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日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

値下げ競争狂騒曲

2009-12-04 | 他人のフリ見て我が身を正す
吉野家が三杯食べたら一杯おまけキャンペーンをやっていました。
すき家は牛丼299円で対抗しています。
松やは牛めし320円で対抗です。

大資本だからできる消耗戦
町の定食屋さんは絶対にまねをしてはいけません。
マネをした瞬間に値下げスパイラル
安値じゃないと売れない症候群に陥ってしまいます。

値下げしたから、さぞかし牛丼が売れているだろうなんて思っていたら
牛丼チェーンが苦しんでいます。
しかも、書き入れ時のランチタイムに閑古鳥が鳴いています。

その理由は
格安弁当です。
つい最近まで298円弁当が話題をさらっていましたが
その後、263円弁当、250円弁当、ついには198円弁当まで出てきてしまいました。

300円で50円のおつりがくる。
200円でもおつりがくる。
牛丼なんか高すぎるという消費者意識ができてしまいました。

値下げ競争を同業者でやっていたうちはまだ対抗する事が出来ていたようですが
値下げする事によって、新たな競争相手を出現させてしまいました。

値下げに目をやり過ぎていませんか?
たまにはおいしいものを食べたい。
たまにはゴージャスに食事をしたい。
そんな消費者をお客さまにしようとは思いませんか?

売れなくなると視野が狭くなりがちです。
こういう時だからこそ
中身のある商売をしたいものです。
コメント
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