園のシダレ桜で、ほぼ満開です。(上記フォト参照方)

 さて、来週から受け渡しベースで、4月新年度相場入り。桜にまつわるBGM
 をバックに、配当権利落ち日3/29の日経平均を検証/予想してみます。

 今夜のBGMは、ケツメイシのさくらにします。

 タイトル: さくら
 歌   : ケツメイシ


 大手金融機関の大半が、保有株式評価替えの基準を、3月末でなく3月中平均
 としている現在、4/1の第一生命上場を控えても、月末の需給要因は、悪く
 ないと言う見方もできるかもしれません。

 期末前後のアノマリーとして 「配当の3月末権利落ち日の株高」 というものが
 ありますが、過去の実績はどうでしょうか。

 表1は、過去15年の権利落ち日と当日の日経平均の騰落を調査したものです。
 
 
        表1  3月配当落ち日と日経平均の騰落 
 
     西暦      3月権利落ち日   日経平均の騰落    
   1995年       3/28        △585.48 
   1996年       3/26        △ 99.33
   1997年       3/26        △ 32.84
   1998年       3/26        △322.28
   1999年       3/26        △ 30.95
   2000年       3/28        △ 93.31
   2001年       3/27        ▼223.98
   2002年       3/26        ▼ 53.17
   2003年       3/26        △113.16
   2004年       3/26        △239.74
   2005年       3/28        △ 31.20
   2006年       3/28        △ 40.14
   2007年       3/27        ▼156.91
   2008年       3/26        ▼ 38.59
   2009年       3/26        △156.34
   
2010年       3/29           ?

 1995年以降、過去15年、3月配当落ち日の日経平均は11勝4敗(勝率、
 73%)となっており、本来、配当落ち分を修正しない日経平均の場合、安く
 なるのが普通だが、この配当落ち分を吸収して株高が鮮明
となっています。

 今年3/29の権利落ち分は、約70円と見られ、上昇が期待されるところ。
 
 権利落ち日に高くなる傾向があるのは、この日に「買われる」と言うより、実は
 権利取り回避した売りが出た反動で、結果的に高くなっている方が、解釈として
 適当かもしれません。

 ただ、今年は、権利取りの昨日まで、3日続伸となっており、増配、復配企業の
 増加で、先高感から買いチャンスとみた投資家も多いかもしれません。

 とすれば、3/29は、過熱感からの調整と、利益確定タイミングとみる個人
 投資家がいても、4月以降、国内外の機関投資家の新規資金流入観測から、
 上値追いの展開も想定する必要があるかもしれません。
 
 検証から推定した3/29の日経平均は、過去15年の平均騰落幅84.8円を
 当てはめると、11081円程度
となります。
 
 明後日の株式相場は、どうような結果を出すでしょうか。

  それでは、また。
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デフレ克服のレシピ!?

2009-11-22 18:45:19 | 歴史に学ぶ

          
日曜の夕方、あるテレビドラマから書き記そうと思います。最近 はまっているドラマが
あります。

それは、今晩放送される『JIN-仁-』(TBS系9:00)で、幕末の日本にタイムスリップした
脳外科医、南方仁が、過去の人間の運命を変えていくことに畏れながら、抗生物質や現代
医療器具の無い幕末で、病気や怪我の江戸の民を救う歴史SFドラマ。

実は、コミックに掲載されていた7、8年前から、この漫画に注目してましたが、ゴールデン
タイムにテレビドラマになるとは、思っても見ませんでした。

主人公の仁が、坂本竜馬や勝海舟、緒方洪庵などと関わって行く様子は、ちょっと、
ばからしく劇画的様相ですが、知恵と情熱で、孤軍奮闘するさまは、「人を救うのは人で
ある。」を示唆してくれます。


現状の経済閉塞感にあって、「このデフレを克服するのも、人である。」と知恵と英断
が求められます。

ということで、このドラマ主題歌「逢いたくていま」(歌手:MISIA)をBGMに
「デフレ克服のレシピ」をアップします。

MISIA - 逢いたくていま (Official PV) TBS系ドラマ日曜劇場「JIN-仁-」主題歌

「新しい価値を創造して、何としてでも価格下落を食い止め、反転上昇のスパイラル
(連鎖)を生み出したい」

上表は、デフレ連鎖のスパイラルを表したもの。

---------------------------------------
そんな中、新しい価値創造で、需要を喚起しようとしているのが、東芝テレビ事業。
---------------------------------------
東芝で、テレビ事業を統括する執行役常務の大角正明は、力を込める。東芝は12月上旬に
店頭価格100万円前後の高級液晶テレビを発売する。地上デジタル放送8チャンネルの
番組を約26時間分丸々保存し、好きなときに視聴できるなど、手持ちの「付加価値」を
すべてつぎ込んだ。

「どれだけ売れるのか」と不安は尽きない。だが安さ最優先の消費者ばかりを追って
いては、売っても売っても儲からない。東芝にとってデフレにあらがうチャレンジでもある。

 ≪LEDテレビ活路≫

都内の大手家電量販店の店頭では、売れ筋の32型の新モデルに実売で8万円前後の
値段が付く。昨年は10万円前後。1年で2割も値下がりした。

今月19日には西友がエコポイントの還元分を引いて実質2万7800円の破格値の32型
液晶テレビを売り出した。製造は韓国で行われている。

量販店の担当者は「機能を高めた新製品だからといってすぐには買ってくれない。値下がりを
待つお客さんが多い」と打ち明ける。

少子高齢化で“パイ”が増えない市場に大手だけで6社がひしめく。規模拡大で価格決定権を
握った巨大量販店からの値下げ圧力は強まるばかりだ。

ソニー、シャープ、パナソニックなど多くのメーカーのテレビ事業が赤字。コスト削減も
限界に近い。

「部品の調達先を安い新興国メーカーに切り替えざるを得ない」(大手メーカー幹部)。
このままでは国内の仕事がどんどん失われていく。
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縮小の連鎖を何とか断ち切ろうと、シャープが導き出した一つの答えが「LEDテレビ」。
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画面を背後から照らすバックライトに従来の蛍光管に代わって消費電力の少ないLED(発光
ダイオード)を使う。10日から順次発売した「アクオスLED」は、店頭価格25~55万円を
想定している。

副社長の松本雅史は「消費電力を3割削減し、画面の隅々まで明るくコントラストも鮮明」と、
下落阻止の切り札と位置付ける。

シャープは10月に4300億円を投じた堺工場を稼働させた。部品メーカーなど18社が集積し、
LED基幹部品も内製する。LEDテレビは国内の仕事を守る切り札でもある。
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価格破壊の先鞭、ジーンズ戦争で、危惧するユニクロ。
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「最終的には無料になるんじゃないか」。690円まで登場した低価格ジーンズ戦争に火をつけた
ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正が語った冗談が現実になった。

衣料品チェーン、ジーンズメイトが10月22日から4日間、大阪と広島で毎日100着を無料で
配布した。配ったのは「リーバイス」など1万円はくだらない有名ブランド品だ。ジーンズメイト
社長の福井三紀夫は「激安品の影響は大きい」と苦悩する。

国内メーカーのボブソンは今月、ジーンズ事業を売却して撤退。クラボウはデニム生地の
糸を生産する工場を閉鎖した。ここでも仕事が失われている。

柳井は「みんなが低価格に集中すると価値はなくなり、価値がないものは売れなくなる」と
警鐘を鳴らす。
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11/20、政府は月例経済報告で、物価が持続的に下落する「デフレ」状況にあると
認定しました。
モノが売れず、値段が下がり、経済規模がどんどん縮小する重い病だ。

売れるモノを生み出して儲け、賃金を増やし、消費を拡大させる。デフレの負の連鎖と
は逆の好循環へと歯車を動かすことができるのか。日本企業の底力が試されています。

国際大学や筑波大学の名誉教授である経済学者、宍戸駿太郎は、旧知の米国人研究者
からのメールに深くうなずいた。

「マイルドなデフレが一番怖い。穏やかな物価下落を謳歌(おうか)するならば、日本経済は
絶対に浮上しない」

送り主は1980年にノーベル賞を受賞した経済学者、ローレンス・クライン。「安売りに興じる
消費者の最大の被害者は財政だ。政府が積極的な景気刺激策をためらうほど国の赤字は
逆に膨らみ手遅れになる」とも指摘した。

≪日本は反面教師≫

デフレで、経済活動が萎縮(いしゅく)すれば当然、国の税収も落ち込む。

「思い切った財政出動を行えば、3年後の平成24年には経済成長率が21年のマイナス0.2%
からプラス3.5%に上昇。国の借金は一時的に増えるが、税収が大幅に増え、25年からは
債務残高が減少していく」

宍戸は9月末に日米の学者を集めた会議を都内で開き、こんな経済モデルを示した。

宍戸は「クラインをはじめとした世界の経済学者は、なかなか積極的な経済対策に踏み切らない
日本の失敗から多くを学んでいる。反面教師としての貢献度は抜きんでている」と、ため息を
漏らした。

デフレは需要が不足しモノが余ることで起きる。不足額である「需給ギャップ」は4~6月期で
40兆円に上る。物価下落と景気悪化が連鎖的に進行する「デフレスパイラル」を阻止するには、
このギャップを埋める必要
がある。

民間企業の活力だけで需要を創造するには限界がある。政府が果たすべき役割は大きい。

子ども手当、高速無料化、高校無償化、ガソリンなどの暫定税率の廃止…。鳩山政権の重点
施策には手厚い家計支援が並ぶ。財政支出は22年度で6.9兆円、23年度で12.6兆円に
上る。政府は家計を潤して消費を増やし需要を創出するシナリオを描く。

日本総合研究所の松村秀樹は、子ども手当だけで家計の所得は22年度に総額2.8兆円、
23年度に3.5兆円増え、「年間可処分所得を1%前後押し上げる」と試算する。

だが、増えた収入が実際に消費に支出される割合は55%にとどまるとみる。さらに「次第に
増税などの負担増も明らかになってきた。将来不安から増収分を貯蓄に回す可能性があり、
流動的だ」と、支出の目減りを懸念する。

需要創出効果に疑問が残る財政出動でも、新規の国債発行が増え、借金は膨らむ。21年度は
過去最高の50兆円に達する。政府は22年度は44兆円以下に抑制する方針を堅持するが、
市場では「デフレ進行で税収が落ち込み、50兆円前後は避けられない」(アナリスト)との見方が
大勢だ。

9月末時点の国債と借入金を合わせた国の債務残高(借金)は、約865兆円、国民1人当たり
約678万円に上る。

宍戸の言う将来の成長で借金を返済する大胆な財政支出も選択肢の一つだが、現実的には
限度がある。

ならばこそ、「賢い経済政策」(首相の鳩山由紀夫)が重要になる。

ギャップを埋めるにはどんな政策が最も有効なのか。エコカー減税やエコポイントのように
消費者の支出を直接的に促す政策の効果は大きく、7~9月の実質GDP(国内総生産)が年率
4.8%増の高成長を記録する原動力となった。ただ、「需要の先食い」の側面は否定できず、
今後は刺激効果も薄れる。

エコ住宅への建て替えを促進するなど一歩進めることが欠かせない。

 ≪投資促し減税も≫

企業の環境投資を促す減税も有効だろう。工場などの省エネ化や新技術の開発が進めば、
需要が創出されるだけでなく、将来の成長にもつながる。

デフレ宣言を出し、「危機意識」(財務相の藤井裕久)をあおるだけでは何の解決にもならない。
重い病であるデフレを退治するため、今何をすべきなのか。政策の優先順位をはっきり示す
必要がある。
                                            出典:産経新聞(09/11/22)
                                          (吉村英輝、佐藤克史、小熊敦郎)

今の日本に求められるのは、新しい市場価値を生み出す製品、サービスを供給し、有効
需要を掘り起こす、シュンペーター的イノベーションを軸にした、経済活動における新陳代謝を
促すビジョンでなかろうか。

未来から脳外科医の「仁」よろしく、現代にタイムスリップしてきた経済外科医、「仁2世」が
見たら、どのように、経済処方箋をだすであろうか。

鳩山政権は、経済成長のビジョンを至急提示すべきで、デフレのトラップから抜き出す政策、
レシピが求められる
のです。

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世界10大 失敗ハイテク予言!?

2008-12-14 22:21:47 | 歴史に学ぶ

先程、Net Newsを見ていたら、『アップルの携帯電話iPhone3G上で、当日の
新聞が、そのまま読めるサービス「産経新聞iPhone版」の配信を始めた。』と
出ていました。日刊紙の紙面を 携帯上で再現しており、上記が、そのイメージ。

iPhone上で配信するサービスは、世界初めてのことで、技術の進歩が、ここ
まで来ると すごいの一言!

新聞を読むのに、従来の紙媒体=ハードから 液晶媒体=ソフトへすんなり移行
するか、10年先に注目
しています。 

ところで、この様な技術進歩も、産声をあげた時は、大変化につながると考えて
ません。多数の人が、予測できなかった革新的テクノロジーも少なくない様です。

飛行機の発明者であるライト兄弟でさえ、最初は、大きな反発と嘲笑を受けた様
です。そんな革新的技術に対する、的外れな酷評や、見当外れの予測を集めた
「世界10大失敗ハイテク予言」を 英ハイテク専門誌T3が発表
しました。

05年に、英電機大手アムストラッドのアラン・シュガー会長が、発言した「iPodは
絶対に人気が出ない」が1位に選ばれた他、米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長の
“迷予言”も紹介されていて、おもしろい。

シュガー会長は、80年代後半に、欧州のコンピュータ市場で25%のシェアを誇った
アムストラッド社の創業者です。

そんなシュガー会長は、05年2月に、英紙デイリー・テレグラフのインタビューで、
ライバルであるアップル社が、発売した「iPod」に対し、「次のクリスマスにはiPodは
死んで、ダメになって、終わる。」と発言したようですが、知っての通り 「iPod」は
世界的な大ヒット商品
となり、ミュージックのあり方を変えましたよね。

見当外れを物語るかの様に、アムストラッド社は、昨年、英放送事業者ブリティッシュ・
スカイ・ブロードキャスティングに買収されてました。

2位は 米電機メーカー、DEC創業者のケン・オルセン氏による「家庭用コンピュータは
必要ない。」(77年)、3位は 米家電メーカーLewyt Corp vacuum companyのAlex Lewyt
社長による「原子力で動く掃除機は、おそらく10年以内に実現するだろう。」(50年代)
4位は「わが谷は緑なりき」「史上最大の作戦」などを手がけた米映画プロデューサー、
ダリル・F・ザナック氏による「人々はテレビをすぐに見なくなるだろう。毎晩、木箱を
眺めるなんて飽きるだろうから。」(46年)、米航空機製造大手ボーイングの技術者に
よる「定員10人のボーイング247より大きな航空機が造られることは絶対にない」(33年)
など、今となっては、笑える、赤面する“予言”が並んでいます。

ゲイツ会長の“迷予言”は、7位にランクされた81年発言の「パソコンのメモリは
640KB以上を必要としない」
。現在は、ノートパソコンでも4GBのメモリが搭載される
ことも珍しくなくなり、まさに“迷予言”でしょう。
ゲイツ会長の予言は、9位も入り、比較的最近の04年に世界経済フォーラムで発言した
「いまから2年後に、スパム(迷惑)メールは撲滅される。」だった様です。


 ***世界10大 失敗ハイテク予言(T3誌選)***

 1位 「iPodは絶対に人気が出ない」(2005年)
     ――アラン・シュガー卿(英電機メーカー会長)
 2位 「家庭用コンピュータは必要ない」(1977年)
     ――ケン・オルセン氏(米電機メーカー創業者)
 3位 「原子力で動く掃除機は、おそらく10年以内に実現するだろう」(1950年代)
     ――Alex Lewyt(米家電メーカー社長)
 4位 「人々はテレビをすぐに見なくなるだろう。毎晩、木箱を眺めるなんて飽きる
     だろうから」(1946年)
     ――ダリル・F・ザナック氏(米映画プロデューサー)
 5位 「ボーイング247より大きな航空機が造られることは絶対にない」(1933年)
     ――ボーイング社の技術者
 6位 「われわれはロケットで郵便を送れるようになる出発点にいる」(1959)
     ――アーサー・サマーフィールド氏(当時の米郵政公社総裁)
 7位 「パソコンのメモリは640KB以上を必要としない」(1981年)
     ――ビル・ゲイツ氏(米マイクロソフト会長)
 8位 「米国人は電話を必要とするが、英国人には不要。われわれには多くの
     配達人がいる」(1878年)
     ――ウィリアム・プリース卿(当時の英郵政局主任技術者)
 9位 「いまから2年後に、スパムメールは撲滅される」(2004年)
     ――ビル・ゲイツ氏(米マイクロソフト会長)
10位 「X線は人々をだますものと立証されるだろう」(1883年)
     ――ケルビン卿ウィリアム・トムソン(物理学者、英王立協会会長)
                             <出典、http://news.livedoor.com/article/detail/3939821/

 今なら 赤面し 笑えるような予言も、当時は、真面目に予測したんだろうけど、 
 こう言う失敗例は、何事にも、反面教師に 成り得るような気がします。
 
 と言うことで、冒頭の「紙媒体から 携帯で、新聞を読む時代が来る。」と予測したら
 10年後の失敗ハイテク予言にランクインされるかも
しれません。

 言いたいことは、ワープロが消滅し PCに置き換わっても、新聞紙が無くなり、
 携帯端末に 置き換わることはない
、って 思いますが どうでしょうか。

  iPodのような商品がヒットすること予見できたら、先行投資のメリットありです

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LTCM破綻 その後の展開

2008-05-24 16:47:08 | 歴史に学ぶ

伝説の投資家、ジェシー・リバモアをご存知でしょうか?
私は、つい最近まで知らなかった。

1900年代前半、4度の破産を経験しながら、その都度サバイバルし、サクセスストーリ-を掴み取った投資家です。彼はその著作『欲望と幻想の市場』
(東洋経済新報社刊)で、興味ある言葉を残している。
「相場ほど歴史が繰り返されるものは他にない。」と・・・。

http://www.toyokeizai.co.jp/CGI/kensaku/syousai.cgi?key=book&isbn=06111-8

もうすぐ梅雨入りですが、梅雨入り相場に備え、98年当時のLTCM "ドリーム
チーム" ヘッジファンド破綻を振り返り、今年3月のベア-・スターンズ救済時以降
と対峙
させ、今後のマーケットを検討したいと思う。
何故なら、10年前のLTCM救済時と日経平均株価の推移を比較すると、類似して
るから。

10年前、LTCM救済時近辺で、ドル円が135円近辺から115円近辺へと急速
に円高が進み米国FRBは、FFレートの利下げを断続的に行い、その時点で株価が
一端底値を形成したのでした。そして、その後しばらく、小さな調整はあるものの、
株価上昇を続けたのである。

結局、LTCMは135兆円なんて規模の、デリバティブが効いたわけでパニックに
ならぬ様、最終的に「ゆっくり」と解体させられた。

現在は、「原油高騰」の要因が入り、インフレ懸念からスタグフレーション懸念迄出て
おり、このまま株価が同様な推移を継続する保証はどこにもないが、「歴史は繰り返す」を
1つの格言と捉えれば、行き当たりばったりの投資行動を取るより過去の株価推移を検討し、戦略を練れば、精神衛生上も、「うつ」には、ならないでしょう。
(蛇足ながら、今朝の読売新聞、職場でのストレスなどが原因で「心の病気」となった
とし、07年度労災認定を受けた人が、過去最多268人と報じていた。)

米国景気の「デカップリング論」支持する者として、今秋からの景気浮上に期待してます。<米住宅価格の下落の終焉が始まり>
(因みに、米国で景気悪くなってくると、音楽でも、黒人系より白人ロックやポップスが
流行ってくるようです。)
今、株価を動かしているのは「原油価格」と「為替」、「金利の思惑」と「債券価格」。

さて、このまま10年前と同じような動きを取ると、6/B迄下落含みの調整過程を経る
事になる。

そして、7月に向け、再び株価上昇へ転じるトレンドになります。
(何か、原油高騰を沈静化するようなイベントを予感させます。)

10年前は、その後に99年から00年にかけ、ITバブルがやってきた。(コンピュータ
2000年問題ありましたね。)

とすれば、今回も09年から10年にかけて同様な株価上昇が起きても、ありえない話
ではないと思うのです。

ですから、ここ数日のNYの暴落(23日ダウ145ドル下落12479ドル、ナスダック
19P下落の2444P)があっても、大きな上昇相場の前触れとチャンスと捉える事が、
できるかポイントになるでしょう。

週末の投資研究。投資は、本当におもしろい。<投資は、自己判断と自己責任

週明けの月曜日、日経平均は大きく下落して始まり、どこまで戻せるのか、底堅い
展開になればいいですね。

 --参考--                                                                       日本証券新聞5/15、夕凪所長「歴史は繰り返す」 


割安な株価水準は、M&Aへ。

2008-04-13 23:22:24 | 歴史に学ぶ

 
サブプライム問題で株価が低迷している中、マイクロソフトによるyahooの買収
提案の行方、どう決着するのか、興味が尽きません。

株式市場から引き上げられた資金が、原油や金、コーン、大豆等商品市況に投入
され、それが価格を押し上げていることは、ここ数ヶ月の新聞等の価格変動を見
れば、明らかです。しかし経済原則の「需要と供給バランスからの適正価格」を
オーバーした価格上昇は、投機的な、金余り資金の投入による運用でしょう。
いつまで続くのでしょうか・・・。
 
世界人口増加による需要増はわかりますが、有限である石油資源も数十年で
枯渇する訳ではありません。が産油国や新興国は、潤います。オイルマネーは、
米国経済の変調で行き場を失えば、米銀の損失穴埋め=資本増強に向かって

います。米銀行・証券の第1四半期決算の開示される今週、また、産油国や

そのSWFが減益・赤字決算の企業に、資本参加を表明する場面もあるかもしれません。
 
そして、良しにつけ、悪しきにつけ一段落すれば・・・。放置されている日本株。

全体として高成長性の魅力は失せているものの、安定成長と高い物作りの技術、
この視点でファンド等が日本株の割安に目をつけ、 「 株価が下がっている今、
買収の好機 」と思えば、・・・梅雨入り前にM&A大型案件のリリースでもあれば、

低迷する株式市場を活性化する起爆剤になるかも・・・。

 「M&Aは、忘れた頃にやって来る。」・・・過去のM&A歴史、
 
 安価に放置されている買収されそうな企業、探すのもおもしろい。

 ◎M&A大型例

   買収側       買収される側       業種     買収額
                                            (兆円)

   ミタル・スチ-ル  アルセロ-ル       鉄鋼      4
   バイエル      シェ-リング        製薬      2.4
   ソフトバンク     ボ-ダフォン日本     通信       1.8
   東芝         ウエスチングハウス   原発      0.6
   日本板硝子    ビルキントン        ガラス      0.6
   JT           ギャラハ-・グループ  たばこ     2.3
   トムソン       ロイタ-通信        メデイア      2.1
     ・・・         ・・・                     ・・・          ・・・
   武田薬品      ミレニアム・          バイオ     0.88 
              ファーマシューティカルズ