「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

LTCM破綻 その後の展開

2008-05-24 16:47:08 | 歴史に学ぶ

伝説の投資家、ジェシー・リバモアをご存知でしょうか?
私は、つい最近まで知らなかった。

1900年代前半、4度の破産を経験しながら、その都度サバイバルし、サクセスストーリ-を掴み取った投資家です。彼はその著作『欲望と幻想の市場』
(東洋経済新報社刊)で、興味ある言葉を残している。
「相場ほど歴史が繰り返されるものは他にない。」と・・・。

http://www.toyokeizai.co.jp/CGI/kensaku/syousai.cgi?key=book&isbn=06111-8

もうすぐ梅雨入りですが、梅雨入り相場に備え、98年当時のLTCM "ドリーム
チーム" ヘッジファンド破綻を振り返り、今年3月のベア-・スターンズ救済時以降
と対峙
させ、今後のマーケットを検討したいと思う。
何故なら、10年前のLTCM救済時と日経平均株価の推移を比較すると、類似して
るから。

10年前、LTCM救済時近辺で、ドル円が135円近辺から115円近辺へと急速
に円高が進み米国FRBは、FFレートの利下げを断続的に行い、その時点で株価が
一端底値を形成したのでした。そして、その後しばらく、小さな調整はあるものの、
株価上昇を続けたのである。

結局、LTCMは135兆円なんて規模の、デリバティブが効いたわけでパニックに
ならぬ様、最終的に「ゆっくり」と解体させられた。

現在は、「原油高騰」の要因が入り、インフレ懸念からスタグフレーション懸念迄出て
おり、このまま株価が同様な推移を継続する保証はどこにもないが、「歴史は繰り返す」を
1つの格言と捉えれば、行き当たりばったりの投資行動を取るより過去の株価推移を検討し、戦略を練れば、精神衛生上も、「うつ」には、ならないでしょう。
(蛇足ながら、今朝の読売新聞、職場でのストレスなどが原因で「心の病気」となった
とし、07年度労災認定を受けた人が、過去最多268人と報じていた。)

米国景気の「デカップリング論」支持する者として、今秋からの景気浮上に期待してます。<米住宅価格の下落の終焉が始まり>
(因みに、米国で景気悪くなってくると、音楽でも、黒人系より白人ロックやポップスが
流行ってくるようです。)
今、株価を動かしているのは「原油価格」と「為替」、「金利の思惑」と「債券価格」。

さて、このまま10年前と同じような動きを取ると、6/B迄下落含みの調整過程を経る
事になる。

そして、7月に向け、再び株価上昇へ転じるトレンドになります。
(何か、原油高騰を沈静化するようなイベントを予感させます。)

10年前は、その後に99年から00年にかけ、ITバブルがやってきた。(コンピュータ
2000年問題ありましたね。)

とすれば、今回も09年から10年にかけて同様な株価上昇が起きても、ありえない話
ではないと思うのです。

ですから、ここ数日のNYの暴落(23日ダウ145ドル下落12479ドル、ナスダック
19P下落の2444P)があっても、大きな上昇相場の前触れとチャンスと捉える事が、
できるかポイントになるでしょう。

週末の投資研究。投資は、本当におもしろい。<投資は、自己判断と自己責任

週明けの月曜日、日経平均は大きく下落して始まり、どこまで戻せるのか、底堅い
展開になればいいですね。

 --参考--                                                                       日本証券新聞5/15、夕凪所長「歴史は繰り返す」 



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