日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

先生の役割って??

2010-05-18 | 良い税理士・悪い税理士
「先生の関与度合いはどこまでですか?」
こんな質問を企業再生部門の金融機関担当者様から聞かれました。

「えっ!?税務会計担当ですが…。」と私
「今は経営面を見ておられないのですか?」と担当者
「ええ、公的機関が支援に入るから口を出すなと言われまして…。」と私
「でも、その時期を前後して支援企業の経営は悪化しているように思うのですが…。」と担当者
「そうですね。会計面を見ているとそれは顕著ですね。」と私
「先生が全てを見る訳にはいかないのですか?」と担当者
「メイン金融機関が公的機関に任せるから経営指導からは外れてくれ」と融資部長直々に
来社され指示されては、私にその選択肢は残されていませんから…。」と私
「そうですよね。契約がある以上それを超えてまでという訳にはいきませんものね…。」と担当者

その言葉に続けて
「でも、現在の会社さんの行動は先生の信用も含めて失墜させています。なんとかなりませんか?」と担当者

私は返す言葉がありませんでした。

刻々と時間だけが流れて行きます。
今しなければならない事が分かっているのに手が出せない、口が出せない状況

この期に及んで契約書や距離感云々の話をしているようでは
まだまだ私の修行が足りませんね。
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猿知恵

2010-05-18 | 他人のフリ見て我が身を正す
猿知恵とは「一見気が利いていて実は間の抜けている考え」を言うそうです。

ここ数日続いた三宅雪子衆議院議員のお粗末な報道は
まさに猿知恵の持った者の大失態としか言いようが無いもののように思います。

誤解無きように言っておきますが、
私は三宅氏が自らの意思で今回の大騒動を起こしたとは思っていません。
周囲にサルがいたのです。
猿知恵しか持たないサルです。

しかも更に不運が重なりました。
三宅雪子衆議院議員は自らの言葉が
まさかその後の報道のようになろうとは思っていなかったでしょうし
また、猿知恵を与えた周囲の者も
まさか三宅氏に非難が集中するとは思ってもいなかったのでしょう。

だから猿知恵なのです。

今私たちの日本は大きな曲がり角にいます。
ワイドショー化された報道にその真実を見ることさえ許されなくなった国民は
報道の思うがままの投票行動をしてしまっています。
その惨憺たる結果は、この数ヶ月で痛いほど皆がわかった部分でも有ります。

国会の中はいまだ陣取り合戦に一生懸命になり
疲弊した国の経済と財政には見向きもしていません。

右足が痛いのか左足が痛いのか知りませんが
今こそ
「私が痛いなんて言っている場合じゃない!
それよりも国民の生活の為の審議を続けましょう!」
それ位言ってくれる国会議員が欲しいものです。

私たちの反省として
素人を国会の中に送り込みすぎましたね。
これも誰かさんの猿知恵に乗ったせいなのでしょうか・・・。

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知らず知らずの親不孝

2010-05-18 | つれづれ
こんな記憶はありませんか?

雨が降り出しそうな朝のこと
学生のあなたは傘を持つのが格好悪くて
お母さんの「傘持って行きなさい」の忠告に
「やだよ~、雨なんか降らないってぇ~」そんな言葉を返すのも面倒くさそうに
そそくさと家を出て学校に向かった事は一度や二度ではない筈です。

ちょっとお母さんの身になってみましょうか。
お母さんは我が子が雨にぬれて寒い思いをするのではないか
ずぶ濡れになって風邪をひいたらどうしよう
そんな事を思って
「傘を持って行きなさい」の一言を掛けてくれているのです。
我が子が傘を持とうと持つまいとお母さん自身が雨に濡れる事はないのです。
それでも「傘を持って行きないさい」といってくれる。

お母さんの心配は子どもが家を出た瞬間から帰って来るまで続くのです。
雨が降ろうものなら心が引き裂かれそうになる位心配しているのです。
まさに子どもは知らず知らずに親不孝をしているのです。

私ももうすぐ50歳という年齢を重ねます。
27年も遅れて、漸く私の父母が経験した50歳という年を迎えます。

いまだに
知らず知らずのうちに親不孝を重ねているのでしょうね。
たまには、電話の一本でも掛けて元気な声を聞かせるとしましょうか…。
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