goo blog サービス終了のお知らせ 

「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

11月第3週 相場展望と予定

2016-11-13 23:57:52 | 相場展望

     
11/7~週の日経平均は、週途中エレベータの上下動はあったものの、週末
全値戻し+αで取引終了となった。11/9にトランプ氏勝利に傾くことで、日経
平均は英国EU離脱(ブレクジット)時を上回る波乱の相場展開となりました。

勝利見込みで大幅下落した日経平均は、本家、米国で下落から経済政策へ
投資家関心も移り、買いが広がり大幅高となり、11/10歴史に残る1000円
下落から全値戻しとなりました。

結局、日経平均は週間で、469円上昇(↑2.78%)17374円でした。

11月第3週(11/14~11/18)主なイベントと予定は下記1の通りです。

週末のNY市場、経済指標の11月ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を
上回り上昇、為替も円安トレンド。12月米金利引き上げ再燃と政策期待から
日本市場に追い風となりそうです。

明日からの週、11/17に安倍首相とトランプ次期大統領の会談が予定され
て、日米同盟に対する米国の関与を再確認する方針。正式な大統領就任前の
会談は異例であり、政策期待が高まりやすい。

トランプ氏が選挙戦を制しも、予想に反して12月FRBが追加利上げに踏み切る
線が強まる事で円相場は下落しており、日本市場にフォロー風。

一方、国内決算は、後半戦のヤマ場を超えたが、11/14金融セクターの決算
予定されている。トランプ銘柄として市場の関心は高く、決算後の動向に注目。

日経平均、11月第3週(11/14~11/18)レンジは、17200円~17750円
程度を想定しています。

1.11月第3週(11/14~11/18)主なイベントと予定
 11/14
 日本  黒田日銀総裁、講演
 日本  第3四半期GDP速報値
 日本  日本郵政、三菱UFJ、みずほFG、三井住友、住友不動産、
      第一生命 各決算
  米  オバマ大統領、ギリシャ/ドイツ/ペルー各国訪問(~11/21)
  米  ダラス連銀総裁、講演
  米  リッチモンド連銀総裁、講演
  米  サンフランシスコ連銀総裁、講演
 中国  10月小売売上高
 中国  10月鉱工業生産
  印  10月消費者物価指数
 EU  ドラギECB総裁、伊財務省主催会合出席
 11/15
 日本  MSCI指数定期見直し
 日本 10月首都圏新築マンション販売
 日本  あおそら銀 決算
  米  10月小売売上高
  米  11月NY連銀製造業景気指数
  米  ホーム・デポ 決算
  米  フィッシャーFRB副議長、講演
  米  ダラス連銀総裁、講演
  米  ボストン連銀総裁、講演
  米  国債償還 3年債(300億ドル)
               10年債(232億ドル)
               30年債(188億ドル)
  独   ZEW景況感指数
  独   第3四半期GDP速報値
  英  10月消費者物価指数
  英  10月生産者物価指数
 EU 7~9月期GDP改定値
 11/16
 日本  10月訪日外国人客数
  米   10月鉱工業生産
  米   10月生産者物価指数
  米  11月NAHB住宅市場指数
  米   9月対米証券投資
  米   ターゲット、ネットアップ、シスコシステム 各決算
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  米  ミネアポリス連銀総裁、講演
  米   フィラデルフィア連銀総裁、講演
 11/17
 日本  安倍首相・トランプ次期米大統領、会談
 日本  国際工作機械見本市(~11/22)
 日本  ボジョレーヌーボー解禁
  米   10月消費者物価指数
  米   10月住宅着工件数
  米   新規失業保険申請件数(~11/12までの週)
  米   11月フィラデルフィア連銀景況指数
  米   イエレンFRB議長、議会証言
  米   ウォルマート、シスコシステムズ、ベストバイ 各決算
  豪   10月雇用統計
 11/18
 日本  フィルカンパニー 新規上場
 日本  東京海上、SOMPO、MS&AD 各決算
 日本  任天堂、ポケモン新作ゲームソフト発売
  米    11月カンファレンスボード景気先行指数
  米   ダラス連銀総裁、講演
   米   セントルイス連銀総裁、講演
  米   カンザスシティー連銀総裁、講演
  米   ギャップ 決算
 EU  ドラギECB総裁、講演

2.NY市場 為替/債券 各結果(11/11)

 NY為替市場概要

 11日NY外為市場でドル・円は、106円32銭から106円80銭まで上昇し106円
 70銭で引けた。

 米国のトランプ次期大統領の政策が景気、インフレを押し上げるとの見方を受
 けたドル買いが続いた他、予想を上回った米国11月ミシガン大学消費者信頼感
 指数速報値を受けてドル買いに一段と拍車がかかった。

 ユーロ・ドルは、1.0919ドルから1.0830ドルへ反落して1.0859ドルで引けた。
 欧米金利差の拡大観測にユーロ売り・ドル買いが継続。ユーロ・円は、116円
 33銭へ上昇後、115円51銭へ反落。

 ポンド・ドルは、1.2661ドルから1.2561ドルへ下落した。
 ドル・スイスは、0.9834フランから0.9893フランへ上昇した。
                    339698http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20161112-00934004-fisf-market
 債券市場

 休場(ベテランズ・デーの祝日)

3.NY株式市場 結果(11/11)

 11日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は39.78ドル高の18847.66、ナスダック
 28.32ポイント高の5237.11で取引を終了した。本日はベテランズ・デーの祝日で
 債券市場が休場となっており、株式相場も終日閑散取引となった。原油安が嫌気
 されたほか連日の株価上昇で利益確定の売りが広がったものの、ハイテク株に買い
 広がり、引けにかけて緩やかに上昇した。セクター別では、半導体・半導体製造装置
 や自動車・自動車部品が上昇する一方で、医薬品・バイオテクノロジーやエネルギー
 が下落した。

 原油相場の下落を受けてサウスウエスタン・エナジーやチェサピーク・エナジー
 などエネルギー関連会社が軟調推移。一方で、半導体のエヌビディアは好決算を
 発表し、大幅上昇。エンターテイメントのウォルト・ディズニーはスポーツチャンネル
 ESPNの契約者数増加が明らかとなり、堅調推移。宝飾品のティファニーは一部
 アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。

 携帯端末のアップルはヘッジファンドのサード・ポイントが7-9月に新規取得した
 ことが明らかとなり、小幅上昇となった。
                    http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20161112-00934005-fisf-market

4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(11/11)

 NY原油先物12月限(WTI)(終値)
  1バレル=43.41(-1.25 -2.80%)
 ブレント先物1月限(ICE)(終値)
  1バレル=44.75(-1.09 -2.38%)
 ブレント-WTI 1.34 
  
 11日のNY原油先物期近12月限は大幅続落。引き続き供給過剰懸念や石油輸出国
 機構(OPEC)の減産の最終合意への懐疑的な見方などが重しとなり、一段と下値を
 切り下げる展開となった。
         
 12月限は、夜間取引中盤に44.63ドルへ持ち直したのが精一杯で、その後は下げに
 転じると、立会い開始後は下げ幅を拡大し、一時、43.03ドルと期近ベースで9/20
 以来の水準まで下落した。          http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=340864

 NY金先物12月限(COMEX)
 NY1オンス=1224.3( -42.1  -3.32%)
 
 11日NY金先物相場は大幅続落。引き続きトランプ次期大統領の政策期待から
 米経済成長が上向くとの見方や、インフレ加速の思惑から米債利回りが前日に、
 一段と上昇したことなどが重しとなり、通常取引開始後はほぼ売り一色となった。
              
 12月限は、時間外取引では狭いレンジ内で下げ渋っていたものの、通常取引開始
 後は、ほぼ一本調子で下値を切り下げ、一時、1218.7ドルと6月3日以来の水準まで
 大幅に値を沈めた。          http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=340863


 各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング


11月第2週 相場展望と予定

2016-11-06 23:59:51 | 相場展望

           
10/31~の週は、11/8の米大統領選を目前に控え不安定な相場展開
になりました。前週末に、クリントン氏の私用メールに関してFBIが
再調査を
する方針と報じられたことを契機として、トランプ氏の支持率が
クリントン氏
逆転して上回ったとの報道もあり、リスクオフに傾いた格好。


NY市場株式が軟調となり、同時に円高も進行して、日経平均は大幅下落と
なった。

結局、日経平均は週間で、561円下落(↓3.21%)16905円でした。

11月第2週(11/7~11/11)主なイベントと予定は下記1の通りです。

週末の米雇用統計は、非農業部門雇用者数16.1万人増(予想17.5万人
増)を下回ったものの、雇用の改善傾向継続で年内利上げ向け弱い内容では
ないとの見方となっています。

明日以降、市場が恐れる「トランプ・リスク」が杞憂に終われば、日本株は回復
するだろうし、「もしトラ」となった場合は激震が走ることも想定されます。

日経平均が16900円台で終了したことにより、13週線をサポートとして、早め
の17000円台回復に期待したい所だが、先物主導の売り仕掛けも想定され、
16500円処を下値に、17500円台を目指す展開も考えられます。

ベストシナリオは、クリントン氏が選挙戦を制し、12月FRBが追加利上げに踏み
切る線が、再び強まる事で円相場は下落、日本株に追い風が吹く従来の流れに
戻ることです。

一方、国内の主要企業の決算発表がピークを迎え、上期決算が円高の影響による
大幅な減益でも、下期決算は悪くないと想起され、大統領選後、物色意欲が高まっ
ていく展開と診たい。

日経平均、11月第2週(11/7~11/11)レンジは、16450円~17450円
程度を想定しています。

1.11月第2週(11/7~11/11)主なイベントと予定
 11/6
  米  夏時間終了、冬時間へ移行
 11/7
 日本 日銀議事録(9/21、22分) 
 日本 9月毎月勤労統計

 日本 帝人、山田電機、小野薬、グリコ、ヤマハ、静岡銀行
 日本 ソフトバンクG 各決算
  米   プライスライン、マリオット 各決算
 EU  ユーロ圏財務相会合
 11/8
 日本 9月景気動向指数
 日本 石油資源開発、東レ、日本新薬、ダイキン工業、
 日本 トヨタ、二コン 各決算
  米   大統領選挙
  米   シカゴ連銀総裁、講演
  米   D.R.ホートン 決算
  英   9月鉱工業生産
  仏  クレディ・アグリコル 決算
 11/9
 日本 9月国際収支
 日本 10月景気ウオッチャー調査
 日本 奥村組、東急不、フマキラー、シスメックス、共同印刷、京急 各決算
  米   原油在庫統計
   米   ミネアポリス連銀総裁、講演
  米   国債入札 3年債(240億ドル)
  中国 10月消費者物価指数
  中国 10月生産者物価指数
 NZ 中銀政策金利
 11/10
 日本 9月機械受注
 日本 10月末三鬼商事オフィス空室率
 日本 日銀、主な意見(10/31、11/1分)
 日本 中外鉱業、日清食品HD、楽天、ソースネクスト、パイオ二ア 各決算
  米  新規失業保険申請件数(~11/5までの週) 
  米  サンフランシスコ連銀総裁、講演
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  米  ウォルト・ディズニー、メーシーズ 各決算
  米  国債入札 10年債(230億ドル)
  独  ショイブレ独財務相、イベント参加
  伊  ウニクレディト 決算
 11/11
 日本 オプションSQ
 日本 戸田建、大成建、第一屋製パン、ケネディクス、ヤクルト、藤倉化成 各決算
  米  11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値
  米  国債入札 30年債(150億ドル)
  米  JCペニー 決算
  加  カナダ中銀総裁、講演

2.NY市場 為替/債券 各結果(11/4)

 4日のNY為替市場、注目された米雇用統計は、10月の非農業部門雇用者
  数 (NFP)こそ予想を下回ったものの、前回値が大きく上方修正されており、
 3カ月平均としてはに十分な水準に。さらに、平均時給の伸びが予想を上回
  るなど、雇用統計全体としても好結果となった。

  この結果を受けて12月の利上げ見通しが強まったとして、ドル買いが入る
 場面が見られたが、103円台前半で上値を抑えられるなど、頭の重さも目
 立つ展開に。

  来週8日の大統領選を前に、世論調査結果などで情勢が変化する可能性の
  ある週末を前に、積極的な取引が手控えられ、ポジション調整の動きを強めた
  面も。

  そうした中、大きく動きを見せたのはポンド。ここに来てのハードブレグジット
  強硬懸念後退を受けて、ポンドは対ドルで上昇。NY朝方にポンドドルの1.25
  を超えて、こうしたポンド買いが加速。1.2550超えとフラッシュクラッシュ後の
  高値を更新する動きとなった。

  もっとも、高値からはポジション調整の売りが入り、一時1.25を割り込むなど、
  神経質な動きが続いている。
  1.25割れからはすぐに戻すなど、ポンドの堅調地合いは継続。

  ユーロもポンドにつれ高。大統領選を前にしてのドル売りの影響も。トランプ
  大統領が誕生した場合、投資資金の流出先としてユーロが上昇する可能性が
  高く、買われやすくなっている面も。  
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=339698
   米国債利回り
   2年債         0.786(-0.020)
   10年債       1.776(-0.035)
   30年債       2.561(-0.039)
   期待インフレ率  1.686(-0.004)
                 ※期待インフレ率は10年債で算出

 4日のNY債券市場は、来週8日の大統領選を前にリスク逃避の資金が国債に流れ
 込む動きが見られ、各期間とも利回り低下(債券価格の上昇)が目立つ展開となった。

  10年債の利回りは一時1.77%を割り込み、前日の終値から約4BPの低下に。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=339695
  今朝の米雇用統計を受けて、12月の利上げの可能性が強まったとして、一時は
  売りが出る場面も見られたが、大統領選の不透明感という懸念材料からの、債券
  買いが 勝った格好に。

3.NY株式市場 結果(11/4)

 今日のNY株式市場でダウ平均は続落。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が
 42.39ドル安の1万7888.28ドル、ナスダック総合指数が12.04安5 046.37
  S&P500が3.48安の2085.18。

  欧州株安もあり、序盤はマイナス圏で始まったNY株式市場。 

  米雇用統計の結果が、非農業部門雇用者数(NFP)の10月分こそ予想を下回っ
  たものの、前回値が大きく上方修正されたことや、平均時給の伸びが予想以上で
  あったことなど、なかなかの好結果となったことで、一時マイナス圏から回復。

  ダウ平均が一時18000ドルに迫るなど、買戻しが優勢になる場面も見られた。

  しかし、来週8日の大統領選を前にした不透明感からの株安の流れは強く、午後
   入って再びマイナス圏に戻される展開に。

  幅広い業種に売りが出ており、市場のリスク警戒感を印象付ける展開となった。

  ダウ採用銘柄ではP&Gの下げが目立ったほか、アップルやインテルなども値を
   落としていた。メルクやファイザーなど薬品関連は好調。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=339694

4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(11/4)

 NY原油先物12月限(WTI)
  1バレル=44.07(-0.59 -1.32%)
 ブレント先物1月限(ICE)(終値)
  1バレル=45.58(-0.77 -1.66%)
 ブレント-WTI 1.51 
   
  4日のNY原油先物期近12月限は続落。引き続き供給過剰懸念などが重しとなる中、
 イランが生産抑制を拒否するならサウジアラビアが増産に踏み切るとの報に反応し、
 一段と売り込まれたが、石油輸出国機構(OPEC)事務局長が報道を否定する発言を
 したため、その後は下げ渋った。
          
  12月限は、夜間取引序盤に44.87ドルで戻りが精一杯となると、立会い開始後は下げ
 幅を拡大し、一時、43.57ドルと期近ベースで9月20日以来の水準へ下落。その後、
 夜間取引の高値近辺まで持ち直す場面があったが維持できず、中盤以降は戻りを売り
 押された。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=339688
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1304.5( +1.2  +0.09%)
  
  4日のNY金先物相場は反発。10月の米雇用統計を受けて12月の利上げ観測が一段と
  強まるものの、引き続き8日の米大統領選挙結果への不透明さが下支えし、最近の
  高値圏で底堅く推移した。
               
  12月限は、時間外取引では1300ドルを挟んで方向感のない動きとなるなか、通常取引
  開始後はレンジを切り上げた。2日に付けた1カ月ぶり高値(1309.3ドル)を上抜く
  までには至らなかったが、1300ドル台を維持しての推移が続いた。
                                        http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=339685


 各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング


11月第1週 相場展望と予定

2016-10-30 23:57:53 | 相場展望

        
10/24~週の日経平均は、ドル円が3ケ月ぶり105円台の円安となり
相場の追い風となり、上昇しました。週初は、日本電産が円高を跳ね除けて
上方修正など、他企業の決算期待が高まりました。
日経平均は、17200円辺りを底固めに、投資マインド向上となってます。

結局、日経平均は週間で、約281円上昇(↑1.64%)17466円でした。

11月第1週(10/31~11/4)主なイベントと予定は下記1の通りです。

週末、日経平均が17400円台で終了したことにより、17200円処を
サポートとして、17700円台を目指す底堅い展開を想定したい。

また、国内も主要企業の決算発表が継続して行くが、上期決算が円高の
影響による大幅な減益でも、下期決算は悪くないと想起され、物色意欲が
高まっていく展開と診たい。

日経平均、11月第1週(10/31~11/4)レンジは、17200円~17750円
程度を想定しています。

1.11月第1週(10/31~11/4)主なイベントと予定
 10/30
 EU 欧州は夏時間終了、冬時間へ移行
 10/31
 日本 日銀金融政策会合(~11/1)
 日本 9月鉱工業生産
 日本 旭硝子、ファナック、村田製作所、三菱重工、各決算
  米   9月個人所得/支出
  米   10月シカゴ購買部協会景気指数
 EU  第3四半期ユーロ圏GDP速報値
 11/1
 日本 日銀金融政策会合
 日本 日銀展望リポート
 日本 黒田日銀総裁、記者会見
 日本 バロックジャパンリミテッド、岐阜造園 新規上場
 日本 ヤフー、新日鉄住金、住友電工、ソ二-、各決算
  米   FOMC(~11/2)
  米   10月自動車販売台数
  米   10月ISM製造業景況指数
  米   9月建設支出
 中国 10月製造業PMI
 中国 10月財新製造業PMI
  豪   中銀政策金利
 11/2
 日本 10月マネタリーベース
 日本 10月消費者態度指数
 日本 マツダ、オリンパス、三井物産、各決算
  米   10月ADP雇用者数
  米   FOMC声明
  米   フェイスプック、AIG、各決算
 11/3
 日本 休場(文化の日祝日)
  米   9月製造業受注
  米   10月ISM非製造業景況指数
  米   新規失業保険申請件数(~10/29までの週)
  米   スカイワークス決算
 中国 10月財新サービス業PMI
  英   中銀政策金利
  英   中銀四半期インフレ報告
 EU  ECB経済報告
 EU クーレECB理事、講演
 11/4
 日本 三菱商事、ユ二チャーム各決算
  米   10月雇用統計
  米   アトランタ連銀総裁、講演
  米   フィッシャーFRB副議長、講演
 EU  コンスタンシオECB副総裁、講演
 11/6
  米  夏時間終了、冬時間へ移行

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/28)

 今日のNY為替市場はドル売りが優勢となった。きょうの最大の注目は第3四半期
 米GDP速報値であったであろう。結果は、前期比年率換算で+2.9%となり予想
 (+2.6%)を上回っている。発表直後はドル買いの動きが強まったものの、その後
 は伸び悩んでいる。

 前日、前々日と今回のGDPは予想を上回るのではとの期待が高まり、為替市場も
 既にドル買いが強まっていた。今週発表になった9月の貿易統計(前渡商品ベース)
 を受けて純輸出への上振れ期待が高まり、市場関係者の一部には、3%台半ばに
  拡大するのではとの強気な見方も出ていた。

 しかし、実際は+2.9%となったことから、予想は上回ったものの、少し物足りなか
 った印象だ。そのため、ドル買いの動きも限定的となったようだ。詳細を見ても個人
 消費の伸びは予想通り鈍化しており、やや心もとない内容ではある。

 今回のGDP速報値は12月の米利上げ期待を裏付ける内容ではあったが、来年も
 利上げが続くことを強く期待できるほどの内容ではなかったようだ。ただし、まだ 
 速報段階ではある。

 それでもドルは崩れることなく底堅い推移を続けていたが、午後になって売りが加速
 している。FBIがクリントン氏のメール問題を再調査すると伝わり嫌気された模様。
 米国債利回りも下げに転じている。

 FBIのディレクターであるコメイ氏は、クリントン氏が国務長官だった時期にプライベート
  のメールサーバーを使って送信していたメールに機密事項が含まれてるかどうか再調査
  すると述べた。まもなく大統領選という中、市場はクリントン氏が優勢との見方を強めて
  おりドル高の支援となっていた。

 ドル円は一時105.50付近まで上昇していたが、メール問題の再調査のニュースが伝
  わると一気に売りが強まり、一時104.50付近まで下落した。

 一方、ユーロドルは買戻しが強まり、心理的節目の1.10台を伺う展開も見られている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=338635
  米国債利回り)
   2年債0.853         (-0.034)
   10年債1.847       (-0.007)
   30年債2.615       (+0.002)
   期待インフレ率1.738  (+0.008)
                      ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは低下した。朝方発表になった米GDPは予想を上回っ
 たものの、事前に期待したほどではなかったとの見方や、詳細も先行き不安が残る
 中味であったことから、利回りの上げは一時的な動きに留まった。

 ただ、GDPの反応は限定的だったものの、12月の米利上げ期待を裏付ける内容
 ではあった。

 午後になってFBIがクリントン氏のメール問題を再調査すると伝わり、10年債や
 2年債利回りは下げに転じている。OPECの増産凍結への不安感が高まる中、原油
 が急落していたことも10年債利回りを押し下げた。

 政策金利に敏感な2年債利回りは、GDP発表直後に0.89%まで上昇したものの、
 0.85%台まで低下。10年債利回りは一時1.83%まで低下した。

 ただ、2-10年債の利回り格差は+99(前日+97)までスティープ化している。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=338631
3.NY株式市場 結果(10/28)

  NY株式28日
   ダウ平均     18161.19( -8.49  -0.05%)
   S&P500      2126.41( -6.63  -0.31%)
   ナスダック      5190.11(-25.87  -0.50%)
   CME日経平均   17425   (大証比:-35 -0.20%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は小幅に続落した。この日発表になった第3四半期
 米GDP速報値は予想を上回る内容となったものの、為替市場ではドル買いが加速
 する動きも見られず、米国債利回りも低下していることから、序盤の株式市場は底
 堅い推移を見せていた。この日のGDPは12月の米利上げ期待を裏付ける内容だ
 ったものの、来年以降の利上げ期待までは高めていない。

 ただ、午後になって、FBIがクリントン氏のメール問題を再調査すると伝わったことで
  株価は下げに転じた。FBIのディレクターであるコメイ氏は、クリントン氏が国務長官
  だった時期に、プライベートのメールサーバーを使って送信していたメールに機密事
  項が含まれているかどうか再調査すると述べた。まもなく大統領選という中、市場は
  クリントン氏が優勢との見方を強めており株式市場の支援材料となっていた。

 この日も決算を発表した銘柄を中心に商いが集まっていたが、アルファベットやシェ
 ブロンは好決算を発表していたものの、アマゾンやアムジェンの決算は冴えなかった。
 まちまちの決算に株式市場は方向感が掴めない展開が続いており、結局、ダウ平均
 小幅安で通常取引を終えている。

 この日発表の決算で医薬品の値下げ圧力の高まりが伝わっており、ヘルスケアが
  全体的に軟調だった。

 ダウ採用銘柄ではメルクやファイザー、エクソンモービルが下落。反面、シェブロン、
 GE、ユナイテッドテクノロジーズが上昇している。

 石油大手のエクソンモービルとシェブロンが決算を発表している。両社とも1株利益
 は予想を上回ったが、生産量は予想を下回った。エクソンモービルは09年以来の低
 水準。エネルギー市場の低迷が更に長引く場合、埋蔵資産について19%の評価損
  計上を迫られる可能性があるとの見方も示していた。エクソンモービルの株価は下落
  したものの、シェブロンは1株利益は予想を大幅に上回ったことから上昇した。一部
  アナリストからは、過去最高水準に膨らんでいる負債水準を考慮すれば、原油価格が
  60ドルを上回らなければ、生き残れない可能性もあるとの指摘も出ている。今日の
  WTIは50ドルを下回る水準に下落している。

 医薬品卸のマケッソンが急落。7-9月期の決算を発表しており、通期の見通しを
 大幅に下方修正したことが嫌気されている。1株利益は12.35~12.85ドルと従来の
 13.43~13.93ドルから下方修正した。同業他社との競争が激化しており、値下げを
 余儀なくされている状況。思い切った値下げを断行せざるを得ないことから見通しを
 下方修正したとしている。

 ナスダックも続落。アマゾンが決算を嫌気して売りが強まっており指数を圧迫した他、
 バイオ関連の銘柄の下げも目立った。好決算を発表していたアルファベットは横ばい
 に終わっている。

 バイオ医薬品のアムジェンが大幅安。前日引け後に決算を発表しており、1株利益は
 3.02ドルと予想(2.80ドル)を上回った。通期見通しも11.40~11.55ドルに上方修正
 している。ただ、主力製品の売上げが、医薬品の価格下落圧力が強まる中、下落して
 いることが嫌気されている。主力製品の関節炎治療薬「エンブレル」の売上高14.5億
 ドルと横ばいで、予想(14.8億ドル)も下回った。医療保険会社のコスト削減への取
 り組みが圧迫しており、同社のブラッドウェイCEOは米国での薬価の問題は直ぐに
 はなくならないであろうと述べた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=338630
4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(10/28)

 NY原油先物12月限(WTI)
  1バレル=48.70(-1.02 -2.05%)
 ブレント先物12月限(ICE)(終値)
  1バレル=49.71(-0.76 -1.51%)
 ブレント-WTI 1.01 
  
 28日NY原油先物期近12月限は反落。きょうとあす29日の非加盟国を招いての
 石油輸出国機構(OPEC)会合の行方が注目されるものの、産油国の協調生産調整に
 向けた取り組みへの懐疑的な見方は強く、週末前のポジション絡みの動きなどに押
 されるなか、終盤には一段と切り下がった。
         
 12月限は、夜間取引中盤以降は軟調に推移するなか、立会い開始後に49ドル台後半
 まで持ち直したのが精一杯で、その後は戻りを売り押されると、終盤には26日に付
 けた直近安値(48.47ドル)割れで投げも出て、一時、期近ベースで4日以来となる
 48.42ドルまで値を沈めた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=338623
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1276.8 ( +7.3  +0.58%)
 
 28日NY金先物相場は続伸。第3四半期・米国内総生産(GDP)速報値が予想を上
 回り、2年ぶりの高い伸びとなったことに対する市場の反応は限られるなか、10月の
 米ミシガン大消費者信頼感指数確報値が予想に反して下方修正されたことや、クリン
 トン共和党候補に新たなメール問題が出てきたことから、ドル相場が一段と切り下が
 ったことなどに下支えられた。
              
 12月限は、通常取引開始後すぐに1262.0ドルと4営業日ぶりの水準へ下落したが、
  売り圧力は続かず、すぐさま下値を拾われてプラスサイドを回復すると、引け際には
  序盤の高値を上抜き、引け後には1282.6ドルと4日以来の水準へ値を伸ばした。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=338619


 各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング


10月最終週 相場展望と予定

2016-10-23 23:53:51 | 相場展望

         
10/17~週の日経平均は、緩やかなリバウンド基調が続く中、上昇。
原油先物市場は、ロシアがOPECと協力し、石油減産に応じる用意が
あるとリリースされて50ドル超と、4カ月ぶり高値水準回復。その後、
米大統領選の最後のテレビ討論会で、ヒラリー氏優勢と伝わると、東京
株式市場の追い風となり、17000円台を回復しました。

米株式市場、企業の決算発表が本格化し、悪くない業績も散見される中、
経済指標も堅調な状況で、12月利上げが視野に入った格好でした。

結局、日経平均は週間で、約328円上昇(↑1.95%)17184円でした。

10月最終週(10/24~10/28)主なイベントと予定は下記1の通り。

週末、日経平均が17100円台で終了したことにより、17000円処を
サポートとして、底堅い相場状況になりそうである。

また、国内も主要企業の決算発表が本格化して行くが、安川電機の決算
発表翌日に見られた様に、上期決算が円高の影響による大幅な減益でも、
市場は織り込み済みと判断し、下期以降の上方修正を意識してくる可能性
あります。

日経平均、10月最終週(10/24~10/28)レンジは、17000円~
17500円程度を想定しています。

1.10月第4週(10/24~10/28)主なイベントと予定
 10/24
 日本 日銀金融システムレポート
 日本 9月貿易収支
 日本 9月全国スーパー売上高
 日本 エムスリー、日本電産、JSR 各決算
  米   パウエルFRB理事、講演 
  米   NY連銀総裁、講演
  米   シカゴ連銀総裁、講演
  米   セントルイス連銀総裁、講演
 中国 共産党、6中総会開催(~10/27)
  独  10月製造業PMI速報値
 EU  10月ユーロ圏製造業PMI速報値
  世  国際捕鯨委(IWC)総会(~10/28)
 10/25
 日本 月例経済報告関係閣僚会議
 日本 JR九州 新規上場
 日本 中外製薬、小糸製作、シマノ 各決算
 日本 フィリピン、ドゥテルテ大統領 来日(~10/27)
 日本 気象庁 3カ月予報
  米   10月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   8月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米   国債入札 2年債(150億ドル)
  米   AT&T、P&G、メルク、3M、ユナイテッド・テクノロジーズ
  米   デュポン、キャタピラー、GM 各決算
  米   アトランタ連銀総裁、講演
  独   11月Ifo景況感指数
 EU   ドラギECB総裁、講演
 10/26
 日本 LINE、日立化成、キヤノン、任天堂、各決算
  米   9月新築住宅販売件数
  米   9月卸売在庫
  米   国債入札 5年債(340億ドル)
  米   アップル、コカ・コーラ、コムキャスト、ボーイング、バイオジェン  各決算
 10/27
 日本 アイモバイル 新規上場
 日本 富士フィルム、富士通、JR東海、各決算
  米   9月耐久財受注
  米   米新規失業保険申請件数(~10/22までの週)
  米   国債入札 7年債(280億ドル)
  米   TI、アルファベット、UPS、セルジーン、フォード  各決算
  英   第3四半期GDP速報値
 10/28
  日本 9月有効求人倍率
 日本 9月完全失業率
 日本 9月家計調査
  日本 9月消費者物価指数
 日本 ALSOK、信越化学、東京エレク、SCSK、各決算
  米   第3四半期GDP速報値
  米   10月ミシガン大消費者マインド指数
  米   アマゾン、エクソンモービル、シェブロン、アムジェン  各決算
  仏   第3四半期GDP速報値
  世   OPEC、ロシアと会合(~10/29)

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/21)

  今日のNY為替市場は、前日のECB理事会後のドラギ総裁の会見を受けドル買い・
  ユーロ売りが加速。市場は12月のECB理事会で、量的緩和(QE)の期限延長を
  決めるとの期待を高めている。

 そのような中、ドル円は上値が重い印象。ドル自体は堅調だったものの、豪ドル円や
  ユーロ円などクロス円の売りがドル円を圧迫し、NY時間の序盤には103.50近辺迄
  値を落としていた。しかし、その後、米株が下げ渋ったこともあり、一時104円台に
  戻していたが、維持できずに103円台で終えている。

 ここ数日、104円台に上昇しても下に押し戻される動きが続いている。心理的節目の
  105円を試す勢いもないことから、上値には更に慎重になっているものと思われる。
  目先は104.20と104.50付近が上値抵抗として意識される。

 ユーロドルは一本調子の下げを続け、一時1.0860近辺まで下落。6月英国民投票
  直後の安値をブレイクした格好となっており、3月以来の安値水準に下落している。

 前日のECB理事会後のドラギ総裁の会見を受けて、市場は12月の量的緩和(QE)
  延長への期待を高めている。ただ一方、足元の指標を見ると、成長はある程度水準が
  維持されており、インフレも6月以降プラス圏を回復し上昇の兆候も見せ始めている。

 来年3月以降もQEを水準で続けなければならないという感じでもない事から、QEを
  縮小しつつ期限を延長というシナリオもリスクとして考えられそうだ。

 なお、格付け会社DBRSがポルトガル国債の格付けを投資適格級に維持すると発表。
  ポルトガルの格付けに対して、フィッチもムーディーズ、S&Pも投資不適格としている
 が、DBRSだけが投資適格級に据え置いている。前日、ドラギECB総裁は投資不適格
 となれば、資産購入プログラムの対象として再評価せざるを得ないとしていたが、これで
 ECBのプログラムの対象に踏みとどまった格好。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=337470
  米国債利回り)
   2年債0.823        (+0.004)
   10年債1.735       (-0.021)
   30年債2.485       (-0.019)
   期待インフレ率1.682  (-0.007)
                   ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、10年債利回りは低下。前日のECB理事会後のドラギ総裁の
 会見を受け、市場は12月のECB理事会で量的緩和(QE)期限延長を決めるとの
 期待を高めている。

 世界的に緩和状態が継続するとの見方から、米長期ゾーン利回りも下げが続いている。
 10年債利回りは1.73%まで低下した一方で、年内の米利上げ期待は強く、政策金利
 に敏感な2年債はプラス圏で推移した。

 2-10年債の利回り格差は+91(前日+94)にフラット化している。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=337466
3.NY株式市場 結果(10/21)

  NY株式21日
   ダウ平均     18145.71( -16.64 -0.09%)
   S&P500      2141.16( -0.18 -0.01%)
   ナスダック     5257.40( +15.57 +0.30%)
   CME日経平均    17270   (大証比:+50 +0.29%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は小幅続落。為替市場でドル高が強まっており、企業
 業績への影響も懸念される中、GEの決算も弱かったことから序盤は売り先行で始ま
 った。ダウ平均は一時112ドル安まで下落していたが、大型M&Aの可能性が複数伝
 わっていることや、マイクロソフトの好決算もあり、下げ幅をほぼ解消し、ダウ平均は
 一時プラスに転じる場面も見られた。

 M&Aの可能性が伝わっている案件では、AT&Tがタイムワーナー買収で合意できる
 のではとの観測や、たばこのレイノルズがブリティッシュ・アメリカンから470億ドルの
 買収提案が示されたと伝わっている。

 ダウ採用銘柄ではベライゾン、IBMが下落したほか、ジョンソン&ジョンソン、メルク、
 ファイザーも軟調。反面、好決算を発表したマイクロソフトが4%上昇したほか、マクド
 ナルドも上昇。

 マクドナルドは7-9月期の決算が発表しており、既存店売上高が3.5%増と予想(1.5
 %増)を大きく上回った。米国内の既存店売上高も1.3%増と予想(1.2%増)を上回っ
 ている。海外が好調だったほか、米国で朝食サービスを終日提供したことが引き続き
 寄与した。1株利益も1.62ドルと予想(1.48ドル)を上回っている。

 たばこのレイノルズが大幅高。英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)が出資
 先のレイノルズの未保有株を買い取る提案を行ったと発表した。総額約470億ドル相当
 の現金と株式交換による買収となる。

 ナスダックは堅調。マイクロソフトの上昇が指数をサポートした。アマゾンやクアルコム
 も上昇したほか、ネットフリックスが4日続伸し年初来高値を更新。

 電子決済サービスのペイパルが10%急伸。7-9月期の決算が発表されており、1株
 利益は予想範囲内だったものの、売上高は予想を上回った。通期見通しの下限を上方
 修正したことも好感されている。昨年にオンライン国際送金サービスを手掛けるズーム
 を買収したが、それについてペイパルの7900万人の米国内の会員に中国やメキシコ、
 インドを含む50ヵ国への送金を可能にさせると述べた。
 
4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(10/21)

 NY原油先物12月限(WTI)
  1バレル=50.85(+0.22 +0.43%)
 ブレント先物12月限(ICE)(終値)
  1バレル=51.78(+0.40 +0.78%)
 ブレント-WTI 0.93 
  
 21日のNY原油先物期近12月限は反発。ドル高進行などに圧迫されるも、依然として
 産油国の協調生産調整に向けた取り組みへの期待感などに下支えられ、大幅続落した
 前日の流れから転じた。
         
 12月限は、夜間取引終了間際に51.02ドルへ上昇するも、立会い開始直後に50.21ドル
 へ大きく下落。ただし、売り一巡後は下値拾いの動きなどに支えられ、プラスサイドを回復
 してしっかりと推移した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=337457
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1267.7 ( +0.2  +0.02%)
 
 21日のNY金先物相場は小反発。欧米当局の金融政策の方向性の違いなどを背景にした
 ドル高進行が重しとなるも、売られすぎ感からの下値拾いの動きなどに支えられた。
              
 12月限は、時間外取引では一時、1261.7ドルへ下落した後に持ち直すも、通常取引開始
 後1268.8ドルまでが精一杯で、その後は狭いレンジ内で戻り一服となった。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=337454


 各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング


10月第3週 相場展望と予定

2016-10-16 23:58:19 | 相場展望

          
10/10~週の日経平均は結果的に横ばいだった。ロシアがOPECと協力
して石油減産に応じる用意があるとの発言から、原油先物市場は、原油相場、
4カ月ぶり高値水準を回復し、連休明けの日経平均は、約1カ月ぶりに終値で
17000円を回復した。しかし、NY市場は、非鉄金属大手アルコアの予想を
下回る決算から、週初の上昇分を掃き出した格好でした。

結局、日経平均は週間で、約4円下落(↓0.02%)の16856円でした。
10月第3週(10/17~10/21)主なイベントと予定は下記1の通りです。

明日からの週は、NY市場で決算発表が本格化する中、アルコアの前例がある
ため、決算内容に注意を要することになりそうです。 一方、PSVRを発売した
ソニーが、年初来高値を更新した他、コマツ、東芝等も年初来高値を更新する
など、主力株の堅調な値動きにより、日経平均はこう着ながらも、マインドは
改善しつつある。国内企業の決算発表も始まる中、円高一服で、業績の評価も
高まると、17000円台へ復活もありそうです。

日経平均、10月第3週(10/17~10/21)レンジは、16700円~17100円
程度を想定しています。

1.10月第3週(10/1710/21)主なイベントと予定
 10/17
 日本 日銀地域経済報告
 日本 黒田日銀総裁、挨拶
 日本 マーキュリーインベストメント 新規上場
 日本 東宝 決算
  米  10月NY連銀製造業景況指数
  米  バンカメ 決算
 10/18
  米  9月消費者物価指数
  米  J&J、IBM、ユナイテッドヘルス、ゴールドマン・サックス
     ヤフー、ハーレーダビッドソン 各決算 
  英  9月消費者物価指数
 10/19
 日本 9月訪日外国人客数
 日本 ゲンキー 決算
  米  9月住宅着工件数
  米  9月建設許可件数 
  米  9月ベージュブック(地区連銀経済報告)
  米  インテル、モルガン・スタンレー、アメリカン・エキスプレス
    ハリバートン 各決算
  米  ダラス連銀総裁 講演
  米  サンフランシスコ連銀総裁 講演
  米  大統領選、第3回テレビ討論会
 中国 第3四半期GDP
  中国 9月小売売上高
  中国 9月鉱工業生産
 10/20
 日本 9月主要コンビニ売上高
 日本 安川電機、KOA、日本鋳造 各決算
  米  9月景気先行指数
  米  9月中古住宅販売件数
  米  新規失業保険申請件数(~10/15日までの週)
  米  10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
  米  イーベイ、トラベラーズ、ベライゾン、シュルンベルジェ
     イーベイ 各決算
  豪  9月雇用統計
  英  9月小売売上高
 EU ECB政策金利
 EU ドラギECB総裁 記者会見
 EU EU首脳会議
 10/21
 日本  黒田日銀総裁、挨拶
 日本 ユーザベース 新規上場
 日本  ジャフコ、リコーリース、東京製鐵 各決算
  米  サンフランシスコ連銀総裁 講演
  米  AMD、マイクロソフト、ゼネラル・エレクトリック
      マクドナルド、ハネウェル 各決算
 中国  9月新築住宅価格 

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/14)

 今日のNY為替市場はドル高の流れが続いている。きょうは幾つかイベントがあり、強弱
 まちまちだったが、基本的には米利上げ期待に変更をもたらすものは無かった。後半なっ
 てダドリーNY連銀総裁が、次回の利上げは比較的直ぐで、年内の可能性も見込まれると
 の認識を示していたことも、年内の米利上げ期待を堅持させている。

 ドル円は一時103円台に値を落とす場面も見られたが、後半には104円台に戻している。
 きょうのイベントの中で米小売売上高と米大手銀行の決算は注目であった。大手銀の決算
 については債券トレーディングが好調で予想を上回る内容となり、ドル円にとってもポジ
 ティブな材料だったと見られる。

 一方、小売売上高については予想通りではあったものの、自動車やガソリンが好調で高い
 伸びを示した。ただ、米GDPを占ううえでは力不足と思われる。GDPの算出に使用
 される食品、エネルギー、自動車、建材を除く売上高は前月比で0.1%と小幅な伸びに
 留まっている。7月、8月分がマイナスだったことから考えても、第3四半期の個人消費は
 第2四半期よりは伸びが鈍化しそうだ。

 ただ、年内の米利上げ期待に影響を与えるこっとはなかった。

 目先の上値レジスタンスとしては前日高値104.65円付近と心理的節目の105円ちょうど
  が意識される。

 ユーロドルは売り優勢の展開が続き、1.10ドルを割り込んでいる。ドル高の流れがユーロドル
 を圧迫しているが、市場は下値攻めを躊躇している印象もある。来週はECB理事会が予定
 されている。一部ではECBはQE縮小を検討しているとの観測も出ているが、ドラギ総裁も
 緩和姿勢を強調していることから、少なくとも今回はタカ派な理事会にはならないとの見方が
 優勢。変更があるとすれば、キャピタル・キーと呼ばれるECBへの出資割合に応じてその国
 の国債の買い入れを行うという現在の規定を緩和する可能性はありそうだ。

 しかし、市場では年内のいずれかの時点で、ECBはこれまでの緩和拡大路線の転換を匂わせ
 てくるとの見方は根強い。一方、年内の米利上げ期待は高いものの、現時点では7割がた織り
 込んでいる状態。もうしばらく下値を試しそうだが、下げ余地は小さいと見ているのかもしれ
 ない。                http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=336317

  米国債利回り
     2年債         0.835(+0.000)
     10年債       1.798(+0.057)
     30年債       2.558(+0.082)
     期待インフレ率  1.676(+0.037)
                   ※期待インフレ率は10年債で算出

  今日のNY債券市場、利回りは上昇した。この日発表の米経済指標はまちまちだったものの、
 米利上げ期待を後退させることはなく利回りは上昇している。後半になってダドリーNY連銀
 総裁の発言が伝わり、次回の利上げは比較的直ぐで、年内も予想されるとの認識を示した事
  も利回りの上げをフォローしたようだ。

 10年債利回りは1.8%付近まで上昇し、政策金利に敏感な2年債は一時マイナス圏に低下
  したものの、前日の水準に戻している。

 2-10年債の利回り格差は+96(前日+91)に拡大。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=336315

3.NY株式市場、結果(10/14)

  NY株式14日
   ダウ平均      18138.38(+39.44 +0.22%)
   S&P500       2132.98(  +0.43 +0.02%)
   ナスダック        5214.16(  +0.83 +0.02%)
   CME日経平均    16910    (大証比:+60 +0.36%)

  今日のNY株式市場でダウ平均は反発した。前日は中国経済への懸念が強まったが、きょう
 発表された中国のインフレ指標が予想を上回ったことで相殺されている。また、この日発表
  になった米大手銀の決算がいずれも予想を上回ったことから市場には決算に対する安心感も
  広がった。銀行は債券トレーディングが好調だったようだ。

  寄り付きから買いが先行し、ダウ平均は一時162ドル高まで上昇。しかし、買いが一巡した
  あとは戻り売りも出て伸び悩む動きとなった。米利上げ期待が高まっている一方で、景気の先
  行きに関しては不透明感も漂っていることから、積極的に上値を試す動きにはなっていなかっ
  た模様。銀行株が次第に伸び悩んだことも上値を重くしたようだ。

 ダウ採用銘柄ではゴールドマンやインテル、デュポンが上昇したほか、ビザ、マイクロソフト、
  キャタピラーが上昇。一方、マクドナルド、ナイキが下落した。

 ツイッターが大幅安とった一方で、セールスフォースは大幅高となった。ツイッターの買収を
  模索していたセールスフォースが買収提案をしないことを決めたと伝わった。システム開発の
  セールスフォースとSNSのツイッターでは一致するところが少ないと判断した模様。また、
  セールスフォースの株主からの圧力も強かったようだ。

 メーシーズやJCペニーなど百貨店株が軟調。アナリストが複数の百貨店の第3四半期の既存
  店売上高見通しを引き下げた。目標株価も引き下げている。フィールド調査や経営陣との面会
  で、販売は予想ほど強くはないと判断したようだ。百貨店はアマゾンなどネット販売に押され、
  店舗への客足が伸び悩んでいる。不採算店舗などの閉鎖も進めているが、これからのクリスマス
  商戦へ向けて競争激化も予想されており、今後も厳しい局面は続くものと見られる。

 HPが下落。前日引け後に今後3~4年で最大4000人の人員削減を計画していることを明ら
  かにした。HPはヒューレット・パッカードが会社分割した際にプリンターやPC事業を引継い
  でいる。フリー・キャッシュフローの見通しも下方修正した。市場ではハードウェア事業は以前
  よりは安定しているものの、今後も厳しい環境は継続するとの見方が少なくない。今回のリスト
  ラ計画でHPは、2020会計年度から2~3億ドルのコスト削減を達成できるとしていた。

 ナスダックは横ばい。序盤は上昇して始まったものの、終盤にかけて伸び悩んでいる。マイクロ
  ソフトやインテル、ネットフリックスの上昇が寄与したほか、アップルやアルファベットも堅調。

  一方、アムジェンやテスラは下落した。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=336314

4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果(10/14)

 NY原油先物11月限(WTI)
  1バレル=50.35(-0.09 -0.18%)
 ブレント先物12月限(ICE)(終値)
  1バレル=51.95(-0.08 -0.15%)
 ブレント-WTI 1.60 
   
  14日のNY原油先物期近11月限は反落。産油国の協調生産調整への期待感の高まりなども、
  高値を買い進めていくだけの決め手に欠き、立会い開始後は週末前のポジション絡みの動き
  などに押された。
          
  11月限は、夜間取引終盤に51.14ドルまで切り上がったものの、立会い開始後は買いの勢いが
  続かず、早めの利益確定の動きなどから一時、50ドルを割り込むなど軟調な展開が続いた。 
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=336305
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1255.5 ( -2.1  -0.17%)
  
  14日のNY金先物相場は反落。中国のデフレ懸念後退による株式相場上昇や、9月の米小売
 売上高や米生産者物価指数の改善を受けた12月の利上げ観測などが重しとなった。ただし、10月
 米ミシガン大消費者信頼感指数速報値が1年ぶりの低水準となったため、朝安後は下げ幅が縮小
 された。
               
  12月限は、時間外取引から下値を切り下げると、通常取引開始後には1246.9ドルと1週間ぶりの
 水準へ下落。米ミシガン大消費者信頼感指数発表後は買い戻されるも1260ドル前後が精一杯で、
 中盤以降はレンジ内で戻り一服となった。http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=336301


 各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング


10月第2週 相場展望と予定

2016-10-09 23:56:06 | 相場展望

           
10/3~の日経平均は、週末の米雇用統計を控える中、米経済指標の好調、米
年内利上げの可能性示唆、加えて原油価格の上昇など、NY株式市場堅調さや
為替の円安を受け、ジリ高基調の展開となりました。

結局、日経平均は週間で、410円高(↑2.49&)16860円の大引けでした。

10月第2週(10/10~10/14)主なイベントと予定は下記1.の通りです。

週末7日は反落したものの、NY株式市場が雇用統計の思った程悪くない結果から
小幅下落を受け、売りからのスタートになりそうである。ただ、米12月利上げの可能
性や原油価格の上昇、為替の円安傾向を背景に下値は限定的で、17000円を
目指す展開を想定しています。

日経平均、10月第2週(10/10~10/14)レンジは、16650円~17100円
程度を想定しています。

1.10月第2週(10/10~10/14)主なイベントと予定
 10/9
 米 大統領選、第2回テレビ討論会
 10/10
 日本 休場(体育の日祝日) 
  米   債券市場休場(コロンブスデー祝日)
 EU  ユーロ圏財務相会合
  世   8月OECD景気指数
  世   ノーベル経済学賞
  世   モントリオール議定書締約国会合(~10/14)
 10/11
 日本 8月国際収支
 日本 9月景気ウオッチャー調査
 日本  ジェイコム、竹内製作所、イズミ 各決算
 日本  エル二ー二ヨ速報
  米   シカゴ連銀総裁、講演
  米   アルコア 決算
  独   10月ZEW景況感指数
 EU  EU財務相理事会
 10/12
 日本  8月機械受注
 日本  9月工作機械受注
 日本  エル二ー二ヨ速報
 日本  KHネオケム 新規上場
 日本  ディップ、コスモス薬、サイゼリア 各決算
  米   FOMC議事録(9/20、21分)
  米   国債入札 3年債 (240億ドル)
  米   国債入札 10年債(200億ドル)
  米   NY連銀総裁、講演
  米   カンザスシティ連銀総裁、講演
 10/13
 日本  9月末三鬼商事オフィス空室率
 日本  8月第3次産業活動指数
 日本  ファーストリテ、ビックカメラ 各決算
 日本  ソ二ープレステR発売
  米   新規失業保険申請件数(~10/8までの週)
  米   国債入札 30年債 (120億ドル)
  米   ミネアポリス連銀総裁、講演
  米   フィラデルフィア連銀総裁、講演
 中国 9月貿易収支
 10/14
 日本  オプションSQ算出
 日本  9月マネーストック
 日本 9月日銀企業物価指数
 日本  いちご、大黒天物産、アークス 各決算
  米   9月小売売上高
  米   9月生産者物価指数
  米   10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値
  米   JPモルガン・C&Co 決算
  米   ウェルズ・ファーゴ 決算
  米   シティG 決算
  米   イエレンFRB議長、講演
  米   ボストン連銀総裁、講演
 中国 9月消費者物価指数
 中国 9月生産者物価指数
 10/15
  米  国債償還 3年債 (300億ドル)
 中国 中国貿易見本市(~11/4)

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/7)

 今日NY為替市場、この日発表になった米雇用統計が予想を下回った事で
 ドル売りが優勢となっている。米雇用統計は失業率が5.0%に悪化した他
 注目の非農業部門雇用者数(NFP)は15.6万人増と予想(17.2万人増)
 を下回った。 

 ただ、予想は下回ったものの、雇用の先行き不安が強まるほどの弱さでは
 なく、イエレンFRB議長も会見で、完全雇用に接近する中で、15.6万人増
 と言うのはまずまずの数字とも思われ、12月利上げ期待は温存される内容
 との見方は多い。

 きょうもFRB副議長や複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、ネガ
 ティブな見方は少なく、ジョージ・カンザスシティ-連銀総裁は本日の米雇用
 統計について、モメンタムは継続されていることを示唆しているとの見解を示
 していた。

 ドル円は102円台に下落。昨日までの8連騰で短期的には少し過熱感も出て
 いることから調整も入りそうだ。目先の下値メドとしては、9月27日から前日迄で
 の上昇波のフィボナッチ水準が102.60付近と102.10付近にきている。

 ユーロドルは買い戻しが優勢となり、一時1.12台まで上昇。今週のユーロの
 話題といえばやはり、ECBの量的緩和(QE)縮小観測が高まったことであろう。
 きょうはG20に参加していたドラギECB総裁とビスコ・イタリア中銀総裁の
 発言が伝わっていたが、ドラギ総裁は、必要であれば、更なる行動も辞さない
 構えを強調しており、ビスコ総裁はQE縮小について、「協議したことは一度も
 ない。廊下でも室内でも一切ない」と完全否定していた。

 しかし、市場はこの言葉を素直に受け入れる向きは少ないようだ。

 ポンドは東京時間の早朝に突如急落し、ポンドドルは1.1840近辺まで瞬間的に
 急落したが、NY時間には1.24台まで戻している。オランド仏大統領が英国との
 離脱交渉に強硬姿勢で臨むよう呼び掛けた事が急落の要因との見解も出ていたが、
 下がり方からその見解を支持する向きは少なく、システムトラブルや誤発注が原因
 との見方も多い。

 原因はともかく意識したい点としては、NY時間の現在に至っても、その下げを
 取り戻せていないということだ。通常であれば、完全ではないかもしれないが、
 急落前の水準に1回は戻る。戻せていないということはそれだけ、市場のポンド安
 への意識は強いというあらわれなのかもしれない。

 英中銀によると、今回のポンド急落に関して、BISの委員会が次回の会合で再
 検証を行うと伝わっている。      http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=335280

 米国債利回り
   2年債        0.830(-0.020)
   10年債      1.718(-0.019)
   30年債      2.451(-0.003)
   期待インフレ率 1.641(-0.013)
                ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは低下。この日発表になった米雇用統計が予想を下
 回ったことで利回りは低下した。ただ、予想は下回ったものの、雇用の先行き不安が
 強まるほどの弱さではなく、12月の利上げ期待は温存される内容との見方は多い。
 一旦、利回りはプラスに転じる場面も見られたが、原油が反落したことや、米株も
 軟調に推移したことで、再び下げに転じている。

 10年債利回りは1.71%台まで低下し、政策金利に敏感な2年債は0.83%まで低下。

 2-10年債の利回り格差は+89(前日+89)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=335276

3.NY株式市場 結果(10/7)

  NY株式30日
   ダウ平均     18240.49(-28.01 -0.15%)
   S&P500      2153.74(  -7.03 -0.33%)
   ナスダック      5292.41( -14.45 -0.27%)
   CME日経平均  16810    (大証終比:-80 -0.48%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は小幅続落。この日発表になった米雇用統計が
 予想を下回る内容となった。米雇用統計は失業率が5.0%に悪化したほか、
 注目の非農業部門雇用者数(NFP)は15.6万人増と予想(17.2万人増)を
  下回った。

 予想は下回ったものの、雇用の先行き不安が強まるほどの弱さではなく、イエ
 レンFRB議長も会見で指摘していたが、完全雇用に接近する中で、15.6万
 人増というのはまずまずの数字とも思われ、12月の利上げ期待は温存される
 内容である。利上げ期待が温存されている事で、銀行株中心に売りが膨らんだ。
 また、原油が50ドルを割り込んでいることで、資源関連の一角も軟調。

 しかし、下値では押し目買いも見られる中、徐々に下げ幅を縮小し、ダウ平均の
 下げは小幅安にとどまった。

 ダウ採用銘柄ではホームデポやユナイテッドテクノロジーズ、ウォルマートが
 下落。一方、ゴールドマン、トラベラーズが上昇した。

 航空宇宙などテクノロジーのハネウェルが大幅安。ガイダンスを公表しており、
 第3四半期の1株利益は1.67ドルを見込んでいるが、予想を下回った。また、
 航空部門が低迷しており、2016年の通期見通しは下方修正してる。航空部門は
 来年にかけて低迷は続くとしている一方、コスト削減で年間2.25億ドルが節約
 されるとしている。

 食肉卸のタイソン・フーズが大幅安。アナリストの投資判断引き下げが嫌気され
 ている。タイソンを含むブロイラー各社が、2008年ごろから組織的に生産縮小
 を図った疑いがあるとして、イリノイ州の裁判所に提訴されている。同社にとっ
 ては極めて不利な集団訴訟になると指摘した。

 アパレルのギャップが大幅高。9月の既存店売上高が前年比3%減少となった。
 しかし、予想(3.6%減)ほどは減少しなかったことが好感されている。ギャップ
 バナナ・リパブリックは苦戦が続いているものの、オールドネイビーが4%増と
 予想(0.7%増)を上回ったことは心強かったようだ。

 ナスダックは下落。アルファベットやネットフリックス、ギリアド・サイエンシズ
 が軟調。一方、アップルやフェイスブックは小高い。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=335275
4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果(10/7)

  NY原油先物11月限(WTI)
   1バレル=49.81(-0.63 -1.25%)
  ブレント先物12月限(ICE)(終値)
   1バレル=51.93(-0.58 -1.11%)
  ブレント-WTI 2.12 
  
 7日のNY原油先物期近11月限は反落。前日までの流れを引き継ぎ、期近は夜間
 取引で4か月ぶりの水準へ上昇するも、立会い開始後は短期的な上げすぎ感など
 から、週末前の修正の動きへと転じた。
         
 11月限は、夜間取引では一時、50.74ドルと期近ベースで4カ月ぶりの水準へ一段
 と上昇するも、立会い開始後は積極的な買いが続かず、中盤以降は下げ幅を広げた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=335267

 NY金先物12月限 (COMEX)
  1オンス=1251.9 ( -1.1 -0.09%)
 
 7日のNY金先物相場は続落。9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が事前
 予想を下回るも12月の利上げ観測が大きく後退するまでには至らず、中盤にか
 けて一段と下落した。
              
 12月限は、時間外取引では4か月ぶりの安値圏で下げ渋ると、通常取引開始後
 には1267.6ドルへ上昇したが、積極的に買い進むようなムードは強まらず、す
 ぐさま戻りを売られ、一時、1243.2ドルと6月7日以来の水準へ下落。
 その後は、安値修正や下値拾いの動きなどに支えられ、プラスサイドを回復する
 場面が見受けられた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=335263


 各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング


10月第1週 相場展望と予定

2016-10-02 23:58:23 | 相場展望

            
9/26~週の日経平均は下落。NY株式市場の不調、原油安などに加え、為替
市場が円高に振れて、売り優勢でスタート。その後、日替わりでアップダウンを
繰り返す相場となった。黒田総裁の講演内容、「マイナス金利の深掘り」に言及
すると、先物主導で売られ、石油輸出国機構(OPEC)原油生産量の制限伝わる
と上昇する等が背景にありました。

週末の日経平均は、ドイツ銀行の経営不安が金融システムに与える影響への
警戒から大きく下げて終了しました。

結局、日経平均は、週間で304円下落(↓1.82%)し16449円の大引け。

10月第1週(10/3~10/7)の主なイベントと予定は下記1.の通りです。

日経平均、週初はNY株式市場の反発を好感して上昇してのスタートとあろう。

その後は、週末に米雇用統計が予定されており、年内米利上げへの思惑等で
上下した値動きの、様子見姿勢が強まりそうである。

物色の流れとしては、個別材料株中心になりそうである。

日経平均、10月第1週(10/3~10/7)レンジは、16250円~16950円
程度を想定しています。

1.10月第1週(10/3~10/7)主なイベントと予定
 10/1
 中国 9月製造業PMI
 中国 9月非製造業PMI
 10/2
  豪  豪州市場、夏時間に移行
 10/3
 日本 第3四半期日銀短観
 日本 9月新車販売台数
 日本 9月百貨店個社販売
 日本 キューピー、しまむら、ダイセキ 各決算
  米   9月自動車販売台数
  米   9月ISM製造業景況指数
 中国 上海市場休場(国慶節、~10/7)
  世   ノーベル医学・生理学賞
 10/4
 日本 日銀短観企業物価見通し
 日本 9月消費動向調査
 日本 エスプール、Jフロント、放電精密加工 各決算
 日本 家電本市「シーテックジャパン2016」
  豪   中銀政策金利
  米   シカゴ連銀総裁、講演
  米   リッチモンド連銀総裁、講演
  米  マイクロン決算
  世  IMF世界経済見通し公表
  世  ノーベル物理学賞
 10/5
 日本 日銀「需給ギャップと潜在成長率」公表
 日本 サンエー、良品計画、イオン 各決算
  米   9月ADP雇用者数
  米   9月ISM非製造業景況指数
  米   8月製造業受注  
  米   シカゴ連銀総裁、講演
  米   リッチモンド連銀総裁、講演
  米   ミネアポリス連銀総裁、講演
 EU  8月小 売売上高
  世  ノーベル化学賞
 10/6
 日本 セブン&アイ、OSG、ナガイレーベン 各決算
  米   新規失業保険申請件数(~10/1までの週)
  独   8月製造業受注
 EU  ECB議事録(9/8分)
  世  G20財務相・中銀総裁会議(ワシントン)
 10/7
 日本 8月毎月勤労統計
 日本 8月景気動向指数
 日本 キャピタル・アセット・プランニング 新規上場
 日本 サカタのタ、コシダカ、マニー 各決算
  米   9月雇用統計
  米   フィッシャーFRB副議長、講演
  米   ブレイナードFRB理事、講演
  米   クリーブランド連銀総裁、講演
  米   カンザスシティー連銀総裁、講演
  独   8月工業製産 
  英   8月鉱工業生産
  世   IFMF・世銀、年次総会
  世   ノーベル平和賞
 10/8
 中国 9月財新サービス業PMI
 10/9
  米  大統領選、第2回テレビ討論会

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/30)

 今日のNY為替市場、前日ドイツ銀行の信用不安の台頭からリスク回避の雰囲気が
 強まり、円相場は円高が強まったが、きょうはその動きが一服している。
 一部報道でドイツ銀行が米住宅ローン担保証券問題をめぐり米司法省と54億ドル
 和解金で合意に近づいていると報じられた。

 ドイツ銀行の信用不安を強めた要因として、上記の問題で米司法省が140億ドル
 の和解金を要求したことがトリガーとなっていた。実際には半分以下になるのでは
 との見方も出ていたが、上記の報道通りであれば、不安も一服しそうではある。
 ただ、ドイツ銀については、今後も経営不安は根深そうだ。

 ドル円は朝方、100円台に下落して始まったものの、101円台半ばに戻す展開とな
  った。今週は何度となく100円割れを試 したが、ブレイクしきれなかった。準政府系の
  買いオーダーなども観測されていたようだが、期末ということもあり、ショート勢の
 ショートカバーがひとまず出ていた模様。

 ただ、ドル円の上値を積極的に追う材料はない。日銀のイールドカーブ操作への
 政策変換が緩和縮小かどうかの議論はともかく、少なくとも円安を誘発するような
 緩和拡大策ではないであろう。一方でFRBは年内の利上げ姿勢を堅持してはいる
 ものの、確信には至らない状況。来週から10月相場に入るが、現状では、これま
 での日米金融政策の格差拡大への期待からドル円を買うというシナリオは容易には
 選択できないであろう。来週以降の指標待ちといったところだ。


 ユーロドルは朝方、一時1.1150近辺まで下落し、これまで強いサポートとなっていた
 100日線を下回り、200日線の水準まで下落している。ただ、ドイツ銀行の株価の
 反発をにらみながら1.1250近辺まで上昇する展開。

 独銀の経営不安は今後も焦点になりそうで、ドイツ政府が公的資金注入などの支援が
 できるかどうかが問題になろう。特にドイツは来年に総選挙を控えており、メルケル
 首相としては、移民政策に引き続き、これ以上、国民に人気のない政策は避けたい所
 とも思われる。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=334113
 米国債利回り
   2年債         0.762(+0.028)
   10年債       1.596(+0.036)
   30年債       2.317(+0.040)
   期待インフレ率  1.610(+0.050)
                ※ 期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは上昇。前日からドイツ銀行の信用不安が再び台頭
 していたが、同行のCEOがバランスシートは安定していると強調したことや、
 一部報道で、米司法省との和解金が54億ドルで合意に近づくとの報道も流れた
 ことから懸念が一服している。ドイツ銀行の信用不安を強めた要因として、上記の
 問題で米司法省が140億ドルの和解金を要求したことがトリガーとなっていた。

 10年債利回りは一時1.6%台を回復し、政策金利に敏感な2年債利回りは0.76%に
  上昇した。

 2-10年債の利回り格差は+83(前日+83)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=334111

3.NY株式市場 結果(9/30)

  NY株式30日
   ダウ平均      18308.15(+164.70 +0.90%)
   S&P500       2168.27( +17.14 +0.79%)
   ナスダック       5312.00( +42.85 +0.81%)
   CME日経平均   16600    (大証終比:+150 +0.91%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は反発している。前日はドイツ銀行の顧客である
 ファンドの一部が現金など同行へのエクスポージャーを引き揚げているといった
 報道が流れ、ドイツ銀行の信用不安が再び台頭していた。

 しかし、同行のCEOがバランスシートは安定していると強調したことや、一部
 報道で、米司法省との和解金が54億ドルで合意に近づくとの報道も流れている
  ことから、米株式市場も懸念を一服させているようだ。米司法省からは140億ドル
  の和解金を要求されていた。

 欧州株式市場でドイツ銀株も反発した。銀行株の反発が相場全体をリードする形で、
 ダウ平均は一時226ドル高まで上昇。

 ダウ採用銘柄は29銘柄が上昇。ファイザー、P&Gといったヘルスケアが反発した
 ほか、JPモルガン、ゴールドマンといった金融株も買い戻されている。

 ナスダックも反発。アマゾンやアップルが上昇したほか、マイクロソフトやインテル
 も堅調。

 オランダのNXPセミコンダクターズが続伸。クアルコムによる買収を協議との
 報道で前日は急伸していたが、きょうも大幅高となっている。NXPの時価総額は
 352億ドルだが、買収価格は400億ドル近くになるとの見方も出ており、更に
 期待感を高めているようだ。なお、関係筋の話によるとクアルコムはNXPを含む
 複数の企業と交渉しており、業界再編に向けて大型買収を模索しているとのニュ
  ースも伝わっている。

 カジノのウィン・リゾーツが下落。マカオのアブデラジズ社長の辞任を発表したが、
 アナリストからは先月マカオで開業した「ウィン・パレス」伸びが期待以下になる
 可能性が高いことを示唆していると指摘されている。

 ITコンサルタントのコグニザント・テクノロジーが急落。インドでの一部支払いが
 対外不正行為防止法に抵触するかどうか内部調査が実施されている中、突如、
 トップが辞任したことで疑惑が高まっているようだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=334110
4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果(9/30)

  NY原油先物11月限(WTI)(終値)
   1バレル=48.24(+0.41 +0.86%)
  ブレント先物11月限(ICE)(終値)
   1バレル=49.16(-0.18 -0.37%)
  ブレント-WTI 0.82 
  
 30日のNY原油先物期近11月限は続伸。週末・月末・四半期末を迎えたポジション
 調整絡みの動きなども、引き続き石油輸出国機構(OPEC)の減産合意が下支えとなり、
 期近は1カ月ぶりの高値圏でしっかりと推移した。
         
 11月限は、夜間取引では一時、47ドル割れ寸前まで下押されたが、その後は切り返す
 と、立会い開始後はじりじりと上値を切り上げ、引け際には前日付けた期近ベースで
 8月26日以来の水準(48.32ドル)に近づいた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=334102
 NY金先物12月限 (COMEX)(終値)
 1オンス=1317.1 ( -8.9 -0.67%)
 
 30日のNY金先物相場は反落。ドイツ銀行の経営不安による金融システムへの影響が
 懸念され、リスク回避の動きなどに支えられていたが、ドイツ銀行が当初の和解額を
 大幅に下回る水準で米司法省と合意が近いと報じられたことや、ドル相場が軟化したこと
 などが嫌気され、朝高後は一変した。
              
 12月限は、時間外取引からしっかりと推移すると、通常取引開始後には1331.5ドルへ
 と上昇。しかし、その後は戻りを売られると、引けにかけては前日安値を割り込み、
 1316.0ドルと21日以来の水準まで値を沈めた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=334099


 各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング


9月最終週 相場展望と予定

2016-09-25 23:58:19 | 相場展望

            
9/19~週の日経平均は、日米金融政策に注目した値動きとなりました。

日銀金融政策では、これまでの金融緩和の総括と量から質への転換を含む
内容となり、これまで懸念されていたマイナス金利の深掘りはせず、10年債
利回りの0%目標により、イールドカーブの正常化で、長期の利回り向上に
より、保険業や銀行業だけでなく、GPIFによる年金運用への安心感を担保し
9/21は大幅上昇となりました。

一方、FRBは、想定通りの利上げ先延ばしとなり、ダウ、ナスダック共に決定
当日は、大幅高。

為替は、日米の金融政策を受け、一時円高に傾くも、利上げの方向を睨めば
円高が加速する状況でないものの、週末は売りに押された格好でした。

結局、日経平均は週間で、234円上昇(↑1.42%)の16754円の大引け。

9月最終週(9/26~9/30)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

9/26に臨時国会が召集され、政策期待が高まる可能性あります。安倍首相は
「アベノミクス加速国会」と位置づけており、TPP関連銘柄の底堅さを意識したい。

また、カジノ法案の関連銘柄も思惑が向う可能性があります。

さらに、日銀のETF銘柄別の買入限度の見直しがあり、TOPIX連動するETFを
対象に買入れるとしたことにより、10月以降も銀行株の見直し買いを暗示して
います。

日経平均は下値は限定的で、10月には17000円台に回復するプロローグの
最終週になればと思います。

日経平均、9月最終週(9/26~9/30)レンジは、16550円~17050円
程度を想定しています。

1.9月最終週(9/26~9/30)主なイベントと予定
 9/26
 日本 臨時国会召集日(~11/30)
  日本 安倍首相、所信表明演説
 日本 黒田日銀総裁、講演
 日本 バリューデザイン 新規上場
 日本 あさひ、壱番屋 各決算

  米   8月新築住宅販売件数
  米   ダラス連銀総裁、講演
   米   大統領選、討論会
  独   9月Ifo景況感指数
 EU   ドラギECB総裁、議会証言
  世  IAEA年次総会(~11/30)

 9/27
 日本 9/末 中間配当/優待等 権利付最終売買日
 日本 日本 シルバーエッグ、チェンジ 各新規上場
  日本 DCM,スギ、ニトリ 各決算

 日本 日銀議事録(7/28、29日分)
  米   9月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   7月S&Pケースシラ 
  米  ナイキ 決算ー住宅価格
  
米   国債入札 2年債(260億ドル)
  9/28
 日本 中間配当落ち日
 日本 西松屋、ハイディー日高 各決算
 日本 小池東京都知事 施政方針演説
  
  米  8月耐久財受注
  米  イエレンFRB議長、下院証言
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  米  シカゴ連銀総裁、講演
   米  クリーブランド連銀総裁、講演
  米  カンザスシティー連銀総裁、講演
  米  国債入札 5年債(340億ドル)
   世  OPEC非公式会合
  世  WTO、ロシアに関する貿易施策レビュー
 9/29
 日本 黒田日銀総裁、挨拶
 日本 シンクロフード 新規上場
 日本 ウエザーニュース、スター精密 各決算
 
 米   第2四半期GDP確報値
  米  8月中古住宅販売成約指数
  米  新規失業保険申請件数(~9/24までの週)
  米  コストコ、アクセンチュア、ぺプシコ 各決算
  米  イエレンFRB議長、講演
  米  パウエルFRB理事、講演
  米  ミネアポリス連銀総裁、講演
  米  アトランタ連銀総裁、講演
   米  フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米  国債入札 7年債(280億ドル)
   独  9月独消費者物価指数・速報値
 9/30
 日本 日銀主な意見(9/20、21日分)
  日本 8月有効求人倍率
 日本 8月完全失業率
 日本 8月家計調査
  日本 8月消費者物価指数
 日本 G-FACTORY 新規上場
 日本 スターマイカ、キャリアリンク、三益半導体 各決算

  米   8月個人所得/個人支出
  米   9月シカゴ購買協会景気指数

  米   国債償還 2年債(290億ドル)
               5年債(360億ドル)
               7年債(295億ドル)  
 中国 9月財新製造業PMI
 EU 9月ユーロ圏消費者物価指数
 10/1
 日本  10株→1株など、株式併合を116社実施
 日本  足利HDと常陽銀行が経営統合

 中国  9月製造業PMI
  中国  9月非製造業PMI

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/23)

 今日のNY為替市場、全体的には方向感のない展開となった。FOMCや日銀決定
 会合を通過した週末ということもあり、様子見気分も強く商いは薄い。

 重要イベントを通過したものの、為替市場は消化仕切れずに方向感を出せていない。
 特にFOMCについては、年内利上げの可能性は温存したのの、以前よりはトーンが
 落ちた印象も強い。今のところ12月の利上げ確率を半々程度で織り込んでいるよう
 だが、今後の指標次第では無くなる可能性もある。市場も動向を確認といったところ
 のようで、来週以降の米経済指標の行方次第といったところかもしれない。この日も
 複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、大きな反応は見られなかった。

 NY時間のドル円は101円台前半の狭い範囲での振幅に留まった。序盤はボストン
  連銀総裁のタカ派な発言に敏感に反応し、買いが優勢となったものの、101円台に
  入ると売り圧力も強く、それ以上の伸びはない。一方で下値では買いも見られ、100円
  を試す動きもない。方向感がなかなか出せない中、米経済指標など次の材料探しと
  いった様相だ。

 ユーロドルは1.12台前半で推移。ユーロドルも上下動はするものの、レンジ内に留まっ
 ている。きょうも1.12割れが何度か見られたが、1.12台に戻されている。1.1190付近
 100日線が来ており、強いサポートとして機能しているようだ。 1.1200のオプション
 のまとまった清算も来週にかけて観測されており、それに絡んだ動きや、対ポンドでの
 買いもユーロの下値をサポート。

 ここ数日のユーロドルの動きを見ると、上に行きたがっている雰囲気も見られる。FO
 MC以降は1.1250水準で上値が止められているが、来週はその水準を突破してくるか
  注目される。ユーロ発の材料は無さそうで、むしろ、米経済指標の行方次第といった所
 かもしれない。

 ポンドはきょうも売りが目立ち、対ドルでは一時1.29台前半、対円では130.50付近まで
 下落した。きょうはジョンソン英外相が来年初めにもリスボン条約50条のEU離脱を宣言
 するとの発言が伝わったことがポンド売りを誘っていた模様。市場では予想以上に早くEU
 を離脱するのではとの警戒感が強まっており、ポンド売りの材料となっている模様。

 足元はEU離脱問題による経済への悪影響は予想ほどではないようだが、実際、EU離脱
 という事になれば、先週、ハモンド英財務相が言及していたが、EU単一市場へのアクセス
 ができなくなる可能性がある。それによって、英国から出て行く企業なども多くあらわれる
 可能性もあり、英経済にとっては打撃になりそうだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332923

  米国債利回り
   2年債          0.754(-0.016)
   10年債        1.618(+0.000)
   30年債        2.345(+0.010)
    期待インフレ率   1.582(+0.017)
                 ※期待インフレ率は10年債で算出

  今日のNY債券市場で10年債利回りは横ばい。FOMCや日銀決定会合を通過した週末と
 いうこともあり、様子見気分が強まった。日米金融政策を通過したものの、市場は消化仕切
 れずに方向感を出せていない。来週以降の米経済指標の行方次第といったところのようだ。
 この日も複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、大きな反応は見られなかった。

 政策金利に敏感な2年債は、0.75%に低下。10年債利回りは前日水準を挟んで振幅。
  2-10年債の利回り格差は+87(前日+85)。

                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332918
3.NY株式市場 結果(9/23)

  NY株式23日
   ダウ平均       18261.45(-131.01 -0.71%)
   S&P500        2164.69(  -12.49 -0.57%)
   ナスダック        5305.75(  -33.78 -0.63%)
   CME日経平均    16630    (大証比:+60 +0.36%)

  今日のNY株式市場でダウ平均は反落。今週のFOMCを受けて買いが続いていたが、今日
 週末ということもあり、上げ一服となっている。FRBは利上げを急がないとの見方が強まり、
 株式市場はナスダックが最高値を更新するなどポジティブな反応を見せている。 しかし、
 S&P500採用銘柄の株価収益率(PER)は17.4倍となっており、過去平均の14.7倍を上
 回るなど、一部では足元の業績見通しからすれば、株価の上げはやや行き過ぎとの指摘も
  出ているようだ。

  ダウ採用銘柄ではゴールドマンやアップル、P&Gが下落。3Mやキャタピラーも軟調。
 ゴールドマンは、FRBが米銀に対して商品投資規制の導入を提案したことも圧迫た模様。
 反面、ファイザー、ベライゾンが堅調。

  ツイッターが商いを伴って20%超急伸。米CNBCテレビが買収提案をもらった可能性がある
  と伝えた。提案した企業は明らかではないが、アルファベットやセールフォース等々が噂されて
  いる。セールフォースは他のメディアで買収検討と伝わっているが、買収の効果は薄いとの
  指摘も多く聞かれ下落している。

  ナスダックは反落。最高値更新が続いていたこともあり、きょうは上げ一服となっている。
  フェイスブックが軟調。サイト上で提供している動画広告の平均視聴時間を誤って過大に
 算出していた事を明らかにした。一部では60~80%の過大算出になっていた可能性が
 あるとの報道も出ている。前日、2014年に5億人分のユーザー情報が盗まれたことが明ら
 かとなった米ヤフーも下落。

  ジェネリック医薬品のエンドーが大幅高。カンパネリ新CEOが会見で、ブランド医薬品と
  ジェネリックの分野で買収を模索していると語った。また、通期の業績見通しも発表しており、
  1株利益は4.50ドル~4.80ドルと市場予想を上回っていた。

  ウエアラブルカメラのゴープロが大幅に3日続伸。この3日間で株価は20%上昇し、1月
 以来の水準を回復した。今週、ウッドマンCEOがイベントで、ゴープロ初のドローンとなる
 「カルマ」を発表。また、そのドローンに搭載できる新製品のカメラ「ヒーロー5」も同時に発表
 された。市場の評判も上々で、年末商戦に向けての目玉商品になるとの期待も高まっている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332917

4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果(9/23)

  NY原油先物11月限(WTI)
   1バレル=44.48(-1.84 -3.97%)
    ブレント先物11月限(ICE)
      1バレル=45.89(-1.76 -3.69%)
  ブレント-WTI 1.41 
   
  23日のNY原油先物期近11月限は急反落。来週の石油輸出国機構(OPEC)非公式会合への
 期待感なども、短期的な上げすぎ感から上値が押さえられると、サウジアラビアが増産凍結合意
 に否定的な見方を示したことから下げに転じた。
        
  11月限は、夜間取引では一時、46.55ドルと期近ベースで2週間ぶりの水準へ一段と切り上
  がったものの、立会い開始後は積極的な買いの勢いが続かず、中盤以降は大きく下値を切り
  下げた。 
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332909

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1341.7 (-3.0 -0.22%)
  
  23日のNY金先物相場は反落。米利上げ見送りを好感した前日までの流れは続かず、ドル
  相場が 持ち直し底堅く推移したことが嫌気され、上値重く推移した。
               
  12月限は、時間外取引では1337.4ドルへ下落した後に持ち直し、通常取引開始後には
  1344.5ドルまで強含むもその後が続かず、狭いレンジ内で戻りが押さえられた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332906


 各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング


9月第4週 相場展望と予定

2016-09-19 23:58:40 | 相場展望

            
9/12~週は、日米金融政策決定会合を翌週に控え、その思惑から不安定な
相場展開となった。週初は、NY株式市場、週末の大幅下落の影響から、大幅
下落でスタートすると、米利上げ観測後退によるNY株式市場の底堅さをよそに
為替の円高シフトが嫌気された格好で、不安定な相場展開となった。

結局、日経平均は週間で446円下落(↓2.63%)の16519円の大引けでした。

9月第4週(9/19~9/23)の主なイベントと予定は、下記1の通りです。

なんと言っても、ポイントは、日米の金融政策。9/21にこれ迄の金融政策を
纏める異次元緩和の「総括的な検証」で、今後の金融政策でマイナス金利深掘
あるのか、また、FRBが利上げに踏み切れるのか、各注目されます。

この結果を受け、飛び石連休入っているため、上下に大きく振れる可能性もある。
今回、追加緩和の日銀政策決定と米の9月利上げ見送りとなれば、アク抜けの
可能性もあります。

日経平均、9月第4週(9/20~9/23)レンジは、16300円~16800円
程度を想定しています。

1.9月第4週(9/19~9/23)主なイベントと予定
 9/19
 日本 休場(敬老の日)
  米   9月NAHB住宅価格
 中国 8月70都市不動産価格
  独   ショイブレ財務相 講演
 9/20
  日本 日銀金融政策決定会合(~9/21)
 日本 8月主要コンビニ売上高
 日本 フィンテックサミット(~9/21)
 日本 クスリのアオキ 決算
  米   FOMC(~9/21)
  米   8月住宅着工件数
  米  レナー、フェデックス、カーニバル 各決算
  加  カナダ中銀総裁、講演
  豪  中銀議事録
  世  OECD世界経済見通し中間評価
 9/21
 日本 日銀金融政策決定会合
  日本 黒田日銀総裁、記者会見 
 日本 8月訪日外国人客数
 日本 8月貿易収支
  米   FOMC(経済見通しあり)
  米   イエレンFRB議長会見
  米   アドビ・システムズ、KBホーム 各決算
 9/22
  日本 休場(秋分の日)
   米   8月中古住宅販売件数
  米   7月FHFA住宅価格指数
  米   8月コンファレンスボード景気先行指数
  米   新規失業保険申請件数(~9/17までの週)
  NZ   中銀政策金利
 EU  外相理事会(~9/23)
 EU  ドラギECB総裁 講演
 9/23
 日本 全産業活動指数
 日本 気象庁3カ月予報
 日本 オプトエレク 決算
 日本 インバウンドEXPO(~9/25)
  米   9月製造業PMI
  米   フィラデルフィア連銀総裁  講演
  米   クリーブランド連銀総裁 講演
  米   アトランタ連銀総裁  講演
  独   9月製造業PMI速報値
 EU  9月ユーロ圏製造業PMI速報値
 9/24
 日本 銀座プレイス開業

2.NY市場、為替/債券 核結果(9/16)

 今日のNY為替市場はドル買いが優勢となった。朝方発表になった8月の米消費者物価
  指数(CPI)が予想を上回ったことをきっかけにドル買いが強まっている。8月のCPIは、
  エネルギー・食品を除いたコア指数で前年比2.3%となり、FRBも無視できない数字と
  思われる。9月利上げは無いにしても、12月はまだ十分に可能性を残す内容ではある。

 ドル円は来週の日銀決定会合を巡って思惑が錯綜する中、一時101.75付近まで下落
  していた。しかし、CPIが予想を上回ったことでドル買いが優勢となり、102円台に戻して
  いる。ただ、全体的には方向感のない展開が続いており、来週の日銀決定会合やFOMC
  といった重要イベントを見極めたいムードが強い。

  日銀については、マイナス金利拡大の有無や国債購入の柔軟化、ETFの購入中止まで
  様々な憶測が流れている。黒田総裁が発表する包括的検証がどのような内容になるのか、
  市場は全く見通しがつかないようだ。そもそも、日銀内で意見がわかれている模様。ただ、
  どのような結果であっても、よほど緩和に積極的でない限り円高の反応になるとの見方も
  多い。

 きょうは辛うじて21日線は支持されたものの、10日線と21日線のデットクロスが示現し
  そうな気配で、ドル円の上値は重い。

 ユーロが軟調。ユーロドルは強いサポートとなっていた100日線を一気にブレイクし、下
 放れの雰囲気が強まっている。1.1145付近に来ている200日線の水準が意識される展開。

 ユーロ円も一本調子の下げとなり、一時113円台に下落する場面も見られた。きょうの下げで
 21日線をブレイクしてきており、8月以降の反転相場が終わりそうな気配が出てきている。
 9月に入って114円は割り込むものの、113円台に入ると買戻しも入り、114円台は、維持
  されてきた。今回は完全にブレイクしてしまうか注目される。もし、完全にブレイクするようで
  あれば、8月中旬につけた安値112円台前半の水準を再び視野に入れる可能性も高まる。

 ポンドの売りが目立っている。対ドルのみならず、対ユーロ、円でも下落。ポンドドルは1.30
 を一時割り込み、ポンド円も132円台に下落する場面が見られた。一部報道で、ハモンド英
  財務相はEU離脱によりEU単一市場へのアクセスを断念する用意があると伝わったことが
  ポンド売りを加速させている。

 ドイツをはじめ、EU側は英国に対して、EU単一市場へのアクセスを継続したければ、移民
 を受け入れることが条件としていた。移民規制は英国民投票の最大のテーマであり、受け
  入れてしまえば国民投票を実施し、EU離脱を選択した意味が無くなる。

 一方で、人、モノ、資本、サービスが自由に移動ができるEU単一市場へのアクセスができな
 くなれば、英経済にとっては打撃となろう。特に金融機関からは、アクセス不可になれば、英
 国からEUに金融商品を自由に販売できなくなることから、人員を英シティからEU内に移動
 せざるを得なくなるとの声も強く出ている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=331951
 米国債利回り
   2年債         0.766(+0.040)
   10年債       1.693(+0.002)
   30年債       2.445(-0.018)
    期待インフレ率   1.521(+0.017)
                   ※期待インフレ率は10年債で算出

  きょうのNY債券市場で2年債利回りが上昇。朝方発表になった8月の米消費者物価指数
  (CPI)が予想を上回ったことをきっかけにドル買いが強まっている。8月のCPIはエネルギー
  食品を除いたコア指数で前年比2.3%となり、FRBも無視できない数字と思われる。
  9月利上げは無いにしても、12月はまだ十分に可能性を残す内容ではある。

  政策金利に敏感な2年債はCPI発表後から利回りを上昇させ、一時0.77%台まで上昇。
   一方、10年債利回りも下げて始まったものの、一時1.7%付近まで切り返した。

 2-10年債の利回り格差は+93(前日+97)と格差拡大は一服した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=331947
3.NY株式市場 結果(9/16)

   NY株式16日
   ダウ平均       18123.80(-88.68 -0.49%)
   S&P500       2139.16(  -8.10 -0.38%)
   ナスダック        5244.57(  -5.12 -0.10%)
   CME日経平均  16320    (大証比:-30 -0.18%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は反落。原油が下落していることや、この日発表の8月の
  米消費者物価指数(CPI)が年内の利上げ期待を裏付ける内容となったことで売りが優勢
  になった。

  特に金融株が下げを先導。ドイツ銀が住宅ローン担保証券(RMBS)販売をめぐる調査を
  決着させるために140億ドルを支払うことを米司法省に求められていることが嫌気されて
  いる。

 ダウ採用銘柄ではシェブロンやエクソンモービルが下落したほか、JPモルガン、ゴールド
  マンも軟調。エクソンモービルはNY州検事総長が同社の会計実務を調査していると伝わっ
  た。一方、インテルやユナイテッド・ヘルスが上昇。

 インテルは第3四半期の売上高見通しを153億~159億ドルに上方修正している。従来は
  144億~154億ドルを見込んでいた。市場予想は149億ドル。PCのサプライチェーンによる
  在庫補充の兆しが見られるとし、PC需要に改善の兆候が見られると指摘した。株価は2月を
  底に回復傾向が続いており、きょうは一時38ドル台まで上昇している。取引時間中に38ドル
  台をつけたのは2001年2月以来。

 オラクルが下落。6-8月期の決算を発表しており、売上高、利益とも予想を下回った。データ
  ベースや業務用ソフトが振るわず、クラウドベースの移行にも思ったほど進んでいないことが
  明らかとなった。SaaS、 PaaS の売上高はまだ全体の9%に留まっており、この状況では、
  クラウドベースへの移行の先行きが見えないとの指摘も聞かれた。

 ツイッターが堅調。昨日から全米フットボールリーグ(NFL)のサーズデー・ナイトゲームの
 ライブ中継をツイッターが載った画面で配信を開始した。ユーザーからは概ね好評だった事で、
 市場もポジティブな反応を見せていた模様。

 ナスダックも小反落。序盤は売りが強まったものの、後半には押し目買いも入り下げ渋って
 いる。アップルは5日ぶりに反落したか、アルファベットやアマゾンが上昇。インテルの上げも
  指数をサポートした。

 経口薬のデリバリー技術開発のデポメッドが大幅高。身売りを検討していると報じられた。物
  言う株主で知られる投資会社スターボードからは戦略的買い手にとっては非常に魅力的で、
  見売りを模索すよう要請されていた。関係者によると、オピオイド鎮痛薬「Nucynta」の特許
  権の独占が裁判所に認められた後、直ぐにも潜在的買いとの交渉が開始されることが見込
  まれるとしている。                http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=331946

4.NY市場、原油先物10月限/金先物12月限 各結果(9/16)

  NY原油先物10月限(WTI)(終値)
   1バレル=43.03(-0.88 -2.00%)
  ブレント先物11月限(ICE)(終値)
   1バレル=45.77(-0.82 -1.76%)
  ブレント-WTI 2.74 
   
  16日のNY原油先物期近10月限は反落。世界供給過剰が長引くとの観測や、リビアとナイ
   ジェリア の原油輸出回復見通しなどが引き続き重しとなるなか、下値を一段と切り下げた。
        
  10月限は、夜間取引から軟調に推移すると、立会い開始後には42.74ドルと期近ベースで
   8月11日以来の安値を付けた。その後は、売られすぎ感などからの修正へと転じるも、戻りは
   限定された。                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=331938

  NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1310.2 (-7.8 -0.59%)
  
   16日のNY金先物相場は続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、8月の米
   消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなったことや、ドル指数が一時、8月31日
   以来の水準へ上昇したことなどが嫌気された。
               
  12月限は、時間外取引から戻り重く推移するなか、通常取引開始後に発表された8月のCPIを
   受け、一時、1309.2ドルと2日以来の水準へ下落。序盤以降は一段と売り込まれるまでには
   至らなかったが、安値圏でのもみ合いが続いた。   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=331934


 各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング


9月第3週 相場展望と予定

2016-09-11 23:55:38 | 相場展望

               
9/5~週の日経平均は、小幅に上昇した。先週末の米雇用統計は、米にとって
心地よい着地で米株が上昇、また若干の円安もあり17000円台を回復した。

ただ、膠着感の強い相場展開で、もみ合い後、米ISM非製造業景況指数が予想
より下振れて円高となり、東京市場の重石となりました。
下値については、日銀のETF買い入れ期待もあり、先物も売り崩すような流れと
ならずに週末を迎えた格好でした。

結局。日経平均は週間で、40円上昇(↑0.24%)16965円大引けでした。

9月第3週(9/12~9/16)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週初は、米株の大幅下落の影響で反落スタートも、為替の円高是正の動きや日銀
ETF買い支えで、下値は大きく売られないと診ています。

そして、週を通して、9/20、21日米の金融政策決定会合を控え、膠着感の強い
相場展開が想定されます。特に日銀が発表する異次元緩和の「総括的な検証」注目
されます。

一方、米国の連銀総裁やFRB理事の講演が予定されており、9月利上げに含みを
残すようなコメントが出れば、為替の円高是正の動きにサインが出る為替相場を
背景に、17000円台回復の芽も残っています。

日経平均、9月第3週(9/12~9/16)レンジは、16750円~17250円程度を
想定しています。

1.9月第3週(9/12~9/16)
 9/12
 日本 7月機械受注
 日本 8月企業物価指数
 日本 8月中古車販売台数
 日本 8月工作機械受注
 日本 アヲハタ、ザッパラス、MICS化学 各決算
  米   ブレイナードFRB理事 講演
  米   アトランタ連銀総裁 講演
  米   ミネアポリス連銀総裁 講演
 9/13
 日本 7~9月期法人企業景気予測調査
 日本 神戸物産、ツルハHD、タサキ 各決算
  米   国債入札 3年債(240億ドル)
 中国 8月小売売上高
 中国 8月鉱工業生産
  独   9月ZEW景況感指数
  英   8月消費者物価指数
 9/14
 日本 7月鉱工業生産確報値
  日本 串かつ田中、デジタルアイデンティ、カナミックネットワーク 各新規上場

 日本 アスクル、エニグモ、スリー・ディー・マトリックス 各決算
  米  8月輸入物価指数
  米  4~6月経常収支
  米  国債入札 10年債(200億ドル)
  英  8月失業率
 9/15
 日本 東京ゲームショウ2016開幕(~9/18)
 日本 ウインテスト 決算
  米   8月小売売上高
  米   8月生産者物価指数
  米   8月鉱工業生産指数
  米   9月NY連銀製造業景況指数
  米   新規失業保険申請件数(~9/10までの週)
  米   国債入札 30年債(120億ドル)
  米   オラクル 決算
 中国 上海市場休場(~9/16 中秋節)
  豪  8月雇用統計
  英  8月小売売上高
  英  中銀政策金利
 9/16
 日本 日本オラクル 決算
  米  8月消費者物価指数
  米  9月ミシガン大学消費者信頼感速報値
  米  国債償還 3年債(310億ドル)
 香港 休場(中秋節振替休日)

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/9)

 今日のNY為替市場は前日に引続きドル買いが優勢となった。きょうはFOMC
 ボードメンバーの発言が伝わっており、ローゼングレン・ボストン連銀総裁やカプ
  ラン・ダラス連銀総裁の発言が利上げに前向きな姿勢が示されていた事から、
 再び9月利上げのリスクを市場も意識せざるを得なくなっている模様。
 米国債利回りの上昇と伴にドル買いが強まっている。

 CMEのFEDウォッチでは、9月利上げの確率は24%程度に留まっており、
 市場はまだ9月利上げ期待を織り込む動きまでは見せていない。来週はブレイ
 ナードFRB理事の講演などが予定されているが、9月利上げについて、FRB
 意向はどうなのか、もう少し材料が欲しいところもある。

 ドル円は一時103円台に上昇。日銀が今月の決定会合でマイナス金利の拡大を
  検討しているとの報道もあり、日米金融政策への思惑がドル円を押し上げてた模様。
  マクロ系ファンドからの活発な買い戻しも観測されている。ただ、米株式 市場でダウ
  平均が300ドル超急落するなど、警戒感も強まっており、ドル円も102円台に上値を
  抑えられている。103円から105円を目指すとなれば、更に確証が欲しい所である。

 ユーロドルは一時1.1200付近に下落。前日のECB理事会を受けての上げから
  完全に失速している。ECBはきのう、政策を据え置いたが、追加緩和策強化への
  市場の期待は強く、年内には打ち出してくるとの見方が大半だ。特に今月に引き
  続き、スタッフ見通しが発表になる12月が最有力視されている。足元の指標は
  改善を見せているものの、この先発表になる成長やインフレなどの指標はECBを
  失望させるとの指摘も聞かれる。

 ECBは追加緩和を見送ったものの、ユーロは積極的に上値を追う雰囲気にはな
 れない模様。             http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=330758
  
 米国債利回り
   2年債          0.782(+0.012)
   10年債        1.675(+0.076)
   30年債        2.395(+0.091)
   期待インフレ率  1.513(-0.021)
                 ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは上昇。きょうもFOMCボードメンバーの発言が
 伝わっており、ローゼングレン・ボストン連銀総裁やカプラン・ダラス連銀総裁の
 発言が利上げに前向きな姿勢を示していたことから、再び、9月利上げのリスクを
 市場も意識せざるを得なくなっている模様。

 政策金利に敏感な2年債は一時0.8%近くに上昇し、10年債は1.67%台まで
  上昇している。

 2-10年債の利回り格差は+89(前日+83)に拡大。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=330754
3.NY株式市場 結果(9/9)

 NY株式9日
  ダウ平均       18085.45(-394.46 -2.13%)
  S&P500        2127.81(  -53.49 -2.45%)
  ナスダック         5125.91(-133.58 -2.54%)
  CME日経平均    16735     (大証比:-125 -0.75%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は急落。北朝鮮の核実験や米早期利上げ期待が強
  まっており、最高値圏で揉み合っていた株式市場は一斉に利益確定売りが強まった。
 為替市場でドル高が強まっていることも嫌気。

 きょうもFOMCボードメンバーの発言が伝わっており、ローゼングレン・ボストン連銀
  総裁やカプラン・ダラス連銀総裁の発言が利上げに前向きな姿勢を示していた事から
  再び、9月利上げのリスクを市場も意識せざるを得なくなっている模様。

 全面安の中、引けにかけて見切売りが加速し、ダウ平均は安値引けとなり、400ドル
 近くの急落となった。

 ダウ採用銘柄は全銘柄が下落。ベライゾンやAT&T、キャタピラー、ボーイングが指数
  を押し下げた。

 家具やDIY製品の販売を手掛けるリストレーション・ハードウエアが大幅高。経営再建
  中だが、決算が予想外に強かったことから、見直し買いが強まった模様。

 きょうの米株式市場はほぼ全面安の中、GMの売りも目立った。エアバッグが展開
 しない原因となりかねないソフトウエアの不具合を理由に、360万台をリコールする
  と発表した。ただ、リコールのコストは少額に留まる見通しも示しており、今四半期の
  決算に特別損失を計上する。

 ナスダックも急落。アップルが続落したほか、アマゾン、フェイスブックなど主力のIT
  ハイテク株は揃って下落している。その中でも半導体関連の下落が目立っている。
 中国でスマホの在庫が積み上がっているとの報道も嫌気されている模様。アップル
 サプライチェーンも揃って下落。

 AMDが下落。増資の規模が事前の発表よりも拡大したことが嫌気されている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=330753
4.NY市場、原油先物10月限/金先物12月限 各結果(9/9)

 NY原油先物10月限(WTI)
  1バレル=45.88(-1.74 -3.65%)
 ブレント先物11月限(ICE)(終値)
  1バレル=48.01(-1.98 -3.96%)
 ブレント-WTI 2.13 
  
 9日のNY原油先物期近10月限は急反落。米原油在庫の急減を受けて急伸した前日
 流れに対する反動・修正の動きに押された。原油在庫が引き続きこの時期として30年
 ぶりの高水準にあることや、9日時点の米石油リグ稼動数の増加なども一因。
       
 10月限は、夜間取引から4%も急伸した前日の流れから転じると、立会い開始後は
 一段と下値を切り下げ、引け際には45.83ドルまで大きく値を沈めた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=330747
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1334.5(-7.1 -0.53%)
 
 9日のNY金先物相場は続落。ボストン地区連銀のローゼングレン総裁が利上げを
 遅らせることへのリスクが増大しているとの見方を示し、再び来週の米利上げ観測が
 高まったことや、ドル相場の上昇などが嫌気された。
              
 12月限は、時間外取引中盤以降に前日安値(1339.1ドル)を割り込むと、通常取引
 開始後は下値を切り下げ、一時、1334.1ドルまで下落した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=330743


 各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング