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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

3月第3週 相場展望と予定

2019-03-10 23:57:54 | 相場展望

    
3/4~週の日経平均は下落した。世界的な景気後退のニュースが相次ぐ中、
日経平均は先取りして下落した恰好。OECDによる世界経済見通しの下方
修正、米ADP雇用統計の下振れ、中国の2月貿易統計の減少、国内1月の
景気動向指数で、基調判断の下方への局面変化で、3/5以降、4日続落の
日経平均となった。

結局、日経平均は、577円安(↓2.67%)21025円の大引けでした。

さて、3月第3週(3/11~3/15)主なイベントと予定は、下記1.の
通りです。

週末、米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が予想を大きく下回りNY
市場売りが優勢となった。18万人増の予想に対して2万人増はネガティブ反応
となったが、ダウ終了時で22ドル安と下値限定的となった。この流れから、
日経平均も下押し後、自律反発して下値限定的となるか注目されます。

明日からの日経平均は、21000円割れを視野に、下値模索の展開になるが
20700円台を底堅めとなる展開を想定したい。

注目する指標は、3/11の米小売売上高、3/14の中国鉱工業生産。
国内は、3/15の日銀金融政策決定会合など。

また、米・中貿易協議の進展期待はあるものの、世界経済の停滞が押し下げの
要因になりそうだが、日経平均は、先取りして下落しており、国内好決算企業
の3月末にかけての配当取りを視野に、下値限定的となるか、注目しています。

日経平均、3月第3週(3/11~3/15)レンジは、20750円~
21450円程度を想定しています。

1.3月第3週(3/11~3/15)
 3/10
  米 NY市場、冬時間から夏時間に移行
 3/11
 日本 2月マネーストック
 日本 2月工作機械受注
 日本 学情、ポールHD、コーセル、菱洋エレ 各決算、
  米 1月小売売上高
  米 トランプ大統領、2020年度予算教書
  米 国債入札 3年債(380億ドル)
  ト 第4四半期トルコGDP
 EU ユーロ圏財務相会合
 3/12
 日本 1~3月期法人企業景気予測
 日本 ADR、ラクスル、オハラ、トーホー 各決算
 日本 ダイコー通産、サンケイ・リアルエステート投資法人 IPO
 日本 国公立大2次試験後期日程開始
  米 2月消費者物指数
  米 ライトハイザーUSTR代表、公聴会で証言
  米 国債入札 10年債(240億ドル)
  英  議会、離脱修正案採決
 EU EU財務相理事会
 3/13
 日本 2月国内企業物価指数 
 日本 2月機械受注
 日本 産業ファ、JPNミート、シーエーシー、丹青社 各決算
 日本 サーバーワークス IPO、
  米 1月耐久財受注
  米 2月生産者物価指数
  米 シアーズホールディングス 決算
  米 国債入札 30年債(160億ドル)
  英 議会、修正案否決の場合「合意なき離脱」の是非を採決
 3/14
 日本 日銀金融政策決定会合(~3/15)
 日本 アスクル、神戸物産、イオンリト、鎌倉新書、ヤーマン、東急RE、ドーム 各決算
 日本 エヌ・シー・エヌ IPO
  米 2月輸入物価指数
  米 1月新築住宅販売件数
  米 オラクル、アドビ、ブロードコム、ダラー・ゼネラル、アルタ・ビューティ 各決算
 中国 2月小売売上高
 中国 2月鉱工業生産
  英 議会、修正案否決で「合意なき離脱」拒否の場合、離脱延期を巡る審議採決
 3/15
 日本 日銀金融政策決定会合
 日本 黒田日銀総裁、記者会見
 日本 モロゾフ、森ヒルズ、エニグモ、サンバイオ、シーズHD、楽天地、明豊エン 各決算
 日本 カオナビ IPO
  米 1月求人件数
  米 2鉱工業生産
  米 1月対米証券投資
  米 国債償還 3年債(240億ドル)
 中国 全人代閉幕、李克強首相が記者会見

2.NY市場、為替/債券 各結果(3/8)
 今日のNY為替市場はリスク回避の雰囲気が続いており、ドル円は一時110円台に
 下落した。この日朝方発表になった米雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が
 予想を大きく下回ったことでドル売りが優勢となっている。予想外の結果がよく出る
 指標ではあるが、さすがに18万人増の予想に対して2万人増はネガティブ・サプラ
 イズとなった模様。ただ、このところNFPよりも注目度の高い、平均時給は前年比
 で3.4%と予想を上回る内容ではあった。
 
 前日のECB理事会が予想以上にハト派であったこともあって、市場には景気の先行き
 への不安感が再び台頭している。しかし、現在の市場の値動きを見た限りでは、昨年
 終盤ほどの悲観的なムードまではなく、まだ、景気後退よりも景気減速を警戒している
 印象ではある。
 
 後半になって米株が下げ渋ったこともあり、ドル円は111円台は維持した。ただ、
 ドル円はきょうの下げで200日線を再び下回って来ている。いまのところ21日線は
 サポートされているが、早期に戻せないようであれば、来週も110円を目指した調整
 が続く可能性も留意される。
 
 きょうもポンド売りが続き、ポンドドルは心理的節目の1.30ドルを割り込む場面も
 見られた。一部報道でEUが英国に対してバックストップ案に関し2つの提案を行い、
 英国の返事待ちになっていると伝えていた。一方、EUの提案を英国が既に拒否して
 いるとの報道も流れている。
 
 来週12日に英下院でのメイ首相の合意案の採決が予定されている。もし、否決された
 場合はEU離脱延期の採決が行われる予定。投票日が間近に迫る中、メイ首相はEUと
 の合意案がまだ、まとまっていない。EU離脱延期の可能性が高い情勢ではあるが、
 その場合のポンドの反応は未知数なところも多い。ひとまずロングポジションを調整
 する動きが強まっているようだ。
 
 一方、きのうのECB理事会を受けて売りが強まったユーロは、きょうは買い戻しの
 動きとなっている。ユーロドルは一時1.11ドル台に下落していたが、1.12ドル
 台半ばまで戻す展開。ただ、前日のECB理事会を受けて市場からは、ユーロドルは
 1.10ドルを目指すとの見方が増えているようだ。
 https://fx.minkabu.jp/news/96137
 
 米国債利回り
  2年債       2.463(-0.010)
  10年債     2.627(-0.013)
  30年債     3.012(-0.014)
  期待インフレ率  1.902(-0.006)
           ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。朝方発表になった米雇用統計で非農業
 部門雇用者数(NFP)が予想を大きく下回ったことで利回りは下げて始まった。
 しかし、平均時給は予想を上回ったことから、直ぐに切り返しプラスに転じる場面も
 見られたものの、マイナス圏で大方の取引を終えている。
 
 10年債は一時2.60%まで低下した後に2.65%まで戻す場面が見られた。政策
 金利に敏感な2年債は一時2.44%台に下げる場面が見られたが2.46%まで戻し
 ている。
 2-10年債の利回り格差は16(前日17)
 https://fx.minkabu.jp/news/96136

3.NY株式市場 結果(3/8)
 NY株式8日
  ダウ平均      25450.24(-22.99 -0.09%)
  S&P500      2743.07(  -5.86 -0.21%)
  ナスダック     7408.14(-13.32 -0.18%)
  CME日経平均  20940    (大証比:+170 +0.82%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は小幅に続落。朝方発表になった米雇用統計で非農業
 部門雇用者数(NFP)が予想を大きく下回ったことで売りが優勢となった。最近は
 NFPへの反応は限定的なことが多く見受けられるが、さすがに18万人増の予想に
 対して2万人増はネガティブ・サプライズとなった模様。このところの市場は先行き
 不透明感を再び強めている。その様な雰囲気の中でのネガティブな数字に敏感な反応
 を見せたようだ。
 
 ダウ平均は寄り付き直後に220ドル安まで下落したが、下値での押し目買いも見ら
 れ小幅安に留まっている。米株式市場はここに来て、年初からの上げに一服感が出て
 おり、更に上値を試すには景気の底堅さを期待させるような経済指標や、米中貿易協議
 での合意など次の材料を待っている雰囲気も強い。
 
 きょうの動きを見た限りでは、先行き不透明感もあるものの、景気後退の意識までは
 強まっていない印象もある。
 
 ダウ採用銘柄はファイザーやメルクなど薬品株の下げが続いたほか、エクソンモービル、
 シェブロン、キャタピラー、コカコーラ、ホームデポが下落。一方、ゴールドマンや
 ユナイテッド・ヘルス、3Mが上昇。
 
 ナスダックも小幅に続落。アマゾンやアップル、ネットフリックスなどFANNG銘柄
 への売りが続いているほか、AMD、シスコシステムズも軟調。一方、テスラが続伸し
 ているほか、エヌビディア、マイクロンが上昇。
 
 テスラは中国での自動車・バッテリー工場の建設に向け、中国の銀行から最大5.21億
 ドルの融資を確保したことが明らかになっている。
 
 コストコが上昇。第2四半期(2月17日終了)の決算を発表しており、米国内が好調で
 既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益が予想を上回っていた。今回の決算に関し
 てアナリストからも、底堅く印象的と評判がよく、金星の四半期との評価も聞かれた。
 
 ホームセンターのビッグ・ロッツが大幅高。11-1月期決算を発表しており、既存店売上
 高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。
 https://fx.minkabu.jp/news/96134

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限 各結果(3/8)
 NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=56.07(-0.59 -1.04%)
 
 NY原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.60~
 0.59ドル安。その他の限月は0.68~0.28ドル安。
 
 2月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)の伸びが大幅に鈍化したことが嫌気
 された。米経済の減速による石油需要の下振れが警戒されている。
 時間外取引から4月限は軟調に推移。欧州中央銀行(ECB)が景気見通しを下方修正
 したことで、世界的な景気減速懸念が強まっている。通常取引序盤には54.52ドル
 まで一段安となり、先月後半以降のレンジ下限を下抜けた。ただ、売りが一巡すると
 切り返し、下げ幅を縮小して引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/96128
 
 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1299.30(+13.20 +1.03%)
 
 金4月限は反発。2月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)の伸びが大幅に
 鈍化したことで、米経済の減速が警戒され、金には逃避的な買いが入った。
 https://fx.minkabu.jp/news/96130
 

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3月第2週 相場展望と予定

2019-03-03 23:55:46 | 相場展望

    
2/25~週の日経平均は上昇した。3週連続上昇で、2カ月連続の陽線と
なった。米朝会談は合意に達しなかったが、リスク回避は一時的。NY市場
米・中貿易協議への前向きな報道や米GDPなど、米経済の底堅さを背景に
上昇基調は、継続しており、東京市場の出遅れから日経平均の上昇となった。

結局、日経平均は、177円高(↑0.83%)21602円の大引けでした。

さて、3月第2週(3/4~3/9)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

来週の日経平均は、21500円台を底堅めに、引き続き、堅調な展開が期待
されます。NY市場が、昨年10月から12月にかけて急落の約85%を回復
している事から、日本株出遅れのムードが高まっており、22000円台回復
する展開が期待されます。

また、米・中貿易協議の進展に向け、今月末にかけ米中首脳会談の可能性もあり
押し上げ要因になりそうである。

経済指標では、米で3/5に2月ISM非製造業景気指数、3/6に2月ADP
雇用者数、ベージュブック、週末に2月雇用統計がある。米経済の底堅さから
想定通りの着地が期待できます。また、中国で3/5に全人代を控えており、
中国国内GDP浮揚に向け、何らかの政策発表も期待できそう。

国内は、外部環境好転から為替が、ドル/円で112円台も期待できそう。
週末メジャーSQに向け、国内好決算企業の物色や3月末にかけ19/3末配当
取りを視野にリバウンド期待も大きくなります。

日経平均、3月第2週(3/4~3/8)レンジは、21500円~22150円
程度を想定しています。

1.3月第2週(3/4~3/9)主なイベントと予定
 3/4
 日本 DyDo、テーライフ、タカショー、ピジョン、泉州電 各決算
  米 12月建設支出
 3/5
 日本 くらコーポ、ザッパラス、フジコーポ、アインHD 各決算 
 日本 日本国土開発 IPO
  米 1月経常収支 
  米 12月新築住宅販売件数
  米 2月ISM非製造業景気指数
  米 セールスフォース、ターゲット、コールズ 各決算
  米 元トランプ選対本部議長のマナフォート被告の判決
  米 リッチモンド連銀総裁、講演
 中国 全国民代表大会(全人代)開幕
  豪  中銀政策金利
  英 カーニー英中銀総裁、上院で証言
 3/6
 日本 アスカネット、ラクーンHD、アイル 各決算
  米 12月貿易収支
  米 2月ADP雇用者数
  米 地区連銀経済報告(ベージュブック)
  米 ダラー・ツリー 決算
  米 NY連銀総裁、講演
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  加 カナダ中銀政策金利
  加 ファーウェイ副会長の身柄引き渡しに関する審理
  豪 第4四半期GDP
  ト トルコ中銀政策金利
   世 OECD経済見通し
 3/7
 日本 1月景気動向指数
 日本 アイモバイル、不二電、アルチザ、トップカルチャー 各決算
  米 コストコ 決算
  中国 2月外貨準備高
 EU ECB政策金利
 EU ECB定例理事会
 EU ドラギECB総裁記者会見
 3/8
 日本 メジャーSQ
 日本 1月国際収支
 日本 第4四半期GDP改定値
 日本 2月景気ウォッチャー調査
 日本 日駐、鳥貴族、エイチーム、ミライアル、クミアイ化学、カナモト 各決算
  米 2月雇用統計
  米 1月住宅着工件数
  米 クローガー 決算
 中国 2月貿易収支
 3/9
 中国 2月消費者物価指数
 中国 2月生産者物価指数
 3/10
  米 夏時間入り(米東部と日本の時差が12時間に縮小)
 
2.NY市場、為替/債券 各結果(3/1)
 今日のNY為替市場は米国債利回り上昇と伴にドル買いが加速しており、ドル円は
 一時112円台に上昇した。朝方発表になった2月のISM製造業景気指数が予想
 を下回り、2016年11月以来の低水準となったことから序盤はドル売りが強ま
 る場面も見られた。今週発表になったシカゴPMIが予想外の強さを示していた事
 から、今回のISMも期待されていたが、その期待を裏切る格好となった。
 
 ISM発表直後はドル円も戻り売りが強まったものの、直ぐに切り返している。
 前日の米GDPが予想を上回り、米国債のイールドカーブはスティープ化を見せ始
 めている。昨年末に強まっていた今年の景気後退の警戒感を本格的に市場は緩め始
 めているのかもしれない。市場はまだ、FRBの年内利上げ期待までは高めていな
 いようだが、きょうから3月相場に入ってドル高・円安を期待した動きが出ている
 可能性もありそうだ。

 ドル円は110円台でのもみ合いが続いたあとでの、200
 日線突破となっていることから、上値への期待感が高いのかもしれない。
 
 ポンドドルはロンドンフィキシングにかけて買いが強まり1.32ドル台後半まで
 急速に上昇したものの、フィキシングを通過すると今度は一気に売りを強め1.31
 ドル台まで値を落としている。
 
 EU離脱交渉は依然として混沌としているが、合意無き離脱への警戒感は薄れており、
 ポンドは買い戻しが続いていた。しかし、ここに来てその動きも一服している状況。
 きょうは2月の英製造業PMIが発表になっていたが、数値は52と予想通りであっ
 たものの低空飛行は続いている。特に今回は在庫が記録的なペースで積み上がって
 いることが明らかとなった。英製造業が離脱を警戒して在庫を積み上げたようだ。
 混乱なく離脱できたとしても、短期的な英経済に対する悪影響は免れそうにないの
 かもしれない。
 
 ユーロドルもロンドンフィキシングにかけ1.14ドル台を回復していたが、滞空
 時間は短く、直ぐに押し戻されている。来週のECB理事会を警戒した動きも出て
 いたようだ。
 
 きょうはカナダドルの売りが目立ち、カナダ円も84円台前半に下落。この日発表に
 なったカナダのGDPが弱い内容だったことで失望売りを強めている模様。今週発表
 になっていた消費者物価指数(CPI)も2%を下回る水準が続いており、インフレ
 面からは利上げを急ぐ必要はない。
 
 来週はカナダ中銀の金融政策委員会の発表が予定されているが、金利は据え置きが
 確実視されている。注目は声明になるが、今回のGDPの結果からすれば、ハト派
 な内容も期待される。しかし、いずれ利上げの可能性に言及した文言は残る可能性
 も指摘されているようだ。ポロズ総裁はもう少し指標を確認したいところかもしれ
 ない。
 https://fx.minkabu.jp/news/95224
 
 米国債利回り
  2年債        2.555(+0.041)
  10年債      2.759(+0.044)
  30年債      3.128(+0.048)
  期待インフレ率   1.959(+0.015)
             ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 きょうのNY債券市場で10年債利回りは上昇が続いている。この日発表のISM
 指数は弱い内容となったが、前日の米GDPを受けて景気後退への警戒など悲観的
 な雰囲気は後退しており、利回りは上げが続いている。
 
 10年債は2.76%、政策金利に敏感な2年債も2.55%まで上昇した。
 2-10年債の利回り格差は21(前日20)とスティープ化が続いている。
 https://fx.minkabu.jp/news/95223

3.NY株式市場 結果(3/1)
 NY株式1日
  ダウ平均       26026.32(+110.32 +0.43%)
  S&P500      2803.69( +19.20 +0.69%)
  ナスダック       7595.36( +62.82 +0.83%)
  CME日経平均   21760     (大証比:+140 +0.64%)
 
   今日のNY株式市場でダウ平均は4日ぶりに反発。序盤から買いが強まりダウ
 平均は200ドル超上昇して始まった。米中貿易協議への期待が再び高まっており、
 両首脳が今月中旬に会談を行うとの観測が伝わっている。
 
 ただ、買いが一巡すると上値での利利益確定売りが強まり、この日発表になった
 ISM指数が弱い内容だったことも圧迫しダウ平均は前日付近まで下落していた。
 3月相場に入り株式市場は次の材料探しの雰囲気もあり、クリスマス明けからの買い
 戻しの動きも一服しつつあるようだ。
 
 ただ、景気後退への警戒など悲観的な雰囲気は後退しており、底堅さは堅持し、
 終盤には上値追いの動きが再び強まった。
 
 ダウ採用銘柄ではナイキが上昇したほか、ユナイテッド・ヘルス、シェブロン、
 J&Jが堅調。ディズニー、ゴールドマン、アメックスも買われた。一方、ウォル
 グリーンが大幅安となったほか、ベライゾン、ダウ・デュポン、シスコシステムズ
 軟調。ナイキはスポーツ用品販売のフットロッカーの決算を好感。
 
 ウォルグリーンはアナリストが業績見通しと目標株価を引き下げ、ネガティブ・
 リストに入れたことが嫌気されている。ウォルグリーンだけでダウ平均を31ドル
 押し下げた。
 
 ナスダックも上昇。テスラは大幅安となったものの、アマゾンやアップル、アル
 ファベットが指数をサポートしている。エヌビディア、マイクロンも上昇。
 
 テスラは前日引け後にマスクCEOが、3万5000ドルのセダン「モデル3」
 投入する一方、1-3月期の黒字は実現できない公算が大きいことを明らかにした
 ことが嫌気された模様。
 
 ギャップが大幅高。決算は振るわなかったものの、同社は同時にオールドネイビー
 を会社分割(スピンオフ)する計画を発表し市場の評価も高いようだ。
 
 スポーツ用品販売のフットロッカーが大幅高。11-1月期決算を発表しており、
 既存店売上高の伸びが予想の2倍以上となった。1株利益、売上高とも予想を上
 回った。
 https://fx.minkabu.jp/news/95221

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限 各結果(3/1)
 NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=55.80(-1.42 -2.48%)
 NY原油は急反落。ドル高が進展するなか、米エネルギー省が戦略石油備蓄
 (SPR)の放出を発表したことに圧迫された。また、米ISM製造業景気指数が予想を
   下回り、2016年11月以来の低水準となったことも圧迫要因。加えてチャートが
 ダブルトップの形となり、週末前の利食いが出やすくなったことも下げ幅を大きく
 した。なお、米国の時間帯の午後後半は、米国内の稼働中の原油リグ(掘削装置)が
 減少していたことで、下げ一服となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/95217

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1299.20(-16.90 -1.28%)
 金4月限は続落。時間外取引では、ドル高などを受けて軟調となった。日中取引
 では、米経済指標が弱い内容となったが、ドル高を受けて売り優勢となり、1月
 25日以来の安値1293.2ドルを付けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/95215

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2月最終週 相場展望と予定

2019-02-24 23:55:51 | 相場展望

    
2/18~週の日経平均は上昇した。週初は、NY市場の上昇を受け、出遅れて
いる日経平均は、大幅上昇。米・中貿易協議の進展を受け、週末にかけ、3/1
中国への関税引上げが延期されるのでは、との期待から底堅い1週間となった。

日経平均は、21000円台を底固めに21500円台を回復する場面もあった。
結局、日経平均は、524円高(↑2.51%)21425円の大引けでした。

さて、2月最終週(2/25~3/1)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

来週は、21500円台を底堅めに、堅調展開を想定したい。米・中貿易協議の
進展から3/1関税引上げが延長され、3月に米中首脳会談の可能性を示唆。
貿易協議の前進のムードが高まっています。穏やかな方向に着地するとの見方が
日経平均の押し上げ要因になる可能性あります。

また、2/27、28パウエルFRB議長の議会証言で、金融引き締めに対する
ハト派的コメントが出されると、相場の追い風になる。さらに2/28に米第4
四半期GDP、中国の2月製造業PMIなど、経済指標が発表され、想定通りの
着地なら、米・中貿易協議の進展期待がクローズアップされ好感されます。

3/1の日本雇用統計もまずまずなら、国内好決算企業も多く、買い戻しをする
週で、3月末にかけ19/3月配当取り視野にリバウンドする展開を想定したい。

日経平均、2月最終週(2/25~3/1)レンジは、21400円~21950円
程度を想定しています。

1.2月最終週(2/25~3/1)主なイベントと予定
 2/25
 日本 1月企業向けサービス価格指数
 日本 プラネット 決算
  米 国債入札 2年債(400億ドル)
         5年債(410億ドル) 
  英 カーニー英中銀総裁、記者会見
  西 携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス2019」(~2/28、バルセロナ) 
 1/26
 日本 スリープロ、ウチダエスコ 各決算
 日本 リックソフト IPO
  米 12月住宅着工件数
  米 パウエルFRB議長、上院銀行委員会で半期に一度の議会証言
  米 ホーム・デポ、マイラン、メーシーズ 各決算
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
  英 カーニー英中銀総裁、議会委員会で証言
  仏 デクシア 決算
  ギ ギリシャ銀行 決算
 2/27
 日本 東海ソフト IPO
 日本 片岡日銀審議委員、挨拶
  米 12月製造業受注
  米 12月耐久財受注
  米 1月中古住宅販売制約指数
  米 パウエルFRB議長、下院金融委員会で半期に一度の議会証言
  米 ブッキング、ロウズ、HP、モンスタービバレッジ、ベストバイ
    キャンベルスープ、Lブランズ、チェサピーク・エナジー、スクエア 各決算
 米朝 米朝首脳会談(ハノイ)
  英 下院、EU離脱方針巡り審議採決?
 2/28
   日本 1月鉱工業生産
 日本 1月商業販売統計
 日本 東和フード、大和コン、はてな、パーク24、共和工業 ラオックス、HIS 各決算 
 日本 フロンテア インターナショナル、スマレジ 各IPO
  米 第4四半期GDP速報値 ※一部政府機関閉鎖の影響で発表に遅れ?
  米 クラリダFRB副議長、講演
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米 ダラス連銀総裁、講演
  米 セントルイス連銀総裁、講演
  米 PG&E、ギャップ、ノードストローム、JCペニー 各決算
  米 国債償還 2年債(296億ドル)
         5年債(350億ドル)
         7年債(294億ドル)
 中国 2月製造業PMI
 3/1
 日本 1月有効求人倍率
 日本 1月完全失業率
 日本 1月労働力調査
 日本 アイ・ケイ・ケイ、伊藤園、ロックフィール、ナトコ、巴工業、ハイレックス
    ダイサン、内田洋行 各決算
    米 2月自動車販売
  米 12月個人所得/個人支出
  米 2月ISM製造業景気指数
  米 パウエルFRB議長、講演
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  米 アトランタ連銀総裁、講演
 米中 貿易戦争、貿易協議期限
 中国 2月財新製造業PMI
  EU 1月ユーロ圏失業率

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/22)
 今日のNY為替市場はドル売りが優勢となり、ドル円は110円台後半から
 110.55円近辺まで一時下落している。きょうは経済指標の発表もない
 中で米国債利回りが低下しており、ドル円も戻り売りに押されたようだ。

 ただ、米株が堅調に推移しており、リスク選好の雰囲気もあることから、ドル
 円の 下値は支えられている。下にも行けず、上にも行けない状況が継続。
 午後になってムニューシン米財務長官の発言が伝わり、米中が通貨に関して
 最終合意したと述べた。これを受けて人民元がオフショア市場で買われており、
 ドル/人民元は6.70元台前半に下落。対円では16円台半ばに上昇して
 いる。ただ、ドル円やユーロドルの反応は限定的。
 
 市場は米中貿易協議の行方に注目している。トランプ大統領は「習近平国家
 主席と会談が3月に実施される」と述べていた。ただ、中国との覚書は短く
 なるという。
 
 米中協議に関しては、農産物中心に中国は米国からの輸入を増やす方向は合意
 しそうだが、知的所有権や構造改革ではなお隔たりが大きいとも言われている。
 市場では3月1日の関税引き上げ期限は延期されるものの、無くなるという事
 はなく、今後も協議を継続して行くことになるのではと見ているようだ。
 期待通りであれば、最終合意は遠いものの前進は見られているとして、投資家
 ポジティブな評価を期待している模様。
 
 今週はFOMC議事録が発表され、バランスシート縮小の年内終了をFOMC
 メンバーのほぼ全員が支持していることが明らかとなった。ただ、市場が期待
 している利上げ停止について意見が分かれており、今後の経済指標次第という
 ことで利上げの可能性は残している。発表後はドル買いの反応が見られていた
 が、FRBが慎重になっており、ドル買いの反応は続いていない。
 
 今週のドル円は110円台での狭い範囲での値動きが続いたが、200日線の
 手前で踊り場に来ており、次の材料を待っている状況だ。
 
 ユーロドルは買い戻しが優勢。この日発表のドイツ企業景況感指標は予想範囲
 内ではあったものの4年ぶりの水準に低下し、ドイツ企業のモメンタムの弱さ
 が示された。ユーロドルは1.1320ドル近辺まで値を落としていた。ただ、
 NY時間に入ると1.1355ドル近辺まで一時戻している。
 しかし、本日1.1365ドル付近に来ている21日線の上値抵抗として機能
 しており、下向きの流れは続いているようだ。
 
 ポンドも買い優勢となり、ポンドドルは1.3080ドル近辺まで一時上昇した。
 きょうは一時1.2970ドル近辺まで下落し、200日線を割り込む場面も見
 られたものの結局、NY時間に入ってその水準はサポートされた格好。
 ただ、EU離脱交渉の行方は依然として混沌としており、来週の英議会で投票は
 難しいとの見方も英政府関係者から出ている。
 
 EU当局者が、メイ首相はEU離脱の最低3ヵ月の延期を要請せざるを得ない
 との見方を示していた。英議会での承認が得られたとしても、必要な法案可決に
 時間がかかる。3月下旬のEU首脳会議までに合意が締結できない場合、メイ
 首相が離脱交渉期間の延長を求めざるを得ないという。ただ、延長期間が3ヵ月
 より長くなれば、5月に予定されている欧州議会選への英国の参加を求める圧力
 が生じ、それは英国もEUも避けたい意向。
 https://fx.minkabu.jp/news/94353
 
 米国債利回り
  2年債        2.495(-0.033)
  10年債      2.652(-0.040)
  30年債      3.015(-0.034)
  期待インフレ率   1.923(+0.009)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。この日は米経済指標の発表がなく、
 前日の弱い指標を受けての流れが続いている。きょうも米地区連銀総裁の発言が
 複数伝わっていたが、年内のバランスシート縮小終了を支持する内容が相次いだ。
 10年債は一時2.63%、政策金利に敏感な2年債も2.47%まで一時低下。
 2-10年債の利回り格差は16(前日16) 
 https://fx.minkabu.jp/news/94351

3.NY株式市場 結果(2/22)
 NY株式22日
  ダウ平均      26031.81(+181.18 +0.70%)
  S&P500      2792.67( +17.79 +0.64%)
  ナスダック       7527.55( +67.84 +0.91%)
  CME日経平均   21420     (大証終比:+20 +0.09%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は反発。前日は弱い経済指標が相次ぎ利益確定
 売りが強まっていたが、きょうは再び焦点を米中貿易協議に戻した模様。市場は
 米中協議を楽観視している。午後にトランプ大統領とムニューシン米財務長官の
 発言が伝わっており、大統領は「習近平国家主席と会談が3月に実施される」と
 述べていたほか、長官は「米中は通商協議の一環として通貨に関する最終合意に
 達した」と述べていた。米中協議の進展を期待できそうな内容が伝わっていたが、
 大統領は「中国との覚書は短くなると述べていた。
 
   農産物中心に中国は米国からの輸入を増やす方向で合意しそうだが、知的所有権や
 構造改革では隔たりが依然として大きいとも言われている。市場では3月1日の
 関税引き上げ期限は延期されるものの、無くなるということはなく、今後も協議
 を継続して行くことになると見ているようだ。期待通りであれば、最終合意には
 程遠いものの、前進は見られているとして、投資家はポジティブ評価を期待して
 いる模様。
 
 米国債利回りが低下しており銀行株は軟調に推移したものの、産業株やIT・ハイ
 テク株などが上昇しており指数をサポートした。
 
 ダウ採用銘柄ではインテルが上昇した他、ファイザー、ベライゾン、シスコシステ
 ムズ、ボーイング、マイクロソフトが上昇。一方、コカコーラ、ダウ・デュポンが
 下落。インテルはアナリストの投資判断引き上げが伝わっていた。
 ナスダックも上昇。FAANG銘柄が上昇を牽引しているほか、インテルやエヌビ
 ディア、AMDの上昇が指数をサポートした。
 
 クラフト・ハインツが大幅安。株価は寄付きから売りが先行し、40ドルを割り
 込み最安値を一気に更新している。10-12月の決算を発表しており、調整後
 1株利益は黒字だったものの、GAAP基準の1株利益は赤字に転落した。
 
 オンライン広告サービスのザ・トレードデスクが大幅高。10-12月期決算を
 発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。
 
 オンラインで切手を販売するスタンプス・ドット・コムが50%超急落。米国郵政
 公社との独占的な切手販売契約が終了すると発表した。アマゾンの脅威も指摘して
 おり、UPSやフェデックスなど宅配業者の株式も連れ安。
 https://fx.minkabu.jp/news/94349

4.NY市場、原油先物4月限/金先物4月限 各結果(2/22)
 NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=57.26(+0.30 +0.53%)
 NY原油の期近は小反発。時間外取引から米中通商協議に対して楽観視する見方が
 多いことや、中国、欧州株の上昇を背景に57ドル台半ば堅調に推移。日中取引開始
 後は、米株の上昇、ドル安に支援され、57ドル台後半にジリ高となった。
 終盤に週末を控えた利食い売りで上げ幅を縮小したが、小高く引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/94347
 
 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1332.80(+5.00 +0.38%)
 金4月限は反発。時間外取引では、前日の修正安の流れを引き継ぎ、小幅続落で
 推移したが下げ幅は限定的。日中取引では、ドル安から押し目買いが優勢となり、
 プラスサイドに浮上。1,330ドル台を回復し、中盤から終盤にかけて緩やかに上昇
 し、堅調に引けた。  
 https://fx.minkabu.jp/news/94346


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2月第4週 相場展望と予定

2019-02-17 23:56:35 | 相場展望

      
2/11~週の日経平均は上昇し、1週間で反転上昇となった。週初の日経平均、
米NY市場の切り返し上昇や為替の円安を好感し、3連休明け500円超上昇し
21000円台へのチャレンジとなると、週中に21000円台を回復した。
週末に大きく上昇した戻り待ちの売りが優勢になり、21000円台を割って、
終了した。

結局、日経平均は、457円高(↑2.79%)20900円の大引けでした。

さて、2月第4週(2/18~2/22)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

来週は、21000円台を底堅めに、堅調展開を想定したい。米中貿易摩擦で協議
継続や米朝協議の進展期待があり、チャート上は、25日線を上回って引けており、
決算ピークも一巡し好決算企業も多く、買い戻しをする週となりやすい。

2/末にかけ、19/3末配当取り視野にリバウンドを継続する展開を想定したい。

日経平均、2月第4週(2/18~2/22)レンジは、20900円~21450円
程度を想定しています。

1.2月第4週(2/18~2/22)主なイベントと予定
 2/18
 日本 12月機械受注
 日本 マリモリート、日本リート 各決算 
  米 休場
  加 休場
  英 2月ライトムーブ住宅価格
 2/19
 日本 JHD 決算
  米 ウォルマート、メドトロニック 各決算
  米 クリーブランド連銀総裁 講演
  豪 中銀金融政策理事会議事録
  英  雇用統計1月及び10~12月)
  英 HSBCホールディングス 決算
  独  2月ZEW景況感指数
  ポ コスタ・ポルトガル中銀総裁 講演
 EU 12月ユーロ圏経常収支
 EU デギンドスECB副総裁 講演
 EU プラートECB専務理事 講演
 2/20
 日本 1月貿易収支
 日本 JHR 決算
  米 FOMC議事録
  米 MBA住宅ローン申請指数
  米 CVSヘルス 決算
 NZ 第4四半期生産者物価指数
  豪 1月Westpac先行指数
  ト 2月トルコ消費者信頼感
 南ア 1月消費者物価指数
  英 ロイズ・バンキンググループ 決算
 2/21
 日本 12月全産業活動指数
 日本 INV 決算
  米 12月耐久財受注
  米 2月フィラデルフィア連銀景況指数
  米 新規失業保険申請件数
  米 12月中古住宅販売件数
  米 週間石油在庫統計
  米 HPエンタープライズ、ニューモント・マイニング 各決算
  米 ボスティック・アトランタ連銀総裁 講演
  加 ポロズ・カナダ中銀総裁 講演
 香港 1月雇用統計
  豪 1月雇用統計
  英 1月公共部門ネット負債
  独  1月消費者物価指数
  独 2月製造業・非製造業PMI
  仏 1月消費者物価指数
  英 バークレイズ 決算
  ス スイス・リー 決算
 EU 2月ユーロ圏製造業・非製造業PMI
 EU プラートECB専務理事 講演
 2/22
 日本 1月消費者物価指数
 日本 東京インフラ、キタック 各決算
 日本 識学 IPO
  米 クラフト・ハインツ 決算
    米 クラリダFRB副議長 講演
  米 ウィリアムズNY連銀総裁 フォーラム参加
    ブラード・セントルイス連銀総裁、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、
    クォールズFRB副議長 パネルディスカッション出席
  米 国債入札 30年インフレ連動債(80億ドル)
  加 12月小売売上高
  豪 ロウ中銀総裁 議会証言
  独 第4四半期実質GDP
  独 2月Ifo景況感指数
 EU 1月ユーロ消費者物価指数
 EU ドラギECB総裁 講演

2.NY市場 為替/債券 各結果(2/15)
 今日のNY為替市場はドル売りが優勢となった。朝方発表になった鉱工業
 生産指数が弱い内容だったことをきっかけにドルは利益確定売りが優勢と
 なった。ドル円は前日の小売売上高を受けての調整の動きが強まっている。
 東京時間には110円台前半まで下落していたが、株高もあってNY時間に
 かけては買い戻しも入り110円台半ばまで戻す展開。
 
 北京で開催されていた米中貿易協議は結局、合意には至らず、来週ワシントン
 で再び協議を続けるとしている。しかし、主要な点について原則コンセンサス
 に達したと中国側から伝わっており、市場は進展への期待を高めているようだ。
 
 ドル円は前日の小売売上高後の急速な調整が上値を慎重にさせている模様。
 ただ、底堅さは堅持している。週末で米国は3連休を控える中、きょうの
 ドル円は様子見の雰囲気も強かった。
 
 200日線が111.30円付近に来て、目先の上値目標として意識される。
 過熱感を示すテクニカル指標のRSIは50台で推移しており過熱感はない。
 調整が一巡すれば、再び試しそうな気配は残している。 
 
 なお、トランプ大統領が非常事態宣言の発令に署名すると述べた。大統領は
 234マイル(約376キロ)の壁を求めているが、今日のところは市場の
 反応は限定的。米民主党から法的措置が出る可能性が高いが、市場は様子見
 といったところのようだ。
 
 予算案に関しては署名しており、政府機関の再閉鎖は回避されている。
 ユーロドルは買い戻しが強まり、1.13ドルちょうど近辺に戻している。
 ただ、きょうは1.1235ドル近辺まで下落するなど上値は依然として
 重い印象。ユーロ圏経済への先行き不透明感が強まっており、ECBの利
 上げ期待が後退している。

 そのような中、きょうはクーレECB専務理事の発言が伝わり、新たな条件
 付き長期リファイナンスオペ(TLTRO)について、ECB内で議論され
 ていることを明らかにした。クーレ理事は「新たなTLTRO導入の議論が
 市場で広がっていることは認識しており、それはあり得る」と述べていた。

 来週はドイツの企業景況感指標が発表されるが、弱い内容であれば、ECBの
 刺激策への期待はさらに高まりそうだ。11月の安値が1.1215ドル付近
 にあるが、来週以降、試しそうな気配は残る。
 
 ポンドドルも1.29ドル付近まで買い戻され、100日線を回復した。
 この日は1月の英小売売上高が発表になっていたが、予想を上回った。
 同指標は数量ベースの指標だが、値下げで衣料品の販売が好調だったようだ。
 ただ、ポンドの注目は経済指標よりも英EU離脱交渉の行方に集まっている。
 
 今週はメイ首相の修正案を議会がまたしても否決していたが、メイ首相はEU
 との再交渉は求めない方針に転換したとの報道も伝わっていた。ただ、アイル
 ランド国境のバックストップ案が暫定措置であることの何らかの確証は求めて
 おり、付属文書などの担保を求めるようだ。英議会がどう反応するか未知数だ
 が、こちらも来週以降、進展があるか注目される。合意なき離脱はEUにとっ
 ても惨事になる。
 https://fx.minkabu.jp/news/93572

 米国債利回り
  2年債        2.516(+0.023)
  10年債      2.663(+0.009)
  30年債      2.993(-0.005)
  期待インフレ率   1.866(+0.009)
             ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇。この日発表の米経済指標はまち
 まちだったものの、米中貿易協議への期待感が高まり、米株が大幅高となる中
 で利回りも上昇した。
 10年債は一時2.68%まで上昇したほか、きょうは短期ゾーンの利回り
 上昇が目立ち、政策金利に敏感な2年債は2.51%まで上昇。
 2-10年債の利回り格差は15(前日17)にベアフラット化している。
 https://fx.minkabu.jp/news/93571

3、NY株式市場 結果(2/15)
 NY株式15日
  ダウ平均       25883.25(+443.86 +1.74%)
  S&P500       2775.60(  +29.87 +1.09%)
  ナスダック         7472.41(  +45.46 +0.61%)  
  CME日経平均    21205     (大証比:+305 +1.44%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は400ドル超の大幅反発。北京で開催されて
 いた米中貿易協議は結局、合意には至らず、来週ワシントンで再び協議を続ける
 としている。しかし、主要な点については原則コンセンサスに達したと中国側
 から伝わっており、市場は協議の進展への期待を高めた。
 
 トランプ大統領が壁建設のための非常事態宣言に署名すると発表したが、特に
 株式市場はネガティブな反応を見せず、今後の動向を見守る姿勢のようだ。
 エヌビディアが決算を発表し、予想ほど弱気な見通しを示さなかったことから、
 半導体株の一角が買われた。近く不振を脱する可能性が示唆されポジティブな
 受け止めが多い。一方、半導体製造装置のアプライド・マテリアルの決算も発表
 になっていたが、2-4月期は予想を下回る見通しを示していた。
 
 半導体業界は下期からの回復に期待感を高めているが、上期はなお在庫調整が
 中心のようだ。
 
 銀行株が上げを先導したほか、エネルギー株や産業株なども買われ、ダウ平均は
 引けにかけて上げを加速し、ほぼ高値引けとなった。
 
 ダウ採用銘柄ではJPモルガン、ゴールドマンが上げをリードしたほか、ユナイ
 テッド・テクノロジーズ、キャタピラー、ボーイングも堅調。マクドナルド、
 ユナイテッド・ヘルス、シスコシステムズも買われた。
 
 ただ、IT株には戻り売りが見られ、ナスダックは伸び悩む動きも見られた。
 アマゾンやネットフリックス、フェイスブック、アルファベットなどFAANG
 銘柄が下落。きょうは出遅れ銘柄中心に物色されたようだ。
 
 ペプシコが反発。10-12月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも
 予想と一致した。ただ、今年は配当50億ドル、自社株買い30億ドル計80億
 ドルの株主還元策も発表しており好感されている。
 
 家庭用品メーカーのニューウェル・ブランズが大幅安。10-12月期の決算を
 発表しており、アナリストからは、目先の予想の弱さから成長回復のトレンドは
 なお見通しづらい点を考慮すると、様子見が得策との指摘も聞かれた。
 https://fx.minkabu.jp/news/93569

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/15)
 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=55.59(+1.18 +2.17%)
 
 NY原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.18
 ~1.19ドル高。その他の限月は0.27~1.34ドル高。
 
 サウジアラビアの海上油田の一部が約2週間前から操業を停止していると伝わっ
 たことで、供給ひっ迫感が強まった。米中通商協議に対する期待感も支援要因。
 時間外取引で3月限はしっかり。54.24ドルまで弱含む場面はあったが、
 マイナス圏での推移は一時的だった。通常取引開始に向けて買いが優勢となり、
 55.80ドルまで上値を伸ばした。昨年11月以来の高値を更新。
 https://fx.minkabu.jp/news/93562

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1322.10(+8.20 +0.62%)
 
 金4月限は反発。ドルが弱含んだことが支援要因。ドルインデックスは今週
 半ばにかけて上昇した後、上げ一服となっている。発表された米鉱工業生産
 指数や米ニューヨーク連銀製造業景気指数、米ミシガン大学消費者信頼感指数
 強弱まちまちだった。
 https://fx.minkabu.jp/news/93563

 

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2月第3週 相場展望と予定

2019-02-11 11:39:13 | 相場展望

         
2/4~週の日経平均は下落し、週間で5週ぶりの下落となった。週初は、米
1月雇用統計や円安を好感し、上昇したものの、NY株式市場の底堅い上昇に
追随できず、日経平均は、21000円台突破を前に足踏み状態が続いた。

週末にかけ、3連休を控えたこと、ユーロ圏での経済見通しの下方修正、米中
貿易協議の進展が進まず、再懸念などを見て、大発会に次ぐ今年2番目の下落
418円安で終了した。
日経平均は、下方バイアスをかけられた1週間であった。

結局、日経平均は、445円安(↓2.14%)20333円の大引けでした。

さて、2月第3週(2/11~2/16)主なイベントと予定は、下記1.の通り。
今週は、調整色ムードが高まる週になりそうである。米中貿易協議の進展期待が
停滞し、米政府機関の閉鎖問題もヤマ場を迎える中、チャート上は、25日線を
下回って引けており、第2の決算ピークを迎えて、買い戻されるか注目である。

週末の下落がダマシとなれば、いつリバウンドしても良い状況である。

日経平均、2月第3週(2/12~2/15)レンジは、20150円~20950円
程度を想定しています。

1.2月第3週(2/11~2/16)主なイベントと予定
 2/11
  日本 休場(建国記念日)
  中国 中国外貨準備高
  英 第4四半期GDP速報値
  EU ユーロ圏財務相会合
 2/12
  日本 1月工作機械受注
  日本  日産、DMG森精機、鹿島、コクヨ、石油資源、国際帝石、マクドナルド 
    東和薬品、楽天、三菱マ、堀場製、ヤマハ、シマノ、タカラトミー、凸版
    ヤオコー、福山運、GMO、GSユアサ、ユー・エス・エス 各決算
   米 12月求人件数
   米 モルソン・クアーズ、アカマイ・テクノロジーズ、アンダーアーマー
    トリップアドバイザー 各決算
   米 クリーブランド連銀総裁、講演
   米 カンザスシティー連銀総裁、講演
 ギ ギリシャ銀行 決算
 EU  EU財務相理事会
 2/13
 日本 クラレ、日揮、東芝、光通信、東亜合成、タクマ、近鉄G、東映、サッポロ
    マツキヨ、ロート、日本ペイント、ライオン、ポーラオル、昭和シェル
    住友ゴム、ダイキン、アルバック、アサヒインテック、シチズン、大日本印
    アシックス、ソニーFH、住友不、パイロット、リクルート、ホシザキ 各決算
  米 1月消費者物価指数
  米 シスコシステムズ、AIG、ウィリアムズ・カンパニーズ、MGMリゾーツ
    マラソン・オイル、CFインダストリーズ 各決算
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
 NZ 中銀政策金利
   英  1月消費者物価指数
 EU ユーロ圏鉱工業生産指数
 2/14
 日本 第4四半期GDP速報値(第4四半期)
 日本 日清紡、ユニ・チャーム、大林、DIC、パーソルHD、山崎パン、アサヒ
    キリン、サントリー、すかいHD、オープンハウス、エアウォーター
    電通、トレンド、出光興産、浜ゴム、アマダHD、日本郵政、クボタ、THK
    かんぽ、ゆうちょ、T&D、日本プラR、富士ソフト、第一生命、東京海上
    コカ・コーラ、マブチ、SOMPO、MS&AD 各決算
  米 1月小売売上高
  米 1月生産者物価指数
  米 コカ・コーラ、エヌビディア、CMEグループ、アプライド・マテリアルズ
    CBS、エイボン・プロダクツ 各決算
 中国 1月貿易収支
  英 離脱案修正の審議採決
  仏 クレディ・アグリコル 決算
  独 コメルツ銀行、アリアンツ 各決算
 EU ユーロ圏GDP改定値
 2/15
 日本 TOYOTIRE、ブリヂストン、日本ビルF、Jエクセレント 各決算
  米 1月輸入物価指数
  米  12月対米証券投資
  米  つなぎ予算期限
  米 ペプシコ、クラフト・ハインツ、ディア、ムーディーズ 各決算
  米 国債償還 3年債 (258億ドル)
         10年債(586億ドル)
         30年債(192億ドル)
   米 アトランタ連銀総裁、講演
 中国 1月消費者物価指数
 中国 1月生産者物価指数

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/8)
 今日のNY為替市場、ドルは堅調な動きを続けていた。前日にトランプ大統領が
 「関税引き上げ期限前に習主席と会談することはない」と述べていた事で、市場は
 米中貿易協議への懸念を高めている。トランプ政権からは、合意にはなお楽観的
 だが、両首脳が完全に合意するまでにはまだ課題が残っているとの発言も伝わっ
 ていたが、市場はリスクを高めている模様。
 
   株式市場はネガティブな反応を示したものの、為替市場ではリスク回避の雰囲気
 までは強まらず、ドル円は小幅な値動きに留まった。株式市場は敏感に反応した
 ものの調整の範囲で、本格的な下げにはならないと見ているのかもしれない。
 
   FRBがハト派に転じる中でドル円の上値は追いづらいが、リスク回避の円買い
 を強める状況でもなく、更なる情報を待ちたいといった雰囲気だ。
 
   一方、ユーロは次第に上値が重くなっている印象で、ユーロドルは1.13ドル台
 前半に下落。ユーロ圏経済への不透明感が強まり、前日は欧州委員会がユーロ圏の
 成長見通しを大きく下方修正してた。特にイタリアの今年の見通しは1%ポイント
 も下方修正し0.2%とした。きょうもイタリア債は売りが続き、10年債は3%
 に再び上昇している。
 
  ECBの利上げ期待は完全に後退し、ドラギ総裁が退任する10月までの利上げは
 難しいとの見方も強まっている。逆に先日のECB理事会では協議しなかったと、
 していたが、貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)を利上げより先に打ち
 出すと見られているようだ。ECBは次回の理事会で検討する可能性もありそうだ。
 ポンドも売りが続いた。きのうは英中銀金融政策委員会(MPC)を受けてポンド
 買いが強まっていた。成長見通しは下方修正したものの、利上げの可能性は温存
 しており、英EU離脱交渉が進展すれば、利上げを検討したい姿勢を堅持している。
 
   ただ、FRBもECBも出口戦略を緩める姿勢を示す中で、英中銀が単独で利上げ
 を遂行するほど英経済に強さはないようにも思われる。
 前日はメイ首相とユンケル欧州委員長の会談が行われていたが、予想通りEUは
 再交渉に応じない姿勢を強調した。きょうはバルニエEU首席交渉官のコメントが
 伝わっていたが、同様の姿勢を示していた。 
 https://fx.minkabu.jp/news/92821
 
  米国債利回り
  2年債       2.465(-0.015)
  10年債      2.632(-0.025)
  30年債      2.974(-0.021)
  期待インフレ率  1.827(-0.013)
           ※期待インフレ率は10年債で算出
 
   今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。前日のトランプ大統領の発言で
 市場は米中貿易協議への不透明感を強め、市場はリスク回避の雰囲気が強まった。
 米国債は逃避買いから利回りは低下している。
 10年債は一時2.62%、政策金利に敏感な2年債も2.44%まで一時低下。
 2-10年債の利回り格差は17(前日17)。
 https://fx.minkabu.jp/news/92820

3.NY株式市場 結果(2/8)
 NY株式8日
  ダウ平均     25106.33(-63.20 -0.25%)
  S&P500       2707.88( +1.83 +0.07%)
  ナスダック        7298.20( +9.85 +0.14%)
  CME日経平均       20315     (大証比:+25 +0.12%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は3日続落。前日のトランプ大統領の発言で
 市場は米中貿易協議への不透明感を強めた。大統領は「関税引き上げ期限前に
 習主席と会談することはない」と述べていた。ただ、トランプ政権からは合意
 に達することにはなお楽観的だが、両首脳が完全に合意するまでにはまだ課題
 が残っていると述べていた。月曜日に再び北京で協議を行うとしている。
 
   IT・ハイテク株や中国関連の産業株に売りが先行し、エネルギー株や銀行株
 も下落。投資家も積極的にポジションを取る行動は控えていた模様。
 ダウ平均は一時286ドル安まで下落し、2万5000ドル台を割む場面も見
 られた。クリスマス以降上昇が続いていただけに利益確定売りも出ていたようだ。
 
   決算は峠を越えているが、S&P500採用銘柄のうち今回決算を発表した企業
 の70%以上は予想を上回っていた。しかし、見通しに関しては慎重な内容が多い。
 ただ、予想通りでもあり、いまのところは無難な通過となっている模様。
 
   ダウ採用銘柄はユナイテッド・ヘルスやウォルグリーンが下落しているほか、
 ダウ・デュポン、ウォルマート、JPモルガンも軟調。シェブロン、キャタピラー
 も売られている。一方、メルク、ファイザーが堅調なほか、シスコシステムズ、
 IBMも買い戻しが入った。
 
   ナスダックは小幅高。IT・ハイテク株は売りが先行したものの、後半になると
 買い戻しが見られた。ネットフリックスやフェイスブックがプラスに転じてた他
 エヌビディア、マイクロンも買い戻された。
 
   玩具のマテルが大幅高。10-12月期決算を発表しており、1株利益が予想外
 の黒字だった。トイザラス清算の影響から脱却するための積極的なコスト削減が
 奏功した。
 
   一方、同業のハズブロは決算が不調で下落。10-12月期決算は5四半期連続
 の減収となり、1株利益、売上高とも予想を下回った。トイザラス倒産の影響が
 色濃く残り、マテルとは明暗が分かれた格好。
 
   オンライン旅行のエクスペディアが上昇。10-12月期の決算を発表しており、
 1株利益、売上高とも予想を上回ったほか、ピカリルCFOは、2019年の
 調整後EBITDAが10-15%増になると予想(9%増)を上回る見通しを
 示した。
 
   ゲームソフト開発のエレクトロニック・アーツが大幅高。今週は決算を受けて急落
 していたが、その下げを完全に解消してる。最新作の無料バトルロワイヤルゲーム
 「アペックス・レジェンズ」が72時間で1000万ユーザーがプレイしたと発表。
 https://fx.minkabu.jp/news/92818

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/8)
 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=52.72(+0.08 +0.15%)
 NY原油は小反発。世界的な景気減速や米リグ稼働数の増加が圧迫要因となったが、
 安値を維持したことから押し目買いなどが入って小幅高となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/92815

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1318.50(+4.30 +0.33%)
 金4月限は反発。時間外取引では、ユーロの上値の重さが圧迫要因となったが、
 欧州時間に入ると、押し目を買われて地合いを引き締めた。日中取引では、株安
 を受けて堅調となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/92813

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2月第2週 相場展望と予定

2019-02-03 23:55:37 | 相場展望

     
1/28~週の日経平均は上昇し、4週連続の上昇となった、また、月間でも
2カ月ぶり上昇。NY株式市場は、米・中貿易問題は燻るものの、パウエル
FRB議長の利上げ一時停止の言及もある中、企業業績で好調なものも散見
され、上昇。

日経平均は、為替の円高傾向はあるが、企業決算が本格化し、好企業決算も
散見され、上値の重さはあるものの上昇した。
日経平均は、21000円台を視野に入れた動きとなった。

結局、日経平均は、約5円高(↑0.02%)20778円の大引けでした。

さて、2月第2週(2/4~2/9)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

今週は、先週に続いて一進一退の動きのある中、米中貿易協議の進展期待や機関
閉鎖問題で、暫定ではあるが閉鎖解除もある。また、企業決算期待もあり、NY
株式市場が底堅く推移している。

米1月の雇用統計は、経済の底堅さや景気の微増を示しており、世界的な景気
減速懸念の過度の警戒感が払しょくした形。日経平均も下値の堅さから底堅い
展開が期待でき、企業業績も底堅いので、日経平均21000円台へ向かう展開
を想定したい。

リバウンドを継続する立春を迎えそうである。

日経平均、2月第2週(2/4~2/8)レンジは、20600円~21200円
程度を想定しています。

1.2月第2週(2/4~2/9)主なイベントと予定
 2/4
 日本 1月マネタリーベース
 日本 キッコーマン、帝人、エーザイ、MCJ、ハウスローゼ、東陽テク、松屋フーズ
    ぐるなび、きちり、花王、あすか薬、ヤフー、昭電線、パナソニック、イリソ電
    山一電、ホトニクス、ケーズ電、イビデン、田辺三菱、三菱UFJ 各決算
 日本 メルケル独首相、来日(~2/5)
  米 11月製造業受注
  米 アルファベット、ギリアド・サイエンシズ 各決算
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
 中国 休場(春節、~2/8)
 2/5
 日本 双日、日水、日清食品、三井化学、伊藤忠、キョーリン、三菱商事、カルビー
    丸大食品、ニチレイ、グンゼ、セーレン、大陽日酸、参天薬、フジHD、日電硝子
    神戸鋼、横川電、スズキ、ドンキ、ヤマハ、丸井、ソフトバンク
    NTTデータ、スズケン、協和キリン、セガサミー、カカクコム、スクエニ 各決算
  米 1月ISM製造業景気指数
  米 トランプ米大統領、一般教書演説(日本時間6日AM)
  米 エレクトロニック・アーツ、ウォルト・ディズニー、マイクロチップ・テクノロジー
    バイアコム、ラルフローレン 各決算
  米 国債入札 3年債(380億ドル)
  豪 中銀政策金利
  ギ ギリシャ銀行 決算
 2/6
 日本 西松、レンゴー、三菱重工、トヨタ、住友商、三菱ケミ、三菱ガス、日油、日本粉
    不二製油、コロプラ、日本新薬、AGC、新日鐵住、ニッパツ、ブラザー、ミネベア
    アズビル、シスメックス、マツダ、ワークマン、島津製、バンナム、京急、テレ朝
    ソフトバンクG、ヒロセ電、空港ビル 各決算
  米 12月貿易収支
  米 1月ISM非製造業景況指数
  米 パウエルFRB議長、講演
  米 イーライリリー、21世紀フォックス、ゼネラル・モーターズ、メットライフ
    ヒューマナ、チポトレ・メキシカン・グリル、プルデンシャル・ファイナンシャル
    オールステート、ニューヨーク・タイムズ 各決算
  米 国債入札 10年債(270億ドル)
  ブ ブラジル中銀政策金利
  独 ミュンヘン再保険 決算
  仏 BNPパリバ 決算
  蘭 INGグループ 決算
 2/7
 日本 12月景気動向指数
 日本 1月都心オフィス空室率
 日本 雪印メグ、デンカ、旭化成、スバル、安藤ハザマ、丸紅、東武、協和エクシオ
    ミクシィ、明治HD、JT、スシロー、メルカリ、テルモ、富士フィルム、東芝テ
    ワコム、IHI、コロワイド、ニコン、リコー、リロG、NTT、東急不 各決算
  米 ヤム・ブランズ、タイソン・フーズ、ベリサイン、モトローラ・ソリューションズ
    エクスペディア、タペストリー、マテル 各決算
  米 国債入札 30債(190億ドル)
  米 セントルイス連銀総裁、講演
  印 インド政策金利
  英  中銀政策金利
    英  中銀四半期インフレ報告
  独 ベルリン国際映画祭(~2/17)
  伊 ウニクレディト 決算
  仏 ソシエテ・ジェネラル 決算
 2/8
 日本 オプションSQ
 日本 12月毎月勤労統計調査
 日本 1月景気ウォッチャー調査
 日本 12月国際収支
 日本 戸田建、大王紙、東レ、王子HD、JXTG、小田急、大和ハウス、持田薬
    ショーボンド、長谷工、高砂熱、森永菓、日清オイ、日産化、ケネディクス
    関西ぺ、ラウンドワン、資生堂、住友鉱、リンナイ、SMC、ダイフク
    ルネサス、太陽誘電、いすゞ、オリンパス、Gウイン、三井不、三菱地所
    東急、セコム、ベネッセ、サンドラック、カネカ、ナブテスコ、博報堂 各決算
  米 フィリップ・モリス、エクセロン、PG&E、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー
    ハズブロ 各決算
 北朝 北朝鮮人民軍創建日

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/1)
 今日のNY為替市場、ドル円はFOMC後の下げを取り戻している。この日
 発表になった米経済指標が強い内容となったことで買い戻しが膨らんだ。
 
 この日は米雇用統計とISM製造業景気指数が発表になった。米雇用統計は、
 非農業部門雇用者数 (NFP)が30.4万人増と予想をかなり上回る内容
 となった。前回分が大幅に下方修正されたが、それを考慮しても力強い内容
 だったと言える。
  
 失業率は4.0%に悪化したが、労働参加率が上昇したことが影響したもの
 と思われる。米政府機関閉鎖の影響はひとまず見られていなかった。
 一方、ISM指数は前回分を上回り、予想も上回った。米政府機関閉鎖や米
 中貿易問題、そして世界経済の減速などで、このところ米製造業のセンチメ
 ントの落ち込みを示す指標が多かったが、予想外に底堅い数字だったことで、
 市場もポジティブな反応を示したものと思われる。
 
 米国債利回りが上昇する中、ISM指数発表後にドル円は一気に買い戻しを
 強め、109円台半ばまで上昇。
 
 上値を拒んでいた21日線も回復し、FOMC後の下げを取り戻した。
 ユーロ円やポンド円といったクロス円も堅調。FRBの慎重姿勢に加え、指標
 も好調だったことから米景気減速への過度な懸念が後退。リスク選好の雰囲気
 もあり円安が進んだようだ。
 
 一方、ユーロドルは1.14ドル台で上下動。米指標発表後はドル買いが優勢
 となり、ユーロドルは戻り売りに押された。しかし、今週のFOMCを受け、
 米利上げ期待が大きく後退する中、目先はドルの上値を積極的に追いにくい。
 ただ、ユーロ自体も上値を追いにくい状況もある。この日のユーロ圏消費者
 物価もインフレの高まりを示さず、ECBも慎重姿勢を強調し始めている。
 ドル安の流れはあるものの1.15ドル台は簡単ではなさそうだ。
 
 ポンドはNY時間に入って買戻しが優勢となった。ポンドドルはこの日発表の
 英製造業PMIが弱い内容だったことでロンドン時間に1.3045ドル付近
 まで値を落としていた。きょうはEU離脱関連のニュースがあまり伝わってい
 なかったことも、ポンドの下げを誘ったとの指摘も聞かれる。ただ、NY時間
 に入ると1.31ドル付近まで戻す展開となっており、1.3035ドル付近
 に来ている200日線はサポートされリバウンドの流れは維持している。
 
 英国はEUに対して離脱合意を再交渉することを決めてる。しかし、EU側は
 再交渉に応じる気配は見せておらず、合意なき離脱への懸念は依然として燻っ
 ている。英議会は否決していたが、3月の離脱期限は延長になると見てる向き
 は依然として多い。3月の離脱から2020年まで1年間の移行期間があるが、
 それも延長されるとの見方も少なくない。
 https://fx.minkabu.jp/news/92005
 
 米国債利回り
  2年債       2.504(+0.046)
  10年債      2.682(+0.053)
  30年債      3.025(+0.029)
  期待インフレ率  1.871(+0.008)
           ※期待インフレ率は10年債で算出
 きょうのNY債券市場で10年債利回りは上昇。この日発表の米雇用統計と
 ISM製造業景気指数が予想を上回る内容だったことで利回りは上昇している。
 非農業部門雇用者数(NFP)は30.4万人増と予想をかなり上回る内容。
 前回分が大幅に下方修正されたが、それを考慮しても力強い内容だったと言える。
 失業率は4.0%に悪化したが、労働参加率が上昇したことが影響したものと
 思われる。米政府機関閉鎖の影響はひとまず見られていない。
 
 ISM指数は前回分を上回り予想も上回った。米政府機関閉鎖や米中貿易問題、
 そして世界経済の減速などで、このところ米製造業のセンチメントの落ち込み
 を示す指標が多かったが、予想外に底堅い数字だったことでポジティブな反応
 を示した。
 
 10年債は2.69%、政策金利に敏感な2年債も2.52%まで一時上昇。
 2-10年債の利回り格差は18(前日17)。
 https://fx.minkabu.jp/news/92004

3.NY株式市場 結果(2/1)
 NY株式1日
  ダウ平均      25063.89(+64.22 +0.26%)
  S&P500    2706.53( +2.43 +0.09%)
  ナスダック      7263.87(-17.87 -0.25%)
  CME日経平均      20810   (大証比:+90 +0.43%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は反発。この日発表の米経済指標が予想を上
 回る内容となったことで景気減速への懸念が緩んでいる。米雇用統計とISM
 製造業景気指数が発表になっていたが、双方とも予想を上回る内容となった。
 
 非農業部門雇用者数(NFP)は30.4万人増と予想をかなり上回る内容。
 前回分が大幅に下方修正されたが、それを考慮しても力強い内容だったと言える。
 失業率は4.0%に悪化したが、労働参加率が上昇したことが影響したものと
 思われる。米政府機関閉鎖の影響はひとまず見られていない。
 
 ISM指数は前回分を上回り予想も上回った。米政府機関閉鎖や米中貿易問題、
 そして世界経済の減速などで、このところ米製造業のセンチメントの落ち込み
 を示す指標が多かったが、予想外に底堅い数字だったことでポジティブな反応
 を示した。
 
 きょうは米地区連銀総裁の発言が幾つか伝わっていたが、利上げ停止やバランス
 シート縮小の早期終了といった市場のハト派な期待を肯定するような内容だった
 ことも株式市場をサポート。
 
 FRBの慎重姿勢と好調な経済指標で、適温相場への期待感が出ているのかも
 しれない。
 ダウ平均も一時193ドル高まで上昇し、2万5200ドル付近まで上昇したが、
 2万5000ドルを超えてくると上値圧力が強まるようで、終盤にかけ伸び悩ん
 でいる。
 
 一時マイナスに転じる場面も見られた。来週はトランプ大統領の一般教書演説が
 予定されているが、米民主党との対立点となっているメイシコ国境の壁建設に対
 してトランプ大統領は、非常事態宣言も辞さない構えを見せていた。
 決算ではエクソンモービルやシェブロンが好調な決算を発表したことでエネルギー
 株が上昇し相場をサポート。いずれも米国内での生産が好調で、有数の油田地帯
 であるパーミアン盆地での生産が伸びた。
 
 シェブロンが、従来は回収に数十年かかるとされていた油田への投資が、いまは
 7割が数年以内に利益を生むとの見通しを示したこともフォローとなったようだ。
 きょうはウォルマートやクローガーなど小売株が軟調。アマゾンの1-3月期の
 売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気された模様。
 
 ダウ採用銘柄ではエクソンモービルやシェブロンのほか、ビザやメルク、インテル
 が上昇。一方、ウォルマート、キャタピラー、マイクロソフトが下落した。
 
 ナスダックは反落。決算を発表したアマゾンが下げており指数を圧迫した。その他、
 マイクロソフトやアルファベットが軟調。一方、エヌビディアやインテル、マイク
 ロンといった半導体関連が買われた。
 
 アマゾンはCFOの発言が特に嫌気されていたようだ。オルサフスキーCFOは、
 インドのeコマース規制の影響は不透明だと述べほか、昨年の資本投資が少なめ
 だったとし、今年は支出が増える可能性を示唆したことも嫌気された模様。
 
 靴メーカーのデッカーズ・アウトドアが大幅高。10-12月期決算を発表して
 おり、1株利益、売上高とも予想を上回った。1-3月期については予想を下回る
 見通しを示しているものの、通期見通しは1株利益、売上高とも予想を上回る見通
 しを示している。3.5億ドルの自社株買いも発表。
 https://fx.minkabu.jp/news/92002

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/1)
 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=55.26(+1.47 +2.73%)
 
 NY原油は急反発。 今週の主要な支援材料のひとつ、米国のベネズエラ国営石油
 会社(PDVSA)制裁や、前日明らかになった1月の石油輸出国機構(OPEC)加盟国
 の減産、さらにこの日は強気の米雇用統計やISM製造業景気指数が加わり、再び買い
 直される展開となった。
 
 また米国の時間帯の午後後半には、米国内の原油稼働中のリグ(掘削装置)数が
 急減していたことで、上げ足が加速して直近の戻り高値をさらに更新した。
 https://fx.minkabu.jp/news/92000
 
 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1322.10(-3.10 -0.23%)
 
 金4月限は反落。時間外取引では、最近の上昇に対する修正安となる場面となった
 後、下値を切り上げ、前日の終値近辺で推移。日中取引は1月の米雇用統計で強気
 の数字が発表されたことを受け、ドルが堅調、米金利が上昇したこと、NY金の日中
 取引の場中、ニューヨークダウが上昇したことからで利食い売りが先行し、高値
 修正安となった。1,320ドルが支持線となり、下値は堅く推移した。
 https://fx.minkabu.jp/news/91998

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1月最終週 相場展望と予定

2019-01-27 23:55:39 | 相場展望

    
1/21~週の日経平均は上昇し、3週連続の小幅プラス引けとなりました。
NY株式市場は、。米・中通商問題や米連邦政府機関閉鎖問題などが依然と
して燻っているものの、米企業決算が本格化して、好企業の銘柄も多く、上昇。

日経平均は、為替の円高一服もあり、上値の重たさはあるものの上昇した。
行き過ぎた悲観論から戻りを試す途上にあるように思えます。
日経平均は、最終週に21000円台の節目にチャレンジできるリバウンドを
暗示した格好でした。

結局、日経平均は、107円高(↑0.52%)20773円の大引けでした。

さて、1月最終週(1/28~2/2)主なイベントと予定は、下記1.の
通りです。
今週は、米・中貿易協議への進展期待や、米連邦政府機関の閉鎖問題で、暫定
ではあるが閉鎖解除もあり、企業決算期待もあり、NY株式市場が底堅く推移
している。

経済イベントでは、FOMC、パウエルFRB議長会見、中国国家製造業PMI、
米1月雇用統計と集中しているが、日・米企業の決算本格化で、世界的な景気
減速懸念の過度の警戒感が払しょくできると、日経平均の下値の堅さから底堅い
展開が期待できそうである。
企業業績も底堅いので、日経平均21000円台へ向かう展開を想定したい。

日経平均、1月第4週(1/21~1/25)レンジは、20450円~
21150円程度を想定しています。

1.1月最終週(1/28~2/1)主なイベントと予定
 1/28
 日本 松井証券、ルネサンス、JSR、東光高砂、信越ポリ、ピーシ―エー 各決算
 日本 通常国会召集 
 日本 日銀議事録(12/19、20開催分)
  米 12月小売売上高
  米 12月住宅着工件数
  米 議会予算局年次報告書
  米 キャタピラー 決算
  米 国債入札 2年債 (400億ドル)
         5年債 (410億ドル)
 中国 12月工業利益 
  英 カーニー英中銀総裁、講演
 EU ドラギECB総裁、講演
 1/29
 日本 1月日銀月例経済報告
 日本 日銀議事録(08年7月-12月開催分)
 日本 JPX、小野測、リコーリース、北電事、信越化学、アルプス、日本車両
    キヤノン電、大和証券、ANA、積水樹脂、ゼンリン、ビオフェル 各決算
  米 FOMC(~1/30)
  米 12月耐久財受注
  米 12月新築住宅着工件数
  米 アップル、ファイザー、ベライゾン、アムジェン、3M、ロッキード・マーチン
    バイオジェン、アラガン、イーベイ、AMD、ニューコア、ハーレーダビ 各決算
  米 国債入札 7年債 (320億ドル)
  英 議会、離脱合意の代替案や「合意なき離脱」回避を目指す修正案を審議
 1/30
 日本 12月小売販売額
 日本 12月百貨店販売額
 日本 12月スーパー販売額
 日本 トーメンデバ、岡三、積水化、新京成、木曽路、タケエイ、宝HD、八州電機
    明治電、サイバーエージ、タカラバイオ、東洋機械、日立建、オムロン
    シャープ、アドバンテ、メディパル、キヤノン、トプコン、JR東、ヤマト
    Vコマース、OLC、特殊陶、東電 各決算 
  米 第4四半期GDP速報値
  米  1月ADP雇用者数
  米 FOMC政策金利
  米 1月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米 パウエルFRB議長、記者会見
  米 マイクロソフト、フェイスブック、ビザ、AT&T、ボーイング、マクドナルド
    クアルコム、ウィン・リゾーツ 各決算
 中国 副首相、貿易協議のため訪米
  西 サンタンデール銀行 決算
 1/31
 日本 三和HD、川重、東洋水産、アステラス、日ハム、第一三共、LIXIL
    日通、ヤクルト、ALSOK、東海理化、山九、東ガス、味の素、ハウス食品
    野村不、ワコール、LINE、日立化成、コーセー、小林製薬、TOTO
    コマツ、富士電、富士通、ファナック、村田製作所、日野自、ネットワン
    東エレ、野村不、京成、JAL、関電、コナミ、大日薬、日電工、任天堂
    三井住友、みずほ、中外薬、グリコ、ZOZO、SBI、Jパワー 各決算
  米  12月個人所得/支出
  米 12月中古住宅販売件数
  米 新規失業件数
  米 アマゾン、マスターカード、ダウ・デュポン、UPS、GE、セルジーン
    アフラック、シマンテック 各決算
  米 国債償還 2年債(276億ドル)
         5年債(350億ドル)
         7年債(295億ドル) 
 中国 1月製造業PMI
 EU 12月ユーロ圏失業率
 2/1
 日本 12月有効求人倍率
 日本 12月完全失業率
 日本 12月労働力調査
 日本 12月鉱工業生産
 日本 12月商業販売統計
 日本 豊田機、デンソー、HOYA、小野薬、ジェイテクト、三井物産、セブン銀
    豊田紡織、豊田合、エディオン、ガンホー、武田、コニカミノルタ、JFE
    日本精、日立、ソニー、京セラ、ホンダ、日本ユニ、京王、ドコモ、三菱自
    キーエンス、豊田通、NTN 各決算  
  米 1月自動車販売
  米 1月雇用統計
  米 1月ISM製造業景気指数
  米 エクソンモービル、シェブロン、メルク、ハネウェル 各決算
 中国 1月財新製造業PMI
  独 ドイツ銀行 決算
 2/2
  米 12月建設支出
  米 ミシガン大学消費者信頼感指数
 2/3
  米 第53回スーパーボウル

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/25)
   今日のNY為替市場はドル売りが優勢となった。ユーロの買い戻しが強まっ
 ており、ドルを圧迫していたようだ。特段のユーロ買い・ドル売りの材料は
 見当たらないが、前日のECB理事会後のドラギ総裁の会見を受けユーロは
 下落したが、市場は既に織り込んでおり、ユーロドルの下値での押し目買い
 も活発に出たことから、買戻しが膨らんでいるとの指摘も出ている。
 
   ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が、FRBは来週のFOMCで、
 バランスシート縮小を予定より早く終わらせ、巨額の国債保有の維持を検討
 すると伝えていた。
 いずれにしろ、具体的なドル売り材料は見当たらず、来週の米中貿易協議を
 控えて、ポジション調整が活発に出ているものと思われる。
 
   午後になってトランプ大統領が議会指導部と、政府機関再開のための暫定予算
 に署名することで合意した。ただ、2月15日までのたった3週間の合意である
 ことから、ポジティブな反応は示していない。
 
   ドル円はNY時間に入って戻り売りが強まり、109円台後半から半ばに下落。
 110円が依然として重く、見切売りも出ていた模様。午後になってトランプ
 大統領が、議会指導部と合意との報道が駆け巡り、買い戻しの動きも出ていた。
 しかし、トランプ大統領が正式に発表すると、ドル円は再び売りを強めている。
 
   一方、きょうはユーロの買い戻しが目立った。ユーロドルは1.14ドル台を
 回復し、ユーロ円も125円台を一時回復。きのうはECB理事会後のドラギ
 総裁の会見では、「景気見通しに対するリスクは下向きに移動した」と言及して
 いた。
 
 先日の議会での発言から景気認識の下方修正は、ある程度予想はされていたもの
 の、ユーロは上値を重くしていた。
 
   市場では、年内のECBの利上げ期待が大きく後退している。ただ、ECBは
 年内に正常化のステップを実施してくるとの見方も市場の一部には出ている。
 
   短期金融市場のマイナス金利圧力を軽減するため、年末近くに、現在マイナス
 金利を実施している預金金利を、マイナス0.4%から0.15%引き上げ、
 マイナス0.25%にして来るとの見通しも聞かれた。
 
   ドイツ10年債利回りは再びマイナス利回りに陥るとの見方が有力となているが、
 年末には0.5%超に上昇していると見ている市場関係者もいるようだ。
 
   ポンドはきょうも買い戻しが続き、ポンド円は一時144円台後半まで上昇。
 来週、英下院でメイ首相が修正した合意案を審議する。市場では、3月のEU
 離脱期限の延長の可能性を有力視しており、合意なき離脱のリスクは後退した
 として、ポンドは買い戻しが続いている模様。ポンド円は100日線に到達して
 おり、145.30円付近に来ている200日線が意識される展開となっている。
 https://fx.minkabu.jp/news/91138
 
  米国債利回り
  2年債        2.602(+0.038)
  10年債      2.753(+0.037)
  30年債      3.062(+0.029)
  期待インフレ率   1.784(+0.011)
            ※期待インフレ率は10年債で算出
 
   今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇。米株の上げが続いていることや、
 ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が、FRBが来週のFOMCで、
 バランスシート縮小を予定よりも早期に終了し、大規模な国債保有の維持を
 検討との報道が伝わったことも、利回りをサポートした。
 
   10年債は一時2.75%まで上昇、2年債も2.6%まで一時上昇している。
 2~10年債の利回り格差は15(前日15)。
 https://fx.minkabu.jp/news/91136

3.NY株式市場 結果(1/25)
 NY株式25日
  ダウ平均      24737.20(+183.96 +0.75%)
  S&P500      2664.76(  +22.43 +0.85%)
  ナスダック      7164.86(   +91.40 +1.29%)
  CME日経平均    20810     (大証比:+30 +0.14%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は反発。上げ幅は一時300ドルを超える場面
 も見られた。景気の先行き懸念が根強い中、米政府機関閉鎖の影響や来週の米
 中貿易協議など、投資家心理を慎重にする材料も多い。しかし、それを決算が
 跳ね除けている。
 
 インテルは弱い決算を発表し下落したものの、ウエスタンデジタルやスター
 バックスの決算は良好だった。S&P500採用銘柄の中で、97社が既に
 発表を終えているが、その4分の3は予想以上の決算を発表。いまのところは
 過去平均よりも高い水準で推移。
 
 来週はアマゾンやアップル、フェイスブックなど主要IT・ハイテク企業の
 決算発表が予定されており、期待感を高めている。過度に悲観的になっていた
 株式市場も修正を続けているようだ。
 
 また、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が、FRBが来週のFOMC
 で、バランスシート縮小を予定よりも早期に終了し、大規模な国債保有の維持を
 検討と伝えており、株式市場のサポートになっていた模様。
 午後になってトランプ大統領が議会指導部と、政府機関再開のための暫定予算に
 署名することで合意した。ただ、2月15日までのたった3週間の合意である事
 から、株式市場はポジティブな反応を示していない。
 
 ダウ採用銘柄ではダウ・デュポンやアップル、シスコシステムズが上昇したほか、
 キャタピラー、ボーイング、3Mも買われた。一方、インテルの下落が目立った
 ほか、ウォルマート、P&G、マクドナルドが軟調。
 
 インテルは前日引け後に10-12月決算を発表し、1株利益、売上高とも予想
 を下回った。1-3月期や通期の見通しも予想に届いていない。大手IT企業等
 大口顧客のデータセンター投資が減速しており、顧客は在庫調整から発注を減ら
 しているという。
 
 ナスダックは続伸。インテルは下落したものの、そのほかの半導体関連株はしっ
 かり。アマゾンやネットフリックス、フェイスブックなどFAANG銘柄も上昇。
 
 ウエスタンデジタル(WDC)が大幅高となり半導体をサポート。前日引け後に
 10-12月決算を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。ただ、
 アナリストからは、最悪期は脱した模様で、データセンターからの需要回復を
 考慮すれば、今年下期の回復に楽観的とのコメントも出ていた。
 
 スターバックスが上昇。前日引け後に10-12月期決算を発表しており、既存
 店売上高が予想を上回ったことが好感されてる。米国やアジアでの既存店売上高
 が予想以上だった。
 
 医薬品のアッヴィが商いを伴って下落。10-12月期決算を発表しており、
 1株利益、売上高とも予想を下回った。主力薬のヒュミラの売り上げが予想に
 届かなかった。通期利益見通しも予想を下回っている。
 https://fx.minkabu.jp/news/91134

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(1/25)
 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=53.69(+0.56 +1.05%)

 NY原油は小幅続伸。 時間外取引は前日の日中取引の後半、堅調に推移した流れ
 を引き継ぎ、序盤から中盤は小高く推移した。しかし終盤にかけて地合いを緩め、
 小安くなった。日中取引開始後は、ドル安から再上昇。中盤にかけても堅調に推移。
 
 ニューヨークダウが大幅高で推移したことから後半から終盤は上げ幅を拡大した。
 54ドルが抵抗線になったが堅調に推移。
 ベネズエラの政情不安による生産減少思惑も引き続き、支援材料となったもよう。
 https://fx.minkabu.jp/news/91133
 
 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1304.20(+18.30 +1.42%)

 NY金は急騰。 時間外取引では、ユーロ高を受けて堅調な値動きとなり、3ドル
 以上の上昇で推移。日中取引では、序盤からドル安を背景に上げ幅を拡大し、
 中心限月の期近2月限は23日の高値1,286ドル、1,290ドルの節目を上抜くと強気の
 テクニカル要因から上昇に弾みが付き、ニューヨーク時間の午前11時半頃には
 1,300ドルに接近する展開となった。午後の取引ではニューヨークダウが大幅高で
 推移にも利食い売りを吸収し、高値圏で堅調に推移した。
 
 4月限は1,300ドル超えとなり、大台維持で引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/91131

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1月第4週 相場展望と予定

2019-01-20 23:56:10 | 相場展望

      
1/14~週の日経平均は上昇し、2週連続のプラス引けとなりました。
NY株式市場は、米経済が低インフレ下での雇用者増と、その他主要国より
良好さが目立ち、中国の経済成長鈍化見通しがあるものの、4連騰となり、
日経平均の追い風となりました。行き過ぎた悲観論から戻りを試す展開で、
ドル高/円安傾向も、相場を下支えした格好でした。

日経平均は、200600円台と節目の20500円台をオーバーし、来週
リバウンド継続を暗示した格好でした。

結局、日経平均は、306円高(↑1.50%)20666円の大引けだった。

さて、1月第4週(1/21~1/25)主なイベントと予定は、下記1.の
通りです。

今週は、米・中貿易協議への進展期待から週末NY株式市場が4日続伸を受け、
日経平均、リバウンド継続スタートになりそうである。
世界的な景気減速への警戒感も台頭しているが、下方修正した安川電機や日本
電産も底堅い動きで、昨年末にかけての下落で、織り込んでいる節も見られ、
企業業績も底堅いので、日経平均20500円台で底固めから21000円台
目指す展開も期待できそうである。

日経平均、1月第4週(1/21~1/25)レンジは、20250円~
21150円程度を想定しています。

1.1月第4週(1/21~1/25)主なイベントと予定
 1/21
 日本 植松商、大和オフィス 各決算
  米 休場(キング牧師生誕記念日祝日)
 中国 第4四半期GDP
 中国 12月小売売上高
 中国 12月鉱工業生産
  英 メイ英首相、EU離脱代替案提示
 EU ユーロ圏財務相会合
  世 IMF世界経済見通し
 1/22
  日本 日銀金融政策決定会合(~1/23)  
  日本 12月首都圏マンション販売
  日本 12月スーパーマーケット売上高
  日本 ゲンキ―ドラ、東製鉄、大江戸温 各決算
  米 12月中古住宅販売件数
  米 J&J、IBM、トラベラーズ、ハリバートン、ウィン・リゾーツ 各決算
  独 1月ZEW景況感指数
  EU EU財務相理事会
  世 ダボス会議(トランプ米大統領、メイ英首相、マクロン仏大統領は欠席)
 1/23
 日本 日銀金融政策決定会合結果
 日本 黒田日銀総裁、記者会見
 日本 12月貿易収支
 日本 11月全産業活動指数
 日本 日本電産、東会館、カワチ薬 各決算
  米 11月FHFA住宅価格
  米 P&G、コムキャスト、アボットラボ、ユナイテッド・テクノロジーズ
    テキサス・インスツルメンツ、フォード・モーター 各決算
 1/24
  日本 12月景気動向指数
  日本 石塚硝、ユアテック、DNAチップ、モーニングスター 各決算
   米 12月CB景気先行総合指数 
   米 インテル、ユニオン・パシフィック、スターバックス、サウスウエスト航空
    フリーポート・マクモラン、アメリカン航空、ウエスタンデジタル 各決算
 豪 12月雇用統計
 独 1月製造業PMI速報値
 EU ECB政策金利
 EU ドラギECB総裁、記者会見
 EU 1月ユーロ圏製造業PMI速報値
 1/25
 日本 1月都区部消費者物価指数 
 日本 極東証、モバイルファクトリー、エスリード、アツギ、エムスリー、イーブック
 日本 アクセル、エンプラス、幸楽苑、中広、インソース、富士通ゼ、小糸 各決算 
  米 12月耐久財受注
  米 12月新築住宅販売件数
  米 アッウ゛ィ、DRホートン 各決算

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/18) 
 今日のNY為替市場はドル買いが優勢となり、ドル円は109円台後半まで上昇。
 米中貿易協議への期待から市場ではリスク選好の雰囲気が強まっており、株高、
 米国債利回り上昇がドルの買い戻しを牽引していたようだ。
 
 前日は、市場に落ち着きを取り戻させるためにムニューシン米財務長官が中国へ
 の関税引き下げを提案し、米当局者が協議と伝わっていた。米通商代表部(US
 TR)ライトハイザー代表が議論に加わってないことや、米財務省も否定しており、
 懐疑的な見方もあるが、市場は期待を高めている。
 
 その他きょうは、1月初旬の米中次官級協議で中国が、貿易不均衡解消に向けた
 道筋を示したと伝わっている。中国は毎年1兆ドル超輸入を増やし、6年後の20
 24年には貿易赤字を解消する計画を示したという。ただ、米国側は中国の提案に
 懐疑的で、更に迅速な不均衡解消を求めたと伝えていた。両方とも疑問符付きでは
 あるが、市場は期待感を高めている模様。
 
 弱い米企業決算や米経済指標が伝わっていたものの、ドル円は下押すことなく上値
 追い続けた。一時109.90円近辺まで上昇、大きな心理的節目である110円
 を試しに行くか注目される。しかし、110円に近づくと、輸出企業やオプション
 絡みの売りが相当程度並んでいそうで、簡単では無さそうだ。

 ユーロドルはNY時間に入って売りが加速し、1.13ドル台半ば迄下げ幅を拡大。
 特にユーロ売り材料は見当たらないが、ドルの買い戻しが続いており、ユーロドル
 上値は重くなっている。1.14ドル台での上値の重さに耐え切れなくなっている
 のかもしれない。

 来週はECB理事会が予定されている。政策は据え置きが確実視される中、ドラギ
 総裁の会見が今回も注目となりそう。先日の議会での発言もあり、利上げに慎重な
 内容になる可能性もありそうだ。米景気の先行き不安から市場で、ドル建てのエク
 スポージャーが減少している。しかし、米国とユーロ圏の金利差は歴然とある中で、
 ユーロは依然としてキャリー取引のファンディング通貨から抜け出せないようだ。

 目先は11月下旬以降、強いサポートとなってきた1.13ドルちょうどの水準が
 意識される。その前に1月4日にサポートされた1.1345ドルの水準が迫って
 いる状況。

 今日はポンドドルも利益確定売りに押され、1.28ドル台に下落。
 メイ首相が一部の閣僚と会合を行っており、2回目の国民投票は支持しないと語っ
 たという。EU離脱に向けての次のステップについては何も話さなかったようだ。
 ポンド円は141円台前半まで下落。
 https://fx.minkabu.jp/news/90382

 米国債利回り
  2年債        2.614(+0.050)
  10年債      2.788(+0.037)
  30年債      3.102(+0.028)
  期待インフレ率   1.825(+0.004)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇。この日発表になった米経済指標は
 弱い内容もあったものの、米中協議への期待感が市場に高まっており、リスク選好
 の雰囲気が強まっている。米国債も逃避買いが後退しており、利回りは上昇が続い
 ている。

 10年債は一時2.79%、2年債は2.62%に上昇。
 2~10年債の利回り格差は17(前日18)
 https://fx.minkabu.jp/news/90381

3.NY株式市場 結果(1/18)
 NY株式18日
  ダウ平均      24706.35(+336.25 +1.38%)
  S&P500      2670.71(  +34.75 +1.32%)
  ナスダック      7157.23 (  +72.76 +1.03%)
  CME日経平均   20950     (大証比:+320 +1.53%)
 
   今日のNY株式市場でダウ平均は大幅に4日続伸。米中貿易協議への期待感が
 株式市場を支えている。前日は、市場に落ち着きを取り戻させるために中国への
 関税を引き下げるというムニューシン米財務長官の提案を米当局者が協議と伝わ
 っていた。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表が議論に加わって
 おらず、米財務省も否定していたこともあり、懐疑的な見方もあるが、市場は
 期待感を高めているようだ。
 
   そのほか今日は、1月初旬の米中次官級協議で中国が、貿易不均衡解消に向けた
 道筋を示したと伝わっている。中国は毎年1兆ドル超、米国からの輸入を増やし、
 6年後の2024年には対中貿易赤字を解消する計画を示したという。ただ、
 米国側は中国の提案に懐疑的で、更に迅速な不均衡解消を求めたと伝えていた。
 両方とも疑問符付きではあるが、市場は期待感を高めている。
 
   今日はネットフリックスの冴えない決算や、テスラの人員削減などのニュースが
 伝わっていたが、ネガティブな雰囲気は広がらず、株式市場は見直し買いを続け
 ていた。ダウ平均は一時377ドル高まで上昇。
 
   ダウ採用銘柄は全銘柄が上昇。キャタピラーやボーイング、3Mが買われている
 ほか、ホームデポ、シスコシステムズ、シェブロン、ナイキが上昇。ユナイテッド
 ヘルスも買われた。
 
   ナスダックも大幅高。ネットフリックスやテスラは下落したものの、アマゾンや
 マイクロソフト、アップルなど主力IT・ハイテク株は揃って上昇。エヌビディア、
 AMDも堅調に推移した。
 
   ネットフリックスは前日引け後10-12月期の決算を発表し、1株利益は予想を
 大きく上回ったものの、売上高が予想を下回った。特に1-3月期の見通しに失望
 感が大きかったようだ。1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、有料会員数は
 予想以上の890万人増と過去最高を見込んではいるものの、10-12月期に比
 べれば微増に留まっている。
 
   テスラは大幅安。フルタイムの従業員数を約7%削減する計画を明らかにした。
 マスクCEOは従業員に宛てた書簡で、10-12月期の利益が7-9月期を下回
 ったと述べていた。
 
   NY時間の終盤になってフェイスブックが急速に上げ幅を縮小する場面が見られた。
 ワシントンポストによると、米当局がフェイスブックに過去最大級の制裁金を課す
 ことを協議していると伝えていた。
 
   シュルンベルジェが大幅高。10-12月期の決算を公表しており、1株利益は
 予想と一致したものの、売上高が予想を上回った。2019年度の設備投資計画は
 15億から16億ドルを見込んでおり、昨年の22億ドルからは縮小を見込んで
 いる。
 
  「Vans」や「The North Face」「Lee」など様々なブランドを
 包括的に展開するアパレルのVFが大幅高。10-12月期決算を発表しており、
 1株利益が予想を上回ったほか、通期売上高見通しも上方修正した。
 https://fx.minkabu.jp/news/90379

4.NY市場、原油先物2月限、金先物2月限 各結果(1/18)
 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=53.80(+1.73 +3.32%)

 NY原油は急反発。前日の石油輸出国機構(OPEC)の月報で、12月のOPEC産油量の
 減産が明らかになったことや、前日のウォールストリート・ジャーナルに続き、
 この日はブルームバーグの報道で、米中貿易摩擦解消の期待が強まった事、さらに
 米国の時間帯の午後には、稼働中の原油掘削リグ数が急減していたことなどに支援
 された。なお、この日発表された国際エネルギー機関(IEA)の月報は、世界需要の
 伸びが2018年、2019年ともに据え置かれたことで、インパクトに乏しかった。
 https://fx.minkabu.jp/news/90375

 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1282.60(-9.70 -0.75%)
 金2月限は続落。時間外取引では、押し目を買われ、もみ合いとなったのち、欧州
 時間に入ると、売り圧力が強まった。日中取引では、ドル高を受けて軟調となり、
 8日以来の安値1280.6ドルを付けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/90374 

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1月第3週 相場展望と予定

2019-01-14 23:53:27 | 相場展望

      
1/7~週の日経平均は上昇し、6週間ぶりのプラス引けとなった。
NY株式市場、前週末にパウエルFRB議長が利上げ打ち止めの可能性を示唆
し、ドル売り圧力を高めた事や、米中貿易摩擦を巡る高官協議による進展期待
もあり、戻りを試し上昇して終了したことが、日経平均の追い風となった。

円高がやや進むも3連休前の日経平均は、200350円台と大台をキープし
終了した。

結局、日経平均は、797円高(↑4.08%)20359円の大引けだった。

週末のNY株式市場は、メキシコ国境での「壁」建設に絡んでトランプ大統領
と民主党幹部との会談が不調に終わり、一部 連邦政府機関の閉鎖が継続する
懸念材料もあり下落弱含みでして終了しており、週明けのNY市場も、弱含み
の展開が想定されそうである。

さて、1月第3週(1/15~1/18)主なイベントと予定は、下記1.の
通りです。

今週は、米国の政府機関の一部閉鎖が続いている事や、英国のEU離脱を巡る
不透明感があり、株価の重石となりそうである。

世界的な景気減速への警戒感も台頭しているが、米企業決算も出始め、日本の
企業業績も底堅いので、日経平均20000円台の底固めから戻りを試す事が
できるか正念場です。

3月期末配当を睨んだ押し目のタイミングもあり、リバウンドに期待したい。

日経平均、1月第3週(1/15~1/18)レンジは、19800円~
20900円程度を想定しています。

1.1月第3週(1/14~1/19)主なイベントと予定
 1/14
 日本 休場(成人の日
  米 シティグループ 決算
 中国 12月貿易収支
 1/15
 日本 12月マネーストック
 日本 12月工作機械受注 
 日本 キャンドゥ、ファーマライズ、クリエイトSDH、リソー教育、グノッシー
    不二越、古野電、マルカ機械、東宝 各決算
  米 12月生産者物価指数
  米 JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、ユナイテッドヘルス デルタ航空
    ユナイテッド・コンチネンタル 各決算
  米 ダラス連銀総裁、講演
  米 カンザスシティ連銀総裁、講演
  米 ミネアポリス連銀総裁、講演
  英 EU離脱合意案議会採決
 EC ドラギECB総裁、ECB年次報告書提出
 1/16
 日本 11月機械受注
 日本 12月企業物価指数
 日本 ブロンコB 決算
  米 12月消費者物価指数
  米 12月小売売上高
  米 12月輸入物価指数
  米 11月対米証券投資
  米 地区連銀経済報告
  米 バンカメ、GS、ブラックロック、CSX、キンダー・モルガン、アルコア 各決算
  米 ミネアポリス連銀総裁、講演
 1/17
 日本 黒田日銀総裁、講演
 日本 API、津田駒、協和コンサル 各決算
  米 12月住宅着工件数
  米 ネットフリックス、アメリカン・エキスプレス、モルガン・スタンレー 各決算
   米 クオールズRB副議長、講演
 1/18
 日本 12月消費者物価指数
 日本 アサヒ陶、ノダ、くろ工、リーバイス 各決算
  米 12月鉱工業生産
  米 12月米耐久財受注
  米 12月製造業受注
  米 12月貿易収支
  米 シュルンベルジェ 決算
  米 NY連銀総裁、講演
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/11)
 きょうのNY為替市場はドル買い戻しが強まった。朝方発表になった米
 消費者物価指数(CPI)は予想通りの内容でサプライズはない。特段の
 ドル買い材料も見当たらない中、まとまったドル買いオーダーが入った模様。
 
 一部からは株安、原油安と、きょうは直近と逆の動きが見られる中、モデル
 系のファンドからまとまったドル買いオーダーが入り、それがストップを
 誘発したとの指摘も聞かれた。
 
 ドル円はNY時間に入って動きが活発になった。一旦売りが強まり108.15円
 近辺まで下落したあと、今度は急速に買い戻しが強まり、ストップを巻き込んで
 108.60円近辺まで一気に上昇した。
 
 ただ、基本的な流れに変化はない。FRBの利上げに対する慎重姿勢が重石に
 なっており上値を抑えている。一方で米中貿易問題に対する楽観的な見方が
 下値をサポート。ムニューシン米財務長官は、中国の劉鶴副首相が1月中に通商
 協議で訪米する可能性が高いとの見方示していた。
 
 108.60円近辺から上には輸出企業の売りオーダーが観測。108.70円
 付近には10日線が控えている。半面、108円ちょうど付近には買いオーダーが
 観測。しかし、108円をブレイクした場合には107.50/60円水準までの
 下落も留意されるとの見方も聞かれた。
 
 ユーロドルは1.14ドル台に下落。NY時間に入って急速に売りを強め1.15
 ドルを割り込んだ。ストップを巻き込んで1.1460ドル付近まで下落し、
 100日線を割り込んでいる。
 1.15ドルを固められれば、10月高値と200日線が来ている1.16ドル
 台前半が視野に入るとの期待もあったが、きょうのところは、お預けといった
 雰囲気だ。
 
 直近のユーロの上げに懐疑的な指摘も出ている。今週発表のドイツ鉱工業生産は
 予想外の減少となり、第4四半期のドイツGDPはマイナス成長の可能性も指摘
 されている。ドイツは第3四半期もマイナス成長だったことから、テクニカル的
 には景気後退ということになる。そのほかにもイタリアの政局混迷やフランス財政
 への懸念も浮上しており、ユーロの上げは正当化されないという。
 
 ポンドは上値追いの動きを見せ、ポンドドルは一時1.2865ドル近辺とロンドン
 時間に上値を抑えた1.2850ドルを一時突破した。来週15日の英下院での
 投票を前に情報が錯綜している。アイルランド国境のバックストップ案が暫定措置
 であることを月曜日までにEUが再保証するといった報道や、議会が否決した場合、
 メイ政権は3月末が期限となっているEU離脱の時期を延長し交渉を続けるとの
 報道も出ていた。
 
 ポンドは買いの反応を見せているが、いづれも未確認の情報。15日の英議会の
 投票待ちといった雰囲気だが、議会が承認する可能性は低いと見られている。
 https://fx.minkabu.jp/news/89629

  米国債利回り(NY時間16:34)
  2年債        2.537(-0.039)
  10年債      2.694(-0.049)
  30年債      3.030(-0.032)
  期待インフレ率   1.829(+0.012)
              ※期待インフレ率は10年債で算出
 
   今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。原油や米株が上げ一服となる中、
 利回りも下げている。この日は米消費者物価指数(CPI)が発表になっていた
 が、予想通りの内容で特にサプライズはなかった。2%のインフレ目標の水準で
 推移している。
 
 10年債は2.68%、2年債は2.52%台まで一時低下。
 2-10年債の利回り格差は16(前日17)。
 https://fx.minkabu.jp/news/89628 

3.NY株式市場 結果(1/11)
 NY株式11日
 ダウ平均      23995.95(  -5.97 -0.02%)
 S&P500      2596.26(  -0.38 -0.01%)
 ナスダック     6971.48(-14.59 -0.21%)
 CME日経平均   20310     (大証比:-10 -0.05%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は6日ぶりに小反落。きのうまで5日
 続伸したあとだけに、週末ということもあって、戻り売りが優勢になった。
 
 FRBが利上げに慎重になっていることや、米中貿易問題に対する楽観
 的な見方がサポートし、米株は今年に入って買い戻しが強まっている。
 ダウ平均は昨年のクリスマス明けから既に10%上昇しており、さすがに
 一服感も出ている模様。
 
 ただ、ダウ平均は一時200ドル超下落したものの、下値での押し目買い
 意欲は根強く下げ渋る動きとなった。地合いの底堅さを印象付けており、
 ダウ平均は小幅安に留まった。
 米中貿易問題については、ムニューシン米財務長官が、中国の劉鶴副首相が
 1月中に訪米する可能性が高いとの見方示すなど期待感は根強い。
 
 一方、来週の大手銀を皮切りに決算発表が始まる。S&P500採用銘柄の
 利益見通しは14.5%増が見込まれている。ただ、2019年は鈍化を
 見込んでいるようだ。市場は決算を通じて減速のサインを精査しに行く
 可能性もあり警戒される。
 
 朝方発表になった米消費者物価指数(CPI)は予想通りの内容となりサプ
 ライズはない。FRBの目標である2%水準での推移が続いている。
 
 エネルギーや銀行、産業株が下落。IT・ハイテク株も軟調なものが多い。
 ダウ採用銘柄ではウォルグリーンやアップルが下落しているほか、キャタピラー、
 3M、ユナイテッドテクノロジーズも軟調。シェブロン、エクソンモービルも
 下げている。一方、ユナイテッド・ヘルス、ファイザー、インテルが堅調。
 ナスダックも反落。ネットフリックスは上げが続いているものの、アマゾンや
 アップル、アルファベットが下落。
 
 ネットフリックスは、このところ再評価する声が相次いで伝わっており、株価
 は上昇の勢いを増している。きょうもアナリストの投資判断引き上げが伝わっ
 ていた。「強く買い推奨」とし、目標株価も450ドルに引き上げた。
 GMが商いを伴って大幅高。2018年と2019年のガイダンスを公表して
 おり、18年は1株利益、フリーキャッシュフロー(FCF)とも従来予想を
 上回る見込みだとした。19年については、1株利益(調整後)を6.50ドル
 から7ドルと見込んでおり、予想(5.92ドル)を上回っている。
 
 スターバックスが反落。アナリストがレストラン業界の見直しを発表しており、
 同社の投資判断を「中立」に引き下げた。
 資源企業へのサービスを手掛けるフロテック・インダストリーズが急伸。同社の
 化学部門を担うフロリダ化学をアーチャー・ダニエルズに1.75億ドルで売却
 すると発表した。
 
 ゲームソフト開発などを手掛けるアクティビジョン・ブリザードが6日ぶりに
 大幅反落。「Destiny」シリーズの開発を手がけるバンジが、8年に渡っ
 てパブリッシャーとして提携してきたアクティビジョンとのパートナー契約を
 解消する意向を明らかにした。
 
 医療用大麻のティルレイが大幅高。来週15日火曜日に、IPO時に大株主に
 導入した売り禁止条項(ロックアップ)が解禁になる。警戒感も高まっていたが、
 発行済み株式の76%を保有する投資会社プライベイティアが声明を発表し、
 2019年上半期までは売却する計画はないと表明。
 https://fx.minkabu.jp/news/89626

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/11)
 NY原油先物2月限(WTI) 
  1バレル=51.59(-1.00 -1.90%)

 NY原油は時間外取引は売買が交錯したが、利食い売りを吸収し、終盤は小高く
 推移。日中取引開始後は序盤から上げ幅を削り小安くなった。ニュ-ヨークダウが
 売り先行で取引開始となると、下げ幅を拡大した。中盤以降も週末を控え、利食い
 売り先行ムードとなり、一段安となり、今週の上昇に対する修正安が強まり、右肩
 下がりの展開となった。石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が今月から
 協調減産を開始することが支援材料ながら、軟調に引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/89624

 NY金先物2 月限(COMEX) 
  1オンス=1289.50(+2.10 +0.16%)

 金2月限は小反発。時間外取引では、ドルの先安感を警戒して買いが先行。日中
 取引では、ドルが買い戻されたことが圧迫要因となり、上げ幅を縮小。しかし
 欧米の株価の下落を背景にヘッジ買い意欲は根強く、小高く推移した。ドルは
 堅調に推移したが、米長期金利が低下したことが支援材料となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/89623

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1月第2週 相場展望と予定

2019-01-06 23:55:19 | 相場展望

    
12/31~週の日経平均は、年末・年始休場が入り、大発会の1/4の
1日取引であった。年末・年始のNY市場は、米中貿易摩擦の悪化から、
先行きの景気後退の懸念が株価に反映された格好であった。1/3アップル
決算が下方修正され下落。その影響から大発会の日経平均は、一時700円
超の下落となったが、上海市場がプラス圏で推移した事で、19500円台で
終了した。
株式市場は、乱高下をして買いを入れにくい神経質な展開であった。

結局、日経平均は、452円安(↓2.66%)19561円の大引けだった。

週末のNY株式市場は、12月雇用統計が上方修正、大幅高。明日の日経平均
の追い風で、節目20000円台回復が期待されそうです。

さて、1月第2週(1/7~1/11)主なイベントと予定は、下記1.の
通りです。

大発会の波乱相場のトリガーは、「アップル・ショック」で、世界的な景気
減速への警戒感などが増幅された格好であったが、4日発表の米雇用統計が
予想を上振れたことで米景気の減速懸念が後退した格好で、日経平均の上昇
スタートが想定され、戻りを試す展開で、大納会の水準を回復できるか注目。

その後、NY株式市場と為替の動きが落ち着く様だと、戻りを試す局面入り
を想定している。
3月期末配当を意識するタイミングもあり、亥年、猪突猛進、リバウンドに
期待している。

日経平均、1月第2週(1/7~1/11)レンジは、19400円~
20650円程度を想定しています。

1.1月第2週(1/7~1/11)主なイベントと予定

 1/7
 日本 12月新車販売台数
 日本 カネコ種、ダイセキソ、スタジオア、薬王堂、アークス、ベルク 各決算
  米 12月ISM非製造業景気指数
  米 11月耐久財受注
  米 12月米建設支出
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  独 11月製造業受注
 EU 11月ユーロ圏小売売上高
 1/8
 日本 12月消費動向調査
 日本 パルG、ハニーズ、4℃、イズミ、イオンモ、和田興産、AIT 各決算
  米 11月貿易収支
  米 国債入札 3年債(380億ドル)
  豪 11月貿易収支
  世 世銀が世界経済見通し発表
 1/9
 日本 11月毎月勤労統計調査
 日本 イオン九、ABCマ、フェリシモ、コメダ、日フィル、良品計画、コジマ
    サイゼリア、三光合成、イオン、レノバ、ミニストップ 各決算
  米 FOMC議事録
  米  週間原油在庫統計(~1/5)
  米 国債入札 10年債(240億ドル)
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  米 ボストン連銀総裁、講演
  加 カナダ中銀政策金利
 EU 11月ユーロ圏失業率
 1/10
 日本 11月景気動向指数
 日本 キューピー、ライク、ローソン、ビックカメラ、ファーストリテ、安川電
    7&I、三協立山、島忠、松屋、トーセイ、乃村工、吉野家 各決算
  米 米新規失業保険申請件数(~1/5)
  米 国債入札 30年債(160億ドル)
 中国 11月生産者物価指数
 中国 11月消費者物価指数
 EU ECB議事要旨
 1/11
 日本 12月景気ウォッチャー調査
 日本 国際収支
 日本 サーラ、テレファク、OSG、パソナ、タマホーム、コシダカ、いちご
    ワッツ、北の達人、ハブ、ニッケ、バイク王、住江織、ネオス、久光薬
    日本エンタ、北國化、ベクトル、キャリアリンク、竹内製、佐鳥電機
    コーナン、IDOM、イワキ、チヨダ、近鉄百、松竹、プレナス 各決算
  米 12月消費者物価指数
  豪 11月小売売上高

2、HY市場、為替/債券 各結果(1/4)

 今日のNY為替市場でドルは上下動した。この日は2つの大きなイベントを
 通過。朝方発表になった米雇用統計とパウエルFRB議長の米経済学会の発言。
 
 米雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が31.2万人増と予想を大き
 く上回り、平均時給も前年比で3.2%まで上昇した。失業率は3.9%と2
 ポイント悪化したものの、労働参加率の上昇に伴うものと思われ、ネガティブ
 な雰囲気はない。
 FRBは今年2回の利上げを想定しているが、その見方を正当化する内容では
 あった。
 
 発表後に為替市場はドル買いが強まったものの、パウエルFRB議長の発言が
 それを反転させている。議長は「FRBは辛抱強くいられ柔軟に政策を進める。
 リスク巡る市場の懸念に注意深く耳を傾けている。必要ならバランスシート
 縮小の政策を変更できる」などと述べ、市場の動きにも配慮する姿勢も滲ませて
 いた。
 
 ドル円は序盤に買い戻しが優勢となり、108.60円近辺まで一時上昇。
 パウエル発言を受けて108円台前半に伸び悩む場面も見られたが、きのうの
 ように下押す動きは見られず、108円台半ばで大方の取引を終えている。
 米株が大幅高となっておりドル円をサポートしたようだ。
 
 一方、ユーロドルは下に往って来いの展開。朝方発表になった米雇用統計を受け
 ドル買いが強まり、ユーロドルは1.1345ドル付近迄下落。ただ、パウエル
 FRB議長の学会での講演を受けて今度はドル売りが強まり、一気に1.14
 ドル台を回復し、21日線の上に再び上昇している。ただ、ロンドン時間にも
 1.1420ドル付近で上値を抑えられていたが、その水準での上値抵抗は強い
 ようで、パウエル発言以降も上値抵抗となっている。
 100日線が1.1480ドル付近に来ており上値目標として意識されるが、
 現状からは遠そうだ。
 
 この日はユーロ圏の消費者物価指数(HICP)速報値が発表になっていたが、
 前年比1.6%、コア指数で1.0%とECBが利上げを急ぐ必要性がある内容
 ではない。ユーロ圏自体の景気にも暗雲が立ち込めており、ユーロを積極的に買う
 インセンティブはいまのところ無さそうだ。
 
 ポンドは強い動きとなり、対ドルのみならず、対円、ユーロでも上昇した。特に
 ポンド買いの材料は見当たらず、パウエルFRB議長の発言を受けてのドル売り
 でポンドの買い戻しが加速したものと思われる。この日は英サービス業PMIが
 発表になり予想を上回っていたが、ポンドの反応は限定的だった。経済指標より
 も英EU離脱交渉の行方に市場の関心は集中しており、その動向待ちといった所。
 
 ポンドドルは一時1.2740ドル近辺、ポンド円は138.20円近辺に上昇。
 https://fx.minkabu.jp/news/88865
 
 米国債利回り(NY時間16:36)
   2年債        2.494(+0.115)
   10年債      2.666(+0.112)
   30年債      2.977(+0.074)
   期待インフレ率   1.761(+0.083)
             ※期待インフレ率は10年債で算出
 今日のNY債券市場で10年債利回りは大幅上昇。朝方発表になった米雇用
 統計が強い内容となったことから、景気の先行きに対する悲観的な見方が一服
 した。
 
 パウエルFRB議長が米経済学会で講演を行っており、「FRBは辛抱強くい
 られ柔軟に政策を進める。リスク巡る市場の懸念に注意深く耳を傾けている。
 必要ならバランスシート縮小の政策を変更できる」等と市場の動きに配慮する
 姿勢も滲ませていたことで米株が大幅反発していたことも利回りを押し上げた。
 
 10年債は2.67%、2年債は2.49%台まで一時上昇。
 2-10年債の利回り格差は17(前日18)。
 https://fx.minkabu.jp/news/88864

3.NY株式市場 結果(1/4)

 NY株式4日
  ダウ平均      23433.16 (+746.94 +3.29%)
  S&P500       2531.94(  +84.05 +3.43%)
  ナスダック        6738.86(+275.36 +4.26%)
  CME日経平均    20145     (大証比:+665 +3.31%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は大幅反発。朝方発表になった米雇用統計が
 強い内容となったことから、景気の先行きに対する悲観的な見方が一服した。
 FRBの利上げを正当化する強さではあるものの、株式市場は素直にポジティ
 ブな反応を示したようだ。ダウ平均は一時800ドル超急伸している。
 
 米雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が31.2万人増と予想を
 大きく上回り、平均時給も前年比で3.2%まで上昇した。失業率は3.9%
 と2ポイント悪化したものの、労働参加率の上昇に伴うものと思われ、ネガテ
 ィブな雰囲気はない。FRBは今年2回の利上げを想定しているが、その見方
 を正当化する内容ではある。
 
 来週予定されている米中貿易協議への楽観的な見方が広がっていることや、
 パウエルFRB議長が米経済学会で講演を行っており、「FRBは辛抱強く
 いられ柔軟に政策を進める。リスク巡る市場の懸念に注意深く耳を傾けている。
 必要ならバランスシート縮小の政策を変更できる」などと、市場の動きに配慮
 する姿勢も滲ませていた。
 
 全面高の中、前日はアップルの売上高下方修正で下げが目立っていたIT・ハイ
 テク株が上げを先導。インテルとネットフリックスの上昇が寄与した。ネット
 フリックスは米大手証券のアナリストが買い推奨リストに入れた。インテルは
 IT銘柄の中でリスク・リワードが最も良いとの評価がアナリストから出ていた。
 
 ダウ採用銘柄は全銘柄が上昇。インテルのほか、アメックス、ビザ、キャタピラー、
 ボーイング、マイクロソフトが上昇。
 
 ナスダックは4%超急伸。ネットフリックスのほか、アマゾン、マイクロソフト、
 テスラ、アルファベットなど主力のIT・ハイテク銘柄は揃って上昇。アップル
 も反発している。前日に大型買収が伝わったセルジーンも続伸。
 
 セルジーンの買収で他のバイオ株にも再編の思惑が高まっている。ギリアドは
 アナリストから買収なら104ドルで評価される可能性が指摘されていた。
 
 ゲームソフト販売のゲームストップが大幅高。ウォールストリート・ジャーナル
 (WSJ)が関係者の話として、投資会社のシカモアとアポロが2月中旬に買収
 提案を行う可能性があると伝えていた。
 https://fx.minkabu.jp/news/88862

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/4)

 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=47.96(+0.87 +1.85%)

 NY原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.87~
 0.88ドル高。その他の限月は0.15~0.88ドル高。
 
 今月から石油輸出国機構(OPEC)の減産が始まるほか、米中通商協議に
 対する期待感が相場を押し上げた。米雇用統計が堅調だったことや、米株式
 市場が反発したことも支援要因。米エネルギー情報局(EIA)の週報で、
 原油在庫は市場予想に反して小幅に増加したが、あまり材料視されていない。
 
 時間外取引から2月限は堅調に推移。通常取引開始後は49.22ドルまで
 上げ幅を拡大した。ただ、引けにかけては失速し、高値から押し戻されて終了
 した。
 https://fx.minkabu.jp/news/88859

 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1285.80(-9.00 -0.70%)
 
 金2月限は反落。12月の米雇用統計が堅調だったほか、米株式市場が反発
 したことで、金に対する逃避的な需要が後退した。来週の米中通商協議に対
 する期待感も圧迫要因。
 https://fx.minkabu.jp/news/88860
 

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