日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

突然死回避せよ

2009-12-09 | 他人のフリ見て我が身を正す
和倉温泉の「金波荘・今昔振舞」が倒産しました。
負債総額39億円
130年の歴史を誇る温泉宿もなす術がなかったのかもしれません。

先般話す機会があった金融機関の方が話しておられました。
「最近、突然死(何の前触れもなく突然倒産すること)が多くなりました。
突然死は債権者としても何の手立ても無く、困ってしまいます。」

金融機関に限らず、取引先の突然の事業中止は困ってしまいます。
なにせ、つい昨日まで商品の納入をしていたし
何も知らされていない従業員さんたちも笑顔で応対してくれていたりしたのですから。

2009年もいよいよ師走に入りました。
今般の旅館に限らず、年を越せない企業は多発する可能性があります。
明日の手形を落とせない(支払えない)企業にとって、今回の
モラトリアム法案すら無力です。

本当は策があった筈です。
残念ながらその策を実施する前に破綻してしまわれたのでしょう。
お金に逼迫すればするほど相談相手を間違えないようにして欲しいものです。
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断れない私

2009-12-09 | 自己啓発
昨日は、急遽某女子短大生に「税理士の仕事」について講義をしました。
いきさつは、本来担当する税理士さんへの連絡ミスで
担当(する筈だった)税理士さんが他の予定を入れていたため
急遽誰かいないか探したそうです。

税務署や税理士会が七転八倒した揚句
私へ白羽の矢(?)が刺さってしまいました。

ノー天気な私はというと
二つ返事で「ハイ!」と引き受け
レジュメもまともに用意もせずに一時間の授業を受け持ちました。
(それでも配布する資料や手元のレジュメは公正を考えましたが…。)

これとは別件で
今朝の事
東京の某団体の事務局から電話がありました。
「先生(私の事)に相続税のマニュアル作成委員会の委員になって欲しいのですが…。」
やはり二つ返事で
「ハイ!わかりました。」
しかし、ここには大きな問題がありました。

マニュアル作成員会の構成員が資産税の大家(「おおや」ではなく「たいか」です)ばかりなのです。
そんな中に私などが入ろうものなら
大人の中の赤子
トラの中の子羊(そんなにかわいくはないか…。)同然です。
またまた、安請け合いをしてしまった感があります。(もちろん猛勉強はします)

どんなに苦しくても
どんなに予定がタイトでも
なんとかやりくりができるものであれば「いいえ」は言わないように心掛けています。
その理由は「あいつなら何とかしてくれる」と思って貰える存在になりたいからです。

「なぜそこまでやるの?」
家族や社内、同業者、関与先様からちょくちょく聞かれます。
私のモットーは「あなたに対して『ノー』はありません!』と言えるようになる事です。
できる筈のものを安直にノーと言うような人生を送りたくないのです。
その理由は、「この世の中の皆様にお世話になっているから」です。

まだまだ安請け合いをできるように感じています。
中には、多大なご迷惑もおかけしているようにも思います。
それでも、私を必要としていただけている間は全力で走り続けたいと思っています。
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